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2万2000円台回復が焦点に

岩本 秀雄

2019/07/01 08:26

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肝心のG20サミットよりも注目された米中首脳会談。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は29日の首脳会談で(1)これまでの関税は引き下げないが、追加3000億ドル「第4弾」の発動は見合わせる。(2)閣僚級交渉を再開する。(3)ファーウェイに対する米国企業の部品輸出を認める-と、貿易戦争の一時休戦を決めました。ほんの1週間前まではいったいどうなることかとハラハラさせられた市場でしたが、どうやら同会談が実現できたこと。あまり期待しなかった割には(ファーウェイに対する融和策など)サプライズもあったのではないでしょうか。さらには、板門店での電撃的な米朝首脳会談。地政学的リスクの交代も追加材料です。

トランプ大統領の意図はミエミエですし、今回の一連の動き、「それはつかの間の休戦にすぎない」(けさの日経新聞)ことも確かですが、それはそれ、百も承知の上で、相場的な効果を考えてみると、あの大型連休前の水準まで戻れるかが焦点になってくるでしょう。10連休が明けた後、トランプ大統領の強硬姿勢によって相場が暗転。令和入り当初の6日続落、1100円近く下げた―という経緯があります。連休前の4月26日の日経平均は2万2258円でした。

それと、最近の極端な薄商い。決算発表、為替の円高などと並んで米中貿易戦争に対する警戒感がその背景にあったとすれば、多少の安心感につながるかどうか…。7月は過去10年間の星取が7勝3負。最も勝率が高い月というジンクスもあります。(イワモト)