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天下三不如意

櫻井 英明

2019/10/08 07:22

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「平家物語」巻一にある話。
白河法皇が「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と嘆いたそうです。
「賀茂河の水」は古来氾濫を繰り返す暴れ川として知られていた賀茂川がもたらす水害。
「双六の賽」は盤双六の二つのサイコロが出す「賽の目」のこと。
「山法師」は神輿を担いで都に雪崩れ込み強訴を繰り返した比叡山延暦寺の僧兵のこと。
法皇がこの三つだけはどうしても思うようにならないと愚痴をこぼしたという逸話です。
これが「天下三不如意」。
現代ならさしずめ「株価」というのが加わることでしょう。
「さあ」と思うと急落、「もはや」と思うとスルスルと上がり始めます。
「もうはまだなり、まだはもうなり」の格言がありますが、このリズムが実に人の予想の裏を行ってくれます。
上げは続きませんし、下げも続きません。
しかし人の心はトレンド追随型ですからどうしても意外感を伴った値動きとなってきます。
何事も意のままにできた白河法皇でさえ願いたのですから庶民はさらに嘆かざるを得ないのでしょうか。
言い換えれば人生における幸不幸は予測しがたいという意味の「人間万事塞翁が馬」。
幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやってくるという意味の「禍福は糾える縄の如し」もあります。
コチラの方がより深いかも知れません。
幸福は続きませんし、不幸も続きません。
そうなるとリズムの世界となってきます。


今年もバイオウィーク「2nd Well Aging Society Summit Asia-Japan」が開催されます。

経済産業省では、「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」等を実施。
国内のヘルスケア分野の課題解決に資するベンチャー企業等を発掘、支援してきました。
その中で、超高齢社会への対応につながるユニークで効果的なサービスが見出されました。
この度、世界から有識者や大企業、スタートアップ企業、投資家、官公庁等が一堂に会し、
超高齢社会に対応する世界の取組やソリューションの方向性について論議する国際イベントとして
「2nd Well Aging Society Summit Asia-Japan」を開催します。
一般来場者の募集を開始しますので、お知らせします。

日時:2019年10月16日(水曜日)→日(木曜日)

場所:室町三井ホール&カンファレンス(日本橋室町三井タワー3F)
(東京都中央区日本橋室町3-2-1)

主催:経済産業省、Healthcare Innovation Hub(InnoHub)

共催:内閣官房 健康・医療戦略室、厚生労働省

https://www.meti.go.jp/press/2019/10/20191001005/20191001005.html

さて、今週末は札幌。
10月の台風に悩まされないことを祈りたい気持ちです。

以下は今朝の場況。

「ネガなブルームバーグとポジなFOXの報道に動揺した相場という印象」

週明けのNY株式は3日ぶりの反落。
中国の劉鶴副首相が今週末開催予定の米中協議についてコメントしたとのブルームバーグ報道。
「中国の産業政策や国有企業への補助金削減など構造改革は提案しない」。
この報道から今週後半開催予定の米中貿易協議への不透明感が台頭。
一方で「中国は米国産の農産物やエネルギーの輸入交渉に集中する」とも報じられた。
また米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長はFOXテレビコメント。
「中国が米国産農産物の購入を増やしている。何らかの新しい進展があるかもしれない」
これを受けて積極的に売り込む動きは限られた。
両国が農産物輸入などで部分的に合意し「一段の報復関税を回避できれば世界景気の減速に歯止めがかかる」という期待から買われる場面もあった。
NYダウは一時149ドル安、そして一時82ドル上昇した場面もあった。
ネガなブルームバーグとポジなFOXの報道に動揺した相場という印象。
10年国債利回りは1.562%。2年国債利回りは1.398%。
財務省は今週380億ドルの3年債、240億ドルの10年債、160億ドルの30年債入札を実施。
入札を控え国債価格が下落することはよく見られること。
「入札を控え、株価が下落する中でも国債価格が下落(利回りは上昇)した」という見方だ。
ドル円は107円台前半と5日ぶりの反落。
VIX指数は17.99。
恐怖と欲望指数は32→29に低下。

「先週まで7連勝中の火曜日」

週明けの日経平均株価は寄り付き35円高、終値34円安と日足陰線。
「後場の値動きはわずかに上下33円。
いわば思考停止状態だった」との声がある。
NYダウの300ドル超の上昇を受けたにも拘わらずNY離れでのマイナス。
もっともブルームバーグの米中貿易摩擦のネガ記事一つで変わってしまったのだから舶来信仰は相変わらずの感がある。
東証1部の売買代金は1兆5251億円で9月3日の1兆3874億円以来、約1か月ぶりの低水準。
あの時は陰の極となり3日の4円高からの10連騰となった記憶は新しい。
値上がり銘柄数、ネス下がり銘柄数ともに1015銘柄と同数というのも珍しい。
騰落レシオは131.58(前日130.58)。
NTレシオは13.59倍と低下。
25日線が21544円、75日線が21285円。
200日線は21206円。
25日線からは0.8%のマイナスかい離。
200日線からは0.8%のプラスかい離。
サイコロは6勝6敗で50%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.160%。
買い方▲9.871%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方プラス0.832%と3日連続でのプラス。
週末はプラス1.123%だった。
直近の最高水準は昨年10月29のプラス10.13%。
日経HVは10.8、日経VIは18.15。
日経平均採用銘柄のPERは12.20倍でEPSは1752円。
PBRは1.07倍でBPSは19976円。
ドル建て日経平均は199.99と10月3日以来の200ドル割れ。
ボリンジャーのマイナス1σが21055円。プラス1σが22033円。
一目均衡の雲は23日に白くねじれる。
勝手雲の下限が21306円、上限が21929円で白い雲の中。
こちらは逆に17日に黒くねじれている。
課題は木曜のマド埋め(21725円⇔21437円)。
気学では「良く動く日にして前後場仕成を異にする」。
水曜は「人気に逆行して動く日なり」。
木曜は「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送り」。
金曜は「安値を極めて急伸することあり」。
国慶節明けの上海株高アノマリーに期待したいSQ週の火曜日。
先週まで7連勝中だ。
NY動向より為替動向に左右される状況復活という印象。
(櫻井)。