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ブログ:Onevoice

初勝利?

櫻井 英明

2020/05/19 07:19

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土曜日にダイヤモンドプリンセス号が横浜港を出港しました。
3月の時点で同船は停泊していた横浜港の大黒ふ頭から三菱重工業横浜製作所の岸壁に移動。
そして約3カ月半ぶりに日本を離れマレーシア向かいました。
ある意味「コロナ禍の初期」の象徴のような姿だった同船の離日。
離日も別の意味で一つの象徴なのかも知れません。
「テレビの画面の上と左のコロナ情報も早く消えて欲しい」との声もある昨今。
過去を振りかえってみれば、それも終焉が近いサインとなるのかも知れません。
一方で土曜の日経朝刊そして今朝の朝刊でも日経新聞社の「お断り」。
「日経予想の作成に時間がかかっています。
予想を作成できない間はシステム上、利益や配当をゼロとして投資指標を作成。
そのためPERは配当利回りなどが異常値になっています」。
まあ時にはあること。
「数字は信用できない」と考えるのは容易なこと。
しかし、もう一歩進んで考えてみると・・・。
リーマンショック直後の2009年3月期は「PER算定不能」でした。
それが800倍から再スタートして今年10倍台まで低下したのが歴史。
ちなみに・・・。
PER(株価収益率)  :89年61.7倍 00年132.5倍 15年17.6倍
PBR(株価純資産倍率):89年5.5倍 00年2.6倍 15年1.4倍

昨日時点の日経平均採用銘柄の予想PERは36.61倍(前日27.50倍)。
EPSは549円まで低下(前日728円)。
(先週木曜809円←853円←1092円←1113円←1198円)。
東証1部全銘柄だと予想PERは33.95倍(前日28.06倍)。
前期基準では14.89倍。

3月25日  1606円、
 4月1日  1506円、
4月15日  1396円
 5月1日  1189円
20年大発会 1639円 
19年大発会 1763円 
18年大発会 1519円
17年大発会 1180円
16年3月末 1250円。
15年3月期 1124円。
14年3月期 1030円でした。
因みに最大値は・・・。
19年7月25日 1795.09円

リーマンショック以降のPERはおおむね13倍から18倍のレンジ。
そして異常値があってもそこに収束してきました。
日経が「日経平均のPERあるいはEPSは異常値」とコメント。
ならば「そこは市場の隙間あるいは市場のひずみ・ゆがみ」ということも可能だと考えたいところ。
「日経平均がゾーンの範囲外にあるのは市場環境に大きな変化があった場合」との声。
株は下げなきゃ上がれない。
株は上げなきゃ下がらない。
この心理は重要だと思います。

それにしても・・・。
巷にマスクがあふれてきました。
先々週末はセブンイレブンで50枚3150円。
その2日後は新宿のドラッグストアやディスカウントショップで散見。
先週木曜は虎ノ門琴平神社の入り口で50枚2500円。
アマゾンでは50枚1000円台が登場し始めたという声もありました。
今週になってからはドラッグストアに7枚400円。
群がる人もなく品不足感などどこ吹く風。。
苦節?約3ヶ月。
先は見えてきたという印象です。

教訓は「バブルはこうして起こる」。
少しでも品切れの可能性が出てくると人は群がるもの。
緊急の必要性がなくても、なくなりそうなもの、店頭から消えたものなどを人は欲しがります。
欲しがるという需要は仮需ですから「欲しい」という要求と「いっそのこと儲けられるかも知れない」という欲求あとめどなく高まります。
高まるから供給側は価格で対応。
価格でも対応できないと本当に品不足になって買えなくなります。
買えなくなると欲しがるという人間の習性はこれに逆らえないのでしょう。
とにかく買うという行為。
ホットケーキなんて何年も作ったことがないのに、店頭でホットケーキやたこ焼きの粉を見つけると買ってしまうのでしょう。
ところがそんな状況も供給の増加で一変。
まさにマスクと一緒でフツーに供給できれば価格が下がるもの。
そうなるとワンチャンスで小利を目論んだ人たちは値崩れしないうちに売り切ろうとして値下げに走る傾向。
これがミニバブルの崩壊。
逆転していた売り手と買い手の立場が再逆転する瞬間なのでしょう。

市場関係者は一応株のプロフェッショナル。
アフターコロナには最高のおもてなしを行いたいという気持ちは最近テレビで自宅料理を紹介してくれる料理人さんと一緒。
でも・・・。
その我々の成果物は残念ながら料理と違って誰もが「美味しい」と言ってくれるものではありません。
それでも気概だけは「最高のおもてなし」。
せめてもの気概でしょうか。
とはいえ、株式市場関係者がコロナを語り、感染症の専門家が政治・経済・景気を語る現実。
どこかおかしい気がしますが・・・・。

以下は今朝の場況。

「ワクチンで上昇」

週明けのNY株式市場で主要3指数は大幅に続伸。
NYダウは一時1000ドル以上上昇。
終値は911ドル(3.9%)高の24597ドル。
4月29日以来の高値水準を回復。
NASDQAQは220ポイント高の9234ポイントと2月21日以来ほぼ3カ月ぶりの高値水準。
S&P50は2953ポイントt終値ベースで10週間ぶりの高値水準。
上昇の背景は「ワクチン」。
バイオ製薬のモダーナが新型コロナのワクチンの初期の臨床試験で効果が確認されたと発表。
治験参加者の全員が抗体を得たことが確認できたという。
「ワクチンが早期に完成すれば経済活動が正常化が進む」との解釈だ。
業績が新型コロナの直撃を受ける業種はそろって大幅高。
空運のユナイテッド航空は21%高。
ホテルのマリオット・インターナショナルは17%高となった。
ボーイングは13%上昇。
ディズニーは7%上昇。
原油価格の回復に伴いエネルギー関連セクターが上昇。
パウエルFRB議長が金融緩和策としてマイナス金利に否定的な認識を示したことから金融セクターも堅調。
株高のトレンドから債券市場は軟調(利回りは上昇)。
10年国債利回りは0.725%。
2年国債利回りは0.181%。
ドル円は107円台前半。
恐怖と欲望指数は39→47。

「20544円でPBR1倍台復活」

週明けの日経平均は寄り付き60円高、一時マイナス転換後に終値96円高と続伸。
SQ値20073円は上抜いた。
日足は3日ぶりの陽線。
マザーズ指数は4%上昇。
東証1部の売買代金は2兆1444億円。
値上がり1251銘柄(前日1411銘柄)。
値下がり845銘柄(前日704銘柄)。
新高値43銘柄(前日25銘柄)。
新安値銘7銘柄(前日3銘柄)。
騰落レシオは118.08(前日123.68)。
NTレシオは13.80倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(19709円)からは2.15%のプラスかい離。
右肩下がりの75日線は20528円。
この間で指数は推移している。
横ばって来た200日線(21681円)から7.14%のマイナスかい離。
右肩下がりに転じた5日線(20143円)から0.05%のマイナスかい離。
3日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.102%(前日▲10.981%)。
買い方▲12.071%(前日▲12.866%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲20.679%(前日▲17.256%)。
買い方▲17.038%(前日▲20.107%)。
空売り比率は41.0%(5日連続の40%超)。
空売り規制なしの比率は6.5%。
日経HVは25.5、日経VIは30.67。
日経平均採用銘柄の予想PERは36.61倍(前日27.50倍)。
EPSは549円まで低下(前日728円)。
(先週木曜809円←853円←1092円←1113円←1198円)。
東証1部全銘柄だと予想PERは33.95倍(28.06倍)。
前期基準では14.89倍。
PBRは0.98倍。
BPSは20544円。
東証1部全銘柄のPBRは1.09倍。
225先物採用銘柄の益回りは2.94%(前日2.73%←3.64%)。
配当利回りは1.49%。
ドル建て日経平均は187.87(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は6円高の1979円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1654円(前日1658円)。
東証1部の時価総額は558兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比430円高の20640円。
高値20675円、安値19990円。
大証夜間取引終値は日中比390円高の20600円。
気学では「高下荒く初め高いと後安の日。戻り売り良し」。
水曜は「変化日。前場引け尻の足取りに注意肝要」。
木曜は「前日来の波動について駆け引きせよ」。
金曜は「人気に逆行して前後場歩調を変える日」。
ボリンジャーのプラス1σが20098円。
プラス2σが20487円。
一目均衡の雲の上限は20199円。
雲の上の綱渡りで決定的に上抜けない。
下限は18778円。
勝手雲の上限は19785円で22日連続勝手雲の上。
RSIが64.41。
RCIが75.55。
今年8勝9敗の火曜日。
5月11日ザラバ高値20534円(終値ベース20390円)。
「当面抜けない」という声もあったが抜けそうだ。
75日線(20528円)を上抜けば2月17日以来となる。
3月6日のマド(20613円)への挑戦だ。
4月21日以来3連敗中の火曜日。
ダウ輸送株指数の6日ぶりの大幅反発とSOX指数の4.80%高が背景。
4週目の火曜株高期待。
20544円でPBR1倍台復活だ。
(櫻井)。

因みに・・・。
小川さんと火曜前場を担当してから4回目。
雨はいつものように降ってますが、株価はようやくプラスの火曜日になりそうな気配。