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225は2万2千円超え

 昨日、日経平均は6営業日ぶりの下落でしたが、時間外の日経225先物はNY株高を受けてすかさず反発となっています。史上最高値まであとわずかとなっているNYダウに比べれば見劣りするものの、日経平均もどちらかと言えば強調です。


 相場の上昇を抑えて来た海外勢も(アノマリーとおり、なのかどうか分かりませんが)四月に入って買い越し基調で、四月は国内勢の売りと海外勢の買いという構図のようです。10連休を控えて、多くの市場参加者がポジションを控えめにしていると思いますが、買いポジションもあれば売りポジションもあるということで、ポジションの縮小が必ずしも株価下落につながるものでもないということなのでしょう。(ファーストリテイリングの株価の動きの如きは、売り方の買戻しを連想させるものです。)


 いずれにしましても、どうやら米株市場は、「ゴルディロックス」状態に戻ったようです。となりますと、ここからはゴルディロックス相場の「持続期間」を意識しながら進む、ということになるのでしょう。


 米国の企業決算発表シーズン → 日本の10連休 → 日本の企業業績発表シーズン、という流れの中で日本株相場をどう想定するか、ということで、特に日本企業では出て来る業績数字がおそらくはあまりよくない、はずですから、株価への織り込みを考えた上でどんな反応をするのか、読むのはなかなか難しい、となれば、まずはいろいろ数字が出て来てから行動しよう、となる市場参加者が多そうではあります。


 米ゴルディロックス相場の持続時間を考えながら、以下のような材料がどう相場に影響しそうか、といったことを考えておくところかもしれません。


・米企業、1-3月、11四半期ぶり減益(ただし、5%程度?) → 株価にどう反映するか?

・アノマリー、セル・イン・メイ(5月に売れ)とならないかどうか・・

・日本企業の決算を受けた株価の水準訂正(下落)をどう想定するか?

・米中、日米などの貿易交渉の影響

・欧州の情勢

・地政学リスクと資源価格動向

等々。


 去年もゴルディロックス相場の生成と波乱という相場でしたが、おそらくはこれから今年の相場も同じように変動の大きいものになるのでしょう。


平成時代を振り返る

日経平均の推移

・平成元年12月29日、日経平均史上最高値3万8,915円示現

・平成20年10月28日、日経平均ザラ場で7千円割れ(6994円) ← リーマン・ショック時の暴落

・そして昨日、平成31年4月17日の日経平均終値、2万2,090円


 平成の30年間で日経平均は、20年間で最高値から約5分の1に下落して、その後10年かけて3倍くらいに戻り、最高値の6割くらいの水準に回復、という推移でした。(日経平均は2000年夏に構成銘柄を大幅に変更してしまいましたので、その影響は小さくないのですが、一応連続して来たと見ても差し支えないでしょう。)


バブル崩壊と立て直し

 平成の30年間は、バブル崩壊とその立て直しの時代だったと見ることができると思います。その象徴として、

・大手銀行の行名がすべて変わった。

・多くの大企業が再編された。

などの事実を挙げることができます。


日本企業のビジネスモデル

 バブル崩壊と建て直しと同時に、日本企業が世界的な経済情勢の変化に合わせてビジネスモデルを変えて来た時代だったとも言えます。

・金融は何とか建て直した。

・自動車業界は生き残った。

・家電、半導体はほぼ全滅、しかし、素材と部品、一部のニッチな製造業はより強くなった。

・IT革命のリーダーとはなれなかったが、一部の業界ではプラットフォーマーとなることができた。(例えばゲーム。)


日本の国際的プレゼンス

 世界一の金持ち国から、世界で20番目くらいの国に落ちぶれた、というのが数字面からの評価になるのでしょうが、その実「極端からもっとも遠い国」といった評価が定着して、それなりの国際的プレゼンスを確立したのではないかという気がします。


社会

 マスコミ的には大問題山積というところでしょうが、実際のところ平成の30年間で社会が安定し、国民の満足度は高まったのではないかという印象を持ちます。


令和時代は?

 冷静に想定する、とか、期待を込めて見通す、とか、見方がいろいろあり得ますから難しいのですが、今現実に起きている現象としてSOX指数の動きに注目しています。今年に入って、それこそスカイロケット的に上昇しているのですが、これが何を指示しているのか?興味深いところです。 


 平成元年当時、高いPERに買われていた日本の不動産株の株価水準が正しく将来を織り込んでいたとしますと、平成の時代は「ウォーターフロント」とか、「国際金融都市、トウキョウ」といったことになっていたと思いますが、実際はそうはなりませんでした。


 今、SOX指数は世界経済のどんな将来像を織り込んでいるのか?そして、その将来において日本企業が勝ち残って、株式投資に十分な利益をもたらすことができるのかどうか?今の時点では、(当然のことながら期待を持って)令和時代は再び日本が輝く時代になる、と言うしかないのでしょうが、どんなリスクが潜んでいそうか、についても考えておきたいところです。(確実に言えるリスクは、相場変動が激しいものになりそうだ、というものでしょうか?)


個別銘柄

 これまで番組の中で取り上げたいくつかの個別銘柄の株価チャートを眺めながらいろいろ考えてみたいと思います。


2019年4月19日

証券アナリスト

松下律

ツイッター・アカウント

@shokenanalyst

今年母が古希を迎えまして、
記念に子供たちから両親に旅行をプレゼントすることにしました。

「オーロラを見に行きたい!」
なんて途方もないことを言い出したらどうしようかとドキドキしていたのですが、
新婚旅行で行った九州に行きたいと。
旅行会社にお願いして特別プランを練ってもらいました。
長崎から、鹿児島、指宿まで飛行機や新幹線を組み合わせたフリーの2人旅。
事前に旅行情報誌を送り、
タブレットPCで写真を撮る方法を教え、
家族総出で準備。

旅行中は行程表を見ながら、
「今飛行機に乗ったあたりだな・・・」
「無事着いたかな・・・」
「乗り換え間違えずに行けたかな・・・」
気を遣わないよう、逐一連絡しなくていいからね、とは言ったものの
夫婦合わせて140歳になった両親。
心配で心配で、
それぞれの旅館到着の報から帰宅の報まで
受けた時にはホッと胸をなでおろしてしまいました。

いつから親子関係が逆転したのでしょう。
若々しい両親がずっと自慢だったのですが、
おかげさまで揃って元気とはいえ、
車の運転や物忘れの様など見ていると、歳をとったな・・・と感じることがあります。

旅をプレゼントしてみて初めて分かったのですが、
親として子供たちを海外に送り出した時。
東京や福島などに送り出した時。
心配度合いなど、今回の九州旅行どころの比ではなかったでしょう。
私自身、親になる機会のないままここまで来てしまいましたが、
親の心を知り、改めて心から感謝をしました。

楽しかった~!!ありがとう。
タブレットの写真を見せては嬉しそうに父と旅行の話をしています。
ささやかながらいいプレゼントができました。
次はどこがいいかしら。
たくさん恩返しします。

TV画面いっぱいに広がるノートルダム大聖堂から立ち昇る炎を、ただ見つめていました。  それほどのショックです。  山一證券で足掛け11年近く滞在したパリ時代、特に新米駐在員だった1970年代には、毎週数組の本社依頼の訪問客の観光アテンドも主要な仕事の一環でした。 短期滞在の顧客に対し絶対に落としてはならない場所として、個人的にランク付けしたのは (1)ノートルダム寺院(2)凱旋門(3)ルーブル美術館(4)エッフェル塔―シャイヨ宮(5)モンマルトルの丘―サクレクール寺院 になるでしょうか。  特にパリ初体験の顧客にノートルダムを落とすと、帰国後のパリ体験談が成立しないとの指摘も数多くの顧客から言われたものです。 その結果いわゆる数えきれないほどノートルダム大聖堂を訪れたものです。


日本人にノートルダム大聖堂が身近に感じられるのは、文豪ビクトルユーゴの 名作「ノートルダム・ド・パリ」の映画化の影響でしょう。 日本では「ノートルダムのせむし男」として封切られました。 特に有名なのは1939年制作のせむし男カジモドを「チャールス・ロートン、ジプシーの女性エスメラルダをモーリン・オハラが演じたものでしょうか。 更にその人気を決定付けたのは1956年制作のもので、カジモドをアンソニー・クィーン、エスメラルダをジーナ・ロロブリジーダが演じ世界的にも高い評価を得ました。 個人的には中学生の頃と思いますが、TVで1939年版も見てひどく感動したことを覚えています。 年配の方では殆どの人が、どちらかの映画を、もしくは両方みているはずです。


これほどの大火災ですが、宝物の多くが無事だったのは不幸中の幸いでした。 特に観光客の記憶に残るのはステンドグラスの美しさでしょうか。 焼け跡の映像を見る限りステンドグラスの多くは残っているように見えます。 全てが無事であることを祈るばかりです。 個人的に訪問客の案内ルートとして、ノートルダム聖堂の大仕掛けのステンドグラスを堪能した後、近くの最高裁判所内にある小さな教会サン・シャペルの2階にある、全面ステンドグラスを見るのが定番でした。 小振りで、密度の高いサン・シャペルのステンドグラスの美しさは、ノートルダムとの対で成立すると個人的には思っています。  世界の歴史、文化、宗教遺産としてだれもが認める大聖堂の早い復旧を祈るばかりです。 

(中嶋)

未来の世の中の姿も、その時にあるべき企業の在り方も,流れが次第に固まりつつあります。

昨年暮れ、ファーウェイ副会長がカナダで身柄を拘束された直後の時期、米中貿易交渉が激化の一途をたどっていた時期は、全世界がこれから世の中はどうなるのだろうというどうしようもない不安心理に包まれました。背か最大の経済大国である米国と、世界第2位の中国が自国の経済を守るために真正面からぶつかりあったためです。

世界中の経済活動が止まり、企業活動も総見送り状態となりました。リーマン・ショックの直後と同じような、企業の受注や売上げが一時的に蒸発するという状況が再現されたのです。世界中の株式市場が右往左往を余儀なくされ、大口ファンドの一部は年末に向けて大規模な換金売りを出したものです。NYダウ工業株も日経平均も激しい下落を余儀なくされました。これも「リーマン・ショック級の下落」とのちに形容されました。

それから3か月。「小回り3月、大回り3年」と言いますが、日本は新しい年度に入り、新しい元号も決まって、振幅の大きさは次第に収まりつつあります。企業は次の時代に向けて何をするべきか、判明したところから少しずつ手を打ち始めています。

ホンダはトヨタとソフトバンクグループが設立した「MaaS」オペレーターに出資を決めました。日本電産は国内で1000億円規模のM&Aを実施します。上場企業といえどもM&Aはむずかしいものです。成功する事例は3割もないと言われるほどですが、そのM&Aの手腕では当代最高とされている永守重信会長が、この時期にこの価格水準でオムロンから子会社を買収します。

TKPは500億円を投じて世界最大のシェアオフィス事業者から日本事業を買収します。東京駅の周辺を歩いていると、気がつけば周囲は貸し会議室と貸し勉強部屋(シェアオフィス)の看板ばかりです。株式セミナーで大阪、名古屋、福岡、札幌に行くと、どの会場でもTKPの会議室ばかりを使っています。めぼしい会場は予約で1年以上先までどこも満杯のようです。

アマゾンは日本でのプライム会員の料金を1000円値上げします。ディズニーもサブスクリプション型のコンテンツ配信サービスに乗り出します。QR決済はますます広がり便利になっています。副業が解禁されて会社員は夕方は一目散に家路につき、自宅で第二の仕事に没頭します。ウーバーも上場します。

いま何をするべきか、先行きの在り方を決めたところから活発に動き始めています。株式市場もそれに呼応して新しい銘柄が盛んに物色され始めました。これからどうやって生きてゆくのだろう、という自問自答の時間帯に入ってきたような気がします。これには既視感があって、ITブームの西暦2000年ごろも同じように感じていたように思います。焦ってもろくなことがないので、焦らないようにしないと。
(スズカズ)

クラスA

櫻井 英明

2019/04/16 07:26

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai
先週金曜にNT倍率は13.62倍と27年ぶりの高水準。
ファーストリテが週間で9.8%上昇(12日のみで7.9%高)。
ソフトバンクグループが同5.1%上昇(12日4.9%高)。
この2銘柄が日経平均株価の上昇に大幅寄与しました。
日本電産など時価総額の大きな銘柄の主役感。
一方でTOPIXは5日続落。
このアンバランスが週末ずーと頭から離れなませんでした。
閃いたのは「クラスA」という言葉。
3月27日の日経朝刊の特集は「市場再編」。
サブタイトルは「東証1部、3割期待はずれ」。
市場は最上位の「クラスA」、フツーの「クラスB」、成長企業の「クラスC」にいずれ再編される可能性があります。
となると、売上高や利益、時価総額や株主数などで「クラスA」とそれ以外は大きな差がでてくるでしょう。
そこで考えられるのは「クラスA」レベルを多くの企業が目指すという方向。
それを置き換えようとする投資家側の心理。
その積み重ねが相場に陰影を落とし始めたということなのかも知れません。
これから始まるであろう「増資、自社株買い、株主数の増加期待」。
これを踏まえれば「クラスA大作戦」という言葉もあながち荒唐無稽ではありません。
時間軸はクラスAまで約3年。
結構長い時間が東京株式市場に舞い降りることになります。
日経平均株価もクラスBになるまでの最後の徒花を咲かせる可能性もありそうです。
10年以上前に中国・北京の奇門遁甲の師が言った「日本株は2023年までは大丈夫」という声が甦ってきました。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」(高杉晋作)。
これよりは「散れば咲き散れば咲きぬる山桜、いやつぎつぎの花さかりかな」(高台院)の」ほうが似合いそうです。


IMFのラガルド専務理事が「現代金融理論(MMT)」と戦っています。
「MMTが本物の万能薬だとわれわれは思っていない」というコメント。
「ある国がデフレスパイラルに陥っている場合などごく限られたケースでは、債務の大幅拡大に意味があるかもしれない。
しかし現時点でMMTが持続的にプラスの価値をもたらす状況の国があるとは想定されない」。
これは従来の理論に依拠するエコノミストの主張です。
「米国は連邦債務が22兆ドルに達し、主に社会保障支出が原因で慢性的な財政赤字を抱えている。
既に財政が持続不能な経路に入ってしまった」という警告もありました。
一方でMMTを提唱する人々の主張。
「米国は独占的なドル発行権によってFRBに課せられた完全雇用と物価安定の両方を実現するために必要なだけ支出を拡大できる」。
興味深い戦いです。
因みに・・・。
MMTの主張は「自国通貨を持つ国家の政府は、純粋な財政的予算制約に直面することはない」。
自国通貨を持つ国の政府とは、自国通貨と中央銀行を有しており、変動為替制度を採用し、大きな外貨債務がないという意味。
英国、米国、日本、オーストラリアが該当します。
ユーロ圏の国々は自国通貨を持たないので該当しません。
自国通貨を持つ政府の支出余地は一般的に想定されるよりも大きく、全てを税金で賄う必要はないという説。
米国はいかなる債務返済に必要な貨幣も創出できることになります。
だからデフォルト(債務不履行)に追い込まれるリスクはゼロということ。
米国はすでに過去10年間にわたり公的債務を積み上げています。
公的債務は当初、グレートリセッションへの極めて正攻法的な取り組みとして、金融危機対応の中で急増しました。
ところが現在では、すでに拡大局面にある景気をさらに加速させるために財政刺激策が講じられています。
その規模は1960年代以来の大きさ。
MMTの措置を本格的に活用したとほぼ言える国は日本という指摘もあります。
日本は20年前に金利がゼロに達しました。
日本銀行が一部ファイナンスしている公的債務残高はGDPの約2.5倍の規模。
でも赤字続きでもインフレ高進はなく、債券市場からの資金逃避の動きもありません。
「MMT」がもし正しいとしたら日本は素晴らしい経済政策を取っている国と映ってきます。
それにしても長い時間の結果が立証する経済学をしている学者というのはなかなか興味深い存在。
だから、経済学者に関するアメリカンジョークは数多くあります。

★経済学者はなぜこの世にいるのだろうか? 
それは彼らに当たらない予測をさせることで「天気予報って、けっこう当たるじゃないか」と思い込む一般人を増やすためだ。
★経済学者には3種類ある。数を数えられる経済学者と数を数えられない経済学者とである。
★ある女性があと半年の命だと宣告された。医師は彼女に経済学者との結婚を勧めた。
「彼が私の病気を治してくれるのですか?」
「いいや、だけど半年がとても長く感じられるよ」
★この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。
実際に存在する経済に無関係であり、影響を全く与えません。
by 経済学者
★コロンブスは最初の経済学者だといわれている。
彼は自分のやろうとしていることが何であるのかを知らなかったし、到達したところがどこであるのかも知らなかった。
そして彼の仕事は全て国の金で行なった。
★ホテルで三日三晩にわたる会合のあと、私はボーイに呼ばれた。
「一体何の会合なんですか?」
「経済学会だよ。でもどうしてそんなことを聞くんだい?」
「酒もなし、女性もなしで、どうしてみんなあんなに混乱しているんでしょう」
★極めつけはあの有名なジョーク。
「正反対のことを言う2人がノーベル賞をとれる分野は経済学しかない」。

以下は今朝の場況。

「反落」

週明けのNY株式は反落。
S&P500は4日ぶりの反落。
背景は軟調だったゴールドマンの5四半期ぶりに軟調な決算。
「債券や為替、株式などの取引が低調で年1~3月期は減収減益。
1株利益は市場予想を上回ったが、純営業収益が市場予想以上に減少したのが嫌気された」との解釈だ。
ゴールドマンは4%近く下落。
1銘柄でダウ平均を約53ドル押し下げた。
墜落事故を起こした新型機「737MAX」の運航停止を初夏まで続ける米空運大手が相次いでいると伝わったボーイングの下落も響いた。
NYダウは一時95ドル安まで下げる場面があったが、売り一巡後は下げ渋り。
ヘルスケアセクターの上昇が相場を支えた格好だ。
ウォルト・ディズニーが上昇。
タイガー・ウッズがマスターズトーナメントで14年ぶりに優勝したことからスポンサーのナイキも買われた。
先週末時点で主要3指数のサイコロジカルラインは過熱圏だった。
S&P500は11勝1敗、NASDAQは9勝3敗、NYダウは8勝4敗。
「自律調整」といっても良いかもしれない。
NY製造業景況指数は10.1と前月から6.4ポイント上昇。
上昇は2カ月ぶり。
市場予想(5.3)を上回った。
ただ米中貿易交渉に対する警戒感が高まっていた昨年12月の11.5を下回っている。
表面利率2.625%の10年物国債利回りは前週末比0.01%低い(価格は高い)2.55%。
週末は聖金曜日で債券市場は休場、18日は短縮取引。
「今週は休暇を取る債券市場関係者が多く積極的な取引を見送るムード」という声が聞こえる。
今週発表予定の鉱工業生産や小売売上高などが改善すれば、米景気の減速懸念が和らぐとの見方が円の重荷。
日米貿易交渉で為替条項が加わるとの懸念も円買いを誘ったという見方もある。
ドル円は112円を挟んだ水準。
ダウ輸送株指数は」0.84%下落。
VIX(恐怖)指数は12.32。
SKEW指数は127.69。
赤とピンクの明るいカラーの観客が目立った米ゴルフメジャーのマスターズ。
ファッションカラーからは景気は悪くないと解釈できようか。

「日経平均採用銘柄のEPSは着実に増加」

週明けの日経平均は一気に22000円台回復。
寄り付き152円高、大引け298円高と日足は窓を開けて5日連続の陽線。
TOPIXはようやく6日ぶりの反発で年初来高値を更新した。
200日線(21886円)を一気に上抜けたことで買戻しを誘ったという格好だ。
「次は12月3日につけた22698円」という勇ましい声が聞こえ始めた。
225採用銘柄主力への買いとETFなど逆日歩銘柄への買戻しの交錯。
「日経平均は大幅高が2日継続。
短期的には反動もあるかもしれないがある程度過熱感を伴いながらも上昇が続く可能性」というのが玉虫色の見方だ。
「累積売買代金からは21500円にフシがある」という取ってつけたような解釈はようやく消えた。
東証1部の売買代金も2兆3924億円と4月3日以来の水準。
「世界的にも出遅れている日本株が買い進まれるという出遅れ循環の波」という声が聞こえた。
トランプ大統領の「利上げしなければ、株価が最大1万ポイント上がっていたはず」も効いた。
根拠の薄い強気はいつも相場を演出するものだ。
値上がり1910銘柄、値下がり190銘柄。
新高値250銘柄、新安値16銘柄。
騰落レシオは109.82と上昇した。
NT倍率は13.62と最高水準をキープ。
SQ値21870円に対しては1勝1敗。
25日線からは3.0%、200日線からは1.3%のプラスかい離。
サイコロは9勝3敗で75.0%とやや過熱圏。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.810%。
買い方▲9.402%とようやく買い方有利体制確立水準
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.637%。
買い方▲16.201%。
空売り比率は41.2%で29日連続40%超。
日経HVは17.1、日経VIは15.72。
日経平均採用銘柄のPERは12.60倍。
EPSは1759円と連日の増加で昨年12月の1794円に接近。
シカゴ225先物終値は大証日中比35円安の22145円。
高値22220円、安値22040円。
絶妙なのはTOPIXが週末まで続落していたこと。
時価総額はほとんど増えず611兆円水準。
過熱感なく上昇感を醸し出してくれたのは上等。
TOPIXが25日線水準でウロチョロしていたのとは大違い。
アノマリー的には・・・。
「3月に上昇したら5月は下落しやすく、3月に下落したら5月は上昇しやすい」。
そして・・・。
「4月に上昇したら8月は下落しやすく、4月に下落したら8月は上昇しやすい」。
3月は下落だったので5月は期待。
4月上昇→8月下落のアノマリーは外れて欲しいというのが勝手な願いだ。
ちなみにETFは逆日歩の嵐という印象。
気学では「目先のポイントをつくる注意日」。
水曜は「人気に反して動く日。逆張り方針」。且つ「下げの特異日」。
木曜は「変化日にして不時の高下を見せる日」。且つ「上げの日」。
金曜は「初め強いと後安の日。吹き値売り良し」。且つ「変化日。満月」。
(櫻井)。