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やさしくふかくおもしろく

櫻井 英明

2021/03/01 10:06

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日曜の日経朝刊「私の履歴書」はホリプロの堀会長の最終回。
登場したのは井上ひさし氏の言葉。
「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく」。
音楽のプロデュースとの関連はよくわかりませんが、いわゆる専門家に一番必要なことでしょう。
最近の証券市場だと「アルファベット3文字を避け横文字を使わず、専門用語に頼らない」。
こんなことも付け加えられそうです。
ともかく専門家の話は眠いことが多いもの。
その多くは一般の人にとって「意味不明の言語」を話すことに起因していそうです。
誰でもわかるように話すというのは実は難しいこと。
ERPでもDXでもわかったようで多くのことは本当のことをわかっていないの傾向。
だからこそ「やさしく」そして「深く」勝つ「面白く」。
そもそも今日の日経平均の終値のレンジが500円も幅を持っているようでは聞かなくても一緒。
むしろ・・・。
今日の日経平均の終値を1円単位まで追求することが専門家には求められているのが現実。
そして・・・。
恐怖に彩られた専門家の言葉に一喜一憂することの無駄さ加減。
専門家が寄ってたかって議論しても明解な回答が得られないのは株もコロナも一緒の世界。
他山の石としての戒めでもあります。

最近話題になる「景気敏感セクター」。
曖昧に使われる場合も多く見受けられます。
「景気動向によって、業績が大きく変動する銘柄のこと」。
あるいは「要は景気の波によって受注が大きく左右され、業績に直結する銘柄群」のこと。
すべてが当てはまりそうですが・・・。
セクター的には鉄鋼、化学、紙パルプなどの素材産業や工作機械などの設備投資関連などの銘柄のこと。
製造業では「化学、鉄鋼、ガラス土石、非鉄金属、繊維、石油石炭、ゴム、鉱業、紙パルプ」。
そして「卸売と陸・海・空運」。
というのが一般的な定義。
でも・・・。
相場が景気に左右される以上、すべて景気敏感であることに変わりはないように思えます。

もう一つよく登場するのがバリュー株とグロース株。
バリュー株は企業の実態価値に比べて現在の株価が割安である株。
よく低PBRや低PERと指標で抽出されます。
もっとも・・・。
PERもPBRも低いのですから客観的には「ダメ夫君銘柄」の集合。
割安には割安の理由があるのですが、「割安」だけがクローズアップされます。
一方でグロース株。
「更なる成長が期待できる株」。
人気が集中し当然株価は上昇しています。
株価が上昇すればするほどPERやPBRは高くなるから「割高」。
しかし成長後の将来価値が「割高」をかき消してくることも多いこと。
特に尺度がある訳ではなく「人気者銘柄群」と言えるでしょうか。


業界にかつて存在した「タネ玉(ぎょく)」という言葉。
かつては仕手筋相場などでよく使われたこともありました。
相場の初動期にかった株を持ち続けて評価益と実現益を増やすことを狙う事につながるでしょう。
逆にいうと、タネ玉がなければ相場になりにくいということもあります。
また、タネ玉を増やすには株価の下落がなければなりません。
株価の上昇基調では回転が激しくなりタネ玉など増える訳はないでしょう。
そういう意味で相場は反復を繰り返すもの。
あるいは「別れと出会い」を繰り返すことになります。
大きな流れで眺めて、格好良く言えば「リスクオン」とか「リスク回避」の表現。
上げ続ける相場では株を買いにくいし、回転せざるを得ません。
下げ続ける相場では株を売りにくいが、じっくりと貯めることが出来ます。
この貯めた株を塩漬けと呼ぶには語弊があるでしょう。
明日の利益の貯めの肥料が「タネ玉」。
塩漬けという「タネ玉」はたくさんあるぜ、という声も聞こえてきますが・・・。
タネ玉は「戦略的に核となる一群の玉。根の玉」。
コレってなかなか理解しにくい事かも知れません。

3月の過去を遡れば・・・。
2日(火)は09年にNYダウが終値で7000ドル割れ。
5日(金)は1953年にスターリン暴落で日経平均は10%下落。
19日(金)は90年に日経平均が1353円下落。
20日(土)は95年に地下鉄サリン事件。
26日(金)は90年に日経平均が1468円高。
29日(月)は99年にNYダウが市場初の1万ドル突破。
因みにNYダウの2万ドル乗せは2017年1月25日。
3万ドルは昨年11月25日でした。
4万ドルはどこかでの「末尾5日」でしょうか。

以下は今朝の場況。

「マチマチ」

週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは1.5%下落。
一時3週間ぶりの安値に沈む場面もあった。
NASDAQは反発。
週間では昨年10月以来の大幅安となったものの、月間では約1%上昇。
S&Pは月間で約2.6%高。
NYダウも約4%高となった。
アップル、アマゾン、マイクロソフト、アルファベットは上昇。
しかし、米債利回り上昇が懸念され週間では数カ月ぶりの大幅な下落となった。
1月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比2.4%増。
2020年6月以来、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。
債券利回りは低下。
10年国債利回りは1.530%。
2年国債利回りは0.177%。
ドルは対円で上昇し、一時昨年9月以来の106.69円。
ビットコインは0.32%安の4万6946ドル。
イーサリアムは0.7%安の1468ドル。
SKEW指数は136.23。
恐怖と欲望指数は58→48。

週末のNYダウは469ドル安の30932ドルと続落。
NASDAQは72ポイント高の13192ポイントと反発。
S&P500は18ポイント安の3811ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は40ポイント安の13331ポイントと続落。
SOX指数は2.28%高の3067ポイントと反発。
VIX指数は27.95と低下。
3市場の売買高は155.4億株(前日158.4億株。過去20日平均は154億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比35円高の29285円。
ドル建ては大証比日中比35円高の29285円。
ドル円は106.58円。
10年国債利回りは1.406%。
2年国債利回りは0.128%。

「月末安月初高に期待」

週末の日経平均は寄り付き415円安。
終値は1202円(3.99%)安の28966円と倍返しでの大幅反落。
下落幅は歴代10位。
225採用銘柄のうち223銘柄が下落した。
日足は3日ぶりに陰線。
週間では1051円の下落で週足は陰線。
月足は4カ月連続陽線。
TOPIXは反落。
東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに反落。
東証1部の売買代金は3兆6213億円(前日2兆9211億円)。
27日連続で2兆円超。
値上がり172銘柄(前日1383銘柄)。
値下がり1985銘柄(前日707銘柄)。
新高値16柄(前日50銘柄)。
新安値21銘柄(前日5銘柄)と逆転。
騰落レシオは102.58(前日110.34)。
NTレシオは15.54倍(前日15.66倍)。
42日連続で15倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(29180円)からは▲0.73%。
19日ぶりに下回った。
右肩上がりの75日線は27547円。
右肩上がりの200日線(24476円)からは△18.34%(前日△23.49%)。
14日ぶりに△20%割れ。
右下がりの5日線(29795円)から▲2.79%。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.340%(前日▲21.412%)。
買い方▲6.677%(前日▲4.926%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.522%(前日▲6.228%)。
買い方▲16.628%(前日▲15.523%)。
空売り比率42.9%(4日ぶりに40%超:前日39.3%)。
空売り規制なしの比率9.8%(前日6.7%)。
日経VIは28.30と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは21.78倍(前日22.40倍)。
前期基準では22.85倍。
EPSは1329円(前日1346円)。
225のPBRは1.26倍。
BPSは22968円(前日23029円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.59%(前日4.46%)。
配当利回りは1.66%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.39倍。
前期基準では24.64倍。
PBRは1.34倍。
ドル建て日経平均は272.72(前日284.85)。
東証1部単純平均株価は61円安の2346円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2144円(前日1999円)
東証1部時価総額は697兆円(前日720兆円)。
14日ぶりに700兆円割れ。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比35円高の29285円。
高値29980円、安値29670円。
225先物大証夜間取引終値は日中比100円高の29350円。
気学では「後場にかけて良く動く日。歯止めの足取りに付け」。
火曜は「押し目にある時は急伸することあり。波動に注意」。
水曜は「一方に偏って動く日」。
木曜は「変化注意日」。
金曜は「一方に偏傾して動く日。波動につくべし」。
ボリンジャーのプラス1σが29973円。
プラス2σが30768円。
マイナス1σが28387円。
一目均衡の雲の上限が27915円。
76日連続で雲の上。
勝手雲の上限は29300円。
14日連続で勝手雲の上。
RSIが56.26(前日68.63)。
RCIが62.09(前日83.52)。
週末に空けたマドは30044円ー29760円。
アノマリー的には「株高の日(リーマン以降)」。
明日は「下げの特異日」。


《今日のポイント3月1日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   ドル円は106円台半ば。
   SKEW指数は136.23。
   恐怖と欲望指数は58→48。

(2)ダウ輸送株指数は40ポイント安の13331ポイントと続落。
   SOX指数は2.28%高の3067ポイントと反発。
   VIX指数は27.95と低下。
   3市場の売買高は155.4億株(前日158.4億株。過去20日平均は154億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比35円高の29285円。

(3)東証1部の売買代金は3兆6213億円(前日2兆9211億円)。
   新高値16柄(前日50銘柄)。
   新安値21銘柄(前日5銘柄)と逆転。
   騰落レシオは102.58(前日110.34)。
   NTレシオは15.54倍(前日15.66倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)右肩上がりの25日線(29180円)からは▲0.73%。
   19日ぶりに下回った。
   右肩上がりの200日線(24476円)からは△18.34%(前日△23.49%)。
   14日ぶりに△20%割れ。
   右下がりの5日線(29795円)から▲2.79%。
   2日連続で下回った。

(5)空売り比率42.9%(4日ぶりに40%超:前日39.3%)。
   空売り規制なしの比率9.8%(前日6.7%)。
   日経VIは28.30と上昇。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.340%(前日▲21.412%)。
   買い方▲6.677%(前日▲4.926%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.522%(前日▲6.228%)。
   買い方▲16.628%(前日▲15.523%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは21.78倍(前日22.40倍)。
   EPSは1329円(前日1346円)。
   BPSは22968円(前日23029円)。

(8)ドル建て日経平均は272.72(前日284.85)。
   東証1部時価総額は697兆円(前日720兆円)。
   14日ぶりに700兆円割れ。

(9)ボリンジャーのプラス1σが29973円。
   プラス2σが30768円。
   マイナス1σが28387円。
   RSIが56.26(前日68.63)。
   RCIが62.09(前日83.52)。
   週末に空けたマドは30044円ー29760円。
   アノマリー的には「株高の日(リーマン以降)」。
   明日は「下げの特異日」。



今年の曜日別勝敗(2月26日まで)

月曜5勝2敗
火曜5勝2敗
水曜4勝4敗
木曜4勝3敗
金曜2勝6敗


2月第3週の海外投資家動向。
現物382億円売り越し(3週ぶり)。
先物1465億円売り越し(3週ぶり)。
合計1848億円売り越し(3週ぶり)。

日銀は1月28日以来、約1カ月ぶりにETFを購入した。
ただ金額は501億円。
前引けの下落幅は▲1.92%だった。

月初高の歴史(5勝3敗1分け)。

 2月427円高。
 1月185円安。
12月353円高。
11月318円高
10月変わらず(売買停止)
 9月1円安。
 8月485円高。
 7月166円安。
 6月184円高。

月末安の歴史(2勝7敗、6カ月連続安)。

 2月末1202円安(→)
 1月末534円安(→427円高)
12月末123円安(→185円安)
11月末211円安(→353円高)
10月末354円安(→318円高)
 9月末353円安(→売買停止)
 8月末257円高(→1円安)
 7月末629円安(→485円高)
 6月末293円高(→166円安)
(櫻井)。