Logo stockvoice

ブログ:Onevoice

桜の季節

中嶋 健吉

2021/04/01 08:00

63bb8f1f bbe1 4cb5 b2c9 d949c0883e6a castphoto14 nakajima
桜が咲き誇っています。言い換えれば今週が関東では最後の見頃になるのでしょう。当ブログには2013年、2014年と2回に渡り桜見物への思いを投稿しています。見物のルートは、先ず目黒川ではなく、神田川沿いを散策、気が向けは椿山荘でコーヒーブレーク、最後に千鳥ヶ淵経由で帰宅する、毎年変わらない鉄板メニューを続けていました。

しかし昨年は、コロナ禍で躊躇なく東京行きを断念、今年も思いは空しく再び断念せざるを得なくなり増した。ならばと、地元の桜名所めぐりに切り替えたものです。地元では誰もが知っている川沿いの桜並木は、昨年同様期待を裏切らず堪能できたのですが、人出は実感として昨年の倍以上。屋台も営業時間は夕方6時までと規制は有るようですが、ずらりと並んで大賑わいの状況です。しかし人混みの多さを、長引く引き籠り生活への反動か、もしくは気持ちの緩みかと、詮索するのもはばかれるほどの、桜の見事な開花でした。

長い付き合いのご近所との桜談義は、それなりに楽しく新しい発見があります。
それぞれが近場に秘密の桜名所を持っているのです。曰く、あの高校の坂道を覆う桜並木は素晴らしい、曰く、それも良いが校庭を取り巻く桜は数が多く見事、曰く、確かに数では負けるが、あの丘の上の公園の桜は一本一本が大きく密集度が素晴らしい等々です。我が家の桜名所は郊外にある愛犬の墓の近くの通りの桜並木です。場所が離れているためご近所でも知っている人は殆どいないのですが。

桜好きの原点は2013年のブログで書いた様に、大阪の実家前の川の両岸におよそ2キロにわたって続く桜並木と伴に育ったことに行きつきます。多分誰もがこのような子供の頃からの桜体験を持っているのでしょう。それほど我々の身近に有り、そしてある日突然目の前に現れ、あっという間に消えていく、記憶に残るのはその間に咲き誇った見事な景色だけ。悪い思い出を持ちようもない見事な進退です。それにしてももう少し堪能させてほしいのですが。
(中嶋)