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女袴

小川 真由美

2020/02/06 12:00

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生涯学習として着物学校に通い続けてます。
月に2度の授業には季節感がふんだんに取り込まれ、
10月~5月の“袷 あわせ”
6月・9月の“単衣 ひとえ”
7・8月の“絽 ろ” “紗 しゃ” や “浴衣”
など、
季節やTPOに合わせた着物の着方や着せ方について勉強しています。

昨年末は成人式に合わせて“振袖”の着せ方を集中的に勉強。
一生に一度の晴れ着ですからとっても華やかです。
いつもの着物よりも当然袖が長く、帯や帯周りの小物もキラキラ。
2人一組になって互いを着せ合うのですが、
いくつになっても(笑) 晴れ着とは心が華やぎますね。
ともに勉強している同級生は私の母親よりも上の世代の方もいますが、
皆一様に振袖に袖を通すと恥ずかしそうな表情をしながらも
鏡の前でポーズをとってみたり。
一瞬で乙女に戻るので、晴れ着の持つ力とは凄いものだと思います。

今勉強してるのは、卒業式のための袴。
丈を短く着せた着物の上にプリーツの袴を着せかけ、
足元は草履やハイカラさんのようなブーツ。
下半身がオーソドックスなデザインの分、襟元に重ね襟や刺しゅう襟を重ねたりして
華やかに装います。
何だかいいなぁ・・・振袖とはまた違う“キュンキュン感”があります。

振袖もそうですが、最近の着物はいったいどうやって使うのか??と
悩んでしまうような付属品があります。
花であったり、レース、リボンなど、これまでになかった発想の装い。
私など途方に暮れてしまう小物たちも、
プロの着付け師の先生方の手にかかると魔法のよう。
一瞬、ん??と躊躇しても、巻き付けてみたり結んでみたり、
可愛らしい華やかな装いの出来上がり。
どんな組み合わせが来ても落ち着いて手際よく着こなせるようになりたいなぁ・・・。
自分が着る以外興味がなかったはずなのに、次から次へと新しい目標が出てくるのでありました。

着付けとは、意外と体力勝負です。
長い時間着崩れず、しかも苦しくなく着付けるには
ギュッと締める紐、落ちない程度に締める紐、緩やかに締める紐などいろいろな締め方があり、
着付け師はたいてい額に汗をかきつつ、着物を着付けます。
これからの卒業シーズン、街に溢れる華やかなお嬢さんたちを見かけたら、
そんな着付け師の影の働きをほんのちょっとだけ思い出してみてください。