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ブログ:Onevoice

相変わらずの.. 

 日経平均先物の買戻しによる株価回復、ファーストリテイリングに代表される一部の値嵩株の上昇がリードという色合いが強いようで、そのためにトピックスの回復が今一つ、新興市場の指数も同様、で、逆安倍トレードになっていて、円ドル相場と日経平均先物の連動性がまた強くなっています。海外投機筋主導の相場展開で個人の市場参加者は、IPO銘柄や一部の低位材料株に注目といったところのようです。 

 

 とはいえ、日経平均22000円を大きく下回るような下落は今は無理なようだ、逆に23000円を大きく上回る上昇も難しい、ということで日経平均は22500円を挟んだ動きに当面なるのでは?と思わせるところでしょうか。 

 

 米中の貿易摩擦は重要なイベントではあると思いますが、一部の業種・企業を除けばわが国への影響は軽微で間接的、と考えるのが普通というものでしょう。米中貿易戦争で日本株が世界で最も下がる、と思うのは無理筋でしょうね。 

 

 とはいえ、トピックスの上昇の鈍さは気になるところです。アメリカ市場では久々に「ヒンデンブルグオーメン」が点灯といったニュースもありました。NASDAQは史上最高値を連日のように更新してまさに絶好調です。ファング銘柄を空売りした筋は評価損に苛まれる展開です。しかしながら、次に大きな下落局面が米国株式相場であるとすれば、そういう銘柄が下げを主導することはまず間違いないでしょう。それがいつ、どれくらいの規模でやって来そうか?頭の中では考えておく方がよさそうです。 

 

 そのシナリオをどう想定するか?キッカケとして私は、欧州の混乱(ドイツ発)、新興国の通貨暴落(すでにアルゼンチンやトルコで起きています)、中東の地政学リスクの高まり、などがありそうな気がします。ただ、例えば今年の秋くらいまでにそうした下落局面があるとしますと、それは来年以降に続く長く深い下落局面ではなく、比較的短期の調整になって、振り返ればその下落局面は買いのチャンスだった、ということになるのでは?と思っています。つまり、次の比較的大きな米国発の株価調整は、リーマンショック後のような、大幅で長期の調整にはなるまいという意味です。(数年に及ぶ本格的な調整があるとすれば、もう少し相場が全体として上に行ってからであろう、という感覚です。) 

 

継続チェック 

1.マクロ景気と企業収益 

→今週発表の指標の中にやや悪化傾向のものが出ていてよく分からないところはあるのですがアメリカは景気がまた上向いているようです。日本企業の収益は105円より円安であれば円ドル水準に余裕があり、増益への上方修正含みと見ていいようです。 

 

2.成長分野の株価 

→スマホやPCは成長への疑問が強く、現実もその通りのように思われますが、データセンター向けの半導体需要は依然強いようです。資生堂に代表される海外の個人消費を取り込むことの出来る企業を成長銘柄として捉えようとする動きは継続しているようです。 

 

3.日米欧の金融政策と金利・資金移動 

→日米欧ともに当面の金融政策決定は終了、米金利の上昇が新興国からの資金流出にどれくらい影響するのか?投機筋は、新興国が資金流出でもっと大変になることを期待しているに違いありません。 

 

4.資源価格・物価 

→結局、資源価格が大きくなる上がるほど世界景気が過熱するわけではない、ということなのでしょう。日本時間今夜のOPEC総会は基本的に無風でしょう。ただ注目ではあります。 

 

5.地政学リスクと覇権争い 

→中東リスクは依然要注意。米中はこれから長い間緊張関係を続けることになると思いますが、株式市場はだんだんとこの材料には鈍感になっていくのではないでしょうかか。ただし、在中国の米ハイテク企業に対して中国が何か規制めいたことをし始めるとなれば、緊張は相当に高まるでしょう。 

 

6.投機筋の動き 

→結局、今の時点では、米国のファング銘柄も日本の代表株も、「大きく売り崩すことはできない」というのが結論なのでしょう。まず新興国の株と為替を売り崩してから、という順序でないと無理のようです。 しかし、売り屋が大量の資金で売り崩しを常に狙っているということは覚えておく必要があります。

 

7.株価と利益のバランス 

→日本は割安、米ファング銘柄は割高、ですが、ファング銘柄は空売りの買い戻しによってむしろ上昇している状況のようです。ファング銘柄を空売りしている投機筋は、相場観は正しいかもしてませんが、現状は買い方のパワープレーに蹴散らされている状況のようです。 

 

平成30年6月22日 

証券アナリスト 

松下律

番組でも一部ご案内してきましたが、
ストックボイスはこの度、大きな節目を迎えました。
東京MX放送開始10周年記念。

インターネットラジオからスタートした小さな放送局が
インターネットテレビになり、
そして2008年6月30日、東京MXでも放送を開始して
地上波に乗り入れを果たしました。

あれから10年。
その年月を振り返る記念番組の公開収録を先週末に行いました。
詳しい内容は6月30日の放送日まで内緒ですが、
(とイベント参加の皆様とお約束をしたのに、
お願いした本人がうっかり昨日の番組で口を滑らせ掛けるという体たらく。
どうもすみません。)

男性キャスター&記者勢揃いで、
えーと、どこまで言っていいのかな、
この10年の色々な出来事、それぞれの思いなどを語りました。

公開収録には抽選による100人の視聴者の皆さんが参加してくださいましたが、
視聴率100%というそれはそれはやりやすい環境で収録させて頂きました。

お楽しみ映像なども挟む予定ですので、
どうぞお楽しみになさってください。
私は司会で・・・えーと、頑張りました。

人間、言ってはいけないと思うと言葉が少なくなることに気づきました(笑)
2017年における中国の対米輸出総額は5050億ドルです。 一方アメリカの対中輸出総額は1300億ドルで、差っ引きアメリカの対中貿易赤字額は3750億ドルになります。 2017年のアメリカの貿易赤字総額は7962億ドルですので、中国がその半分近くを占める事になります。 


6月15日に、アメリカはこうした貿易不均衡の改善を目指し、総額500億ドルの品目に2段階で一律25%の追加関税を発表します。 中国もすかさず反応し同額、同率の追加関税を表明、ならばと、アメリカは更に2000億ドルの課税を示唆、中国も同額の報復課税を表明する始末です。 その結果お互いの課税総額はそれぞれ2500億ドルに上っています。 しかし中国のアメリカからの輸入総額は1300億ドルですので、中国は既にほぼその倍の金額に課税すると表明した事になり、どうも計算が合いません。 それを見透かすようにアメリカは更に2000億ドル分の追加課税を示しており、その総額は4500億ドルになり、中国の対米輸出総額5050億ドルのほぼ90%がカバーされます。  多分課税されないのはアメリカ国民の生活に影響の出るTV,携帯電話など生活用品に限られるのでしょう。


中国は世界第2位の経済大国と言っても、2017年の名目GDPはアメリカの19.4億ドル(2133兆円)に対し12億ドル(1320兆円)とほぼ2/3 程度です。 計算上アメリカからの輸入の4倍近い輸出を失う訳ですので、その負の影響は当然中国に大きくでる筈です。


更に中国はアメリカの輸入大豆への課税を表明しています。 確かにアメリカは年間1億トンの世界一位の大豆生産国です。 中国も国内で大豆を生産していますがコストが高く、年間消費の9500万トンのうち8400万トンは安い輸入大豆に頼っています。 より具体的には中国流通量の三分の一はアメリカ産とも言われています。


今年4月の、最初のアメリカによる制裁関税の時も、中国はその報復としてアメリカ産大豆に課税し、ブラジル産大豆を大量に買い付けました。 量に限界のあるブラジル産の価格が急騰、比較からアメリカ産が安くなり、欧州各国がアメリカ産大豆を15年振りと言われる程、大量買い付けを行っています。 アメリカに対する影響は限定的だったと言われています。  一方中国では大豆は家畜の飼料として使用され、この時大豆価格はおよそ8%上昇したと言われています。 大豆価格は豚肉の価格を押し上げ、その感応度は極めて高いと言われています。 政策として価格を抑える政策は取られるでしょうが、売り惜しみから極端な品不足になる可能性は充分あります。


中国政府が一番嫌うのは、豚肉の価格の上昇との見方が有ります。 1989年の天安門事件の原因の一つとして、当時の豚肉、卵、野菜など穀物以外の食品の値上がりが指摘されます。 公営の小売店でも平均30~60%、自由市場ではそれ以上の値上がりを記録したと言われます。 この時のトラウマが依然、中国の指導層に残っており、対米貿易戦争を国内問題に転化させない事が大命題になります。 中国の真の経済力が今問われています。  

(中嶋)

「ゆれる」。西川美和監督の2006年の作品は、渓流の緑がさえるこの時期になると、映画の中の断片的なシーンをよく思い出します。

「ビッグウィーク」と呼ばれるほど重要な日程が集中した先週。最も注目された米朝首脳会談は、実際のところ何が決まったのか、いまだに判然としないまま時が過ぎています。しかし本当に重要な変動は、過剰なほど注目を集めたビッグウィークが終了したすぐあとに起こりました。

月曜日の朝、通勤時間帯の大阪で震度6弱の強い地震が発生しました。大阪で観測された地震としては観測史上最大の規模と聞きます。衷心よりお見舞い申し上げます。

ライフラインの寸断は現在も復旧していない地域があり、生活の不安を抱えたままの状態が続いています。都市部も山間部も、ご高齢で一人暮らしをされている方も多いでしょうしご不便は察して余りあります。雨の多い時分なのでお身体を冷やさないようにお過ごしください。

このところ日本各地で震度4を超える地震が多発しています。先週は千葉県沖でスロースリップが発生しました。群馬県南部でも震度5弱の地震が発生したばかりです。群馬県は地震の起こらない地域として知られており、自治体はそのことをうたい文句に工場の誘致などを進めてきた経緯があります。その前提が大きく揺らいでいます。

今月に入って日本土木学界は、南海トラフ地震の被害総額が最大で1400兆円にのぼるとの試算を公表しました。建物の韜晦などの直接的な被害だけでなく、物流網が遮断されて工場などの生産活動が長期にわたって稼動しなくなる恐れを指摘しています。

月曜日の大阪での地震でも、東海道・山陽新幹線および在来線が1日だけほぼ完全にストップしました。1日だけでも産業界と国内外の観光客への影響は相当のものになったと予想されます。

この季節、北半球では各国で豪雨やひょうによる被害が相次いでいます。日本では地震です。防ぎようのない自然災害に対して、家庭、行政、産業界はそれぞれどのように対処するのか。ラグビーW杯と東京五輪を目前にして、本当に知恵を絞るべきはこの部分です。
(スズカズ)

《昨日の近畿地方の地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

一刻も早い復興を心よりお祈りしております》。


今の相場というのは米国ニューヨーク州のシネコックヒルズGCでのゴルフ全米オープンみたいなもの。

世界のプロがしのぎを削っても通算アンダーパーになりませんでした。

日々でみれば7アンダーで回れるプロもいました。

しかし容易にトリプルボギーも多数。

最終日の10オーバーが複数いました。

プロがパーを取れない荒涼とした市場での戦い。

フィル・ミケルソンはボギーパットが下り傾斜で止まらず途中で打ち返して2打罰。

前代未聞のプレイまで飛び出しました。

米国ゴルフ協会はコース設定のミスまで認める始末。

グリーンが硬かろうと、風が強かろうと、自然と戦うのがゴルフだと思いますが、彼らの発想はどうも違うのでしょう。

市場が荒れている時に「市場設定が悪かった」なんて甘えた言葉は絶対に聞かれません。

金融危機だろうと財政危機だろうと、あるいは通貨危機だろうと自然災害だろうと市場は開くもの。

そしてあるがままで参加者はプレイします。

市場というのはそういうもの。

ゴルフだって一緒でしょう。

そこでマネーを稼ぐプロが市場に文句を言ってはいけないと思います。

マネーを払っているアマならば別なのでしょうが・・・。

市場外で「ここは注意。ここはチャンス」という解説が聞かれます。

しかし実際に戦ったプレイヤーの言葉以上の重みは感じられません。

これはゴルフも市場も一緒だと思います。


「相場の特質と言うか、相場は常 に変化から何かを探そうとしている。

ともあれ相場は変化を栄養分にして、関連銘柄を探す。

どんな時代でも変わりません」 と老練な市場関係者。

結構深いです。


今週末は石垣島へ遠征。

2013年からスタートし今年で5年目。

当初は1回限りの予定だったのがまさかの5回目。

驚くほどの継続性です。


《兜町ポエム》


「涙(なだ)そうそう」

古いチャートをめくり「ありがとう」ってつぶやいた

いつもいつも持ち株を励ましてくれる株よ

大幅高の日も下げの日も浮かぶあの相場

思い出遠くあせても

面影探してよみがえる場は涙そうそう


「株唄」(島唄)


相場のツケが咲き売りを呼び嵐が来た

ウリカイが咲き乱れ株価呼び嵐が来た

繰り返す値動きは島渡る波のよう

アベノミクスで株価よろこび アベノミクスで株価ふらつき

日経平均よ風に乗り

ダウとともに高値に渡れ

TOPIXよ風に乗り

届けておくれ市場の願い


《兜町ポエム》


「兜町(シマンチュー)ぬ宝」(島人ぬ宝)


僕が育ったこの兜町(シマ)の未来を

僕はどれくらい知っているんだろう

スプレッド もカバードコールも言葉の意味さえわからない

でも誰より誰よりも知っている

雇用統計の夜もSQの朝も

何処からか聞こえてくる戦いを

いつの日かこの兜町(シマ)を離れてくその日まで

大切な株をもっと深く知っていたい

それが兜町人(シマンチュー)ぬ宝


以下は今朝の場況。

「NYダウは5日続落、NASDAQは反発」

週明けのNY株式市場でNYダウは2ヵ月ぶりの5日続落。

約半月ぶりに節目の25000ドルを割り込んだ。

下落幅は一時264ドルまで拡大したが引けは103ドル安と下落幅は縮小した。

対中貿易摩擦懸念を背景にボーイングが5日続落。

キャタピラー、P&Gなどが下落した。

インテルの下落も相場の重荷。

ボーイングとインテルの2銘柄でNYダウを33ドル押し合下げている。

ただ原油価格が反発してシェブロンなどエネルギーセクターは上昇。

NASDAQはフェイスブックやアマゾンの上場来高値更新を背景に小幅反発。

S&P500は続落。

ラッセル2000は52週高値を更新した。

「セクターローテーションが中心で積極的な買いは入らずマチマチの動き」との見方だ。

債券は手がかり難で狭いレンジでの商いながら3日続伸。

10年国債利回りは2.91%。

ドル円は110円台半ばで推移。


「メルカリ祭りの日」


週初は反落で値下がり1518銘柄、値上がり507銘柄。

米中貿易摩擦懸念に寄り前の大阪地震が加わり売り一色となった。

もっともメルカリ上場イベント前の一休みという声も効かれる。

村田製の高値更新や資生堂の上昇が救いだった印象。

「ここまでは上がるも下がるも外部要因次第という状況。

しかしメルカリが登場しインフラ復旧需要期待が加わって独自の材料が出てきた」という見方もある。

東証1部の新安値は主力銘柄中心に184銘柄。

この逆襲が欲しいところだ。

25日線(22646円)からは0.1%のプラスかい離。

騰落レシオは86.73%まで低下。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.965%(前日▲12.232%)。

買い方▲10.342%(前日▲9.081%)と拮抗。

マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率松井証券速報で売り方▲22.45%(前日▲21.38%)。

買い方▲15.48%(前日▲13.97%)。

売り買いともに悪化だ。

空売り比率は42.2%と2日ぶりの40%台。

もっとも裁定買い残が2兆814億円では悪さも少ないだろう。

日経VIは16.24まで上昇。

NT倍率は12.80倍と今年最大となった。

株価下落でも日経優勢あるいはTOPIX劣劣勢の展開だ。

足元225採用銘柄のEPSは1675円まで増加してきている。

シカゴ225先物終値は大証日中比40円高の22660円。

25日線(22646円)がサポートしてくれることに期待。

5日線(22823円)を復活できればSQ値22825円も復活だ。

少なくとも4日連続日足陰線は避けたいところ。

気学では「押し目買いの日。逆に安いと翌日から高し」。

水曜は「相場の放れる日。足取りに注意せよ」。

いずれにしてもメルカリ祭りの週だ。

(櫻井)。