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台風被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます

小川 真由美

2019/10/17 11:40

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たまたま実家におり、自然の恐ろしさを人生で一番感じた週末でした。
伊豆から上陸した台風15号。
「狩野川台風」に匹敵する規模と聞いて恐れおののきました。

金曜の昼過ぎから始まった雨風。
窓硝子を絶えず殴りつけるバケツから浴びせかけられるような雨と
耳を覆いたくなるような恐ろしい風の音。
しっかり戸締りしているはずなのに時々障子やカーテンがブワッと揺れ、
外に出ることも扉を開けることもできず、
ただ嵐が去るのを待つだけの恐ろしい時間でした。

関東全域に流れるラジオで台風レポートをしました。
激しい雨から始まってその後暴風に襲われた経緯、
いまだ経験したことのない恐ろしさ。
これから台風が向かう地域の皆さんに声を大にして注意喚起したつもりでした。
今思えばもっともっと、伝えられることがあったかもしれません。

昭和33年。死者・行方不明者が1,269名にのぼったという「狩野川台風」
伊豆に生まれ育ったものとして子供の頃から幾度となく伝え聞いてきました。
子供だったから今回との比較はできないけど・・・
と前置きした上で、嵐の中、両親が色々話してくれました。
母の実家の隣家も一家全員鉄砲水で亡くなったそう。
多くの人々が避難していたその避難所自体が鉄砲水で流され、多くの命が失われた。
川が蛇行した部分には瓦礫や家畜、そして人々の死骸が山のように流れ着いた・・・
次から次へと話が出てきました。
狩野川台風から61年の時が経ってもまだ傷は癒え切っていません。
ただ、それを教訓に放水路が作られ、護岸工事がされ、
今回の未曽有の大雨にも辛うじて耐えることができました。
台風が直撃しながら比較的静岡で被害が少なかったのは
沢山の涙の歴史の上にあるのでしょうか・・・。

福島や長野も含む各地の友人たち、
そしてフォーラムで札幌に行っているスタッフからも、
伊豆は大丈夫かとお見舞いメールをもらいました。
東日本大震災の時もそうでしたが、自分たちも大変な最中、他人の心配ができる・・・
人の温かさに触れました。

気持ちがまとまらないまま、つらつらと綴ってすみません。
この度の台風被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。