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ストックボイスの個性豊かな女性キャスターが日替わりで日々の出来事をつづります。話題はさまざま。皆さんからのコメントもつけられますので、ぜひお寄せください。

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m.ogawa | 2017年7月20日(木曜日) 12時05分09秒

7月17日。
愛犬が息を引き取りました。13歳でした。

子供たちが巣立ち、会話の少なくなった両親を心配して
弟が買ってきた犬。
両親の愛情を一身に受けて、
丸々と太り、やんちゃでワガママ放題に育ったのですが、
たくさんの笑いと安らぎをくれました。

病に倒れて半年、最期の週間は完全に寝たきりになってしまいましたが、
本人も、介護をした両親もよく頑張っていました。
どこかが痛むのか、夜通し切ない鳴き声を上げる彼女の背中を擦ってやった夜。
私は一晩だけでしたが、毎日世話をしていた両親はとても辛かったと思います。
涙を見せると本人も可哀そうだからと
努めて明るくふるまう両親を我が親ながらすごい人たちだと思いました。

少しずつ少しずつ気持ちの整理を付けてきたつもりでしたが、
いざその時を迎えてみるとやはり寂しいものですね。

犬を飼ってみて分かったのは、動物といえども家族であって
例えこの先同じ犬種、似た姿に出会う事はあっても
彼女の代わりはいないということ。

煙になって天に昇って行ったちょうどその時間帯の空を
私は生涯忘れることはないでしょう。

可愛いヤツでした。

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五箇山へ

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m.ogawa | 2017年7月13日(木曜日) 13時02分04秒

47都道府県。九州の一部を除いてほぼ一度は足を運びましたが、
一度だけの訪問というところも多々。
そんな一つが“富山”でした。
おそらく、アナウンサー受験の際に一度訪れたきり。
両隣の石川県にも新潟県にも頻繁に足を運んでいるのに
なかなかご縁のなかった県でした。

そうだ、富山に行こう!

ほぼ初めての土地。
地元放送局にお勤めだった大先輩にご案内頂き、
『五箇山の合掌集落』まで。

五箇山(ごかやま)とは、正直あまりなじみのない地名だったのですが、
岐阜県の白川郷と共に1995年ユネスコの世界遺産に登録された合掌集落。
現在の都道府県の区分けでは岐阜県と富山県に分かれていますが、
位置的には、北の五箇山に対し南の白川郷と、
わずか20キロほどの距離で隣り合っています。

平家の落人が隠れ住んだという合掌集落。
現代でも、富山の町中から高速道路を使って1時間以上も走る深い深い山の中、
落人たちはどんな気持ちでここまで歩き、定住するようになったのだろう・・・
1,000年近くの昔に、切ない思いを馳せました。

3mにも4mにもなるという雪深い地域、屋根のこう配は正三角形に近い60度。
この角度が雪が落ちやすいのだそうです。
突如山間に現れる合掌造り集落は、
まるで昔話の世界にワープしたような気持ちになりますが、
実は今も変わらず人々が脈々と暮らしを続けています。

古いものは400年間に建てられたという歴史建造物に
何だか微笑ましい現代の印。

衛星放送だって受信するし

もちろんお洗濯物だって乾すのよ(笑)

世界遺産の中で現在も人が住んでいるところは世界でたった2か所。
トルコの奇岩遺跡“カッパドキア”と、
この白川郷・五箇山の合掌集落のみなのだそう。

トルコの奇岩遺跡にしてもこの合掌集落にしても、
おそらく不便さとも闘いながらの生活でしょう。
歴史を守り続けるには一方で大変な努力がされているのだと思います。

主に菅沼(すがぬま)地区と相倉(あいのくら)地区で構成されている五箇山合掌集落ですが、
現在9戸で構成されている、よりのんびりした雰囲気の菅沼地区と、
23棟の合掌造りが現存し、中には宿泊施設もある相倉地区。
どちらもそれぞれの良さがあって魅力的です。

源平の昔に思いを馳せつつ、
また厳しく美しい冬の姿も見てみたいと思ったのでした。

(ポスターを撮らせて頂きましたよ)

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ドレッシング

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m.ogawa | 2017年7月6日(木曜日) 11時59分08秒

最近、サラダに凝っています。
正確に言うとドレッシングに。

野菜は火を通したものを好んで食べてきましたが、
とあるフレンチのお店で頂いた料理があまりに美味しくて、
これはどうやってお料理しているのですか?
と聞くと、シェフ
「ビネグレットソースで和えただけなんですよ〜。」

なるほど、ビネグレットか。
・・・一体それはなにかしらん?
帰宅して調べると
ビネグレットソース=フレンチドレッシング
なんだ、フレンチドレッシングか。
うむ。
私の知っている市販のフレンチドレッシングとは似て非なるものだったなぁ。
と、ドレッシングの研究が始まったわけです :-D

本棚から引っ張り出したのは、1部上場の際にインタビューさせて頂いた
ケンコーマヨネーズ(証券コード2915)の「ドレッシング本」
この本、というかこの会社、スゴイんですよ。
自社で、もちろんマヨネーズや各種ドレッシングを販売しているにもかかわらず、
家庭で作れるマヨネーズやドレッシングのレシピを
本などで惜しみなく披露しているのです。
太っ腹!
きっと、それ以上にある自社製品への自信の証明でもあると思うのですが。

その本曰く
ドレッシングの基本は
油・酢・塩 
その3種類を工夫したり、
さらに各種スパイスを加えたりすることで多種多様なアレンジが実現するのである!
(ごめんなさい、かなりの意訳な気もしますが)

なるほど :-o :-o :-o

思えば料理のかなり基本的なところであるとは思うのですが、
小学校の調理実習で作った涙が出るほど酸っぱくて味気ないドレッシング以来
自分に美味しいドレッシングなどできるはずがないと思い込んでいただけに
目からうろこが落ちました。

後片付けの手軽さから、小ぶりの瓶を選び、
油・塩・酢・そして私は甘みを少し加えてシェイクします。

調味料は自宅の在庫をフル活用。
油=サラダ油・オリーブ油・エゴマ油・バージンココナッツ油など

塩=ハーブ塩など多種多様

酢=米酢・ワインビネガー・シークワサー果汁にレモン汁など

甘み=三温糖・蜂蜜など

これに、おろし玉ねぎ・マスタード・各種ハーブや香辛料などを入れて
乳化するまでシェイク。

たったこれだけで極上ドレッシングが出来るのです。
さらに、
醤油や梅干し、大葉に粉鰹などを加えると和風に(油はいれずノンオイルでも)
ごま油に黒酢、五香粉などを加えて中華に
塩の代わりにナンプラーを入れ、パクチーなどを加えるとアジア風に。

組み合わせ次第で可能性が無限大に広がるのです。
ああ、楽しい!!

今のところ、一番気に入っている組み合わせは
えごま油・ハーブ塩・米酢・粒マスタード・おろし玉ねぎ・蜂蜜の組み合わせ。
比較的広い分野に対応可能です。

しかしながら、前述のフレンチの名店の味には到底遠く・・・
一体あれは何のお酢を使っているのかしらん??
ついに、「お酢バー」にまで足を運んでしまいました :pint:

この続きはまた今度。

はい、私、結構凝り性らしいです(笑)

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夏着物でお出かけ

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m.ogawa | 2017年6月29日(木曜日) 12時34分11秒

親友と2人、たまには気分を変えたお出かけをしてみようかと
着物で出かけてみました。
着付けの勉強を再開して半年、
習うより慣れろと言いますので機会を見つけては着るようにしているのですが、
ヒトサマに浴衣以外を着付けするのは初めて。
脱げたらゴメン :-Dなどと冗談を言いながら汗だくで着付け。
自分で着るのとは手が逆なので考え考えでしたが、
モデルになってもらっていい経験でした。
これからは機会を増やして着ようね、などと大盛り上がりの2人です。
(ヒトの着付けに夢中になって、自分の着付けがこの日は今ひとつですが)
親友のフリーアナウンサー目黒貴子さんと。

着物はルールがとても厳しく、
近年の気候の変化と共に少しずつ時期がズレて来てはいるようですが
6月〜9月までは“単衣 ひとえ”で、
それ以外の季節は“合わせ”。
特に盛夏の7・8月は透けた素材の“絽 ろ”や“紗 しゃ”を着るのだそう。
小物も軽い夏素材の物になり・・・
と、趣味としてはなかなか大変な物ですな :roll:
着物の大好きな母にも先生になってもらい、目下学習中です。
カンカン照りの盛夏に汗ひとつ流さず涼やかな着物で日傘をさしてお出かけ。
そんな姿に憧れております。

さて、夏着物を着て2人が出かけた先は国立劇場。
「歌舞伎鑑賞教室」のチケットを頂き、足を運びました。
台詞が分からず難しいイメージがある歌舞伎なのですが、
今回は中村隼人さんの解説で、
学生や外国人など、歌舞伎をあまり見たことのない人の為に
ひと通りルールやストーリーを説明したあとにお題目を演じるという
とても親しみやすい内容でした。

“黒子”をはじめとする黒いものは見えないものとしてご覧ください、

舞台の奥行きや舞台装置はこんな風になっています、と走りながら説明・・・

全て男性が演じる歌舞伎、女形はこのように演じます

などなど。
なるほど、解説を聞いた後だとより分かりやすく見ることが出来ます。
上演後、ロビーで夏服姿の女子高生が
「超かっこいい!」とSNSに夢中になっていました。
通常、録音や撮影は厳禁の舞台、
ごく限られた時間限定でカメラが許可され、
「#歌舞伎みたよ」とハッシュタグを付けてどんどん拡散してください!
面白い演出でした。


伝統芸能を守っていくのはとても大変なことですが、
ここまで受け継がれてきたもの、これからも大切にしていきたいものだと。
邦楽に携わる者としても強く思いました。
邦楽界もどんどん携わる人数が減ってきています。
「タイガー&ドラゴン」という工藤官九郎さんのドラマで
一時落語が若い世代から大注目を浴びましたが、
箏(こと)や三味線の漫画も書いてくれないかしらん :roll:
切に思います。

着物もしかり、ですね。
伝統文化、学びつつ大切にしていきたいです。

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西本聖

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m.ogawa | 2017年6月22日(木曜日) 12時32分49秒

西本聖さんにじっくりお話を伺う機会を頂きました。
内角にググッと切れ込む“シュート”という球が持ち球だった巨人の名投手!!

・・・なんですよね :roll:

プロ野球の往年の名選手の皆さまとお仕事をさせて頂いておりながら
現役時代を全く知らず、
もちろん予備情報は沢山収集して臨むものの
知らずに失礼な発言もしているんだろうなぁ・・・と思います。
どうもすみません。

西本聖さん。
定岡正二さんがドラフト1位で巨人に選ばれた年にドラフト外で入団。
江川卓さんと共に巨人のエースとして一時代を築き、
プロ通算165勝を挙げた名投手。
“練習の鬼”として知られ、そのストレートな性格から、
付き合いづらいという印象も持たれがちだった。

前述の、ネットなどから寄せ集めた情報です。

私の知る野球解説者としての西本さん(現在60歳)は温厚で物腰が柔らかく、
思慮深く極めて謙虚な方。
そんな一面もあったのか?と不思議に思っていましたが、
現在人気を集めている野球漫画『江川と西本』を読んで、そういうことだったのか・・・と。

7人兄弟の末っ子で、兄3人は甲子園に。
自分もお兄さんたちと同じ名門に松山商業に進みますが、
あまりの練習のきつさに耐え兼ねて全寮制の学校から2度ほど脱走(本人談・笑)
結局甲子園に行く夢は叶わなかったものの、
巨人から、いろいろあってドラフト外指名を受けて入団。
同期の定岡正二にばかりスポットが当たる中、自分を伸ばすのは努力しかないと、
遊びたい盛りに野球以外の事には目もくれず、
例えば電車の中では常に爪先立ちをしたり、また後ろの歯をあえて外した下駄を履いたりして
足腰を鍛えたり。
春のキャンプ時には、みんなが休みの日には「人より多く練習できる」と
休まず練習。
野球の選手同士で食事に行っても、考え方は似たり寄ったりだから得るものも少ないだろうと
誘いは断り、
キャンプで初めて同僚と食事に行ったのは6年目のこと・・・

などなどなど。
とっつきづらいと言われたのは、ひとえに全ての事よりも練習を優先させたからなんでしょうね。

彼の投球フォームは、左足をまっすぐ、ほぼ頭と同じぐらいまで上げ、
それを振り下ろしながら投げるフォーム。
当時の写真を見て「よくこんな格好で投げられたなぁ」とご本人が感心するほどですが、
それぐらい下半身を鍛えなければ実現できなかったフォームなのでしょうね。

『江川と西本』という漫画を書きたいと打診が来た時、
何で自分が??他にいい選手は沢山いるのにと率直に驚いたそうです。
現在単行本で5巻が発行、
『ビッグコミックスペリオール』で連載中ですが、
ご本人も忘れている様なエピソードを原作者が丹念に調べて掘り起し連載。

ご家族の反応は?と聞くと、
「息子たちは元々原作者の書く漫画の大ファンだったため、
お父さんすごいじゃない!と感動して愛読している」
とのこと(その順序?笑)

実は原作者の森高夕次さんは様々な文献を読み解くのが大好きで
ありとあらゆる資料を研究し、
西本さんご本人に会われたのは一度だけ、それも食事程度だったそう。
漫画ですので、事実を元にしたフィクションとして書かれていますが、
時に詳細まで忠実に、
時に面白おかしくデフォルメしながら綴られていく西本聖と江川卓の半生。
なによりもご本人がその最新作を楽しみになさっているのだそうです。

私もハマりにハマって一気に読んでしまいました。

勢いのままにここまで書いてきてしまいましたが、
はて、このブログのタイトルは『西本聖』なのか?
『江川と西本』じゃないのか?
ま、いいや。
『江川と西本』には現役引退翌年の長嶋監督や王選手のエピソードも出てきて、
野球を知らなった私が読んでもとても面白い一冊です。

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ちょっとブレイク

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m.ogawa | 2017年6月15日(木曜日) 12時07分17秒

お茶の産地、緑茶で育った私ですが、
いつの頃からか毎日の生活にコーヒーが欠かせなくなりました :pint:

ラジオの帯(月曜〜金曜)の朝ワイドを担当していた時代、
スタッフがまとめて淹れてくれるコーヒーを飲む以外、他に飲むものがなかったというのも一つの理由。
って以前も書きましたね、確か。

最近のマイブームはイタリアンコーヒー。
“illy”というブランドのコーヒー豆を愛用しています。
珈琲マニアの友人が教えてくれたブランドで、
若干お値段は張りますが、芳醇な香りとコクがたまらず、
色々試してみても結局ここへ帰ってしまいます。
せっかくだからと手動のコーヒーミルを買い、
毎回ゴリゴリ豆を挽きながらお湯を沸かし、
じっくり時間をかけて珈琲を淹れます。

コーヒーの淹れ方が我ながら下手くそで、
何がいけないのかいろいろ研究してみたところ、
お湯は熱過ぎてはダメで85度ぐらい?
一度お湯でふやかしてから、
お湯は少しずつ細く細く淹れる・・・

あれ?待てよ、このくだり、同じく珈琲マニアのスタッフ川岸君に伝授してもらったような・・・
はいすみません、また他人様のふんどしで相撲を取るところでした(笑)
自分の研究ではありません。

苦節何年か。
最近ようやく満足の行く珈琲を淹れられるようになってきました。
時折、余裕のない朝など他に優先することがあるだろうと思いつつ、
朝食と共にこの一杯がないとなんだか一日が始まらない、
そんな習慣です。

ちょっとブレイクして気持ちを入れ替え、午後も頑張りましょう。

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梅雨

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m.ogawa | 2017年6月8日(木曜日) 11時59分05秒

空がどんよりしてきたな・・・
と思ったら、昨日(6月7日)四国〜関東甲信の広い範囲で梅雨入りが発表されましたね。
好天続きで畑の野菜が弱りかけていたため、
天の恵みと感謝しつつも、
やはり晴れている方が気持ちはいいですね。
人間、ワガママなものです。

梅雨入りを前に、たわわに実った青梅を収穫。
届く範囲は手でもいだのですが、届かないところは竹の棒などを駆使。
下から枝をポンポンと軽く叩くと地面に落ちてきます。
更に手の届かない場所は力技。
父が木に登って揺すりました。
上からバラバラ落ちてくる梅の実を拾ったのですが、
たまに頭に落ちてきてこれが痛いのなんの。
まさに、梅の雨ですね。
もうちょっとうまい方法がないものかしらん。

今年は梅の当たり年のようで、枝に付いている時点で重そうだな・・・
と思っていたのですが、
収穫してみてビックリ。
2本の木から収穫しただけで45キロ。
しかもあと3本残っています。どうしたもんじゃろのぅ :roll:

酸っぱいものをあまり好まない我が家の人々は梅干をほとんど食べず、
梅を使った加工食品もいろいろ試作してみたのですが、
どれも売れ行きいま一つ。
よって、これまで用途はほぼ2分。
お酒を飲まない母とお酒を飲む私が勢力争いをし、
彼女は梅シロップ、私が梅酒を漬けるのが主でしたが、
梅酒の在庫が4リットル瓶にして十数本を超え、
保管場所も含めていよいよ家の中で邪魔者扱いをされ始めました。
今年はいよいよ梅酒禁止令発令。

代わって、去年母が試しに漬けてみて好評を博した
“梅サワードリンク”を主に漬けることにしたのです。
いろんな割合があると思いますが、
母のレシピは梅・砂糖・酢が1:1:0.1の割合。
半年ほどで、甘酸っぱくてキュッとするジュースが出来上がります。

水で割っても、炭酸で割ってもとても美味しく、
クエン酸の影響か疲れがスッキリとれる気がして愛飲しています。

そして、母はまだ知りません。
これ、焼酎で割るととても美味しいのよね :pint:

梅雨時の恵み、今年も仕込み完了です。

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Bリーグ

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m.ogawa | 2017年6月1日(木曜日) 13時07分29秒

週末、Bリーグの決勝戦を見て来ました。
2016年9月にスタートしたプロバスケットボールリーグ。
初年度シーズンの王者を決める
栃木ブレックスVS川崎ブレイブサンダースの試合でした。

「とにかく迫力がすごい」
と聞いて観戦した初めてのプロバスケットボールの試合。
想像をはるかに超えるド迫力に心が震えました。

まずは「距離」
コートのすぐ脇まで客席が設けられ、
観客は至近距離から観戦できます。
試合終盤、ボールを追いかけて、ある選手が客席にジャンプイン!
危険を顧みず、前から3列目の客まで飛び越えてボールをキャッチしたその執念に、
飛び込まれた客が羨ましいとさえ思いました(笑)

代々木第一体育館、コートサイドに集った観客は10,144人。
東京ドームの野球時の収容人数が46,000人だそうですが、
広さに対する人口密度でいうと野球を遥かに超える熱量です。

迫力2つ目は「音」
会場に設営されたド迫力スピーカーから、
大音量の音楽、DJの実況が流れ、
コートサイドの観客から大声援が送られます。
プロバスケの試合は初めて見ましたが、
フリースローをする瞬間に敵チームの応援団から盛大なブーイングと地響き(足鳴らし)
そんな環境の中、精神統一して放ったシュートが決まると、
今度は味方チームの応援団から盛大な歓声。
時に体を張ったファウルなどもあり、体と体がぶつかり合う格闘技の要素も。
なんて大興奮のスポーツなんだ・・・

関係者の方に伺いましたが、
野球が、飲み食いしながら一緒に楽しむ「居酒屋型観戦」だとすると、
バスケットボールは、2時間集中して見る「映画型観戦」と例えると分かりやすいのではと。
なるほど納得でした。

チームカラー黄色の栃木に対し、
チームカラー赤の川崎。
会場全体が見事に2色に分かれる光景も圧巻。
チームカラーのTシャツがお手軽な1,000円という価格で売られている事に加え、
入り口で配られるパンフレットには、
黄色の栃木のページと、赤の川崎のページがあり、
タオルなどを買わなくてもそのページさえ開けば自分の意志表示が出来る。
さらには富士通(6702)の応援アプリを使うと自分のスマホが応援カラーの照明になり、
そのライトをかざす応援タイムも。
と、手軽に応援に参加できるのも羨ましい。
プロ野球がグッズ販売を大切にしているのもよく分かりますが、
少々見習いたい所でもあります。

会場設営には
映像にソニーミュージックエンターテイメント
音響にヒビノ(2469)
試合の中でとても重要な役割を担う時計がカシオ計算機(6952)
そして何より川崎ブレイブサンダースの母体は東芝(6502)
などなどなど、株式中継でよく耳にする企業も多く携わっていました。

Bリーグ初年度がこれで終了。
栃木ブレックスVS川崎ブレイブサンダースの試合は
85−79で栃木がBリーグ初代王者に輝きました。
どちらにもエールを送りたい素晴らしい試合でした。

冒頭に書いた、危険を顧みず観客席に飛び込んだのは栃木ブレックス田臥勇太選手。
173センチとバスケットボール選手としてはかなり小柄ながら
米NBAでも活躍した選手です。
司令塔としてチームを指揮する姿、
36歳になった今でも抜群の瞬発力でボールを追う姿、
そして優勝インタビューでまずは相手の健闘をたたえたそのスポーツマンシップに心から感動しました。

サッカーJリーグ、初代チェアマンの川渕三郎氏が立ち上げに携わったというBリーグ。
シーズン通しての観客動員数は2,257,395人に上ったそうです。
決勝写真は、どうぞ私のスマホ写真ではなく、
「Bリーグチャンピオンシップ公式サイト」から
プロの撮った迫力写真をご覧ください。
来年度以降も応援していきたいスポーツです。

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花嫁のれん号

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m.ogawa | 2017年5月25日(木曜日) 12時00分07秒

先週に続いて、金沢発の旅。
行先を告げられておらず、友人が用意してくれていたのは
かねてから行きたかった能登半島行きのこんな豪華列車でした。

『花嫁のれん号』

金沢と能登半島の和倉温泉を結ぶJR七尾線で
ほぼ週末のみ、1日2往復限定で走る列車です。
幕末から加賀藩に伝わってきた嫁入り道具『花嫁のれん』にちなんで作られたもので、
金箔や輪島塗、加賀友禅など、加賀の伝統工芸やそれをイメージしたものが
ふんだんに使われた豪華絢爛な列車。
ホームに走り込んできた瞬間、
「わぁ〜っ!!」
思わず歓声を上げてしまいました。

ゆったりとしたスペースの2両編成、定員わずか52名につき、
予約もなかなか取れないそう。
サプライズでこんな企画を用意してくれた友人に心から感謝です。

5月前半。
折しも七尾ではこの列車の冠にもなった『花嫁のれん』の展示が行われていました。

『花嫁のれん』とは。
嫁入りの際に花嫁が持参し、
嫁ぐ家の仏壇の前にかけ、これを潜ってご先祖様に挨拶をする
婚礼の儀式のためだけに何か月も前から用意された婚礼道具。
時代によって木綿や絹、絹でも羽二重から縮緬など素材や色の流行はあれど、
吉祥文様とその家の家紋が描かれた加賀友禅の暖簾。
娘に幸せになって欲しいという親心が込められており、
これまでは一週間の婚礼期間が終わった後は箪笥に大事にしまっておいたのだそう。

伝統工芸を駆使した手作りの暖簾、
下世話な話、一体おいくらぐらいするのでしょうか・・・?

興味津々の観光客のぶしつけな質問にもかかわらず、
『花嫁のれん館』のガイドさん
「そうですね、安いものは数十万から、高価なものはそれにゼロがあと一つ・・・」

:-o :-o :-o :-o :-o

そんな暖簾を仕舞ったままにしておくなんて、もったいない!!
と考える私のような人が多かったのでしょう。
せっかくの暖簾だもの、箪笥の奥底から取り出して、
年に一度だけ皆さんに見てもらおう!
14年前から能登・七尾の一本杉通り商店街でおよそ2週間の展示を始めたところ、
話題が話題を呼び全国から観光客が集まるようになったそう。
お肉屋さんや、家具屋さん、洋服屋さん、お菓子屋さんに仏具屋さん、
様々なお店の軒先に暖簾がかけられ、
気軽に店に入って見て行ってください・・・と、
この期間限定で通り全体が暖簾色に染められます。


2週間の展示期間以外は、
通りの中ほどにある『花嫁のれん館』に一部のものを常設。
大事なお道具だけに、直射日光を浴びせないよう黒い幕がかけられたお部屋に
大切に展示されています。
現在170点ほどが現存しているという花嫁のれん。
地元の人が見ればどこの誰のものなのか一目でわかるそう。

実は、水曜レギュラーコメンテーター菊川弘之さんもここ七尾のご出身。
他地域から嫁いでいらした奥様は、
菊川さんのお母様の暖簾をくぐって嫁いでいらしたのだそうです。
暖簾の分かれ目それぞれにいわれがあり、
例えば一つ目の分かれ目は「夫に従い」
二つ目の分かれ目は「家族を大切に」
菊川さん、こんな感じでしたでしょうか?
「知らなかった・・・」と奥様は大層驚かれたそう。
他地域から嫁ぐお嫁さんはお姑さんの暖簾を借りることも常だそうで、
こうして代々美しい暖簾が受け継がれていくのですね。

婚礼道具に掛けられた思い(と金額)といい、街全体へのお披露目の風習といい、
そうそう逃げては帰れない決意の嫁入りだなぁ :roll:
と思いました。

伝統を大切にする加賀。
すっかり魅了されてしまっています。
必ずまた来ますと約束して、金沢を後にしたのでした。
ご案内くださった方々に感謝しています。

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お旅まつり

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m.ogawa | 2017年5月18日(木曜日) 11時53分33秒

神田祭りに、京都の葵祭。
週末は全国的にお祭り一色でしたね。

小松「お旅まつり」に足を運んできました。
小松といえば、『勧進帳』でお馴染みの安宅関(あたかのせき)や、
松井秀喜さんの出身・根上町もすぐ隣り。
金沢の玄関口、小松空港もこの町にありますが、
これまで素通りすることが多かった場所。
運よく祭りのタイミングで訪れたため、
地元に住んでいながら、この祭りは初めてという友人が案内してくれました。

各町内会の誇る豪華絢爛な“曳山(ひきやま)”を筆頭に
大小様々な神輿(みこし)や子供獅子、大獅子などが町中を練り歩き、
その年の当番にあたる曳山の上で子供歌舞伎が演じられる
小松の町全体が舞台となって繰り広げられる、町を挙げてのお祭りです。

伝統工芸を駆使した曳山の豪華さはもちろんですが、
一番驚いたのはその曳山を丸ごとしまっておく蔵が、町のど真ん中にどんと鎮座していること。
あいにくの小雨に見舞われたこの日は、
曳山が雨に濡れぬよう一部プログラムは休止。
雨が上がってからも、町によってはビニールの覆いをかぶせたままの披露となり、
いかにこの曳山が代々大事に扱われてきたかが容易に理解できました。

小松の曳山は記録によると明和3年(1766年)に始まり、
最盛期には17,18基の曳山が出たそうですが、
火災による焼失などを経て現存するものは8基。
各町内が大切に大切に守り抜いています。
その歴史、250年。
町の人々の誇りです。

子供歌舞伎というものも初めて見ましたが、
稽古に稽古を積み、5〜6名の子供のみで演じるおよそ1時間の演目は
それはそれは素晴らしいものでした。
お姉さん、最後は涙を流してしまいましたもの。

歌舞伎や祭りの口上などには地元の人々の温かい野次が飛び交い、
長い間町人文化として大切にされてきたこの祭りの心意気を感じました。

250年の歴史を迎えた曳山子供歌舞伎。
「次の250年へ」というキャッチフレーズで未来を見据えていました。
この町の皆さんならずっと守っていってくれるでしょう。

実は今回の北陸への旅、翌日新たな伝統に出会うのです。
この続き、また来週以降に。

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