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人口

櫻井 英明

2019/05/14 07:26

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10連休明けの日経平均は休み前からの6日続落。
1000円以上の下落となってしまいました。
「ほら、だから言ったとおりでしょ」というコメントも聞かれました。
ただ、10連休前に懸念していたのは米国景気の停滞懸念の方がメイン材料。
米GDP、ISM製造業、FOMC、アップルの決算。雇用統計。
それに中国PMIなどが懸念材料視されていたのは事実。
ただ「米中貿易摩擦」と言う声はあまり聞かれなかったような気がします。
株価が上がると読んだ方も下がると読んだ方も「貿易摩擦」は想定外。
それでもう予測どおりに下がれば「勝てば官軍」。
プロセス重視型でなく結果重視型ということなのでしょう。
東証1部の時価総額が700兆円に届かず反落したことが返す返すも残念なところ。
寸止めにすらならなりませんでした。

奇妙な出来事というか象徴的な、というか矛盾した出来事。
中国株式市場の出来高で約8割を占める個人投資家。
その多くは月曜の6.5%の株価下落の日の遅くになるまで株価急落の背景がわからないままだったという報道。
報道機関は月曜日、中国政府からトランプ氏のツイッター投稿を報じないよう命じられソーシャルメデイア上でも関連コンテンツが検閲を受けたという話。
ストラテジストはリポートでトランプ氏に言及しないよう指導を受けたとも言われました。
「何が起きたのか知った時には手遅れだった」と大損をした個人投資家の声。
それでも翌日の上海の業界紙などは「株価急落の原因は外国人投資家の資金流出や割高感、不可解なムードの揺れ」と説明。
情報の透明度という点では東京市場は上海市場に勝っているようです。

2018年10月1日時点の日本の人口は以下の通り。

●15歳未満人口は1541.5万人。
前年比17.8万人の減少。割合は12.22%で過去最低。
●15歳〜64歳人口は7545.1万人。
前年比51.2万人の減少。割合は1950年と同率の59.7%。
比較可能な1950年以降過去最低。
●65歳以上人口は3557.8万人。
前年比42.6万人の増加。割合は28.1%で過去最高。
●70歳以上人口は2621万人。
前年比べ97.9万人の増加。割合は20.7%と初めて2割超。
●75歳以上人口は1797.5万人。
前年比49.3万人の増加、初めて65歳以上人口の半数以上。

日本の人口(2017年10月1日時点)の誕生元号別割合。

昭和生まれが73.0%。
平成生まれが25.6%。
明治・大正生まれが1.3%。

政策にしても選挙にしても、この昭和半ば生まれの団塊を標的にせざるを得ない状況。
ココを抑えないと相場の先行きはまだ見間違えるのでしょうか。
若年層をターゲットにした広報戦略を始めた自民党の感覚はどうなのかも微妙なところです。

それにしても以下の数字を見ると驚かざるを得ません。
日本の人口の過去→未来の予測。

800年(平安)551万人
1280年(鎌倉)595万人
1600年(慶長)1227万人
1721年(亨保)3128万人
1872年(明治)3481万人
2010年(平成)1億2806万人
2060年8674万人
2100年4959万人
2110年4286万人

以下は今朝の場況。

「急反落」

週明けのNY株式は大幅に急反落。
NYダウは前週末比617ドル(2.4%)安の25324ドル。
下落幅は一時719ドルに達した局面もあった。
2月11日以来ほぼ3カ月ぶりの安値水準。
下落率は1月3日以来の大きさだった。
「中国が600億ドル分の米国製品について追加関税の引き上げを発表。
米中の対立激化への懸念が拡大しアップルなど中国事業の比率が高い企業を中心に幅広い銘柄が売られた」との解釈だ。
トランプ大統領が「残りの250億ドル分にも25%の関税を課す作業が始まった」とコメントしたことを嫌気。
「iPhone」が第4弾のリストに入るとの警戒感や「アップストア」への独占禁止法違反の訴訟の可能性からアップルが6%近い大幅安。
インテルやエヌビディアなど半導体関連銘柄も軒並み下落した。
アップルとボーイングの2銘柄でNYダウを195ドル近く押し下げた格好だ。
ナスダック総合株価指数は269ポイント(3.4%)安の7647ポイント。
3月下旬以来の安値水準。
下落率は昨年12月4日以来ほぼ5カ月ぶりの大きさだった。
フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)のFANGがそろって大幅安。
S&P500は69ポイント安(2.3%安)の2811ポイント。
表面利率2.375%の10年物国債利回りは2.40%。
ドル円は109円台前半。
VIX指数は20.55。
SOX指数は4.73%の下落。

「限界値を反芻する日」

週明けの日経平均株価は6日続落。
寄り付き164円安、終値153円安。
かすかながら日足は5ぶりに令和初の陽線だった。
3月景気動向指数は予想通り「悪化」に下方修正。
6年2か月ぶりの悪化だから警戒感は高まった格好で後場失速。
6日続落でこの間の下落幅は1000円超。
市場からは「下げ慣れしてしまった雰囲気でなかなか底打ち感が強まらない」という声が聞こえる。
「失速するならするで500円くらい下げればセリングクライマックス感も強まろいう」という見方もある。
値上がり589銘柄、値下がり1491銘柄。
新高値61銘柄、新安値408銘柄。
騰落レシオは80.41。
NTレシオは13.75倍。
25日線(21870円)からは3.1%、200日(21875円)線からも3.1%のマイナスかい離。
25日線からの第一次限界水準マイナス5%は20776円だ。
サイコロは4勝8敗で33.3%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.505%。
買い方▲13.451%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.623%。
買い方▲21.660% 。
空売り比率は48.8%で43日連続40%超。
ただ空売り規制なし銘柄の比率は5.5%。
日経HVは11.3、日経VIは22.40。
日経平均採用銘柄のPERは11.95倍と12倍割れ。
EPSは1773円。
PBRは1.08倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比365円安の20805円。
ボリンジャーのマイナス2σ21215円を下回ってきた。
高値21365円、安値20770円。
気学では「目先の天底をつくる」。
水曜は「高日柄にして押し目買いの日。飛びつき警戒」。
木曜は「気味の急変をみる日なり」。
金曜は「下放れすると保合、上寄りすると反落する日」。
7日続落の可能性は高いが、指標は反発水準に近付いている。
最悪17日(アノマリーでは株高の特異日)には反発と読むにしてもまだ先だ。
せめて日足の連続陽線くらいは欲しい火曜日。
そして冷静に限界値を反芻する日だ。
(櫻井)。