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釣りも地球との闘い

櫻井 英明

2020/06/23 07:19

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先週木曜の日経朝刊では「ESG評価会社が乱立」の記事。
乱立が基準のばらつきになることは自明。
今更?という印象でした。
そして日本経済新聞社は上場REITの「日経ESG−REIT指数」を算出するという活字。
ESGが絶対的価値であり得ない以上、ESG指数が有効なのかどうかは不明。
なんでも指数にしたがるアメリカ人の真似をしたというところでしょうか。
そもそも・・・。
株式市場の評価価値などもともと何でもアリの世界。
出船入船のように変幻自在なもの。
ただ、近年はなぜか学問好きになっていて学者さんがROEと言えばそれを輸入。
ESGだといえば右へ倣え。
自主性がないのは、昔からですが、いわゆる専門家集団を崇敬する姿が目立っています。
学者さんも、何かを持ち出して何かをすれば、それが講演や出版にもつながりますから何で持ち出してきます。
そもそも経済学者というのは世になかに寄与するものは少ないもの。
そういう意味ではESGなんてお題目を嬉しがる市場はありがたい存在でしょう。
その尻馬にのって世界中の運用者が偽善的なテーマだろうと何だろうと持ち出すから変になるように思います。
だいたい環境に配慮して社会貢献してガバナンスをしっかりした企業は優良企業ではなく当たり前の企業。
儲けられる企業とも思えません。
きれいごとはきれいごととして象牙の塔にとどまっていればよいのに修羅場に足を踏み入れるからおかしくなります。
一休さんは寺の入り口に「けものの皮は入るべからず」と書いたと伝えられています。
それでも「寺には太鼓がある」といって入ってくる和尚さんのようなもの。
もっとも、学者さんをバチでドンドンと叩くわけには行きませんが・・・。
コロナ禍でもそうですが「専門家集団は密に群がるアリ」。
評価機関なんてそれの最たるもののような気がします。
自分がもってきた説で評価機関をつくり顧問などにおさまる輩の構図。
アチコチで虎視眈々とアリが狙っていることは間違いないのでしょう。

よく聞かれる相場予測。
「25日線を下回らなければ株価は上昇し深押しはない。
25日線を割れれば株価は下落し2番底の可能性もある。
話の中身はほとんど根拠レスに近い観測ですが曲者は25日線。
具体的数字があるので微妙に納得することは多いもの。
しかしこれを天気予報に当てはめてみると・・・。
「明日は晴れですが雲が出てくると雨が降るかも知れません」。
あるいは「明日は雨模様ですが、雲が消えれば太陽が出て晴れになります」。
こんな予報を聞いて役に立てる人がいるでしょうか。
仮定条件を加えた結論など求めている人はないに等しいでしょう。
それにそんなことくらい言われなくてもわかります。
言われなくてもわかることを「そうか」と錯覚させつ技術に市場関係者は秀でているのでしょう。
日々市場関係者の言葉を分析してみると、きっと大したことは言っていないことに気が付くのかも知れません。
当たり前のことを言っているのにそれを特別な分析と思い込むのは不思議な行動原理。
これは、罫線屋さんに限ったことではありません。
世界情勢を滔々と述べる市場関係者アチコチで見かけます。
まるでトランプ大統領も習近平主席も知り合いのような語り口
しかし会ったことがある市場関係者のコメントではありません。
だったら自宅の居間でテレビを見ながらああでもないこうでもないと言っている人と変わらないのが現実。
不思議な光景はあちこちにあるようです。
「スポーツ以外の分野では、多くの分野で専門家は理論武装で脚色して無誤謬を装う者」。
あながち間違っていないかも知れません。

週末、石垣島に行ってきました。
南国で釣りをしながら浮かんだのは「漁師は潮を見る」の格言。
実際のプロの船頭さんは潮ところでなく「風、流れ、深さ、魚の種類」などなど大量の情報を仕入れて動いていました。
その集大成が「長年の勘」とのこと。
海との闘いは日々激しいもの。
それでも笑って「勘」。
たくましい姿でした。

「兜町(シマンチュー)ぬ宝」(島人ぬ宝)

僕が育ったこの兜町(シマ)の株を
僕はどれくらい知っているんだろう

輝く株も流れる板も
コードを聞かれてもわからない

でも誰より誰よりも知っている
悲しい時も嬉しい時も
何度も見上げていたこの空を

新聞に書いてあることだけじゃわからない
大切な株がきっとここにある筈さ
それが兜町(シマンチュー)ぬ宝

僕が育ったこの兜町(シマ)の歴史を
僕はどれくらい知っているんだろう
消えていった立会場減っていく商い
どうしたらいいのかわからない

でも誰より誰よりも知っている
ウリにまみれてカイに揺られて
少しづつ変わっていくこの兜町(シマ)を

テレビでは映せないラジオでも流せない
儲かる筈の株がきっとここにある筈さ
それが兜町人(シマンチュー)ぬ宝

僕が育ったこの兜町の未来を
僕はどれくらい知っているんだろう

スプレッドもカバードコールも
言葉の意味さえわからない

でも誰より誰よりも知っている
雇用統計の夜もSQの朝も
何処からか聞こえてくる戦いを

いつの日かこの兜町(シマ)を離れてくその日まで
大切な株をもっと深く知っていたい
それが兜町人(シマンチュー)ぬ宝

以下は今朝の場況。

「NASDAQが強い」

週明けのNY株式市場で主要3指数はそろって上昇。
新型コロナウイルス感染が再び拡大していることに懸念は台頭している。
米国の新型コロナ感染による死者数が12万人を突破し、第1次世界大戦の戦死者数を超えた。
しかし一段の景気刺激策導入への期待を背景にハイテク株を中心に買いが入ったとの解釈だ。
NASDAQは7日続伸で終値ベースでの最高値を更新。
サイコロは11勝1敗。
マイクロソフトやアップル、アマゾンなどへの買いが指数上昇に寄与した。
アップルは上場来高値を更新。
国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は「感染第2波は起きていない。全国的な都市封鎖が再び導入されるとは考えにくい」とコメント。
トランプ大統領は「新型コロナ危機を受けた経済対策として、国民への現金給付第2弾を支持する」とコメント。
これらを好感した格好だ。
10年国債利回りは0.710%。
2年国債利回りは0.195%。
ドル円は106円台後半。
恐怖と欲望指数は53→53。

「課題は勝手雲からの脱出」


週明けの日経平均は寄り付き125円安、プラス圏に浮上したものの終値41円安の22437円。
日足は陰線。
新興市場は5日続伸と堅調。
東証1部の売買代金は1兆6539億円と減少し2兆円割れ。
4月13日(1兆6513億円)以来の低水準。
値上がり913銘柄(前日1043銘柄)。
値下がり1150銘柄(前日1033銘柄)。
新高値70柄(前日63銘柄)。
新安値2銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは113.83(前日116.66)。
NTレシオは14.21倍(3月9日14.18、3月9日12.90)。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりの25日線(21990円)からは2.03%のプラスかい離。
右肩上がりに転じた75日線は20114円。
右肩上がりの200日線(21802円)から2.91%のプラスかい離。
右肩下がりの5日線(22461円)から0.11%マイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.946%。
買い方▲5.950%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲25.958%。
買い方▲3.809%。
空売り比率は38.7%(2日連続40%超)。
空売り規制なしの比率は6.4%。
日経HVは28.2、日経VIは31.30。
日経平均採用銘柄の予想PERは18.34倍(前日18.32倍)。
EPSは1223円(前日1227円)。
暫定PERは17.68倍。
計算上のEPSは1269円。
225のPBRは1.08倍。
BPSは20775円(前日20622円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.45%(前日5.46%)。
配当利回りは2.00%。
東証1部全銘柄だと予想PERは22.01倍。
前期基準では19.00倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.20倍。
ドル建て日経平均は209.91(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は2円安の2123円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1766円。
東証1部の時価総額は601兆円(前日603兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比230円高の22550円。
高値22565円、安値22110円。
大証夜間取引終値は日中比250円高の22570円。
気学では「弱体日にしてじり安を辿るが、悪目買い狙え」。
水曜は「一方に片寄って動く。足取りについて良し」。
木曜は「安値にある時は急伸する」。
金曜は「変化日にして、以外の片寄をみせることあり」。
ボリンジャーのプラス1σが22857円。
プラス2σが23724円。
一目均衡の雲の上限は19767円。
25日連続で雲の上。
白く右肩上がりの勝手雲の上限は22713円。
昨日割り込んで雲の中。
RSIが51.39。
RCIが18.13。

《今日のポイント6月23日》

(1)NASDAQは7日続伸。 
   ダウ輸送株指数は15ポイント安の9061ポイント。
   SOX指数は0.84%上昇。

(2)日経平均採用銘柄の予想PERは18.34倍(前日18.32倍)。
   EPSは1223円(前日1227円)。
   暫定PERは17.68倍。
   計算上のEPSは1269円。
   ほぼ近似値まで接近。

(3)シカゴ225先物終値は大証日中比230円高の22550円。
   高値22565円、安値22110円。
   大証夜間取引終値は日中比250円高の22570円。


(4)空売り比率は38.7%(2日連続40%割れ)。

(5)白く右肩上がりの勝手雲の上限は22713円。
   昨日割り込んで雲の中。
   ここから脱却が第一。

(櫻井)