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フェアバリュー、フェアプライス

櫻井 英明

2019/11/26 07:18

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必要があって大納会の歴史を改めて調べていたら・・・。
今は12月30日の前後場立合いの後に行われますが、2008年までは前場立合いだけでした。
つまり12時ころには終わって午後は三々五々というのが風物詩。
それに大納会はもともと12月28日の御用納めの日だったのが歴史。
その最後は1988年(昭和63年)。
初めて30日になったのは1989年(平成元年)。
この年は30日が土曜だったので29日(金)が大納会。
日経平均が史上最高値の38915円を付けた日でした。
ついでに言えば三菱地所のロックフェラーセンター買収が昼のNHKニュースで報じられた日。
個人的には地所の本丸の丸ビルで「去年までは大納会は28日だったのになあ」なんて言いながら上司と昼ご飯を食べていたのでとても印象に残っています。
因みにTOPIXは1週間前の1988年12月18日に2884ポイントの史上最高値を付けていました。

色々と考えさせられた週末。
まずは金曜夜のある雑誌での座談会。
4名の投資家さんとの2時間の座談会でしたが、意外だったのは「配当重視」の姿勢。
退職金の運用をしている投資家さんの投資スタンスは「毎月配当狙い」。
値上がり益よりも配当だという姿勢は結構新鮮。
一方で、値上がり益については「2倍で売る」、「3割で売る」、「10%で売る」とマチマチ。
ただ投資姿勢がかなりしっかりしていることが印象に残りました。
「わからないものには手を出さない。だからAIとかIoT関連とかは投資対象にしない」。
そういう言葉もありました。
また優待については「税金がかからないので嬉しい」という声と「本業の優待こそ魅力」との声。
こちらは様々。
そういえば土曜の横浜でのIRセミナーでのある企業。
お米の優待は今期で廃止。
その代わり配当は年11円→年20円に増配。
配当による積極的株主還元の方向が出たきたということ。
お米とキャッシュ。
どう考えてもキャッシュだと思うのですが・・・。

そして週末になぜか調べたくなったベンジャミン・グリアムの言葉。
氏は「証券分析1934年版」が有名で、バレット氏が師と仰いだ存在です。

★「相場というのは些細なことを大袈裟に評価したり、ありがちな変動をも大幅な下落のように誇張したりする。
その銘柄に対する興味や情熱がかけているだけでも株価を途方もない下落へ導く」。

★「投機家の関心事は、株価の変動を予測して利益を得ること。
投資家の関心事は、適切な証券を適切な価格で取得し保有すること」。

★「投資とは徹底的に分析し元本と十分なリターンを確認する作業だ。
この要件を満たせないものは投機だ」。

やはり「フェアバリュー、フェアプライス」の言葉は間違っていないようです。


以下は今朝の場況。

「そろって過去最高値を更新」

週明けのNY株式市場で主要3指数はそろって続伸。
NYダウは190ドル高の28066ドルと5日ぶりに過去最高値を更新。
NASDAQは112ポイント高の8632ポイント4日ぶりに最高値を更新。
S&P500は23ポイント高3133ポイントと過去最高値を更新。
中国政府が「知的財産権の侵害に対する罰則を強化する」と発表。
中国が貿易合意に向けて歩み寄る姿勢を見せたことで米中貿易協議が進展すると解釈された。
オブライエン大統領補佐官が「年内の貿易合意についてまだ可能」とコメントしたことも期待感。
エヌビディア、アマゾン、マイクロソフトが上昇。
中国関連でアップル、キャタピラなども上昇した。
仏LVMHンが米宝飾品のティファニーを162億ドルで買収すると発表したことも好材料。
10年国債利回りは1.75%。2年国債利回りは1.61%。
ドル円は109円水準。
恐怖と欲望指数は69→70に上昇。
SOX指数の2%超の上昇、ダウ輸送株指数の3桁の上昇は日本株への追い風となりそうだ、

「格言は閑散に売りなし」

週明け日経平均は寄り付き180円高、大引け179円高と続伸。
その差はわずか4銭で日足は実体が極小陰線。
わずか4銭だからほぼ十字線。
上ヒゲ54円。下ヒゲは37円。
日中値幅も63円だから値動きの割には実は動意薄。
寄ったらおしまいの月曜となった感。
もっともNY株高、香港ハンセン指数の上昇を背景に買い物優勢の展開。
「米中の貿易交渉が進展するとの期待が先物買いを誘い、現物株相場を押し上げた」という見方だ。
「木曜に25日線を割り込んだところでコツン。
4日ぶりに5日線(23117円)を上回った。
11月8日高値23591円を試しに行く動き」が課題だ。
TOPIXは5日ぶりに終値ベースの1700ポイント台回復。
日経ジャスダック平均株価は続伸。
連日で年初来高値を更新。
昨年10月24日以来約1年1カ月ぶりの高値水準となった。
出遅れていたマザーズ指数は続伸。
月曜の上昇(894)で9月26日の戻り高値(894)や52週線(893)を上回ってきた。
東証1部の売買代金は1兆6992億円と低調。
値上がり1555銘柄、値下がり508銘柄。
新高値142銘柄と2日連続の3ケタ。
新安値2銘柄。
騰落レシオは121.44。
NTレシオは13.68倍。
25日線(23075円)からは0.94%、200日(21559円)からは8.04%のプラスかい離。
サイコロは6勝6敗で50%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.649% 。
買い方▲6.941%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.333%。
買い方▲12.485%。
空売り比率は39.6%で5日ぶりの40%割れ。
空売り規制なし銘柄の比率は5.7%。
日経HVは10.2、日経VIは14.84。
日経平均採用銘柄のPERは14.04倍。
EPSは1659円。
PBRは1.14倍。
BPSは20432円。
シカゴ225終値は大証日中比95円高の23425円。
高堰23430円、安値23195円。
気学では火曜は「人気に逆行して前後場歩調を変える日」。
水曜は「前日来の足取りに変化を見せる日」。
木曜は「上寄りすると後下押す日。逆に下放れると戻す」。
金曜は「後場高の日。前場安は買い狙い良し」。
12月は「翌年へ期待。強気に買い進めよ。春を楽しみに」。
月足陽線基準は22850円で3ヶ月連続陽線の可能性は高い。
年足陽線基準は19665円。
勝手雲の上限が23300円、下限が23008円。
11月SQ値23637円が欲しい局面。
「11月最終週は株高のアノマリー」に期待継続。
NYの感謝祭ウィークだけにエネルギー不足。
しかし格言は「閑散に売りなし」だ。
(櫻井)。