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小手先でなく

櫻井 英明

2020/11/24 07:40

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日経平均が26000円台に乗せた先週火曜日。
市場で数多く聞かれたのはは「26000円台回復」の声。
ある書き込みにでの指摘は「回復?」。
たしかに29年も前の記憶は薄れ「回復」という実感はありません。
形式上は回復なのでしょうが実感は「26000円台乗せ」。
言葉は難しいものです。

1991年5月14日が26040円、
1991年3月18日が27000円台。
これは18000円への下落過程の26000円台。
バブル前の上昇過程の26000円台は1988年3月。
ココから最高値の89年12月までは1年9ヶ月かかりました。
3万円までは約9カ月。
そんな時間軸も覚えておきたいものです。

そういえば・・・
2000年の225採用銘柄30銘柄の入れ替えがなかったならば日経平均は3000円は上にある筈。
そんなことを言っていた記憶がよみがりました。
重厚長大から軽薄短小値がさ株への入れ替え。
あそこで日経兵平均は違うものに変化したのが歴史。
ただ下駄が3000円という説が今も効いているとすれば、今は29000円どころ。
そう考えると、妙な気持になってくものです。

あのアドバンテストが「タケダ理研」だったなんてことを知っている人も少なくなったでしょう。
久々に思い出したのは今先日の日経「私の履歴書」。
クルーンルームが欲しくて寄付を募りに行った東大教授。
「思案を巡らせていたところアドバンテストという半導体関連の会社が業績が良く、
その前身タケダ理研鉱業の創設した武田郁夫氏が大学への寄付に関心を持っている」。
小耳にはさんで出向くと無言で聞いた後で「総額45億円かかります」に「わかった」。
美談、というか創業者というのは懐が深いものです。

相場を大局観で考えるか、目先の小手先で考えるのか。
これは永遠の課題。
でも、大局観を投げ捨てた枝葉末節に拘わる小手先論はどちらかと言えば屁理屈。
曲がり続けることだけが使命ならばそれでも良いのでしょうが・・・。
先日、昨日「小賢しい弱気論で、注意しましょう、警戒しましょうばかりのマーケット」。
と言ったら叱責の声ばかり。
強気は悪で弱気は善。
2012年12月まではこうだったかも知れません。
あるいは「強気は愚かしく聞こえ、弱気は賢く聞こえる」。
これも市場の抱える罠なのでしょうか。
加えて主役や材料を常に海外に求める他律の相場観の横行。
「過去に饒舌、未来に寡黙」は永遠に変わらない市場関係者の特性かもしれません。
「なんだかなあ」という気がして止みません。

以下は今朝の場況。

「恐怖と欲望指数は63ポイント→75ポイント」

週明けのNY株式市場で主要株価指数は揃って反発。
アストラゼネカのワクチンの有効性やファイザーのワクチン接種が12月11日開始の可能性などを好感。
複数のメディアが「財務長官にイエレン元FRB議長を起用する方針」と伝えたことも好材料視。
 一方、比較的対コロナで安全な銘柄として買われてきたアップルやネットフリックスといったIT関連大型株は下落。
「ワクチントレードとなった。
投資家がグロース銘柄からシフトする中で景気動向に敏感な大型バリュー株が引き続き買われている。
NASDAQが圧迫される一方でNYダウのパフォーマンスが好調だったのはそのため」との見方だ。
IHSマークイットの11月PMIは総合指数が前月比1.6ポイント高の57.9。
2015年4月以来5年半ぶりの高水準となった。
10年国債利回りは0.858%。
2年国債利回りは0.163%。
ドルは上昇。
ドル円は104円台半ばと円安トレンド。
SKEW指数は134.26。
4日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は63ポイント→75ポイント。

週明けのNYダウは327ドル高の29591ドルと反発。
NASDAQは25ポイント高の1180ポイント。
S&P500は20ポイント高安の3577ポイント。
ダウ輸送株指数は192ポイント高の12424ポイントと反発。
SOX指数は1.56%高の2595ポイントと反発。
VIX指数232.702(前日は23.70)。
3市場の売買高は121億株(前日106.9億株。過去20日平均は108,7億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比395円高の25935円。
ドル建ては大証日中比400円高の25940円。
ドル円は104.54円。
10年国債利回りは0.858%。
2年国債利回りは0.163%。

「3連休明けの株高」

週末の日経平均は寄り付き148円安。
終値は106円安の25527円と3日続落。
日足は十字線ながら2日連続陽線。
SQ値25480円28銭には5勝1敗。
16日のマド(25456円)はザラバで埋めた。
日経平均は週間で2勝3敗と下落の方が多かったものの週間で141円上昇。
週初の発射台が高かったことから週足は3週ぶりに陰線。
TOPIXは続伸。
東証マザーズ指数は反落。
日経ジャスダック平均は3日ぶりに反発。
東証1部の売買代金は2兆2165億円(前日2兆8636億円)。
17日連続の2兆円超え。
値上がり1296銘柄(前日827銘柄)。
値下がり788銘柄(前日1238銘柄)。
新高値46銘柄(前日45銘柄)。
新安値16銘柄(前日15銘柄)。
騰落レシオは99.22(前日92.47)。
NTレシオは14.78倍(前日14.85倍)。
サイコロは8勝4敗で66.67%。
右肩上がりの25日線(24328円)からは△4.93%。
13日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は23575円。
横ばいの200日線(22082円)からは△15.60%(前日△16.14%)。
11日連続△10%超。
右肩上がりの5日線(25762円)から▲0.91%。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.098%(前日▲16.072%)。
買い方▲8.445%(前日▲9.017%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.426%(前日▲9.675%)。
買い方▲18.896%(前日▲19.978%)。
空売り比率は39.8%(2日ぶりの40%割れ:前日40.4%)。
空売り規制なしの比率は6.2%(前日5.9%)。
日経VIは21.70。
日経平均採用銘柄の予想PERは24.03倍(前日24.06倍)。
前期基準では19.27倍。
EPSは1062円(前日1065円)。
225のPBRは1.17倍。
BPSは21818円(前日21909円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.16%(前日4.16%)。
配当利回りは1.80%。
東証1部全銘柄だと予想PERは26.49倍。
前期基準では20.93倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.27倍。
ドル建て日経平均は245.93(前日246.91)。
東証1部単純平均株価は8円高の2267円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2035円(前日2092円)
東証1部時価総額は656兆円(前日656兆円)。
週末のシカゴ225先物終値は大証日中比60円高の25600円。
高値25765円、安値25420円。
週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比395円高の25935円。
高値26055円、安値25655円。
週末の225先物大証夜間取引終値は日中比160円高の25700円。
気学では{弱含みの日なれど後場急伸することあり」。
水曜は「前日来の足取りに変化を見せる日」。
木曜は「戻り売りの日。高値のみ見計り売り方針良し」。
金曜は「戻り売り方針の日。逆に高いと翌日安し」。
ボリンジャーのプラス1σが25326円。
プラス2σが26324円。
プラス3σが27322円。
一目均衡の雲の上限が23395円。
14日連続で雲の上。
勝手雲の上限は24386円。
14日連続で勝手雲の上。
RSIが83.60(前日78.48)。
RCIが94.51(前日97.25)。
アノマリーは「11月3連休明けの株高(過去18勝1敗)」。

《今日のポイント11月24日》

(1)週明けのNY株式市場で主要株価指数は揃って反発。
   ドル円は104円台半ばと円安トレンド。
   SKEW指数は134.26。
   4日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は63ポイント→75ポイント。


(2)ダウ輸送株指数は192ポイント高の12424ポイントと反発。
   SOX指数は1.56%高の2595ポイントと反発。
   VIX指数232.702(前日は23.70)。
   3市場の売買高は121億株(前日106.9億株。過去20日平均は108,7億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比395円高の25935円。
   高値26055円、安値25655円。

(3)東証1部の売買代金は2兆2165億円(前日2兆8636億円)。
   17日連続の2兆円超え。
   新高値46銘柄(前日45銘柄)。
   新安値16銘柄(前日15銘柄)。
   騰落レシオは99.22(前日92.47)。
   NTレシオは14.78倍(前日14.85倍)。
   サイコロは8勝4敗で66.67%。

(4)右肩上がりの25日線(24328円)からは△4.93%。
   13日連続で上回った。
   横ばいの200日線(22082円)からは△15.60%(前日△16.14%)。
   11日連続△10%超。
   右肩上がりの5日線(25762円)から▲0.91%。
   2日連続で下回った。

(5)空売り比率は39.8%(2日ぶりの40%割れ:前日40.4%)。
   日経VIは21.70。
   東証1部時価総額は656兆円(前日656兆円)。

(6)ドル建て日経平均は245.93(前日246.91)。

(7)ボリンジャーのプラス1σが25326円。
   プラス2σが26324円。
   プラス3σが27322円。
   RSIが83.60(前日78.48)。
   RCIが94.51(前日97.25)。
   アノマリーは「11月3連休明けの株高(過去18勝1敗)」。
(櫻井)。