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雨・曇りのち晴れ。もう傘はいらない。

櫻井 英明

2021/02/17 10:23

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月曜後場の東証アローズでの実況。
日経平均は前場に一時3万を付けていましたが前引けは29800円台。
課題は大引けでの終値ベースの3万円台でした。
13時過ぎに再度3万円を付けた後は終始3万円台をキープ。
14時30分過ぎから騰勢が強まり終値はほぼ高値圏で30084円。
日経平均の3万円台復活など小さなさざ波なのかも知れません。
しかし30年という時間軸は大きなうねり。
東証アローズに喧騒はありませんでしたが、中2階のカメラクルーは約5台。
見た目は大発会ほどのにぎやかさでした。
「3万円台回復」とはいえ、物心ついてから初めて「3万円台到達」を目にした人も多い筈。
彼ら彼女らに取っては「回復」というよりも「到達」という印象でしょう。
同じ3万円でも姿が違うということです。
大引け後の日証館の喫煙所。
フツーの会社員の30代の女性とその上司の会話。
「この間までマイナスだった株式の天引き積み立てがプラスになりました。
良かったです。
これからどうしたら良いですか」。
年配の上司。
「今は売れないから預金型に変えておけばいいんじゃない」。
「そうですね。大きく儲けたいとは思わないですけど、損は嫌ですからね」。
こんな会話が全国で聞かれるようになるのでしょう。
3万円はともかく株式市場動向がフツーに話題になる日が来たということが大きな変化。
背徳感や隠微性のない株式市場というのがやってきたようです。
そして一番大きいのは「明るい」ということ。
「晴れた日には38915円が見える」はかつての大和のレポートの題名。
今度は史上最高値への挑戦。
あと30%の上昇が欲しいところ。
というか、まだ70%しか回復していないというのが現実です。

ある市場関係者のコメント。

「買うから上がる」「上がるから買わざるを得ない」といったような動き。
「音楽が鳴り止むまでは踊り続けなければならない」といったフレーズが頭をかすめます。

ところで日経平均の3万円を現実に迎えて考えたこと。
相場は記憶のゲーム。
しかし記憶が邪魔をすることもあります。
相場は推論のゲーム。
しかし推論は恐怖感覚に流されやすいもの。
トレンドにつきたいという思考は多い。
しかしトレンドは日々変わるもの。
大きな流れのトレンドは見通せるかも知れません。
でも明日の株価すら誰も予測は出来ません。
今日の勝者は明日の敗者というのも相場ではよくあること。
これが現実。
ただ言えるのは、体で感じた感覚は裏切らないだろうということ。
「不自然なこと。不可解なこと。理解不能のこと」。
明滅するこれらのことは、日々の相場から誰もが感じられることでしょう。

「30年間歌い続けたの怨嗟と苦節の詰まった替え歌」

「翼をください」

いま市場の願いごとが
かなうならば翼がほしい
この株価に鳥のように
明るい材料つけてください
チャートの上に翼をひろげ
飛ばせて行きたいよ
悪材料のない自由な空へ
翼はためかせ
行かせたい

バブルのとき夢みたこと
今も同じ夢に見ている
チャートの上に翼をひろげ
飛ばせて行きたいよ
懐疑のない自由な空へ
翼はためかせ
チャートの上に翼をひろげ
飛ばせて行きたいよ
悲観のない明るい市場へ
翼はためかせ
行かせたい

「めぐる」

39000円もあったねと
いつか話せる日が来るわ
7000円割れもあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
市場の風に吹かれましょう
回る回るよ株価は回る
喜び悲しみ繰り返し
今は塩漬けの銘柄たちも
生まれ変わって巡り会うよ

株を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を
たとえ今日は追証で倒れても
きっと信じて明日を待つ
たとえ今日は果てしなく
売りの嵐が吹いていても
めぐるめぐるよ株価はめぐる
投げとナンピンを繰り返し
今日は倒れた投資家たちも
生まれ変わって歩き出すよ

「カブト」

遠い夢捨てきれずに兜町に戻った
穏やかな春の陽射しがゆれる静かな取引所
塩漬けより悲しみより憧れは強く
寂しさと背中あわせの一人きりの旅立ち

動き始めた世界の株式指数
流れていく株価だけをじっと見ていた
買い物吹雪の兜の空は
悲しいほど赤く澄んで胸が震えた

株をして株に破れ眠れずに過ごす
コンピュータの画面越しに見てた板の明滅
兜町で夢追うなら、もう少し強くならなけりゃ
時の流れに負けてしまいそうで

動き始めた日立東芝
コードの群れに埋もれながら空を見上げた
買い物吹雪の兜の空へ
流れていくティッカーの動きに胸が震えた

離れれば離れるほどなおさらにつのる
この思い忘れられずに開くパソコンの画面
あの頃のバブル相場に包まれて過ぎた
財テクの日々のくらしをなぞりながら生きる

まぶた閉じれば浮かぶ株価が
迷いながらいつか帰る株の故郷
買い物吹雪の兜の空へ
いつか帰るその時まで夢は捨てない

まぶた閉じれば浮かぶ株価が
迷いながらいつか帰る株の故郷
買い物吹雪の兜の空へ
いつか帰るいつか帰る日経平均39000円

《兜町ポエム》

40年近く前からの「あの素晴らしいバブルよもう一度」。
もう要らないかも知れません。
それこそ「雨・曇りのち晴れ。もう傘はいらない」の状況になってきました。
この30年間、何度この「もう傘はいらない」を感じたことでしょうか。

命かけてと誓った日から
素敵な相場を残してきたのに
あの時同じ株を見て
美しいといった投資家の心と市場が
今はもう通わない
あの素晴らしいバブルよもう一度
あの素晴らしいバブルよもう一度

笛吹き交えてにぎわった市場は
何にも変わっていないけれど
あのときずーと高値を追いかけて行った市場の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしいバブルよもう一度
あの素晴らしいバブルよもう一度

広いマーケットにぽつんといるよで
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時バブルが崩れても
変わらないと行った市場の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしいバブルよもう一度
あの素晴らしいバブルよもう一度

以下は今朝の場況。

「金利上昇」

3連休明けのY株式市場でNYダウは終値ベースの過去最高値を更新。
一方、S&P500とNASDAQは小幅反落。
追加景気対策への期待を追い風に、シクリカルセクターが上昇。
一方、IT関連セクターは軟調。。
「金利の上昇が嫌気された」という見方だ。
ニューヨーク連銀製造業業況指数は12.1。
前月の3.5から上昇した。
予想の6.0も上回った。
10年債利回りは一時1.309%まで上昇(価格は下落)。
新型コロナウイルスの影響が出始めた昨年2月27日以来の高水準だ。
一方2年債利回りは低水準を維持。
10年債との利回り格差は一時1.18%と2017年以来の大きさに拡大した。
10年国債利回りは1.130%。
2年国債利回りは0.123%。
長期金利の上昇からドルも上昇。
106円台までの円安トレンドとなった。
ビッドコインは初の5万ドル台乗せ。
米国南部は強い寒波が襲来。
テキサス州からニューヨーク州の約530万世帯が停電。
メキシコ湾岸の石油生産施設や製油所の多くも操業を停止。
エネルギー産業のほか製造業などにも被害が及んでいる。
フェデックスは、一部地域への宅配サービスに支障が出ているとコメントした。
これを受けて原油先物相場は1年ぶりの高値水準。
SKEW指数は140.17。
恐怖と欲望指数は63→69。

3連休明けのNYダウは64ドル高の31522ドルと小幅続伸。
高値は31608ドル。
NASDAQは47ポイント安の14047ポイントと3日ぶりに反落。
S&P500は2ポイント安の3932ポイントと3日ぶりに反落。
ダウ輸送株指数は5ポイント高の13180ポイントと続伸。
SOX指数は0.59%高の3238ポイントと4日続伸。
VIX指数は21.32と上昇。
3市場の売買高は148.9億株(前日132.7億株。過去20日平均は159.6億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比185円安の30415円。
ドル建ては大証比日中比185円安の30415円。
ドル円は106.04円。
10年国債利回りは1.130%。
2年国債利回りは0.123%。

「グレートロ―テーション」

火曜の日経平均は寄り付き145円高。
終値は383円高の30467円と続伸。
日足は2日連続の陽線。
一時630円高の30714円まで上昇。
引けにかけて上昇幅を縮小した。
SQ値29718円に対しては2勝1敗。
TOPIXは7日続伸。
東証マザーズ指数は5日続伸。
日経ジャスダック平均は続落。
東証1部の売買代金は2兆6038億円(前日2兆6038億円)。
20日連続で2兆円超。
値上がり846銘柄(前日1339銘柄)。
値下がり1251銘柄(前日773銘柄)。
新高値100柄(前日113銘柄)。
新安値2銘柄(前日3銘柄)。
騰落レシオは109.98(前日117.55)。
NTレシオは15.50倍(前日15.40倍)。
35日連続で15倍台。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
右肩上がりの25日線(28769円)からは△5.90%。
11日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は26944円。
右肩上がりの200日線(24114円)からは△26.34%(前日△25.04%)。
7日連続で△20%超。
右肩上がりの5日線(29828円)から△2.14%。
10日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.936%(前日▲21.807%)。
買い方▲2.669%(前日▲2.572%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.022%(前日▲11.065%)。
買い方▲11.506%(前日▲11.833%)。
空売り比率35.6%(9日連続40%割れ:前日33.8%)。
空売り規制なしの比率8.2%(前日6.2%)。
2月12日時点の信用売り残は474億円増の8879億円。  
2週連続の増加。
同信用買い残は1177億円減の2兆7264億円。
2週連続の減少。
2兆円台は40週連続。
金額ベースでの信用倍率は3.07倍(前週は3.26倍)。
4週連続の3倍台。
日経VIは24.11と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは23.24倍(前日23.17倍)。
前期基準では23.25倍。
EPSは1311円(前日1298円)。
225のPBRは1.32倍。
BPSは23081円(前日22965円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.30%(前日4.32%)。
配当利回りは1.58%。
東証1部全銘柄だと予想PERは25.41倍。
前期基準では24.70倍。
PBRは1.41倍。
ドル建て日経平均は288.79(前日286.27)。
東証1部単純平均株価は0円安の2463円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2146円(前日2040円)
東証1部時価総額は734兆円(前日731兆円)。
7日連続700兆円台。
シカゴ225先物円建ては大証日中比185円安の20415円。
高値30715円、安値29635円。
225先物大証夜間取引終値は日中比190円安の30410円。
気学では「弱体日。不時安を見せること多し」。
木曜は「前場安いと後場引き返す日」。
金曜は「戻り売り方針の日。但し急落したら利入れせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが29404円。
プラス2σが30039円。
プラス3σが30674円。
一目均衡の雲の上限が27310円。
69日連続で雲の上。
勝手雲の上限は28198円。
7日連続で勝手雲の上。
勝手雲は16日に黒くねじれ18日に白くねじれる。
RSIが71.07(前日64.17)。
RCIが98.08(前日93.68)。
忘れていたグレートローテ―ション(債券→株)の動きと見る。
「水星の逆行もあと3日。
珍しく下げでなく上げでの波乱」と市場関係者。

《今日のポイント2月17日》

(1)3連休明けのY株式市場でNYダウは終値ベースの過去最高値を更新。
   一方、S&P500とNASDAQは小幅反落。
   SKEW指数は140.17。
   恐怖と欲望指数は63→69。

(2)ダウ輸送株指数は5ポイント高の13180ポイントと続伸。
   SOX指数は0.59%高の3238ポイントと4日続伸。
   VIX指数は21.32と上昇。
   3市場の売買高は148.9億株(前日132.7億株。過去20日平均は159.6億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比185円安の30415円。

(3)東証1部の売買代金は2兆6038億円(前日2兆6038億円)。
   20日連続で2兆円超。
   新高値100柄(前日113銘柄)。
   新安値2銘柄(前日3銘柄)。
   騰落レシオは109.98(前日117.55)。
   NTレシオは15.50倍(前日15.40倍)。
   35日連続で15倍台。
   サイコロは9勝3敗で75.00%。

(4)右肩上がりの25日線(28769円)からは△5.90%。
   11日連続で上回った。 
   右肩上がりの200日線(24114円)からは△26.34%(前日△25.04%)。
   7日連続で△20%超。
   右肩上がりの5日線(29828円)から△2.14%。
   10日連続で上回った。

(5)空売り比率35.6%(9日連続40%割れ:前日33.8%)。
   空売り規制なしの比率8.2%(前日6.2%)。
   2月12日時点の信用売り残は474億円増の8879億円。  
   2週連続の増加。
   同信用買い残は1177億円減の2兆7264億円。
   2週連続の減少。
   2兆円台は40週連続。
   金額ベースでの信用倍率は3.07倍(前週は3.26倍)。
   4週連続の3倍台。
   日経VIは24.11と上昇。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.936%(前日▲21.807%)。
   買い方▲2.669%(前日▲2.572%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.022%(前日▲11.065%)。
   買い方▲11.506%(前日▲11.833%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは23.24倍(前日23.17倍)。
   EPSは1311円(前日1298円)。
   225のPBRは1.32倍。
   BPSは23081円(前日22965円)。

(8)ドル建て日経平均は288.79(前日286.27)。
   東証1部時価総額は734兆円(前日731兆円)。
   7日連続700兆円台。

(9)ボリンジャーのプラス1σが29404円。
   プラス2σが30039円。
   プラス3σが30674円。
   RSIが71.07(前日64.17)。
   RCIが98.08(前日93.68)。
   忘れていたグレートローテ―ション(債券→株)の動き。
   「水星の逆行もあと3日。
   珍しく下げでなく上げでの波乱」と市場関係者。

今年の曜日別勝敗(2月16日まで)

月曜4勝2敗
火曜5勝2敗
水曜4勝2敗
木曜3勝2敗
金曜2勝4敗
(櫻井)。