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騰落レシオ

中嶋 健吉

2019/11/14 07:42

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騰落レシオは、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で除すことで得られます。 

数字の振れを抑えるために、一般的には25日平均で表します。100を超えることは、値上がり銘柄数が値下がりを上回り、100を下回ることは反対に値下がり数が値上がりを上回っていることになります。


一般的な理解は騰落レシオが120を超えると、過熱気味で反落の恐れがあり、反対に70台に入ると、調整局面の最終で反発が期待できるとされています。 

しかし過去のトレンドを検証すると、必ずしも一致した動きにはならないようです。私の理解では下落局面で70台に入ると概ね底値圏である反面、120台を上回ったからと言って必ずしも高値圏にはならないようです。


騰落レシオの上昇は上昇銘柄が多い、つまり買いが広範囲に広がり市場が上昇している局面です。騰落レシオが120を超え、更に上昇し140を超えてくると、これは株価水準の上方修正の動きと捉えられます。一旦休みを入れた後大相場に発展することも多く注意が必要です。その局面での騰落レシオの休息は広がり過ぎた買い銘柄の見直しになり、レシオは調整の為いったん下落するのですが、市場は勢いがついているため銘柄の絞り込みを始めます。従って指数はむしろ上昇することがよく知られています。


投資家サイドからは利食った後、押し目を期待しても思ったほど下がらない為再び参戦することになります。短期と割り切りその場合は元気の良い銘柄(高値圏)を物色することになります。騰落レシオは再び上昇するのですが、結局一つ一つ元気のよい銘柄も頭を打っていき、最終的には本格調整に入ることになります。160超えの騰落レシオが一つの目安です。160超えの騰落レシオは直近では次の通りです。 


163,47   2010年12月09日 

164,52   2012年12月10日

164,09   2014年6月24日

165,56   2016年12月15日

164,60   2017年5月24日

(中嶋)