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正当な投機あるいは経済的な余興?

櫻井 英明

2021/02/22 10:11

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月曜は先週まで4週続伸。
寄り付き時点ではプラスだから一応5週続伸。
ブルーマンデーはハッピーマンデーに変わりそうな気配です。
昨年と違って今年の相場は週初高、週末安。
月末安のアノマリーだけは止まって欲しいものです。

ビッドコインの上昇が止まらない状況。
怪しげな投資対象に映りますが市場の人気は高いようです。
一部市場関係者の指摘。
「ビットコインは現時点で幅広く使われる通貨とはなり得ない。
しかし正当な投機資産だ」。
正当な投機資産という存在は初めて聞きました。
言い換えれば「ヘルシーな調整」みたいな奇妙な解釈。
それでも市場は誰かが言うと「そんなものか」と許容してしまうところがあります。
理性は「変な解釈」。
感情は「正当」だけをクローズアップ。
年初からの上昇率はビットコインが約89%、イーサリアムが1420%。
「ビットコインが経済的な余興」という見方も出てきました。
少しのすれ違いがいずれ大きなかい離となるのが市場の特性。
テスラが投資した、ブラックロックが投資を開始した。
誰かが買うことで投機が正当化されるという傾向もあるでしょう。
「ビットコインが年末までに10万ドルに達する可能性がある」との見通しも聞こえます。
加えれば「市場は怪しい輝きが大好き」な場所。
ロウソクの明かりしかない暗がりに集って丁半博打に興じた江戸の人みたいな心理でしょうか。
「賭博」とか「博打」という言葉は「投機」という言葉でだいぶ印象が和らぐもののようです。

市場における世代間の大きな壁はおそらく50歳前後に存在しています。
アフターバブルかビフォアバブルかという歴然とした壁。
「犬は喜びに沸欠け廻り、猫はこたつで丸くなる」という童謡。
歌いかえれば「年寄り喜び庭かけまわり若手はこたつで丸くなる」。
古希以上のシニアはいきなり若かった頃に思いをはせ、知命の人々は未だに不惑状態。
「上がるのが怖い」人と「上がって懐かしい人」の会話はなかなか成り立つものではありません。
いずれにしても従心(70歳)も耳順(60歳)も依然として不惑のままなのでしょうか。

ふと思うのは、バブルの時の仮需。
事業法人の財テクの原資は増資資金が多かったですし社債もありました。
銀行がほぼ無尽蔵に資金を提供。
不動産もほぼ借入金で投資を賄う構図。
しかも担保価値を100%以上に設定したオーバーローン。
個人のワンルーム投資などは減価償却を使った所得税の減少も兼ねていました。
あるいは完成してもいないゴルフ場の会員権。
これもほとんどが100%融資。
今、周囲を見回してこんな状況にはお目にかかりません。
やはり「仮需」の強さ。
そして「2階建て、3階建て」の強さだったのでしょう。
これが正のスパイラルから負のスパイラルに変わったのですか転落スピードは速いもの。
そして後遺症も大きく長い継続でした。
当初の価値を失った分の借金まで払うのですし払えなくなった人や会社が多かったから金融機関は疲弊しました。
そんな歴史は今更もういらないのは自明の理。
というか、学習効果を考えれば今後もあり得ないことでしょう。
それらを背景にしてのバブル論議などあまり意味がないような気がします。

以下は綴ってきた替え歌。

「必ず最後に株は勝つ」

心配ないからね投資家の思いが
市場に届く明日がきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることを決して止めないで
Carry on carry out
傷つけ傷ついて株買う切なさに
少し疲れてもOh・・・、Oh・・・もう一度夢見よう
投資するよろこびを知っているのなら Oh・・・。

大きく動く株みつけるたびに
願いを託し僕らは買ってきた
どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ必ず最後に株で勝つ
Carry on carry out
求めて奪われて与えて裏切られ
株は育つものOh・・・、Oh・・・安ければ安いほど
勝ちとるよろこびはきっと大きいだろう Oh

心配ないからね投資家の勇気が
市場に届く明日はきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ必ず最後に株で勝つ
信じることさ必ず最後に株で勝つ

「なごり株」

寄付きを待つ株の横で僕は
値段を気にしている
季節はずれの高値に遭遇
兜町で見る赤札は久しぶりねと
うれしそうに君がつぶやく

戻り高値も来るときを知り
嘆き過ぎた危機感のあとで
今、春が来て株はきれいになった
去年よりずーっと高値になった

動き始めた板の前に顔を付けて
株は何か言おうとしている
先物の買い板が薄くなり下げることが
怖くて「ENTER」を押せなかった
時が行けば塩漬けの株も
元に戻ると気付かないまま
今、春が来て株はきれいになった
去年よりずーっと高値になった

君が去った市場に残り
上げては戻る板を見ていた
今、春が来て株はきれいになった
去年よりずーっと高値になった

「乾杯」

かたい絆に思いをよせて
語り尽くせぬウリカイの日々
時には傷つき時には喜び
キーボードを叩き合ったあの日

あれからどれくらいたったのだろう
沈む銘柄をいくつ数えただろう
市場の様子はいまでも君の
心の中にいますか

乾杯! 今君は東証の
大きな大きな舞台に立ち
遥か長い道のりを歩き始めた
君に幸せあれ

キャピタルゲインを得た投資家を
今こうして目を細めてる
大きな喜びと少しのさみしさを
株価の言葉で伝えたい

明日の相場を身体に浴びて
振り返らずにそのまま行けばよい
売り吹かれても下げに打たれても
信じた銘柄に背を向けるな

乾杯! 今君は東証の
大きな大きな舞台に立ち
遥か長い道のりを歩き始めた
君に幸せあれ


以下は今朝の場況、

「小動き」

週末のNY株式市場で主要3指数は小動き。
農業機械メーカーのディアや重機メーカーのキャタピラーが大幅高。
金融・素材・エネルギーセクターが上昇した。
一方、マイクロソフト、フェイスブック、アルファベット、ネットフリックス、アップル、アマゾンは軟調。
上昇していたハイテクセクターから景気循環セクターへの乗り換えの展開。。
「旅行や職場復帰だけでも相当な繰越需要が期待できる、
少なくとも一定期間は経済が活性化する見通し」という声が聞こえる。
製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は58.5。
1月改定値の59.2から低下した。
長期債利回りは上昇。
10年国債利回りは1.339%。
2年国債利回りは0.108%。
ビットコインは最高値を更新し時価総額も1兆ドルを突破した。
週間では11%超の上昇で、月初からは約64%急騰した。
年初からの上昇率はビットコインが約89%、イーサリアムが1420%。
今度は「ビットコインが経済的な余興」という見方も出てきた。
原油先物は下落。
ドル円は105円台後半。
SKEW指数は141.53。

週末のNYダウは0.98ドル高の31494ドルとかろうじて反発。
高値は31647ドル。
NASDAQは9ポイント高の13874ポイントと4日ぶりに反発。
S&P500は7ポイント安の3906ポイントと4日ぶりに反発。
ダウ輸送株指数は224ポイント高の13274ポイントと3日ぶりに大幅反発。
SOX指数は2.44%高の3223ポイントと反発。
VIX指数は22.05と低下。
3市場の売買高は134.7億株(前日131.3億株。過去20日平均は159億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比160円高の30200円。
ドル建ては大証比日中比165円高の30205円。
ドル円は105.43円。
10年国債利回りは1.339%。
2年国債利回りは0.108%。

週間ベースでNYダウは0.1%高、3週続伸(累計5.0%上昇)
NASDAQは1.6%安、3週ぶり反落。
S&P500は0.7%安、3週ぶり反落。

「水星の逆行は終了」

週末の日経平均は寄り付き266円安。
終値は218円安の30017円と3日続落。
日足は3日ぶりに陽線。
週間では497円の上昇 週足は微妙に3週ぶりの陰線。
一時3万円を割り込んだ場面もあった。
前引けのTOPIXは前日比0.74%安。
前日の同0.54%安同様に日銀はETF買いを見送った。
「0.51%ルールの変更」という見方となった。
SQ値29718円に対しては5勝1敗と勝ち越し。
TOPIXは3日続落。
日足はほぼ十字線で「分岐足」との見方。
東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均も3日続落。
東証1部の売買代金は2兆4668億円(前2兆8855億円)。
23日連続で2兆円超。
値上がり590銘柄(前日406銘柄)。
値下がり1521銘柄(前日1713銘柄)。
新高値20柄(前日61銘柄)。
新安値9銘柄(前日3銘柄)。
騰落レシオは100.46(前日113.72)。
NTレシオは15.56倍(前日15.57倍)。
38日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(28978円)からは△3.59%。
15日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は27215円。
右肩上がりの200日線(24278円)からは△23.64%(前日△24.32%)。
10日連続で△20%超。
右肩上がりの5日線(30219円)から▲0.67%。
13日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.461%(前日▲21.246%)。
買い方▲4.708%(前日▲4.103%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.296%(前日▲9.601%)。
買い方▲14.057%(前日▲13.335%)。
空売り比率40.5%(13日ぶりに40%超:前日38.7%)。
空売り規制なしの比率9.3%(前日7.1%)。
日経VIは24.42と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.39倍(前日22.59倍)。
前期基準では23.44倍。
EPSは1340円(前日1338円)。
225のPBRは1.30倍。
BPSは23090円(前日23080円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.47%(前日4.43%)。
配当利回りは1.61%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.61倍。
前期基準では24.65倍。
PBRは1.38倍。
ドル建て日経平均は284.37(前日285.49)。
東証1部単純平均株価は16円安の2418円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2015円(前日1826円)
東証1部時価総額は721兆円(前日726兆円)。
10日連続700兆円台。
シカゴ225先物円建ては大証日中比160円高の30200円。
高値30315円、安値2974円。
225先物大証夜間取引終値は日中比160円安の30070円。
気学では「後場にかけて案外高きこと多し。押し目買い」。
水曜は「上寄り売り。下寄り買いの日」。
木曜は「良く動く日。足取りについて駆け引きせよ」。
金曜は「波乱日。足取りに注意して駆け引きせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが29741円。
プラス2σが30504円。
プラス3σが31267円。
一目均衡の雲の上限が27822円。
72日連続で雲の上。
勝手雲の上限は28689円。
10日連続で勝手雲の上。
RSIが79.31(前日73.90)。
RCIが95.05(前日97.80)。
水星の逆行は終了。
水曜が変化日。
木曜が大幅高の日。
今年は大納会大発会を挟んでの1月7日までの4日続落までが記録。

《今日のポイント2月22日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は小動き。
   マイクロソフト、フェイスブック、アルファベット、ネットフリックス、アップル、アマゾンは軟調。
   上昇していたハイテクセクターから景気循環セクターへの乗り換えの展開。。
   SKEW指数は141.53。

(2)ダウ輸送株指数は224ポイント高の13274ポイントと3日ぶりに大幅反発。
   SOX指数は2.44%高の3223ポイントと反発。
   VIX指数は22.05と低下。
   3市場の売買高は134.7億株(前日131.3億株。過去20日平均は159億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比160円高の30200円。

(3)東証1部の売買代金は2兆4668億円(前2兆8855億円)。
   23日連続で2兆円超。
   新高値20銘柄(前日61銘柄)。
   新安値9銘柄(前日3銘柄)。
   騰落レシオは100.46(前日113.72)。
   NTレシオは15.56倍(前日15.57倍)。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)右肩上がりの25日線(28978円)からは△3.59%。
   15日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(24278円)からは△23.64%(前日△24.32%)。
   10日連続で△20%超。
   右肩上がりの5日線(30219円)から▲0.67%。
   13日ぶりに下回った。

(5)空売り比率40.5%(13日ぶりに40%超:前日38.7%)。
   空売り規制なしの比率9.3%(前日7.1%)。
   日経VIは24.42と上昇。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.461%(前日▲21.246%)。
   買い方▲4.708%(前日▲4.103%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.296%(前日▲9.601%)。
   買い方▲14.057%(前日▲13.335%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは22.39倍(前日22.59倍)。
   EPSは1340円(前日1338円)。
   BPSは23090円(前日23080円)。

(8)ドル建て日経平均は284.37(前日285.49)。
   東証1部時価総額は721兆円(前日726兆円)。
   10日連続700兆円台。

(9)ボリンジャーのプラス1σが29741円。
   プラス2σが30504円。
   プラス3σが31267円。
   RSIが79.31(前日73.90)。
   RCIが95.05(前日97.80)。
   水星の逆行は終了。

今年の曜日別勝敗(2月19日まで)

月曜4勝2敗
火曜5勝2敗
水曜4勝3敗
木曜3勝3敗
金曜2勝5敗

週間ベースでは日経平均株価は1.7%高、3週続伸(累計8.5%上昇)。
TOPIXは0.3%安、3週ぶり反発。
東証マザーズ指数は3.5%安、3週ぶり反落。
日経ジャスダック平均は1.6%安、3週ぶり反落。
東証2部指数は1.5%安、5週ぶり反落。
東証REIT指数は0.7%高、5週続伸(同10.6%上昇)。
(櫻井)。