Logo stockvoice

ブログ:Onevoice

竜馬がゆく

小川 真由美

2020/05/28 12:40

2379c98d 4650 41e6 8520 bb1cd0384cd1 castphoto24 ogawa2
坂本竜馬が亡くなりました。

あ、ごめんなさい、個人的な読書の話です。
長年“つんどく”のままだった『竜馬がゆく~司馬遼太郎著』全8巻を読了しました。

本を買ったのは2003年頃。
当時ラジオでアシスタントを務めていた武田鉄矢さんの影響です。
熱烈“竜馬フリーク”の武田さん。
この本は必ず読んだほうがいいと言われて買ったものの、
独特の文体に馴染めず仕舞ったままでした。

お籠り生活の中の
“今読まなきゃおそらくこの先も読むことはないだろうシリーズ”
奮起して読み始めたらなかなかの面白さ。
歴史を知らないため手書きで相関図を作りながら理解したのですが、
へぇぇ、そうなんだ。
山川出版社の日本史や世界史の参考図書まで引っ張り出し、
受験の頃にこれだけ勉強したら志望校に合格できたんじゃないか、
人間興味を持ったことには情熱を注げるのだなぁなんて自分自身に感心しながら、
いざ読み終えてみると、
読了の充実感や達成感と共に、とてつもない喪失感も覚えました。

世の少年たちが彼に心酔する理由がよく分かりました。
坂本龍馬が本当にこの通りの人物だったかといえば反論もあるようですが、
なんともいえぬ魅力的な男性に書かれていました。
この本をきっかけに竜馬の虜になったという武田鉄矢さん、
ドラマで坂本龍馬に多大な影響を与えた勝海舟の役を仰せつかった時、
冗談交じりに
「俺はもう死んでもいい」と涙を浮かべていましたが
なるほど納得でした。

『竜馬がゆく』
かつて産経新聞の記者だった司馬遼太郎氏が
古巣の夕刊に4年間に渡って連載した小説だということ、巻末で知りました。
ようやく読了。歴史を学ぶいい機会をもらいました。

しかし・・・
ドラマ「JIN」も終わったし、
「テセウスの船」も犯人が分かっちゃったし、
「ノーサイド・ゲーム」も感動のラストを迎えちゃたし、
竜馬は死んじゃったし・・・

私のお籠り生活を支えてくれた娯楽は軒並み終了してしまいました。
少しずつ戻ってきた日常生活。
毎週木曜の前場終わり、ブログを書くために向かっていたデスクの隣で
私の四方山話に付き合ってくれた渡辺一実記者。ありがとう。
今日もブログ書きつつどうしてもドラマの名前が思い出せなくて
「ラグビーのドラマ、なんだっけ?」と聞いたら
「スクールウォーズ!!それしかない!!」と答えた彼は元産経新聞の記者。
そうか、君は司馬遼太郎の後輩か。
なーんて、そろそろ馬鹿話をしながら煙もうもうの焼鳥屋に行って
生ビール飲んだりしてもいいのかしら?
もうちょっと待ったほうがいいのかしら?

臨時体制でお届けした「東京マーケットワイド」も来週から
新常態“ニューノーマル”体制でお届けすることになりそうです。