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ブログ:Onevoice

菅政権が発足しました。政権に対する期待は高いようで直後の全国紙での世論調査では軒並み高支持率が発表されています。特に日経新聞報道では歴代自民党政権の発足時と比較しても、歴代2位の高支持率と報道しています。各支持率は次の通りです。

  1.  小泉政権 80%
  2. 菅新政権 74%
  3. 安倍第二次政権 64%
外国人投資家が安定政権を高評価することはよく知られています。確かに小泉、安倍第2次政権発足後の外国人投資家は、日本株を大幅に買い越しています。

{小泉政権}
  • 2001年4月発足。外国人は前年の▼2.3兆円の売り越しから、△2.3兆円の買い越しに。人気先行するも、銀行、企業の不良債権問題が重荷。国内勢の売り越し続き日経平均は下げ続け、2003年4月には7607円の安値を付けます。

  • 2003年4月産業再生機構発足、5月、りそな銀行に公的資金注入。りそな問題では減資等による株主責任を問わなかったため、外国人投資が高く評価。更に郵政民営化など改革路線を支持した外国人買いが続きます。具体的には2003年8兆円、2004年8兆円、2005年10兆円、2006年6兆円、2007年6兆円。5年間で累計38兆円の大幅買い越しを演じます。

  • 小泉政権は2006年9月安倍第一次内閣に引き継ぐまで、5年半の長期政権を樹立。
{第2次安倍政権}
  • 2012年12月に発足。アベノミクスの分かり易いスローガンを評価した外国人買い続き2015年6月まで累計23兆円の買い越しを演じる

  • しかしその後は経済回復の遅れ、デフレ脱却の不透明感から外国人は一貫して売り越しに転じ、直近2020年8月末には、買い越しをすべて帳消し、逆に▼8700億円近い累計の売り越しに転じています
菅新内閣は小泉政権に続く高い支持率で発足しており、また外国人投資家は日本株をほぼ売り切った状態にあります。過去の動向から何か期待を抱くのは私だけでしょうか。
(中嶋)
総務省のHPには「電子政府」の箇所があります。

「電子政府の推進」
電子政府は、行政分野へのICTの活用とこれに併せた業務等の見直しにより、行政の合理化、効率化
及び透明性の向上や国民の利便性の向上を図ることを目的としています。
行政管理局では、政府CIOと協力し、電子政府に関する各府省の施策の統一性・総合性確保と
積極的推進のための企画・立案・調整を行っています。

「デジタル・ガバメント閣僚会議」
行政のIT化を強力・機動的に推進するため、「デジタル・ガバメント閣僚会議」をIT総合戦略本部の下に開催しています。

「電子政府の推進体制」
我が国では、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)の下、
内閣官房情報通信政策監、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室(室長:内閣情報通信政策監(政府CIO))、
総務省行政管理局、各府省における全体管理組織(PMO)等において、電子政府の推進に取組んでいます。
情報セキュリティ問題に対しては、我が国における情報セキュリティ政策の基本戦略を決定する
「サイバーセキュリティ戦略本部」と、その遂行機関である「内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)」を設置し、
情報セキュリティの確保に取り組んでいます。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/kanri/a_01.htm

どうも菅内閣では経産省よりも総務省の声が大きくなりそうな気配。

アルファとベータ。
市場関係者の一部や学者さん、あるいはアナリスト試験などではしばしば登場します。
しかし、解説どおりにはなかなか理解しにくいのがこのα値β値でもあります
簡単に言ってしまえば・・・。
アルファはベンチマーク(TOPIXや日経平均)を上回る運用成果のこと。
一般的には市場の平均値からの超過リターンのこと。
能力のある運用者が能力のない運用者から獲得できるリターンと言う人もいます。
一方でベータは、株式や債券を含む幅広い市場指数に連動するリターンのこと。
「TOPIXは10%下落しましたが、このファンドの運用成果はマイナス5%でした」。
このようにファンドマネージャーが何の咎めもなくシレッと話す理由はここにあるのでしょう。
ベンチマークを超える運用を目指しているのだから、それはそれでOKという不思議な世界。
損しても損でないという訳のわからない理屈になります。
そんないかがわしさの漂う投信などよりは、「プラスアルファ」あるいは「マイアルファ」。
市場平均を絶対的に上回るアルファを見つけることが必要な筈。
アルファやベータに誤魔化されることのない投資姿勢を持てば変な誘惑話には乗らなくて済む筈。

少し目についた格言。

「アナリストの説明できぬ相場が面白い」。
「一徹張りは貧乏神」
「陰陽は循環す」
「買った自慢は負けての後悔」
「考えの裏が本道」
「機会が人を見捨てるよりも人が機会を見捨てるほうがはるかに多い」
「木は庭に植えずに山に植えよ」
「心動けば相場に曲がる」
「材料は後から出る」
「相場に過去はない」
「天才は機会を創る」
「迷者は路を問わず」
「連日の続く相場に逆らうな、ついて行くのが儲かるの道」
「登り百日、下げ十日」。
「理屈上手の商い下手」。
「資産家は恐慌時に生まれる」。
「相場のカネとタコの糸は出し切るな」。
「上り坂の悪材料は買い、下り坂の好材料は売れ」。
「株が高いときは最上に見え、安い時は最低に見える」。
「相場に過去はない」。
「相場は明日もある」。
「押し目の浅い相場は大相場」。
「買いにくい相場は安く、買いやすい相場は安い」。
「過去に学べ。しかし過去は繰り返さず」。
「今日の高値は明日の安値」。
「新値には黙って付け」。
「パラを切る如く売るべし」。

コロナ禍の中の断捨離的行動の結果起きたのは、部屋がまるまる一つ空いたこと。
格好良く言えば「書斎」ができたということ。
長年の憧れでしたが、出来てしまえば「だから何」という感じ。
考えてみれば・・・。
早朝出社で深夜帰宅の証券マン現役時代は家にはほとんどいなかったのだから部屋など不必要。
時間が出来たから精力的な読書や勉強ができるかと言えば、ほとんど無理。
TVやパソコンが邪魔なだけでもあります。
江戸時代は隠居という制度がありましたがが永遠に隠居とは程遠いのでしょう。

以下は今朝の場況。

「火曜は反発したものの売買エネルギーは低下」

火曜のNY株式市場で主要3指数は反発。
財政刺激策や景気回復期待は依然後退モード。
ただこのところ足を引っ張っていたアマゾンはバーンスタインが投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げたことから5.7%高。
マイクロソフト、アップル、アルファベット、フェイスブックがそれぞれ1.6%超の上昇。
「市場は安定を求めている。
投資家やトレーダーは過度に下げた銘柄に再び注目するだろう」との見方だ。
ただS&P500は過去4日で3.5%下落。
FRBパウエル議長は「米経済が新型コロナ禍に伴うリセッション(景気後退)から著しく回復している。
しかし見通しにはかなりの不透明性が存在するため、FRBは必要に応じ一段の措置を講じる」とコメント。
シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は「議会が新型コロナ追加対策を可決させなければ、景気回復の足取りが緩慢になる恐れがある」と警告。
3市場の売買高は86.8億株(前日106.2億株、前々日143.1億株、20日平均は94.7億株)。
全米リアルター協会(NAR)の8月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比2.4%増の600万戸。
2006年12月以来約14年ぶりの高水準に達した。
ただ影響は限定的。
10年国債利回りは0.670%。
2年国債利回りは0.137%。
ユーロ/ドル一時、節目となる1.17ドルを下抜け7月以来の安値を付けた。
ドル円は104円台後半。
SKEW指数は130.08(前日130.64)。
恐怖と欲望指数は51→52。

「5日連続で日中な値幅は200円以下」

週末の日経平均は寄り付き2円高。
終値40円高の23360円と反発。
日中値幅は108円と8カ月の小幅。
しかも5日連続で日中値幅は200円を下回っている。
終値ベースでメジャーSQ値23272円を上回り6勝。
日足は2日ぶりの陽線。
日経平均は週間では46円の下落。
週足は3週ぶりに陰線。
一方、TOPIXやマザーズ指数、ジャスダック平均は上昇。
マザーズ指数は4%超の上昇。
東証1部の売買代金は2兆7152億円と9日連続の2兆円超。
4連休控えにしては膨らんだ。
もっともこればFTSE日本指数パッシブ入替の売買インパクトの影響。
「上昇は海外勢の買い戻し」という声もある。
値上がり1600銘柄(前日1116銘柄)。
値下がり488銘柄(前日931銘柄)。
新高値160銘柄(前日131銘柄)と増加。
新安値2銘柄(前日0銘柄)。
騰落レシオは118.64(前日111.65)。
NTレシオは14.19倍(前日14.28倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(23205円)からは△0.67%。
29日連続で上回っておりサポート。
右肩上がりの75日線は22769円。
横ばいの200日線(22019円)からは△6.09%。
右肩上がりの5日線(23433円)から▲0.31%。
2日連続で割れ込んだ。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.663%(前日▲17.773%)。
買い方▲6.167%(前日▲6.364%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.929%(前日▲15.829%)。
買い方▲11.278%%(前日▲11.740%)。
空売り比率は39.4%(4日連続40%割れ:前日38.7%)。
空売り規制なしの比率は5.7%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
ボトムは6月3日の35.4%。
日経HVは12.2、日経VIは21.12。
日経平均採用銘柄の予想PERは23.25倍(前日23.22倍)。
前期基準では18.20倍。
EPSは1004円(前日1004円)。
一気に50円低下したまま。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21236円(前日21199円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.30%(前日4.31%)。
配当利回りは1.91%。
東証1部全銘柄だと予想PERは25.02倍。
前期基準では19.78倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.23倍。
ドル建て日経平均は222.88(前日222.09)と年初来高値更新。
東証1部単純平均株価は21円高の2243円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1810円(前日1806円)。
東証1部の時価総額は626兆円(前日623兆円)。
週末のシカゴ225先物終値は大証日中比110円高の23210円。
高値23340円、安値23060円。
週末の大証夜間取引終値は日中比130円安の23090円。
火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比335円安の22885円。
高値22930円、安値22575円。
9月配当落ちは試算では144円。
気学では「悪目買いの日。初め安いと後高のこと多し」。
木曜は「強象日にして高値を見る日。買い方針良し」。
金曜は「前日が高い時はこの日反落する」。
ボリンジャーのプラス1σが23391円。
プラス2σが23577円。
一目均衡の雲の上限が22576円。
34日連続で雲の上。
勝手雲の上限は23134円。
7日連続で勝手雲の上。
勝手雲は24日に瞬間ねじれる。
RSIが55.57。
RCIが71.98。
アノマリー的には「動かない日」。

《今日のポイント9月23日》

(1)NY株式は週明けまで続落し火曜に反発。
   SKEW指数は130.08(前日130.64)。
   恐怖と欲望指数は51→52。

(2)ダウ輸送株指数は85ポイント高の11215ポイント4日ぶりに反発。
   SOX指数は1.21%高の2180ポイントと5日ぶりの反発。
   VIX指数は26.90と低下。
   3市場の売買高は86.8億株(前日106.2億株、前々日143.1億株、20日平均は94.7億株)。

(3)日中値幅は108円と8カ月の小幅。
   5日連続で日中値幅は200円を下回っている。
   終値ベースでメジャーSQ値23272円を上回り6勝。
   日足は2日ぶりの陽線。
   ドル建て日経平均は222.88(前日222.09)と年初来高値更新。

(4)東証1部の売買代金は2兆7152億円と9日連続の2兆円超。
   新高値160銘柄(前日131銘柄)と増加。
   新安値2銘柄(前日0銘柄)。
   騰落レシオは118.64(前日111.65)。

(5)右肩上がりの25日線(23205円)からは△0.67%。
   29日連続で上回っておりサポート。
   横ばいの200日線(22019円)からは△6.09%。
   右肩上がりの5日線(23433円)から▲0.31%。
   2日連続で割れ込んだ。

(6)空売り比率は39.4%(4日連続40%割れ:前日38.7%)。
   空売り規制なしの比率は5.7%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
   ボトムは6月3日の35.4%。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは23.25倍(前日23.22倍)。
   前期基準では18.20倍。
   EPSは1004円(前日1004円)。
   一気に50円低下したまま。
   225のPBRは1.10倍。
   BPSは21236円(前日21199円)。

(8)ボリンジャーのプラス1σが23391円。
   一目均衡の雲の上限が22576円。
   34日連続で雲の上。
   シカゴ225先物終値は大証日中比335円安の22885円。
   9月配当落ちは試算では144円。
   アノマリー的には「動かない日」。
(櫻井)。

男性キャスターの皆様とは、

番組の準備の間からCM中など、よくお話します。


いずれ様も話題が豊富で面白いのですが、

ここしばらくお会いする皆様で言えば、


櫻井キャスターとは特にゴルフや読書、仕事、家族の話で盛り上がることが多く、

中嶋キャスターとは特に野球や人生の話。

(懐が海のように深い中嶋さんにはつい色々お話ししてしまうので私の悩みはほぼすべてご存じです・笑)

岩本キャスターとは特にお馬の話。ふふふ。

最近よく事務所ですれ違う松下キャスターとは最新コロナ事情と電子端末の話。

そして、アシスタントを務めて3か月半になる松崎キャスターとは授業の話、料理の話などが多く、

おそらく皆様、私に話題を合わせてくださっていると思うのですが、

それぞれの個性はなんとなく掴んでいるつもりでした。


いや今日はビックリした。


松崎さんが事前収録したフランスのル・モンド紙の特派員メスメール氏のインタビューを流したのですが、

松崎さんのフランス語の流暢さに、私もスタッフもSNSの視聴者の皆様の反応見ても、一同ビックリ。

インタビューの件は伺っていましたし、

フランス語で聞いて字幕を付けることも聞いていましたが、

カッコいいなぁ・・・

思えば松崎さん、ネットで調べ物をする時もよく英語やフランス語(と思われる)記事を調べていらっしゃるし、

語学に堪能なのは何となく知っていましたが、

実に素敵でした。

インタビューの模様はストックボイスのHPからご覧頂けますので是非どうぞ。

日本人とはまた別の角度から見たメスメール氏のインタビューは鋭く心に刺さりました。


国際色も豊かなストボの面々、

海外赴任の長かった中嶋キャスターはフランス語と英語が堪能で、

福永キャスターもフランス語が専攻。

櫻井キャスターと中村記者は独文専攻。

それぞれの特色が何となく出ているような。


おしまいに小さな声で付け足すと、わたくしの専攻もほにゃららら・・・でしたが、

今や英語のレベルなど、

海外に行って日常生活に・・・困る程度です。あーあ。





スガノミクス

松下 律

2020/09/18 08:20

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小動き 

 先週金曜日、今週月曜日、と少しまとまって上げた感はあったものの、この1週間は株価は小動きだったと言えるように思います。(マザーズ指数は今年の高値を更新していますが。)


 一方で、円ドル相場は1週間で1円以上円高に振れています。円高が日本株上昇の頭を押さえた、と言えなくもないのでしょう。


 今週火曜日発表のNY連銀製造業景気指数(予想よりかなり上でした。)、水曜日のFOMC、昨日の失業保険関連のデータ、そして何よりも今日の米国市場のトリプルウィッチングを控えて様子見の市場参加者が多かった、ということなのかもしれません。


 国内では、菅新政権が誕生したわけですが、株価は全体としてはほとんど無反応だったように見えます。今後の動きを見ていよう、というところでしょうか。


 日本株は下値は固そうながら上値も限定的のようだ、という感覚でまだしばらく横ばい小動きが続きそうだ、と見ておくところかもしれません。


 そうした相場の中で、菅新政権の政策を期待して市場の注目を浴びる銘柄が少しずつはっきりして来る、という推移を辿るのでしょうか。


スガノミクスを読み解く

 野党党首が菅政権を安倍亜流と呼ぶのは、それはそうだろうな、と思うのですが、見るところ、菅氏という政治家が安倍氏の亜流ということはないかもしれないというのが、おそらく株式市場の見方でしょう。


 まだ、株を買うという形で菅政権を評価する、という段階には至っていませんが、そうなる可能性もけっこう強そうな気がしています。


 テレビニュースや新聞記事などから、菅氏の政策のうちで株価に影響しそうな部分(スガノミクスと呼んでおきましょう。)について考えてみます。


 まずはアベノミクスについて考えてみます。


 株価の観点から見ますと、アベノミクスは結局のところ「脱デフレ政策(というマクロ政策)」だった、と総括できようかと思います。安倍政権の間に日本株は上昇しましたが、それは脱デフレの分(プラス企業のガバナンス向上分)の株価上昇だった、と言っていいのではないか、ということです。


 スガノミクスをどう捉えるか?となるのですが、私には「日本の潜在力を顕在化させようというミクロ政策」と映ります。


 ふるさと納税制度、インバウンド振興策、携帯料金引き下げ、ダムの一体管理、オンライン診療の推進、縦割り行政の打破(規制緩和)等々、伝えられる菅総理の方針は、いずれも日本の持っている潜在力を引き出そう、という基本観の上でよく理解できるものです。


 菅総理と菅内閣がある程度以上の突破力(=実行力)を発揮できるなら、地銀株の上昇などが一過性の動きに終わることなく、スガノミクス相場のスター群の一部になるかもしれない、と、そんなことを想像します。


 PBRが0.2倍だ、0.3倍だ、という水準にまで売られてもなお浮揚力を感じさせなかった地銀株はまさに、潜在力をまったく評価されていなかった、ということでしょう。多少なりとも潜在力を顕在化できるなら、PBRがせめて0.5倍くらいに上昇しても罰は当たらないだろうに、とそんな感想を持ちます。


 地方経済の活性化、というのもいろいろ言われることになると思います。東京などの大都市では持っている潜在力が顕在化するのは容易いことでしょう。


 一方で、地方では持っている潜在力を引き上げるのは容易ではないと推察されます。日本の潜在力を顕在化させる、ということはほとんどイコール地方経済の活性化、なのでしょう。地方は何につけてもコストが低いという利点も持っています。そういう利点に目を着ける人が増えれば活性化につながるに違いありません。


2020年9月18日

証券アナリスト

松下律


9月15日の日経夕刊に興味ある記事を見つけました。8月31日~9月6日までの一週間に報告されたインフルエンザの患者数が、3人のみと言うものです。昨年は同時期に沖縄で大流行した為、患者数が3813名に達したこともあり、これに対しては何と千分の一以下の水準になったというものです。しかし例外の大流行を除いても、毎年同時期には数百人の感染が報告されているので、やはりその少なさが際立っています。

この記事には大いに納得したものです。近所に長きにわたってお世話になっている診療所があります。主治医は余分な投薬をせず、その温厚な性格と相まって私を含め患者の信頼を集めています。待合室は常に老若男女で溢れており、長い待ち時間は当たり前の診療所です。常用している薬が切れる度に受診するのですが、三月ごろはそれでも待合室に数人の受診者が見受けられました。どの病院も来院者が激減しているとの報道通りの状況でした。しかし7月頃には待ち人一人のみ、時間を置かず受診出来ましたが、終わって帰ると時にやっと次の受診者が訪れました。そして9月の初めに訪れた折には待ち人はゼロ、診察が終わっても待合室には人の気配がありません。

先生曰く、
  • ここで開業して数十年になるが、当然ながらこのような状態は初めて
  • この夏に特に驚いたのは、夏風邪の患者が一人も来なかった
  • 子供のプール熱患者が一人も来なかったのも初めて
  • コロナ患者の来院は無かったが、この市では480人程度の累計患者と聞いている
  • その60%以上が30歳までの若い人で主に東京に通っている人々
コロナ問題を簡潔に説明してもらい納得の会話でした。

更に付け加えて、患者数の減少は、何といっても健康に対する注意と気配りが功を奏していることは間違いないので喜ばしい。しかし最後に少々本音が出ました。ポツリと、税金が心配だと。確かに今年の税金は前年度の収入をベースに課税額が決まるので、収入が激減した今年は資金繰りが厳しいのかもしれません。何とも人間ポイ話で、先生の人間性が感じられホッコリした次第です。
(中嶋)