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株価の上昇は怖いですか?

櫻井 英明

2017/11/14 07:26

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月曜後場大引け後の相方アナさんの言葉。

「アレ?

今年の大幅下落の日の実況担当って全部櫻井さんですよ。

しかも今日は、倉澤さんの代打でも300円安」。

何気に言われましたが確かに。

不幸を一身に背負ったように打ちひしがれた夕刻。

「相場は明日もある」。

この格言が甦りました。


老練な市場関係者さんの慧眼。

検証!

1570日経平均レバレッジ・インデックス。

上げ相場の流れに乗るETF。

ところが、上に行きすぎたと思ったら売りたくなる。

1357日経平均ダブルインバーススインデックス。

下げ相場の流れに乗るETF。

ところが、下に行きすぎたと思ったら売りたくなる。

日足を見て下さい。

今回の相場は1570は買いで勝ち続け、売りでやられ続けてきました。

上げ相場の友。

先週後半は下げたため、売りで取れているように見えますが、 再度、日足を見て下さい。

思ったほど取れていない足です。

日足から見ると、まだ、上げトレンドは崩れていないということになります。

日足を見て下さい。

実際、今回の相場は1357の売りで勝ち続け、買いでやられ続けてきました。

下げ相場の友。

先週後半は下げたため、買いで取れているように見えますが、 再度、日足を見て下さい。

思ったほど取れていない足です。

ここも日足から見ると、まだ、上げトレンドは崩れていないということになります。

行きすぎたと思ったとき、逆張りの博打を張りたくなる1570、1357。

1570は上げ相場の友、1357は下げ相場の友という基本は押さえておきた い。

これらのチャートトレンドが完全に崩れるまで、 1570の場合は上げトレンド相場、1357は下げトレンド相場は変わらないということになります。


「株価の上昇は怖いですか」という質問に「Yes」と答える人はほとんどがアフターバブル世代。

月曜早朝の兜町証券会館での朝活で質問してみたら・・・。

「Yes」と「No」の境目はたぶん45歳程度。

ここから上は「上がると買いたい、下がると買いたい」。

ここから下の世代は「上がると怖い、下がると怖い」。

見事なコントラストになりました。

上昇相場よりも下落相場の経験が多いのでおそらく疑心暗鬼の塊のような心理状態なのでしょう。

シニア世代、あるいはビフォアバブル世代は滅多に「Yes」 と手を挙げることはありません。

この心理的世代間格差の是正がマーケットには必要なのでしょう。


そういえば・・・。

この1週間で感激したのは先週末の大阪IRセミナーでのフジシール(7864)の岡崎社長。

同社のコンプライアンスについての5か条。

そのうちの一つは「あなたの決断や業務を家族(最愛の人)に説明できますか」。

あれこれと難しくしたり学問チックな答などこの一文の前では何の意味ももたないような一言。

コンプラやリーガルが一気に片付いてしまう一言でした。

フツーの言葉で語れることを難しく語るから株式市場は世間から敬遠されるのかも知れません。

以下は今朝の場況。

「3日ぶりの小幅反発」


週明けのNYダウは一時80ドル超下落した場面もあったが3日ぶりの小幅反発。

税制改革案の先行き不透明感やGEが減配を発表するなど悪材料もあり上値は重い展開。

ただ出遅れセクターへの押し目買いがやや優勢だったとの解釈。

「相場の材料となるような主要な経済指標の発表がなく、個別銘柄の材料に基づく売買中心」との声が聞こえる。

M&Aの月曜は健在。

前週末に玩具大手ハズブロが買収を検討していると伝わったマテルが急伸。

ハズブロも上昇した。

半導体大手ブロードコムが提示した買収価格が低すぎるとしてに買収を拒否すると発表したクアルコムも上昇。

米国最大規模の年金基金のカリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)。

株式への投資配分を50%→34%程度まで減らす方向。

債券の配分を増やすことを検討しているという報道は需給懸念となろう。

同基金保有株の時価総額は715億ドル(約8兆円)。

個別ではアップル、マイクロソフト、アマゾンなどが多い。


「PER15倍割れを評価したい」


週明けの日経平均は4日続落。

2時半過ぎからの断続的な売り物から結局安値引け。

週末のSQ値22531円を粘ってキープしていたのが一気に崩れた格好となった。

CTA(商品系の海外投資顧問)の仕掛け売り継続との観測もみられる。

気になるのは売買代金の低下。

11日ぶりに3兆円を割れこんだ。

商いが増して反転相場に向かうか、閑散相場に逆戻りでの軟調相場かの別れ道になろうか。

「225先物が9月8日安値(19080円)からの上昇幅(4350円)の23.6%%押しの22403円を下回った。

次のメドは同38.2%押しの21768円」という空疎な予測も登場した。

25日線からのかい離はプラス2.6%(前日プラス4.2%、前々日プラス6.7%)まで低下。

サイコロは7勝5敗で58.3%。

奇妙なことに空売り比率も39.4%と3日ぶりに40%割れ。

ココがけっこう重要ポイントかも知れない。

そして日経平均採用銘柄のPERは14.79倍と15倍割れ。

EPSは1513円まで増加した。

シカゴ225先物終値は大証日中比90円高の22370円。

昨日の現物の引け値は22380円だったからほぼ変わらずの展開。

今年の続落記録は8月の5日続落まで。

リズム的には4日続落に復活感の印象。

(櫻井)。