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二度目の金木犀

小川 真由美

2021/10/09 11:30

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昨夜の地震は驚きましたね。
東日本大震災で被害を受けて以降、地震対策は万全にしていたつもりの我が家でしたが、
高いところに積んでいた籐の籠などが落ちてきました。
備蓄食料も確認したところ期限切れのものがチラホラ。
缶詰などは期限を超えても問題ないと考えますが、
改めて内容を見直しました。
今後の余震に気を付けましょう。

さて、このごろ驚いたのは、街を歩いていて鼻がとらえた香りです。
金木犀。
あれ?また?
と思ったのが率直なところ。
夏の終わりに金木犀の香りを嗅いで今年はずいぶん早いな・・・もう秋か
と思った。思ったよね?あれ今年よね?
困った時のGoogle先生に聞くと
「金木犀 二度目 なぜ」
検索している人が大勢いました。

曰く
・二度咲きするのは珍しいことではない
・が、それほど頻繁にはない(それを珍しいというのでは?)
・地球温暖化の表れではないか

ということ。
興味の向くままあれこれ検索してみたら金木犀に関する面白い情報が沢山出てきました。

・日本に生息している金木犀は江戸時代に中国から輸入された一本の木のクローンである・・・という説がある
・木には雄雌あるのだが、日本にはそのうち雄の木しか生息していない・・・という説
・よって実を付けることはない・・・らしい
・『金木犀』という名は、花の形が動物の犀(サイ)に似ているから・・・という説

色々なサイトを見てみましたが、一様に金木犀に関してはいまだ謎が多いとのこと。
その他、確定要素としては、モクセイには“金”以外にも色々な種類があり、
・白い花をつけるのは銀木犀
・ヒイラギモクセイ や ヒイラギ も同じ仲間
・金木犀よりも古くから日本に生息していたのは薄黄(ウスギ)木犀 
・静岡の三島大社にある老巨木の薄黄木犀は一年に二度花をつけることで知られる

などなどなど。
面白い、面白いぞ、金木犀。
ざっとこんな情報が出てきました。
しかし何でもネットで好奇心が満たされるとは便利な時代です。

さて、
秋の到来を香りで知らせてくれる金木犀。
あの香りを鼻が捉えるとキュンとするのは私だけでしょうか。
甘酸っぱく、でも数日で消えてしまう儚い香りが大好きです。
しかしながら二度目の金木犀には、あれ?という疑問だけで、
一度目の香りほどに心が動かなかった。
そんな自分が不思議でした。

日本人が桜を大好きなのは、きっとその儚く散る運命も理由の一つで、
年に二度咲いたらこれほどまでに愛されないのでは。
人は儚いものが好きなのだ。
今年二度目の金木犀に思ったことでした。