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養老渓谷

中嶋 健吉

2021/05/06 07:33

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拡大するコロナ禍を前に、連休中は外出自粛と決めてはいました。しかし5月4日の爽やかな気候を前に言い訳がましく、(しかし心の内では皆、同じ考えをするのではと危惧しつつ)最終日の明日は混むので、出掛けるのは今日と決めた次第です。

郊外で水と新緑を楽しめ散策できる場所となると、我が家の鉄板の場所は「養老渓谷」になります。実はこの場所は15年も前に亡くなった愛犬が一番好きだった場所でもあり、毎年5月の連休には愛犬と伴に欠かさず訪れる場所でもあるのです。

スイス勤務時代、チューリッヒの我が家から車で僅かな時間走るだけで色々な渓谷に行着つきます。気に入りの渓谷は川幅数メートルで、川岸に歩道が延々と整備されており、犬にとって歩道を走っても良し、渓谷の坂を上り下りしても良しと近隣の住民のみ知る場所で、向かいのスイス人家族が教えてくれたところです。かってこのブログでも書きましたが愛犬は黒のミニチュアプードルで、この渓谷で鍛えた足腰は筋肉が発達しており、連れ帰った日本で獣医がこんなに筋肉の発達したプードルを初めて見たと驚いた逸話があります。

養老渓谷の川幅はスイスの倍以上有るのですが、川岸に歩道が整備されており散策には充分以上の環境です。初めて愛犬を連れて行った時、スイスを間違いなく思い出したのでしょう、大変な喜び様でした。それ以降折に触れ愛犬と訪れる場所になりました。匂いで分かるのか、養老渓谷に近付くにつれ、そわそわし出し甘い声を上げるのはスイス時代と同じでした。

混雑を避けるため昼過ぎに出発、悪い予感が当たりました。皆同じ考えをするのでしょう、既に京葉道路の貝塚トンネルまで渋滞です。養老渓谷では密ではないものの其れなりの人出です。しかし愛犬連れが多く、わが愛犬との昔を思い出し気にはならないものです。

問題は帰路です。早々に出発したのですが、京葉道路は既に18キロの渋滞です。レストランでの夕食は諦め、弁当を買う羽目に。しかし久々の新緑と爽やかの空気を満喫し、不満は感じないものです。コロナ禍での外出は確かに不謹慎ですが、久々に気持ちが晴れたことも事実です。これだけの人出を目の当たりにすると、ステイホームと外出の線引きの難しさを感じざるを得ません私と言えば、このリフレッシュで再びステイホームに向かえると確信したものです。
(中嶋)