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憚ること勿れ

櫻井 英明

2021/10/12 07:10

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税金に対する課題が2つ。
ひとつは岸田首相の金融課税強化論の後退。
岸田首相は日曜のフジテレビ番組で金融所得課税を当面は強化しない考えを示しました。
「当面は触るということは考えていない。そこばかり注目されてすぐやるんじゃないかという誤解が広がっている
金融所得課税を考える前にやることはいっぱいある」。
投資家心理を冷え込ませ、株価下落の一因になったという指摘もある。
すぐやるのではないかという誤解が広がっている。
しっかり解消しないと関係者に余計な不安を与えてしまう。
株価下落について、仮に私の考え方が影響しているならば誤解を解いていかなければいけない」と語りました。
野党の代表は「結局、自分の意志を何も貫けない政権だということが、1週間もたたないうちに次々に示された」。
と批判していますが「過ちては改むるに憚ること勿れ」の方が優先でしょう。

もう一つはOECD。
多国籍企業による租税逃れを防ぐ国際課税の新ルールについて、136か国・地域が最終合意したと発表。
世界共通の法人税の最低税率を15%とし米IT大手などを対象とする「デジタル課税」を導入。
約100年前に国際課税原則が確立されて以来、最大の見直しで2023年の実施を目指す方向。
約40年間にわたる法人税率の引き下げ競争に終止符という格好でしょうか。

「200億円の壁」というのがどうもあるような気がします。
企業の売上高の200億円のことです。
起業から発展し歴史の長短はあるものの上場。
そして中期経営計画等で打ち出されるの売上高の目標数字の多くは「200億円」。
現にこのところ取材した企業の多くが中計の売上高目標が200億円。
あるいは今期の売上高見通しが200億円でした。
経験則では2ケタの売り上げが3ケタになるまでが5年から7年。
200億円を超えてから1000億円になるまでがやはり5年から7年。
ただ200億円を超えると加速度的に売上高が増加する傾向があるような気がします。
「そんな長い時間軸では待てない」という声もあるでしょう。
しかし50億円程度の売り上げが1000億円になれば20倍。
10年で20倍というのはそんなに少ない数字ではありません。
同じような伸び率で行けば20年で400倍。
50億円が2兆円になることになります。
もっとも200億円と1000億円の間にも500億円や800億円の壁はあります。
しかし、これも経験則ですが200億円の壁よりは薄いような気がします。
200億円に乗ったら1000億円は近いもの。
でも待てるかどうかというところでしょうか。

「山より大きなイノシシは出ない」と市場ではよく言われます。
この数十年、さまざまな市場の危機があり、さまざまな市場の上昇がありました。
でも「山より大きなイノシシ」には遭遇しませんでした。
例えばボリンジャーバンドのプラスマイナス2σが目先の限界値。
上でも下でもどういうわけかココで止まるもの。
行き過ぎがプラスマイナス3σ。
どんな土砂降りもどんな青天もここが限界値。
外部材料に惑わされることなくほとんど反転するタイミングを迎えるものです。
「山より大きなイノシシが出そう」と思っても出ないのが相場なのでしょう。

☆2021年9月月中平均29893.47円トピ2058ポイント
★2021年3月月中平均29315.26円トピ1945.84ポイント

以下は今朝の場況。

「続落」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
「決算シーズンの開始を控えて警戒感が高まった」との解釈。
主要株価指数は朝方はプラス圏で推移したが午後になると下落に転じ、引けにかけて下げ幅を拡大した。
JPモルガンが2.1%安、アマゾンが1.3%安。
ビザとマスターカードはともに2.2%下落。
サウスウエスト航空は4.2%下落。
「祝日で米債券市場が休場だったため薄商いとなった可能性がある」との指摘も聞かれる。
債券市場はコロンブスデーで休場。
ドルは上昇。
エネルギー価格の上昇を背景に安全通貨であるドルに資金が集まった。
ドル円は113円台前半。
2018年12月中旬以来、2年10カ月ぶりの円安・ドル高水準。
WTI原油先物は前週末比1.17ドル(1.5%)高のバレル0.52ドル。
一時は82.18ドルと2014年10月以来、約7年ぶりの高値を更新した。
ビットコインは5.06%高の5万7486ドルと5カ月ぶりの高値。
イーサは4.3%高の3569ドル。
SKEW指数は134.46→134.70。
恐怖と欲望指数は34→32。

週明けのNYダウは250ドル(0.72%)安の34496ドルと続落。
高値は34951ドル、安値3486ドル。
NASDAQは9ポイント(0.64%)安の14486ポイントと続落。
高値は14665ポイント、安値14482ポイント。
S&P500は8ポイント(0.19%)安の4391ポイントと4日ぶりに反落。
高値は4412ポイント、安値4386ポイント。
ダウ輸送株指数は51ポイント安の14588ポイントと反落。
SOX指数は0.77%安の3221ポイントと続落。
VIX指数は19.99と上昇。
合算売買高は81.5億株(前日92億株、過去20日平均109億株)。
225先物CME円建ては大証日中比25円安の28475円。
ドル建ては大証日中比5円高の28505円。
ドル円は113.30円。
10年国債利回りは1.611%。
2年国債利回りは0.319%。

「一目均衡の雲は白くねじれ勝手雲は黒くねじれる」

週明けの日経平均は寄り付き71円安。
終値は449円高の28498円と3日続伸。
一時500円以上上昇し18500円台に乗せた場面もあった。
日足は3日連続で陽線。
SQ値28098円を終値で上回り1勝1敗。
TOPIXは1.77%高と続伸。
東証マザーズ指数は1.61%上昇と3日続伸。
日経ジャスダック平均は0.72%上昇と3日続伸。
東証1部の売買代金は2兆7085億円(前日3兆1985億円)。
値上がり1834銘柄(前日1746銘柄)。
値下がり295銘柄(前日358銘柄)。
新高値27銘柄(前日16銘柄)。
新安値25銘柄(前日24銘柄)。
騰落レシオは107.29(前日100.04)。
NTレシオは14.27倍(前日14.30倍)。
89日連続で14倍台。
サイコロは4勝8敗で33.33。
横這いの25日線(29506円)からは▲3.42%(前日▲4.95%)。
8日連続で下回った。
横這いの75日線は28545円。
7日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(28709円)からは△0.74%(前日▲2.27%)。
6日ぶりに上回った。
右肩上りの5日線(27915円)から△2.09%。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.184%(前日▲15.062%)。
買い方▲8.704% (前日▲10.288)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲10.611%(前日▲9.061%)。
買い方▲21.123% (前日▲22.400%)。
空売り比率は44.6%(11日連続で40%超:前日45.8%)。
空売り規制なしの比率は7.8%(前日8.3%)。
日経VIは22.19(前日22.44)。
日経平均採用銘柄の予想PERは14.01倍(前日13.74倍)。
9日ぶりに14倍台。
前期基準では18.79倍。
EPSは2034円(前日2041円)。
225のPBRは1.29倍。
BPSは22091円(前日22085円)
日経平均の益回りは7.14%。
10年国債利回りは0.090%。
東証1部全銘柄だと予想PERは15.73倍。
前期基準では21.38倍。
PBRは1.33倍。
東証1部単純平均株価は32円高の2434円。
東証1部売買単価は2268円(前日は2357円)。
東証1部時価総額は739兆円(前日は727兆円)。
35日連続で700兆円台。
ドル建て日経平均は252.80(前日250.64)。
週明けのシカゴ225先物は大証日中比25円安の28475円。
高値28785円、安値27890円。
大証先物夜間取引終値は日中比30円安の28470円。
気学では「安値にある時は急変する」。
水曜は「高日柄なれど前日来高きは吹き値売り方針」。
木曜は「飛びつき買い警戒の日。急伸高値は利入れ方針の事」。
金曜は「下落含みの日。戻り売り方針」。
ボリンジャーのマイナス1σが28541円。
マイナス2σが27576円。
一目均衡の雲の上限が28064円。
下限が27860円。
5日ぶりに雲の上。
13日に白くねじれる。
勝手雲の上限は29967円。
下限が29604円。
7日連続で勝手雲の下限を下回った。
勝手雲は13日に黒くねじれる。
RSIが30.60(前日26.73)。
RCIが7.69(前日6.04)。
アノマリー的には「リーマンショック以降では株安の日」。


《今日のポイント10月12日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
      債券市場はコロンブスデーで休場。
      ドルは113円台前半に上昇。
   恐怖と欲望指数は34→32。
   週末のNY株式市場で主要3指数は揃って4日ぶりに小幅反落。
   SKEW指数は130.87→131.68→131.51→133.32→134.46。
   恐怖と欲望指数は32→33。

(2)ダウ輸送株指数は51ポイント安の14588ポイントと反落。
   SOX指数は0.77%安の3221ポイントと続落。
   VIX指数は19.99と上昇。
   合算売買高は81.5億株(前日92億株、過去20日平均109億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比25円安の28475円。

(3)東証1部の売買代金は2兆7085億円(前日3兆1985億円)。
   新高値27銘柄(前日16銘柄)。
   新安値25銘柄(前日24銘柄)。
   騰落レシオは107.29(前日100.04)。
   NTレシオは14.27倍(前日14.30倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33。

(4)横這いの25日線(29506円)からは▲3.42%(前日▲4.95%)。
   8日連続で下回った。
   横這いの75日線は28545円。
   7日連続で下回った。
   右肩上がりの200日線(28709円)からは△0.74%(前日▲2.27%)。
   6日ぶりに上回った。
   右肩上りの5日線(27915円)から△2.09%。
   2日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.184%(前日▲15.062%)。
   買い方▲8.704% (前日▲10.288)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲10.611%(前日▲9.061%)。
   買い方▲21.123% (前日▲22.400%)。

(6)空売り比率は44.6%(11日連続で40%超:前日45.8%)。
   空売り規制なしの比率は7.8%(前日8.3%)。
   日経VIは22.19(前日22.44)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.01倍(前日13.74倍)。
   EPSは2034円(前日2041円)。
   BPSは22091円(前日22085円)
   日経平均の益回りは7.14%。

(8)東証1部時価総額は739兆円(前日は727兆円)。
   ドル建て日経平均は252.80(前日250.64)。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが28541円。
   マイナス2σが27576円。
   一目均衡の雲の上限が28064円。
   下限が27860円。
   5日ぶりに雲の上。
   13日に白くねじれる。
   勝手雲の上限は29967円。
   下限が29604円。
   7日連続で勝手雲の下限を下回った。
   勝手雲は13日に黒くねじれる。
   RSIが30.60(前日26.73)。
   RCIが7.69(前日6.04)。
   アノマリー的には「リーマンショック以降株安の日」。

今年の曜日別勝敗(10月11日まで)

月曜23勝15敗
火曜21勝17敗
水曜15勝25敗
木曜21勝15敗
金曜19勝20敗
(櫻井)。