Logo stockvoice

ブログ:Onevoice

大相撲は黄金期を迎えつつあります。その人気に株式市場もあやかりたいですね

鈴木 一之

2019/05/22 07:45

Bcd2f30a fc9e 4974 9ff5 5f234b005b96 castphoto13 suzuki
大相撲夏場所が熱戦を繰り広げてます。隅田川をわたってくる夏の風が心地よく、暑くなく寒くなく、1年を通じて最も好きな場所と言うファンが多いのもうなづけます。

横綱・白鵬は例によって自主休場。ひと場所ごとに休む、出場するを繰り返す省エネモードはすっかり定着しており、この人には横綱としての自覚はまったく感じられません。令和の時代が始まって最初の本場所もあまり関係ないようです。

一人横綱の鶴竜も1敗を守ってはいますが、相変わらず決まり手は「はたき込み」ばかりで、横綱らしい堂々たる相撲からはほど遠い内容です。それでも国技館は連日の「満員御礼」で、相撲ファンは横綱以外のところにおおいに期待して盛り上がっています。

現在の大相撲の人気を支えているのは、若い力士です。将来が期待される有望な力士が続々と出世街道にのぼっています。黄金期と表現してもよいかもしれません。

新大関の貴景勝は残念ながらケガで休場を余儀なくされましたが、御嶽海、北勝富士、朝乃山、琴恵光、明生らが弾けるような取り口を繰り広げています。炎鵬、照強の小兵人気も復活して、二人が登場すると館内は湧きかえります。

そこに豪栄道、高安の大関陣、ベテランの琴奨菊、玉鷲、嘉風、妙義龍、松鳳山が壁となって立ちはだかり、栃ノ心、碧山の外国人力士も元気です。十両にも活きのよい力士が大挙して上を狙っています。幕下から中入り後まで、どの取組からも目がはなせません。

八百長、無気力相撲、親方や兄弟子の暴力。不祥事に明け暮れた平成年間を通して、相撲界の長年の悪癖をひとつずつ正してきた成果が今の興隆を生んでいるように思います。重ね重ね、稀勢の里の引退が惜しまれます。

株式市場は不安定な動きを繰り返しています。5月に入って昨日まで日経平均は「3勝8敗」。相撲で言えば負け越しが決まりました。だからと言って見るべきものがまったくないわけではありません。昨今の相撲界と同じように、若くて息のよい新芽があちこちで育っています。

株式市場も大相撲界を見習って、市場の抜本改革を図るべき時に来ているようですね。現在進行中の東証1部市場改革は、賛否両論が噴出しているようですが、やはりここは大胆なまでに推し進めるべきかと思います。
(スズカズ)