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36年ぶり

櫻井 英明

2021/01/13 10:52

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相場はすべての参加者の結論を表現するもの。
逆に言えば「相場が結果である以上、それは正しい」とうこと。
しかし、しばしば間違えるのは、その市場を取り巻く市場関係者の解釈。
特に海外マターについては、変な解釈は多いようです。
2016年のトランプ大統領当選の時もそうでした。
日本はネガティブなのに当のアメリカはポジティブにとらえた結果、多くの市場関係者の見通しは外れました。
もしもジョージア州で民主党が2議席獲得ならば議会のねじれば解消。
そして民主党の政策は大規模な景気刺激策。
だから景気は急速に上向く。
ココまでは一致した見方。
別れたのはその先。
景気が回復すれば、金利は上昇。
そして民主党政権は増税に動く方向。
このシナリオを警戒した向きが多数意見。
でも、時間軸をまじめに考えれば「景気刺激ー景気急回復」。
これが先に来ること。
そのあとに利上げや金融緩和縮小、増税。
いったいどれくらいの時間軸でのシナリオだったのでしょう。
今日、景気刺激して、来週増税するというような理解だったのでしょうか。
少なくとも警戒要因は半年以上先のこと。
その前提条件が景気の急回復である以上、株価はそれを享受するだろうというのがフツーの思考法でしょう。
先の恐怖を煽り立てていかにもすぐにやって来そうな風情を醸し出すのが多くの市場関係者。
このシナリオは株式市場よりもFXや商品先物市場の得意なところです。
結果はジョージア州は2議席とも民主党。
株価は過去最高値を更新。
市場の声は「投資家は今後実施される刺激策に注目している。
追加の資金が投入されるのは市場にとってポジティブ」。
警戒論は後退し常識的発想に戻ってきた挙句の「いいところどり」。
昨年から続いている流れです。
見えない影の先の悪材料を重視し踊って騒いだ東京は一体何だったのでしょう。
残念ながら冷静に連騰を続けた台湾や韓国、上海に軍配が上がりました。
また東京の「トリプルウェーブ警戒論者」はジョージアの結果と相場について反論も反省もありませんでした。
こうなると、専門家は理路整然としばしば間違う」ではなく・・・。
「専門家は意味不明にいつも間違う」となるかも知れません。
戒めは「すべてのイベントは通過することが重要」ということでしょう。

「金利が上昇して株が上がる」。
起きているのは教科書的通説とは真逆の動き。
マイナス金利とかゼロ金利は、景気が良くないサインとすれば、当然の動きでしょう。
「金利上昇を警戒」という言葉はよく聞きますが、まだそういう局面ではないということ。
ようやくまともな金利になることに期待したいものです。
興味深いのは金融セクターの動き。
「金利上昇で運用が楽になる」との解釈だ。
そうかも知れませんが、金利上昇を喜んで、債券を買っても、その金利上昇は債券価格の下落に通じます。
償還まで保有するならともかく、途中売却やトレーディングを背景での債券投資には本来良くない局面。
それでも多少の金利を求めて債券に行くのだとしたら、ごれも「違うんじゃない?」と言いたいところ。
ココは教科書通りに「金利が上昇して債券は下落する」が妥当だろう。
「金利が上昇して債券が下落するのであれば金利が上昇して株価は上昇する」。
いつか夢見たグレートローテーションの世界。
常識と非常識が混載されているのが市場でもあります。

サンタクロースラリーについての検証。

クリスマスイブから年明けの2営業日までの7営業日。
NY株は強いといいアノマリー的にはサンタクロース・ラリーと呼ばれる。

NYダウは23日終値(30129.83ドル)新年2営業日目の1月5日終値(30391.60ドル)。
0.87%のプラス。
NASDAQは23日終値(12771.11)新年2営業日の1月5日終値(12818.96.
0.37%のプラス。
S&P500は23日終値(3690.01)新年2営業日の1月5日終値(3726.86)。
1.000%プラス。

1月の最初の5営業日が強いかどうかと言う「最初の5営業日早期警告システム」。
NYダウは31日終値(30606.48ドル)新年5営業日の1月5日終値(31097.9ドル)。
1.615%のプラス。
NASDAQは31日終値(12888.28)新年5営業日の1月5日終値(13201.98)。
2.43%のプラス。
S&P500は31日終値(3756.07)新年2営業日の1月5日終値(3824.68)。
1.83%のプラス。
これで1月月足が陽線となればNYの年間上昇の確率は高くなります。

市場は利害と正邪が混在するもの。
しかし多くの場合は利害が優先されるようです。
そんな市場を「正邪」で解釈しようとしても結構空しいことは多いもの。
「利害がすべてに優先するのが市場」。
そう考えるべきでしょうし「正邪の解釈」は市場外で行う方がスッキリするでしょう。

新国立競技場でのラグビー大学選手権は天理が早稲田に圧倒的勝利。
1982ー84年の同志社以来の関西勢の優勝。
日経平均の30年を超えて36年。
この時間軸の繰り返しは結構悪くないのかも知れません。
因みに優勝校と回数(両校優勝含む) 。

早稲田18・明治13・帝京9
関東学院6・同志社4・法政3
大東文化3・慶應3・日体2・天理1

以下は今朝の場況。

「反発」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
「景気回復への期待から景気動向に敏感なセクターが選好され小型株に買いが集中。
小型株主体のラッセル2000や金融、エネルギーといったシクリカル(景気循環)セクターが堅調」との解釈。
ラッセル2000は1.8%上昇。
過去5営業日のうち3営業日を最高値で終了。
年初来の上昇率は7.7%とS&Pの1.2%を上回っている。
ただ決算シーズンを控えた慎重ムードは否定できない。
トランプ大統領支持者の乱入事件を受けた議会での動きは警戒材料。
国債利回りは低下(価格は上昇)。
10年国債利回りは1.129%。
2年国債利回りは0.146%。
ドル円は104円台前半。
原油先物はサウジの減産が効いてバレル56.58ドル。
一時昨年2月以来の高値水準を更新した。
ビットコインは約3%安の3万4384ドルと失速。
SKEW指数は139.99と上昇。
35日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は65→69と上昇。

「出尽くし感か上値追いかの分水嶺」

火曜の日経平均は寄り付き135円安。
終値は25円高の28164円と3日続伸。
日足は3日連続陽線。
オプションSQ値27774円95銭に対して2勝。
TOPIXは4日続伸し1857ポント。
東証マザーズ指数は反落。
日経ジャスダック平均は8日ぶりに反落。
東証1部の売買代金は2兆8947億円(前日3兆1190億円)。
5日連続2兆円超。
値上がり1076銘柄(前日1725銘柄)。
値下がり1038銘柄(前日384銘柄)。
新高値125銘柄(前日129銘柄)。
新安値7銘柄(前日3銘柄)。
騰落レシオは102.41(前日103.96)。
NTレシオは15.16倍(前日15.17倍)。
9日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(26954円)からは△4.49%。
11日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は25231円。
右肩上がりの200日線(22907円)からは△22.95%(前日△23.14%)。
3日連続△20%超。
右肩上がりの5日線(27601円)から△2.04%。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.791%(前日▲19.446%)。
買い方▲4.683%(前日▲4.958%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.551%(前日▲13.857%)。
買い方▲13.799%(前日▲13.811%)。
売り方買い方逆転したままだ。
空売り比率は37.3%(3日連続40%割れ:前日39.3%)。
空売り規制なしの比率は5.2%(前日9.7%)。
日経VIは21.48と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは26.09倍(前日26.02倍)。
前期基準では20.87倍。
EPSは1079円(前日1081円)。
225のPBRは1.25倍。
BPSは22531円(前日22692円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.83%(前日3.84%)。
配当利回りは1.64%。
東証1部全銘柄だと予想PERは28.37倍。
前期基準では22.52倍。
PBRは1.35倍。
ドル建て日経平均は270.27(前日270.80)。
東証1部単純平均株価は1円安の2382円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2167円(前日2245円)
東証1部時価総額は691兆円(前日691兆円)。
火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比変わらずの28190円。
高値28265円、安値27940円。
225先物大証夜間取引終値は日中比60円安の28130円。
気学では「下寄りすると戻し、上寄りすると押し込む日」。
木曜は「吹き値売り方針の日」。
金曜は「人気に逆行して動くこと多し」。
ボリンジャーのプラス2σが27885円。
プラス3σが28351円。
昨日の日経平均はこのレンジで推移。
一目均衡の雲の上限が25538円。
46日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26681円。
勝手雲の下限は26616円。
RSIが72.58(前日71.35)。
RCIが92.86(前日90.11)。
アノマリー的には今日は「下げの特異日」。
明日は「最も上昇しやすい日」。
ポイントは通期見通しを引き上げた安川電とセブンアイへの評価。
出尽くし感が上値追いかの分水嶺だ。

《今日のポイント1月13日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
   SKEW指数は139.99と上昇。
   35日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は65→69と上昇。

(2)ダウ輸送株指数は182ポイント高の13051ポイントと反発。
   SOX指数は0.61%高の2988ポイントと続伸。
   VIX指数は23.34と低下。
   3市場の売買高は152億株(前日140.8億株、過去20日平均は121.4億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比変わらずの28190円。

(3)東証1部の売買代金は2兆8947億円(前日3兆1190億円)。
   5日連続2兆円超。
   新高値125銘柄(前日129銘柄)。
   新安値7銘柄(前日3銘柄)。
   騰落レシオは102.41(前日103.96)。
   NTレシオは15.16倍(前日15.17倍)。
   9日連続で15倍台。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)右肩上がりの25日線(26954円)からは△4.49%。
   11日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(22907円)からは△22.95%(前日△23.14%)。
   3日連続△20%超。
   右肩上がりの5日線(27601円)から△2.04%。
   3日連続で上回った。

(5)空売り比率は37.3%(3日連続40%割れ:前日39.3%)。
   空売り規制なしの比率は5.2%(前日9.7%)。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.791%(前日▲19.446%)。
   買い方▲4.683%(前日▲4.958%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.551%(前日▲13.857%)。
   買い方▲13.799%(前日▲13.811%)。
   売り方買い方逆転したままだ。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは26.09倍(前日26.02倍)。
   前期基準では20.87倍。
   EPSは1079円(前日1081円)。
   225のPBRは1.25倍。
   BPSは22531円(前日22692円)。

(8)ドル建て日経平均は270.27(前日270.80)。
   東証1部単純平均株価は1円安の2382円。
   (2020年末2341円、2019年末2327円、
   2018年末2077円、2017年末2946円)。
   東証1部時価総額は691兆円(前日691兆円)。

(9)ボリンジャーのプラス2σが27885円。
   プラス3σが28351円。
   前日の日経平均はこのレンジで推移。
   RSIが72.58(前日71.35)。
   RCIが92.86(前日90.11)。
   アノマリー的には今日は「下げの特異日」。
   明日は「最も上昇しやすい日」。
   ポイントは通期見通しを引き上げた安川電とセブンアイへの評価。
   出尽くし感が上値追いかの分水嶺だ。
(櫻井)。