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PBR

中嶋 健吉

2019/09/19 07:39

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久々にバリュー株に動意が見られます。 米中貿易問題等の悪化に、取り合えず歯止めが掛かったことに加え、株価純資産倍率を示すPBR が、株式の解散価値と同じ1倍前後に低迷しており、株価の割安感が認識され始めたことも背中を押したようです。ここでは現在の日経平均型のPBR1.1 倍を、かって安値を形成した歴史的な急落時の PBR と比較し、水準感を確認したいと思います。  

  • 【 1.16倍】 1965年(昭和 40年)7月 証券不況  
    官民挙げて東証修正平均株価 1200円買い支えて死守。守り切れず初の赤字国債発行を好感し 1020 円で止まる。  

  • 【1.18倍】   2003年3月  
    金融不安からバブル崩壊後の安値 8000円を 下回る。 りそな銀行再建に株主責任を問わない政府方針を 好感下げ止まる。
      
  • 【0.8倍(過去最低) 】 2009年3月
    リーマンショック後の安値 7054円をつける。 1部上場株の 76%が1倍を下回る。  

  • 【0.96倍】   2011年3月 東日本大震災
    1部上場の 70%(1173 銘柄) が1倍割れ。  


ちなみに直近で一番高いPBRはITバブルピークの2000年3月の2.67倍です。 また過去 20 年の平均は約1.6倍の水準です。現在の1倍前後はやはり歴史的に見ても極めて低い水準にあると言えるのではないでしょうか。

(中嶋)