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起きたら困ることは起きないことにしようの歴史

櫻井 英明

2021/11/24 11:04

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火曜の前場の実況中にタバコを吸いに出るのは10時45分。
スタジオに戻ってくると不思議と相場が元気ついていることが多い。
先週火曜の前場の日経平均は110円程度のレンジでプラスマイナスのターンオーバーを反復。
戻ってみるとプラス幅が拡大。
11時前に一気に19960円まで上昇。
先物の2000枚単位の商いと伴っての上昇。
しかしあと40円が遠く3万円には到達しませんでした。
ボリンジャーのプラス2σがキャップとなった形。
そこから大引けまでは劇的シーンはなく29800円台で終了。
思ったのは「売り方もソワソワしている」。
すこしでも上に行く素振りを見せると浮足立っての買戻し。
「水鳥の羽音に驚く」という姿勢です。
寄り付き前に話していたのは「根拠レスだけど今日は高いよ。
「終値で29800円台」でした。
加えれば・・・。
脳裏に浮かんだのはわらべうたの「通りゃんせ」。
「ここはどこの細道じゃ。
3万円の細道じゃ。
ちいーと通してくだしゃんせ。
気合のない者通しゃせぬ。
行きはよいよい帰りは怖い。
怖いながらも通りゃんせ通りゃんせ」。
七五三の時期だからだったのでしょうか。
「怖い=疲れた」という意味もあるらしいですが・・・。
後場のタバコタイムはいつも13時45分からと決まっています。


「幕末史」の本を読んでいて脳裏に残った一節。
「日本人は情報が入ってきても、起きたら困ることは起きないことにしようじゃないか。
起きないに決まってる」。
これがスッと入ってきました。
明治維新や敗戦。
明智光秀だって秀吉が戻ってくると考えたら本能寺へ向かったでしょうか
都合の悪いことは起きないという仮定とシナリオながら現実の歴史の多くのことは違う方向に動きました。
黒船は日本に来ない。
ソ連はドイツへ侵略しない。
この楽観論は歴史のことですが事実は逆。
でも市場で考えても、「バブルは崩壊しない。世界金融危機は起きない。原発は溶融しない」。
これらの理想的展開はすべて来ませんでした。
というか、全部逆。
「物事は悪いと予測した方向で起きる」。
「失敗する余地があるなら、失敗する」というのがマーフィーの法則、
日本人的思考の反対にあるから立派とも言えます。

来年は「世界経済フォーラム(ダボス会議)」が開催される予定。
1月17〜21日に従来通りスイス東部ダボスで対面での開催。
2年ぶりのことです。
テーマは「Working Together, Restoring Trust(信頼を取り戻すために一致協力を)」。
ビルダーバーグ会議は未定ですが・・・。

バイデン米大統領はガソリン価格高騰を引き起こしている違法行為の可能性を調査するようFTCに指示しました。
「FTCには違法行為が米消費者への負担になっているか精査する権限がある。
国民がより高いガソリン代の支払いを余儀なくされることは容認できない。
FTCが即時行動すべきと確信している」とコメント。
消費者の利益を損なってはならないという発想です。
またアマゾン・コムは来年1月から英国のサイト上で米ビザのクレジットカードを利用できなくすると決定。
理由はビザの手数料の高さ。
アマゾンのコメントは「顧客に最良の価格を提供しようとする企業にとって障害となる」。
いずれも消費者の利益優先というのが錦の御旗。
もう何十年も顧客重視というのは言われてきたことですが改めてクローズアップされた格好。
ただバイデン大統領は中間選挙向けのアピール。
アマゾンは自社のコストダウン。
これも当然背景にあるでしょう。
ということは美辞麗句でオブラートに包まれた本質と見えてきた風景は違うのかも知れません。

以下は今朝の場況。

「恐怖と欲望指数は60まで低下」

火曜のNY株式市場もマチマチの動き。
NYダウとS&P500は反発。
NASDAQは続落。
国債利回りが上昇。
テスラは4%超、マイクロソフトは0.6%下落。
S&Pグロース指数は0.3%安、バリュー指数は0.8%高。
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは15%近く下落。
ベスト・バイは12%安。
債券利回りは再び上昇基調。
テクノロジー株の下落要因となっている。
「金利上昇は将来的な利益の現在価値を低下させる傾向がある。
バリュエーションが最高水準にあるテクノロジー株が最大の打撃を受けやすい。
ハイテク銘柄中心のNASDAQが22日最高値水準から1.2%下落したことがその証左」。
そういう見方だ。
IHSマークイットの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は56.5。
10月の57.6から低下した。
国債利回りは上昇。
10年国債利回りは1.675%。
2年国債利回りは0.614%。
ドル円は115円台前半。
WTI原油1月物は1.75ドル(2.3%)高の78.50ドル。
ビットコインが2.4%高の5万7644ドル。
イーサは6.41%高の4357ドル。
SKEW指数は148.44→147.44→146.99。
昨年11月18日から248日連続で140%超。
恐怖と欲望指数は64→60。

火曜のNYダウは194ドル(0.55%)高の35813ドルと続伸。
NASDAQは79ポイント(0.50%)安の15775ポイントと続落。
S&P500は7ポイント(0.17%)高の4690ポイントと3日ぶりに反発。
ダウ輸送株指数は135ポイント(0.81%)高の16874ポイントと3日続伸。
SOX指数は0.36%安の3834ポイントと続落。
VIX指数は19.38。
合算売買高は113億株(前日116億株、過去20日平均111億株)。
225先物CME円建ては大証日中比45円安の29745円。
ドル建ては大証日中比40円安の29750円。
ドル円は115.15円。
2017年以来約4年半ぶりの円安水準。
10年国債利回りは1.675%。
2年国債利回りは0.614%。

「パウエル議長続投で金利上昇」

週明けのNY株式市場はマチマチの動き。
NYダウは一時300ドル超上場した場面もあったが終値は小幅高。
S&P合500とNASADQは下落。
バイデン大統領がパウエルFRB議長を続投させる方針を発表。
両指数は一時最高値を更新した場面もあった。
債券利回りが上昇しハイテクセクターを圧迫。
ただアップルは0.3%高で終値ベースの過去最高値を更新。
一時3%超上昇していた。
マイクロソフトは一時約2%上昇したものの終値は1%安。
アマゾンは2.8%、アルファベットは1.8%下落。
バイデン大統領はパウエルFRB議長の再任を発表。
副議長には次期FRB議長の有力候補だったブレイナード理事が指名された。
パウエル氏続投のニュースは、FRBに大きな変化がないことを望む投資家から好感された。
銀行セクターは2%高。
バリュー株は0.6%上昇。
グロース株は1%安。
テスラは1.7%高。
ズームは時間外取引で6%高。
中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比0.8%増の634万戸と。
今年1月以来9カ月ぶりの高水準。
FF金利先物が織り込む来年6月までにFRBが0.25%ポイント利上げする確率は100%。
債利回りは上昇。
10年国債利回りは1.632%。
2年国債利回りは0.592%。
ドル円は114円台後半。
WTI原油1月物は前週末比0.81ドル(1.07%)高の1バレル=76.75ドル。
SKEW指数は144.80→148.44→147.44。
恐怖と欲望指数は69→62。

週明けのNYダウは17ドル(0.05%)高の35619ドルと4日ぶりに反発。
NASDAQは202ポイント(1.26%)安の15854ポイントと3日ぶりに反落。
S&P500は15ポイント(0.32%)安の4682ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は221ポイント(1.34%)高の16739ポイントと続伸。
SOX指数は1.66%安の3847ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は19.17。
合算売買高は116億株(前日106.8億株、過去20日平均111億株)。
225先物CME円建ては大証日中比115円安の29675円。
ドル建ては大証日中比105円安の29685円。
ドル円は114.86円。
10年国債利回りは1.632%。
2年国債利回りは0.592%。

「移動平均線はまもなく順の並びに」

週明けの日経平均は寄り付き127円安。
終値28円(0.09%)高の29774円と続伸。
日足は3日連続で陽線。
TOPIXは0.08%安と反落。
東証マザーズ指数は1.09%高と4日ぶりに反発。
日経ジャスダック平均は0.15%高と反発。
東証1部の売買代金は2兆3720億円(前日2兆9270億円)。
10月25日の2兆2793億円以来ほぼ1か月ぶりの低水準。
値上がり1054銘柄(前日1059銘柄)。
値下がり1023銘柄(前日1025銘柄)。
新高値57銘柄(前日60銘柄)。
新安値158銘柄(前日127銘柄)。
騰落レシオは83.33(前日89.32)。
NTシオは14.58倍(前日14.55倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(29331円)からは△1.51%(前日△1.53%)。
18日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は28907円。
55日連続で上回った。
右肩上がりの200日線(28930円)からは△2.92%(前日△2.55%)。
16日連続で上回った。
あと数日で75日線と200日線はゴールデンクロス。
移動平均線はまもなく9月14日以来の順の並びになる。
右肩上りの5日線(29723円)から△0.17%。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.257%(前日▲16.963%)。
買い方▲7.111% (前日▲7.372%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲10.275%(前日▲10.317%)。
買い方▲18.283% (前日▲18.996%)。
空売り比率は42.7%(12日連続で40%超:前日44.5%)。
空売り規制なしの比率は7.5%(前日6.7%)。
日経VIは18.68(前日18.93)。
日経平均採用銘柄の予想PERは14.19倍(前日14.24倍)。
10日連続で14倍台。
前期基準では19.16倍。
EPSは2098円(前日2088円)。
225のPBRは1.29倍。
BPSは23080円(前日23058円)
日経平均の益回りは7.05%。
10年国債利回りは0.070%。
東証1部全銘柄だと予想PERは15.84倍。
前期基準では21.71倍。
PBRは1.33倍。
東証1部単純平均株価は3円高の2476円。
東証1部売買単価は2226円(前日は2446円)。
東証1部時価総額は756兆円(前日は757兆円)。
64日連続で700兆円台。
ドル建て日経平均は260.81(前日260.15)。
火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比45円安の29745円。
高値29790円、安値29505円。
週明けのシカゴ225先物は大証日中比115円安の29675円。
高値29915円、安値29530円。
大証先物夜間取引終値は日中比110円安の29680円。
気学では「転機を作る重要日」。
木曜は「前日が高かかりし時はこの日反落する」。
金曜は「人気に逆行して動く日」。
ボリンジャーのプラス1σが29703円。
プラス2σが30074円。
一目均衡の雲の上限が28875円。
下限が28631円。
8日連続で雲の上。
勝手雲の上限は29296円。
下限が29176円。
16日連続で勝手雲の上。
RSIが52.92(前日64.71)。
RCIが63.74(前日64.56)。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株安の日」。
明日は変化日でNYは感謝祭。
そして週末は米ブラックフライデー。

《今日のポイント11月24日》

(1)火曜のNY株式市場もマチマチの動き。
   NYダウとS&P500は反発。
   NASDAQは続落。
   10年国債利回りは1.675%。
   2年国債利回りは0.614%。
   ドル円は115円台前半。
   SKEW指数は148.44→147.44→146.99。
   恐怖と欲望指数は64→60。

(2)ダウ輸送株指数は135ポイント(0.81%)高の16874ポイントと3日続伸。
   SOX指数は0.36%安の3834ポイントと続落。
   VIX指数は19.38。
   合算売買高は113億株(前日116億株、過去20日平均111億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比45円安の29745円。

(3)東証1部の売買代金は2兆3720億円(前日2兆9270億円)。
   10月25日の2兆2793億円以来ほぼ1か月ぶりの低水準。
   新高値57銘柄(前日60銘柄)。
   新安値158銘柄(前日127銘柄)。
   騰落レシオは83.33(前日89.32)。
   NTシオは14.58倍(前日14.55倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)上向きの25日線(29331円)からは△1.51%(前日△1.53%)。
   18日連続で上回った。
   右肩上がりの75日線は28907円。
   55日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(28930円)からは△2.92%(前日△2.55%)。
   16日連続で上回った。
   あと数日で75日線と200日線はゴールデンクロス。
   移動平均線はまもなく9月14日以来の順の並びになる。
   右肩上りの5日線(29723円)から△0.17%。
   2日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.257%(前日▲16.963%)。
   買い方▲7.111% (前日▲7.372%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲10.275%(前日▲10.317%)。
   買い方▲18.283% (前日▲18.996%)。

(6)空売り比率は42.7%(12日連続で40%超:前日44.5%)。
   空売り規制なしの比率は7.5%(前日6.7%)。
   日経VIは18.68(前日18.93)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.19倍(前日14.24倍)。
   EPSは2098円(前日2088円)。
   BPSは23080円(前日23058円)
   日経平均の益回りは7.05%。

(8)東証1部時価総額は756兆円(前日は757兆円)。
   ドル建て日経平均は260.81(前日260.15)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが29703円。
   プラス2σが30074円。
   一目均衡の雲の上限が28875円。
   下限が28631円。
   8日連続で雲の上。
   勝手雲の上限は29296円。
   下限が29176円。
   16日連続で勝手雲の上。
   RSIが52.92(前日64.71)。
   RCIが63.74(前日64.56)。
   アノマリー的には「リーマンショック以降は株安の日」。
   明日は変化日でNYは感謝祭。
   そして週末はブラックフライデー。

今年の曜日別勝敗(11月22日まで)

月曜26勝18敗
火曜24勝20敗
水曜16勝29敗
木曜24勝18敗
金曜24勝21敗
(櫻井)。