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雨が止んだら…

岩本 秀雄

2019/01/07 08:08

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「雨降って亥固まる年」。『日経ヴェリタス』今週号による2019年相場想定です。「亥固まる」は亥年に関わる相場格言ですが、この「固まる」という言葉がなかなか説明しにくい。「中段底を固める年」などと言ってみたりしましたが、どうもチャート用語っぽくて、しっくりこないなぁ、と思っていましたが、確かに「雨降って」と振ってやれば、ストンと落ちる。なかなかうまい言い回しではないか、と感心した次第です。もちろん、その雨がどこで降り止むか(もう止んでしまったならいい…)が問題ですが、それはこの言い回しとは別な話でしょう。

 その『ヴェリタス』が2019年の相場アンケートを行っていたので一部を紹介しましょう。日経本紙元旦号の著名経営者に対する株式アンケートは優等生的中庸さが目立って、あまり参考にならないけれど、こちらはストラテジストなど市場関係者による専門家アンケートだから、けっこう真剣。回答者76名のうち、日経平均の予想年間高値が最も高かったのはマネックス証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆さんでした。2万8500円(達成時期は12月)との予想。それに続くのが、いちよし証券投資調査部課長・宇田川克己さんの2万7000円。その他、2万6000円を予想する岩井コスモ証券投資調査部長・有沢正一さん、ケイアセット代表・平野憲一さんなど、2万5000円以上の高値を予想する方が11名。その達成時期はほとんどが6~12月の年後半となっています(ま、当たり前でしょう)。

逆に、安値予想ではミョウジョウアセット・マネジメント代表取締役・菊池真さんの1万4000円を筆頭に、松井証券シニアマーケットアナリスト・窪田朋一郎さんの1万5000円など、けっこうシビアな数字が目につきます。相場の下振れを警戒する昨年末の地合いがそのまま反映されたようなアンケート結果となったようです(昨年12月27日前後が締め切り、とか)。

さて、復活したパウエル・プットが年末年始の相場波乱を収束に導くかどうか。本日からは北京で米中貿易交渉次官級化協議が始まり、貿易戦争激化回避への動きも期待されます。今週は雨の様子を見る週になるのでしょうか。

 けさは七草粥を食べましたか。芹(せり)、薺(なずな)、御形(おぎょう)、繁縷(はこべ)、仏座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)-これが七草。このうち、芹はその独特の香りが体温を上げ、発汗を促す作用があり、風邪予防に効くそうです。そもそも芹→競り→トレードですから、珍重すべき食材です。(いわもと)