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日経平均とNY ダウ

中嶋 健吉

2021/04/22 07:32

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4月20日の日経平均は29100円、NYダウは33821ドルで取引を終了しています。 その格差は4721と、NY ダウの0.86倍の水準に止まっており、日経平均の出遅れ感が常々指摘されています。

一方この両指数の歴史を振り帰ると、興味ある関係が浮かび上がります。

  1. 【東証再開 1949年5月16日】
    東証修正平均株価(当時の呼称)   176円
    NYダウ                176ドル

    奇しくも1:1の関係でした

  2. 【1989年12月末】  
    日経平均株価           38915円
    NYダウ                    2753ドル

    日経平均はバブル相場の最高値を付け、NYダウに対し14:1と大きく差を付けます。

  3. 【2003年4月11日】
    日経平均株価             8069円
    NYダウ                 8069ドル

    再び1:1の関係に戻ります。  バブル処理の終わりを暗示します。
その後日経平均は2003年4月28日の7604円まで下落、当時の大底を形成します。更に2009年3月のリーマンショック後の安値7054円と合わせ、強力なダブルボトムを形成、その後の長期上昇の起点となります。しかしNYダウとの関係では、デフレ状況を脱却できない日本経済の写し絵として日経平均は一貫してNYダウを下回りますが、安倍政権発足後の2013年以降、急速にその差を縮小しています。1:1の関係に戻った時、名実ともに日本特有のデフレ脱却の証になり、その後の日経平均の上昇の支えになることが期待できます。
(中嶋)