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アベノミクスは死語?

中嶋 健吉

2019/09/05 07:37

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8月24日に首相の在職日数が2799日となり、大叔父になる佐藤栄作氏を抜き歴代第2位を達成した安倍首相、今年11月20日には桂太郎氏の2886日を抜き。歴代第一になる見込みです。以下安倍首相の誕生を振り返りますと: 


  • 2012年11月14日午後3時から始まった党首討論で野田首相が解散総選挙の可能性を示唆。アベノミクスの始まりと言われています。日経平均の終値は8664円。 
  • 11月16日解散宣言 日経平均9024円。 
  • 12月16日総選挙。自民294議席公明31議席計325議席 定員480の68%を占める圧勝。17日(月)日経平均終値9828円 
  • 12月26日アベノミクスを設定。日経平均10230円 
  • 2013年1月11日緊急経済対策。経済再生に10.3兆円投入 
  • 3月20日黒田日銀総裁就任。 
  • 4月4日日銀金融政策決定会合。マネタリーベース270兆円に倍増。当座預金残高目標47兆円(2012年)107兆円(2013年) 

ではアベノミクスとは。デフレ脱却を究極目的とし、その達成に向け3本の矢を放つことです。具体的には:


  1. 大規模な金融緩和
    日銀から市中銀行にマネーを供給、社会全体にマネーをいきわたらせる。 
  2. 拡張的な財政政策
    企業が銀行から資金を調達、事業を興しても利益になる迄タイムラグが。それを埋めるために、公共事業で企業に資金的な体力をつけさせる。 
  3. 民間投資を呼ぶ成長戦略
    その為の規制緩和、雇用制度の改革。 

極めて合理的な政策であり、その手段に齟齬は有りません。米中貿易摩擦、対韓問題、英国ブレグジット問題、南米ベネズエラ、アルゼンチンの債務、その結果としての世界経済の停滞等、今こそ抜本的な経済対策新アベミクスが論議されるタイミングです。来る11日の令和最初の内閣改造でその本気度見たいものです。

(中嶋)