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称元

櫻井 英明

2018/12/04 07:21

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今回で3回目になる「相場予見」。

例年通り11月第3週に作成しました。


『平成己亥(つちのとい)三十一年、称元の年の相場予見』

上へ下へと繁茂の株価

絶好調の落とし穴

明るい太陽暗闇新月

多くの糸がもつれ合い

盛の相場も時には中庸


今だけ、カネだけ、自分だけ

買っているのは株・株価?

土を通って清流は

幽玄境地で濁流に

夜霧の空から次世代へ

孤高の樹木は真っ直ぐに立つ


脳裏に浮かぶのは「菜の花や月は東に日は西に」。

江戸時代の画家・俳人である与謝蕪村が詠んだ句です。

安永3年(1774年)、蕪村が、六甲山地の摩耶山を訪れたときの句とされています。

菜の花の時期、西の空に夕日が沈むころ、空は茜色。

摩耶山から見下ろす一面の黄色い菜の花。

同時に見える月と太陽。

解釈は「月と太陽と大地と作者が一体化する瞬間」。

陽が西に沈む夕暮れ時に、月が東に見えるということは、その月は満月。

つまり、地球を挟んで月と太陽が、ほぼ一直線に並んでいるということ。

菜の花が咲いている時期で、東に満月、西に夕日が見えるのは、旧暦の3月10日~15日くらいとのこと。

今の暦では4月20日~25日。

この時間軸を覚えておきたいものです。


12月師走相場。

ヘッジファンドの決算通過で新年度入り。

四季報発売月。

メジャーSQ通過後の国内外の機関投資家は一服。

20日以降はクリスマス休暇。

26日以降の東京は掉尾の一振狙い。

3ヶ月に一度のIPOラッシュ。

最近はドレッシング(お化粧)という言葉も聞かれなくなりました。

重要なのは昨年末日プラスの22764円を大納会に上回れるかどうか。

年足基準ならば23506円。

因みに9月メジャーSQ値は23057円。

6月メジャーSQ値は22825円。

3月メジャーSQ値は21575円。

昨年12月メジャーSQ値は22590円。

この1年どうも節目を漂っているような気がしないでもありません。

その昔、先輩に言われた「校庭の真ん中で立小便はできるか」という言葉。

「人は的や目標がなければ動けない」ということがようやく理解できるようになった気がします。


以下は今朝の場況。

「一時休戦で上昇」


週明けのNY株式市場は続伸。

米中首脳会談で貿易摩擦問題は執行猶予。

解消への取り組みを進めることを好感し貿易摩擦激化への警戒感が後退。

幅広い銘柄が買い物優勢となった。

中国製品への追加関税引き上げなどを90日間猶予するという「貿易戦争の一時休戦で折り合った」との解釈だ。

トランプ大統領が「中国が米国の自動車に課している40%の関税の引き下げや撤回で同意した」とツイート。

これも好感された。

NYダウは終値ベースでは287ドル高だったが一時上昇幅は440ドル高まで拡大。

11月上旬以来約週3週間ぶりの水準を回復した。

もっとも利益確定売りも見られ上昇鼻を130ドル前後まで縮小した場面もありボラの高い動き。

個別では中国関連とみなされる航空機のボーイングや建機のキャタピラーが上昇。

この2銘柄のNYダウ上昇寄与度は111ドル。

半導体・自動車などのセクターも堅調だった。

ロシアとサウジアラビアが生産調整を延長することで合意。

原油先物相場が上昇し石油・素材セクターも相場をけん引した。

NASDAQは110ポイント高。

ISM製造業景況感指数は59.3ポイントで着地。

前月から1.6ポイント上昇し3カ月ぶりの上昇となり市場予測の57.9を上回った。

10年国債利回りは3%割れ継続。

ドル円は113円台後半での推移。



「執行猶予で7連騰」


週明けの日経平均は寄り付き278円高、大引けは223円高の22574円。

一時350円近い上昇幅となり11月8日の戻り高値22583円を上回った。

200日線(22306円)、75日線(22568円)を一気に抜けた。

週足では52週線(22452円)、26週線(22552円)も終値で上回った。

「月が変わっても強い基調は崩れず7日続伸は9月26日以来のこと」という声が聞こえる。

マザーズ指数も1000ポイント台乗せからの一段高で26週線を上回ってきた。

「こんなに上がっていいのだろうか、の声もあったが、やはり、何もなかったことを好感」との解釈だ。

内容はともかくとりあえずの「執行猶予」。

サンタラリーの序章となった格好だ。

「W底打ちで世界的にリスクオン」という指摘もある。

値上がり1579銘柄、値下がり472銘柄。

新高値44銘柄、新安値4銘柄。

騰落レシオは123.40まで上昇してきた。

「120%超えからの一段高」に期待したいところ。

25日線、75日線、200日線ともに上向いてきたのは好感。

13週線(22617円)を抜ければ、きれいな形の完成だ。

強いて言えば日足の陰線が気にかかるというところだろうか。

一目均衡の雲の下限は22337円、上限は22710円でもう少しで抜けそうなところ。

10月23日以来の雲の中だ。

勝手雲は5日に黒くねじれるが12日はまた白くねじれている。

ボリンジャーのプラス2σが22613円。プラス3σは22951円。

25日線(21937円)からのプラス4%かい離は22814円。 プラス5%で23033円だ。

月曜段階で25日線からは2.9%、200日線からは1.2%のプラスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.827%(前日▲10.174%)。 買い方▲10.072%(前日▲11.366%)。

ようやく逆転したのは良いサイン。

マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.24%。 買い方▲16.04%。

空売り比率は40.7%(前日39.1%)と残念ながら40%超。

日経HVは15.2、日経VIは17.62と低下。

日経平均採用銘柄のPERは12.64倍。 EPSは1785円(前日は1790.95円で過去最高更新)。

シカゴ225先物終値は大証日中比5円安の22635円。 高値22780円、安値22530円だった。

気学では「強日柄にして後場高のこと多し」。

水曜は「目先のポイントを作る注意日」。

木曜は「弱日柄にして転機をつくることあり」。

金曜は「強調をみせても飛びつき買いを警戒し売り狙え」。

8日続伸、あるいは日足陽線に期待の火曜日。

(櫻井)。