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現場

櫻井 英明

2021/04/26 11:06

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株式の世界に長年棲息していて感じるのは「市場は現場の集大成」ということ。
決算短信という紙きれの数字や罫線というグラフみたいな紙芝居を通じて市場関係者はアアでもないコウでもないと主張します。
でも実はそんなことは企業の現場の方々にとっては些細なこと。
現場にこそ真実がある筈です。
「企業が何を中核にしてどちらを向いているか」。
伝説のファンドマネージャーとして畏敬するピーターリンチ氏も言っています。
「クレヨンで説明できない投資アイディアでは投資をするな」。
「調査なしで投資することは手札を見ないでポーカーをするのと同じだ」。
目で見て耳で聞いて手で触って足で動き回って口で確認する。
こういう動作こそが実は株式投資では一番大切なことでしょう。
「現場を見ずして企業を語るなかれ」。
あるいは「現場に行かずして株価を予測するなかれ」。
シンプルですが永遠のテーマです。
ピーターリンチ氏の別の言葉。
「ほとんどの人は株式投資よりも電子レンジを買うことのほうにより多くの時間をかける」。
「会社に投資するのであって株価に投資するのではない」。
そして「企業はダイナミックに動き、見通しも変わる。
内容を知らなくて持っていてよい株など一つもない」。
それぞれの名言を思い出して帰着するのは「現場こそすべて。そして現場の人間の声に耳を傾ける」。
これ以上の投資の勉強はないでしょう。

「べき論」というのはいつも幅を利かせるもの。
先週木曜の日経朝刊「スクランブル」でも「日銀のETF買い」についての出口論。
「官製相場の弊害」が論じられていました。
論旨は間違ってはいないしおそらく正しいのでしょう。
傍観者の立場としては大所高所的に「いつまでも日銀が下支えするのはおかしい」。
そして「下支えするからその下で買えたはずの投資家の投資機会を奪う」。
これは間違っていません。
しか現場感覚としてはどうも「?」。
多くの投資家さんたちにとって「下がることを防いでくれる装置」はその是非を問わず好ましいもの。
だから、頭では納得できても体では納得できないことが多いでしょう。
この心理がわからないと正論も暴論に聞こえることになりそうです。
これはコロナの専門家さんたちの意見もそうなのかも知れません。
この1年間という時間に緊急宣言を3回も発動。
コロナという怪物が厄介なのはわかるります。
しかし具体論があまり見えなく後手後手と抽象論。
「三密を避けよ」は十分体に染みましたが、それでも「付け刃的やりっ放し」。
本当に警戒しているのなら、もっと体を張ってロックダウンなどを提言すればいいでしょう。
それもせず遠巻きの立場で「懸念している。危惧している」。
政府や首長さんたちではなく専門家が道筋を示すことが必要なことだと思います。
ここでもクローズアップされているのは「専門家という傍観者の立場」です。
あるいは大阪や兵庫に負けまいとして映る都知事の「緊急事態宣言要請」。
都民ファーストの立場なのでしょうが、どうも常にファーストランナーでいたいという気持ちも感じられてなりません。
コロナが政治家してどうするんだろうという気にもなります。
ファーストといえばコロナに「ファーストイン・ファーストアウト」したのが中国。
GDPは6%超で世界経済の推進役。
不思議なのはあれだけの国民がいて、コロナ禍が再発しないこと。
他国では変異ウィルスが拡大。
中国からはそんな話は聞こえてきません。

今週からストボの実況はまたアウェー。
月曜後場と水曜前場になりました。
前回は後場後場の担当。
相場観への覚悟が必要な前場に比べて後場はほとんど前場の延長線。
今回は前場寄り前のあの緊張感がアドレナリンを読んでくれそうです。
とはいえ、またアウェー。
昨年から続く「日常は非日常」という思考は早く終焉して欲しいものです。
いつものように当たり前に毎日が流れる世界。
単純で無機質で面白くなさそうですが、実は一番重要なこと。
火曜前場と水曜後場のホームが右往左往することなく日常になればコロナ問題もだいぶ解決していることでしょう。
鎖国している訳でもないだろうが不思議なことです。

以下は今朝の場況。

「揃って反発」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
S&P500は終値ベースの最高値に迫った。
好決算への期待から、来週四半期決算を発表するハイテク大手の銘柄が上昇。
「これまでに発表された企業決算はかなり高めの予想を上回った。
国債利回りは低下しており、ハイテク株にとってはプラス材料」との声が聞こえる。
週間ではNYダウが約0.46%、NASDAQが0.25%、S&Pが0.13%下落。
IHSマークイットが発表した4月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は60.6。
統計を開始した2007年5月以来の高水準となった。
3月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は 年率換算で102万1000戸。
前月比20.7%急増し、2006年8月以来の高水準。
前年同月比では66.8%増。
背景は中古住宅の在庫不足。
市場予想の88万6000戸を大きく上回った
国債は小動き。
10年国債利回りは1.559%。
2年国債利回りは0.159%。
バイデン大統領のキャピタルゲイン増税計画でビットコインは一時5%安。
3月初旬以来初めて5万ドルを割り込んだ。
その後は1.5%の安の50932ドル。
ドル円は107円台後半。
ビットコインは52800ドル水準と続落。
イーサリアムは一時10%高となった。
SKEW指数は140.09。
恐怖と欲望指数は56→62。

週末のNYダウは227ドル(0.67%)高の34043ドルと反発。
NASDAQは198ポイント(1.44%)高の14016ポイントと反発。
S&P500は45ポイント(1.09%)高の4180ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は212ポイント高の15133ポイントと反発。
SOX指数は2.04%高の3196ポイントと反発。
VIX指数は17.33と低下。
225先物CME円建ては大証比日中比245円高の29215円。
ドル建ては大証比日中比255円高の29225円。
ドル円は107.91円。
10年国債利回りは1.559%。
2年国債利回りは0.159%。

週間ベースでNYダウは0.5%安、5週ぶり反落、
NASDAQは0.3%安、4週ぶり反落。
S&P500は0.1%安 5週ぶりに反落。

「75日線攻防」

週末の日経平均は寄り付き249円安。
終値は167円安の29020円と反落。
下落率は0.57%。
日足は2日連続で陽線。
75日線(29168円)を下回り、13週線(29294円)も割り込んだ。
13週線を下回るのは3月最終週以来。
週間では約662円の下落。
週足は3週連続で陰線。
TOPIXは0.39%の反落。
東証マザーズ指数は反落。
日経ジャスダック平均も反落。
東証1部の売買代金は2兆44億円(前日2兆2747億円)。
68日連続で2兆円超。
値上がり708銘柄(前日1822銘柄)。
値下がり1376銘柄(前日287銘柄)。
新高値28銘柄(前日37銘柄)。
新安値44銘柄(前日39銘柄)。
騰落レシオは83.10(前日88.10)。
昨年11月4日の82.3%以来の低水準。
NTレシオは15.15倍(前日15.18倍)。
18日連続15倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩下がりの25日線(29378円)からは▲1.22%。
4日連続で下回った。
右肩上がりの75日線は29168円。
2日ぶりに下回った。
右肩上がりの200日線(26022円)からは△11.52%(前日△12.31%)。
右肩下がりの5日線(29100円)から▲0.27%。
4日連続で下回り上値を抑えた格好。
先週火曜のマドは29530円ー29361円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.237%(前日▲17.563%)。
買い方▲6.162%(前日▲5.654%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲6.420%(前日▲7.345%)。
買い方▲14.580%(前日▲14.037%)。
空売り比率は41.6%(2日ぶりに40%超:前日39.9%)。
空売り規制なしの比率は8.9%(前日7.7%)。
日経VIは20.00と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは21.72倍(前日21.80倍)。
前期基準では23.76倍。
EPSは1336円(前日1338円)。
225のPBRは1.29倍。
BPSは22496円(前日22452円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.60%(前日4.59%)。
配当利回りは1.66%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.67倍。
前期基準では24.80倍。
PBRは1.37倍。
東証1部単純平均株価は9円安の2400円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2098円(前日は2096円)。
東証1部時価総額は715兆円(前日は718兆円)。
40日連続で700兆円超。
ドル建て日経平均は268.91(前日270.21)。
木曜のシカゴ225先物終値は大証日中245円高の29215円。
高値は29310円、安値は28760円。
225先物大証夜間取引終値は日中比250円高の29200円。
気学では「初め強いと後安の日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
火曜は「下寄り買い。上寄り売りの日」。
水曜は「下げ来りて尚安きは小底日となる」。
金曜は「波乱日にして転機を作る日。足取りに注意」。
ボリンジャーのマイナス1σが28627円。
マイナス2σが28545円。
一目均衡の雲の上限は29529円。
下限が28858円で雲の中。
勝手雲の上限は29744円
下限は29293円。
4日連続で雲の下。
勝手雲は5月7日に黒くねじれる。
RSIが33.14(前日39.71)。
RCIが10.99(前日13.46)。
アノマリー的には「変化日」。

週間ベースで日経平均株価は2.2%安、3週続落(累計2.8%下落)。
TOPIXは2.3%安、2週ぶり反落。
東証マザーズ指数は3.1%安、4週ぶり反落。
日経ジャスダック平均は1.3%安、4週ぶり反落、
東証2部指数は1.1%安、2週続落(同1.4%下落)。
東証RREIT指数は0.6%安、7週ぶり反落。

《4月第3週の海外投資家動向》

現物311億円の売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物585億円の買い越し(2週連続買い越し)。
合計273億円の買い越し(2週連続の買い越し)。
ロッドの減少が目立った。

《今日のポイント4月26日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
   S&P500は終値ベースの最高値に迫った。
   10年国債利回りは1.559%。
   2年国債利回りは0.159%。
   SKEW指数は140.09。
   恐怖と欲望指数は56→62。

(2)ダウ輸送株指数は212ポイント高の15133ポイントと反発。
   SOX指数は2.04%高の3196ポイントと反発。
   VIX指数は17.33と低下。
   225先物CME円建ては大証比日中比245円高の29215円。

(3)東証1部の売買代金は2兆44億円(前日2兆2747億円)。
   新高値28銘柄(前日37銘柄)。
   新安値44銘柄(前日39銘柄)。
   騰落レシオは83.10(前日88.10)。
   昨年11月4日の82.3%以来の低水準。
   NTレシオは15.15倍(前日15.18倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)右肩下がりの25日線(29378円)からは▲1.22%。
   4日連続で下回った。
   右肩上がりの75日線は29168円。
   2日ぶりに下回った。
   右肩上がりの200日線(26022円)からは△11.52%(前日△12.31%)。
   右肩下がりの5日線(29100円)から▲0.27%。
   4日連続で下回り上値を抑えた格好。
   先週火曜のマドは29530円ー29361円。

(5)空売り比率は41.6%(2日ぶりに40%超:前日39.9%)。
   空売り規制なしの比率は8.9%(前日7.7%)。
   日経VIは20.00と上昇。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.237%(前日▲17.563%)。
   買い方▲6.162%(前日▲5.654%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲6.420%(前日▲7.345%)。
   買い方▲14.580%(前日▲14.037%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは21.72倍(前日21.80倍)。
   EPSは1336円(前日1338円)。
   BPSは22496円(前日22452円)。

(8)東証1部時価総額は715兆円(前日は718兆円)。
   ドル建て日経平均は268.91(前日270.21)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが28627円。
   マイナス2σが28545円。
   一目均衡の雲の上限は29529円。
   下限が28858円で雲の中。
   勝手雲の上限は29744円
   下限は29293円。
   4日連続で雲の下。
   勝手雲は5月7日に黒くねじれる。
   RSIが33.14(前日39.71)。
   RCIが10.99(前日13.46)。
   アノマリー的には「変化日」。

今年の曜日別勝敗(4月23日まで)

月曜10勝5敗
火曜9勝6敗
水曜7勝9敗
木曜11勝4敗
金曜7勝9敗
(櫻井)。