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新緑の候、電車のつり広告が消えて、ごみの量が増えて、、、

鈴木 一之

2020/05/13 07:53

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GWが明けて、緑が目にまぶしい季節となりました。関東地方は夏のような陽気の日が続きます。外に出て深呼吸をして、どこまでも歩いてみたくなる気持ちにもなります。

でも出かけずに家にこもっています。自宅でできる仕事は自宅でして、それ以外の時間は本を読んで過ごしています。あまりテレビは見ません。そうすると、買い物でたまに外出した時に日ごろ気がつかないような部分に目が向きます。連休前と現在との違いが目に飛び込んできます。しばらくぶりの外出で初めて気がつくことが増えました。

電車の中からつり広告が消えました。東日本大震災の直後もそうでしたが、あの時とまったく同じ光景です。企業が経費削減を急いでいる様子がうかがえます。2011年もそうでしたが、こうなると元の状態に戻るのは時間がかかります。

それと同じことですが、道路を走っている乗用車の量が減ったように感じます。相対的な感覚ですが、逆に貨物トラックや営業用の軽自動車は増えたように思います。

今回の新型コロナウイルスは人々の公衆衛生に対する考えを直撃しました。普段はさほど意識しないところを揺さぶられて世界中の人たちが等しく右往左往しています。中には職を失って途方に暮れている人も多くなっています。

電車やバスなどの公共交通機関が大きな打撃を受けていますが、感染リスクが収まったら自動車の販売が伸びるとも一部では予想されています。公共スペースよりも個室の空間が好まれるようになります。

実際に現在の中国では、経済活動をコロナショック以前の水準に戻そうと官民挙げて必死になっており、そのために自動車の販売がかなり伸びているようです。電車の利用者が減り、自動車の利用が増えるのであれば、トヨタをはじめ自動車メーカーにとってはプラスです。しかし化石燃料の使用量や大気汚染の深刻さが再び頭をもたげてきます。

自宅待機の状態が続いているためか、街角のゴミステーションに出されるごみの量が増えました。本日の日本経済新聞でも大きく取り上げられています。まるで大みそかから元旦にかけての、祝祭日続きのような分量です。家庭で3度の食事をする毎日となり、外食産業が打撃を受けている分だけ、食品、食材メーカーに売上げが移っています。

外国人の姿はますます減りました。東京都心でも駐在員らしい人を除けば、ほとんど見かけません。季節が移り、気温も上がってきました。本来であれば東京五輪・パラリンピックの開幕が迫ってたいへんな賑わいだったはずです。

嘆いていても仕方ありませんので、目の前の日常をつぶさに観察すること、逆に少し遠くをぼんやりとでも見すえること、この2点を心がけながら読書に励んでゆきたいものです。
(スズカズ)