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緊急事態宣言

中嶋 健吉

2021/01/07 07:52

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謹賀新年。 今年も宜しく願いします。

新年早々、東京都及び首都圏3県に再び緊急事態宣言が発令されることになりました。 経済への影響は避けられないとの慎重な見方が一般的ですが、これに対し大和証券の木野内氏の見方は大いに注目すべきものです。  氏は古い相場格言「銃声が鳴ったら買え」を引用し、地政学的リスクが高まると相場は軟化するものの、実際に武力が行使されると、事態はそれ以上に悪化することは少なく、むしろ収束に向かうことが多いと指摘しています。 コロナに関してもロックダウン(緊急事態宣言)は銃声が鳴るに等しく、一旦実行されるとそれ以上感染は拡大せず、むしろ沈静化が期待されるとの見方です。

この見方を検証するために、春の緊急事態宣言時のケースを見ておきます。
事態宣言は4月7日から5月25日まで実行されました。 その前後の株価動向です。

  宣言前(3月27日〜4月7日) 宣言期間中(4月7日〜5月25日)
日経平均 ▼4.2% △11.7%
TOPIX ▼5.7% △9.1%
(▼下落  △上昇)

宣言前の一週間は下落、宣言期間中は上昇しており「銃声が鳴れば買い」を示しています。 コロナ禍は春先より大きく拡大しており、更に不透明感を強めるアメリカ大統領選挙の行方もあり楽観は出来ないものの、こうした見方があることも頭の隅に置きたいものです。
(中嶋)