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9月、読書の秋、雑誌の山に埋もれて過ごします

鈴木 一之

2021/09/01 07:32

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マーケットにたずさわる人間はだれしも、相場の先行きを当てることに必死です。当たった、当たらなかったという点は資産を運用するという観点から、あるいはマーケットにおいてその人の発言力を高める、信用を勝ち得るという点で非常に重要です。

起こりうる可能性を集め、先行きの筋道を立てて、それが起こりうる可能性を考えます。発表する時は本当に必死です。それでもあまり当たりません。神さまは人間に未来を見通す能力をお与えにならなかったのです。

私自身、「当たった、当たらなかった」という点で毎日喜んだり、落ち込んだりしています。落ち込むことの方が多いのが実情です。本当に未来の予想はむずかしいものです。

そこでできるだけ予想という部分を減らして、事実だけに着目するという手法に走ります。その企業が実際に提供している製品やサービスであったり、企業を構成している組織のメンバーであったり、市況関連企業であれば製品価格の動向であったり、予想や見通しの入り込む余地をできるだけ少なくしてゆく方向性を探します。

ひとりの人間のやることですから、事実だけに着目して世の中を見まわす方法にはどうしても限界があります。そういう時は他人の眼や耳に頼ります。新聞や雑誌には時間の許す限り目を通すことにしています。定期的に街の図書館に通って雑誌を読み込みます。

世の中のすべてを見る必要はありません。自分の好きなジャンル、得意な分野、興味のあるところだけにフォーカスして集中的に目を通します。書籍もよいのですが、機動性と関心の深さという点では雑誌が一番です。特に特定分野に特化した専門誌がいいですね。

ネットの勢力拡大に押されて雑誌の発行部数が減っていると聞きますが、それだけに今の世の中に残っている雑誌はやはり手ごたえがあります。今日から9月、読書の秋です。雑誌や新聞に埋もれる暮らしにずっとひたっていたいものです。
(スズカズ)