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株って何?

櫻井 英明

2020/02/10 06:41

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イラン問題、ブレグジット、米中貿易摩擦、国内企業の業績不安などなど。
そして加わったのは新型コロナウィルス問題。
それでもNYは過去最高値水準。
日経平均は25日線、75日線回復で23000円台後半になったきました。
日経平均は1000円下げて1000円戻したという形。
「株は下げなきゃ上がれない」と実感した2週間ということでしょう。
もう一つは「株は上げなきゃ下がらない」。
大切なのは「騒がない、慌てない、諦めない」。
いつ時でもこれは変わりません。

このところの相場のリズム
△12月4日→12月17日(10日)
▲12月18日→1月6日(10日)
△1月7日→1月20日(9日)
▲1月21日→1月31日(9日)
△2月3日→4日間上昇
12月高値は17日、1月高値も17日。
10日の時間軸で上げ下げを反復し17日が高値というリズムなのかも知れません。

因みに今年のNYダウもNASDAQもS&P50も1勝5敗。
逆に木曜のS&P500とNASAQは今年6連勝。
NYダウは5勝1敗。
これが東京市場の金曜高、月曜安の背景なのでしょう。

今年の曜日別勝敗(2月7日まで)

月曜1勝3敗
火曜3勝2敗
水曜3勝2敗
木曜3勝2敗
金曜4勝1敗


12カ月線(22186円)が24カ月線(22110円)を下から上に突き抜けてきました。
つまりゴールデンクロス。
2012年12月、2017年5月に続きアベノミクス以降で3回目。
「いずれも大幅上昇の起点となった」というのが歴史でした。


「株って何?」と小学生に質問されたら・・・。
例えば質問したのは男の子で「任天堂スイッチ」で遊ぶのが大好きだとしたら・・・。
スイッチを作るためにはお金がいります。
そのお金を集めて任天堂が一生懸命スイッチを発明・開発。
「任天堂に面白いゲームを作って欲しいから、お金を出します」。
そういう人は出したお金の代わりに「株」がもらえます。
うまくスイッチが成功して任天堂が儲かったら「配当」といって「株」を持っている人はお金がもらえます。
つまり「株を持っている人は任天堂の応援団」ってこと。
でも応援団であるばかりでなく、配当をたくさんもらって儲けたいって気持ちもあるでしょう。
そしてこの株の価値が上がってきたらお金に換えたいという人もいます。
あるいは任天堂の応援団になりたいという人もいます。
そういう人たちのためにできたのが株式市場。
株式市場では「株」を売ったり買ったりできるからいつでも応援団になれるしいつでもお金に換えられます。
ちょっと簡単すぎるかも知れませんが・・・。
剰余金配当請求権とか株主総会の議決権なんて言うよりは良いでしょう。
多くは「金銭教育」とか「投資教育」とか「金融リテラシー」なんてタカピーな位置で語らます。
だからわかりにくいものになってしまうのでしょう。
むしろ説明する人の頭が良すぎるから簡単に説明できくなるのかも知れません。
そもそもお金の使い方なんて人に教えてもらうものでもないでしょうが・・・。


【スクリーニングの責任回避】

スクリーニングとはある一定の条件を与えて銘柄を選ぶこと。
大量の資金を運用する人たちには必要かもしれない。
しかし・・・。
例えばPER13倍の自動車メーカーと同じようにPER13倍の居酒屋さん。
これを一緒と言えるのだろうか。
ある条件をクリアする銘柄を抽出するためにこれを使って銘柄選択をする人は多い。
そして結果から銘柄を想像することも可能だ。
しかし、テクニカルでスクリーニングした銘柄から個別を選んで成功することは多くないような気がする。
そもそもスクリーニングって、運用担当者の責任放棄のように思えるのは気のせいだろうか。

【百分率の魔法】

決算時期になると〇%増益とか●%減益という表現が目に付く。
しかし分母が1000億円の企業と分母が50億円の企業が同じ30%増益だとしてこれは一緒なのだろうか。
決して同じではないだろう。
必要なのは実数字を抑えること。
そうでないと脳が利口なので勝手に想像してしまうような気がする。
2しかないものが1増えれば50%増加。
1000あるものが500増えても50%増加。
1000と2では比較にならない。

以下は今朝の場況。

「5日ぶりの反落」

週末のNY株式市場は主要3指数はそろって5日ぶりの反落。
「堅調だった雇用統計を消化。
一方で新型コロナウイルスの感染拡大を巡る今後の展開が意識された」という珍妙な解釈だ。
結局は「高値圏での利食い売り優勢」ということだろう。
「新型コロナウイルス登場以来、週末に何が起こるか分からない。
毎週金曜日は下落する傾向」という見方もある。
これが東京の月曜安につながってきた格好だ。
因みに今年のNYダウもNASDAQもS&P50も1勝5敗だ。
逆に木曜のS&P500とNASAQは今年6連勝。
NYダウは5勝1敗。
1月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月から22万5000人増で着地。
市場予想の16万人増を大幅に上回った。
1月は比較的暖かかったため、気候に左右されやすい部門で雇用が増加。
「設備投資の低迷が悪化する中でも米経済が緩やかに伸び続ける可能性」という見方だ。
FRBは半期に一度の金融政策報告書を発表。
新型コロナウイルスの影響について警告した。
ただ「米経済に対する主要なリスクは後退。
リセッション(景気後退)の可能性は減少した」とコメントした。
国債利回りは低下(価格は上昇)。
10年国債利回りは1.581%。
2年国債利回りは1.401%。
ドルはポンドやカナダドルに対して2カ月ぶりの高値水準。
対スイスフランでは6週間ぶり、対ユーロでは4カ月ぶりの高値。
ただ円に対しては下落。
ドル円は109円台後半。
ドイツの12月の鉱工業生産指数は前月比3.5%低下。
2009年1月以降で最大の低下となった。
ユーロは下落。
恐怖と欲望指数は63→57に低下。

「今年1勝3敗の月曜日は連休のハザマ」

週末の日経平均は寄り付き26円高、終値45円安と4日ぶりに反落。
日足は2日ぶりの陰線。
週間では約622円の上昇。
週足は3週間ぶりの陽線。
前々週の622円安をきっちり取り返した。
26週線(22725円)は割り込まずに反転。
週末値(23827円)では13週線(23626円)を上回った。
東証1部の売買代金は2兆3996億円と7日連続の2兆円超。
値上がり678銘柄(前日1838銘柄)。
値下がり1409銘柄(前日271銘柄)。
新高値858銘柄(前日118銘柄)。
新安値9銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは86.44(前日91.97)。
NTレシオは13.76(10月28日が13.87倍)。
サイコロは6勝6敗で50.0%。
ほぼ横ばいになった25日線(23597円)からは0.97%のプラスかい離に転じた。
200日(22125円)からは7.69%のプラスかい離。
5日線(23415円)は右肩上がり。
75日線(23413円)も2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.064% 。
買い方▲8.803%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.485%。
買い方▲16.261%。
空売り比率は38.6%で2日連続の40%割れ。
空売り規制なし銘柄の比率は5.1%。
日経HVは15.9、日経VIは17.31。
日経平均採用銘柄のPERは14.43倍。
EPSは1651円。
PBRは1.16倍。
BPSは20541円。
225先物採用銘柄の益回りは6.93%。
ドル建て日経平均は216.85(12月13日が219.64)。
東証単純平均株価は9円安の2296円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1897円(前日1844円)。
シカゴ225終値は大証日中比165円安の23665円。
高値24015円、安値23660円。
気学では「変化を起こすポイント日。波動に注意肝要」
水曜は「人気の反対に動く日。逆張り方針良し」。
木曜は「吹き値売り方針の日。前場高くても後安し」。
金曜は「前日の相場に反して動く日なり」。
ボリンジャーのプラス1σが23957円。
プラス2σが24317円だ。
一目均衡の雲の上限は23739円。
勝手雲の下限が23533円、上限が23553円。
10日に黒くねじれている。
1月17日高値は24115円。
20日高値は24108円。
1月SQ値は23857円だった。
今年1勝3敗の月曜日は連休のハザマ。
(櫻井)。