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13年目

櫻井 英明

2020/08/05 10:46

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2008年8月5日から始まったストボの実況担当。
まるまる12年が経過し13年間に入りました。
新型コロナの影響でのセパレート体制もあって今月はまたレギュラー担当ですが、よろしくお願いします。

トランプ大統領は大統領選延期を唱え始めました。
それまでのスケジュール。
8月17日→20日 民主党大会(バイデン氏を候補に指名)
8月24日→27日 共和党大会(トランプ氏を候補に指名)
9月29日 第1回大統領候補討論会
10月7日 副大統領候補討論会
10月15日 第2回大統領候補討論会
10月22日 第3回大統領候補討論会
11月3日  投開票日

世論調査ではバイデン候補が50.5%の支持でトランプ大統領を9ポイント上回っています。
そしてバイデン氏は3兆4750億ドルの経済政策。
製造業の支援に4年間で7000億ドル。
柱は政府が米国製品を優先的に買うという「バイ・アメリカン」が柱だそうです。
気候変動へ対応として4年間で2兆ドル。
再生エネルギーへの設備投資促進が柱。
そして育児・介護に10年間で7750億ドル。
低所得者や高齢者の公的医療保険の予算も増加させる方向。
一方トランプ氏は1兆ドル規模の給与減税。
1兆ドル規模の橋や道路へのインフラ投資を打ち出しました。
5Gもターゲット。
結局どちらも「大盤振る舞い」には変わりはありません。
ただバイデン氏の法人税21%→28%への引き上げは気にかかるところ。
「一連の増税策がすべて実行されると20121年のEPSは12%減少」とゴールドマン。
ただ米中摩擦についてはどちらも強硬派だがバイデン氏の方が常識的な印象となってきました。


スイスの世界経済フォーラムは2021年1月のダボス会議のテーマを「グレート・リセット」と設定。。
今回の危機を契機に「より公平で持続可能で強靱な未来を作るため経済社会の基盤をリセットする必要がある」というのがその主張。
(世界経済フォーラム「The Great Reset: A Unique Twin Summit to Begin 2021」(2020年6月3日)。
以下はその中身。
経済社会
1.公平性の確保
・今回の危機は、社会の結束、機会の不平等、包摂性の観点で、古いシステムが持続可能でないことを明らかにした。
・グレート・リセットにより、全ての人間の尊厳が尊重される、新たな社会契約を作る必要がある。
2.第4次産業革命の加速
・今回の危機は、第4次産業革命の時代への移行を加速している。
・デジタルやバイオ等の新たな技術が、人間中心であり続け、社会全体に貢献し、
 全ての人々が公平に利用できるものとする必要がある。

3.国債協力の回復
・今回の危機は、我々がいかに相互に接続しているのかを示した。
・今後50年の課題を解決するための、スマートな国際協力に関する実効的な仕組みを回復しなければならない。

4.ステークホルダー資本主義
・短期から長期志向へ、株主資本主義からステークホルダーとしての責任へと、我々の考え方を変えることが必要。
・環境、社会、良いガバナンスを、企業や政府の説明責任の一部としなければならない。

ダボス会議は真冬のスイスでの話ですが・・・。


30日発表の米4→6月GDP。
市場予想は▲34.8%。
結果は年率換算で前期比▲32.9%減。
統計の記録を開始した1947年以降で最も大きな落ち込みとなりました。
前四半期の▲5%からは相当な悪化予想。
これを「やはり」と見るか「出尽くし」と見るかで夏相場への態度は変わります。
相場は「驚き」を求めている場所。
そしてその驚きは良くも悪くも、予想を裏切ることが求められています。
「サプライズ」は「ネガ」でも「ポジ」でも喜ばれるものです。
そして市場に求められているもののもう一つは「見果てぬ夢の追求と実現」。
お金を通じて実人生で成し得ない、あるいは成し得なかった理想や欲望を投影。
そして成就させてくれそうなのがマーケット。
夢を現実化してくれるのは必ずしも株価の上昇だけの問題ではありません。
未来へ対する希望は、バイオでもAIでもロボットでも何でもあります。
それらが実用化されれ製品化されることも夢の成就。
小売りでもネット通販でもこれは同じでしょう。
成しえなかった数字を現実化してくれればそれは成就。
肯定する人は少ないでしょうが・・・。
結論は「予想通りに展開すること」が第一命題というか必須の命題。
命題は真も偽もありますが・・・。

「人はお金を前にするとその品性が一番現れる。
人の本性を見るには株式市場に携わること。
そして、株価は世相を反映するもの。
だから証券会社を志望した」。
一つ上の先輩に「ノルマだから」と言われて41年前の秋に初めて訪問した丸の内の証券会社の本社。
裾の長い学ランでいきなりの役員面接。
そもそも義理で行ったのですから適当に思いついた言葉でした。
21歳の大学4年生にしては生意気な言葉でしたが、その役員氏。
「わかった。内定だから上の階に行って健康診断をしてください」。
よほど当時は証券業界を志望する学生が少なかったのでしょう。
これだけで人生が決まってしまいました。
もっとも、大卒同期はたった137名。
翌年は250名、その翌年は500名。
数年後のバブル期には1000名を超えましたからこの変化率は大。
そもそも大学の就職課では「行ってはいけない業種」のベスト3だったのですから・・・。

以下は今朝の場況。

「株高・債券高はどちらかが間違っている」

火曜のNY株式市場で主要3指数はそろって続伸。
新型コロナウイルス追加経済対策への期待感が継続。
アップルが0.7%高と5日続伸。
前週発表された決算を好感する動き。
米上場企業として初の時価総額2兆ドルまであと約1200億ドルに迫った。
エネルギーセクターも上昇。
一方でラルフ・ローレンは4.4%安と5月以来の安値に下落。
第1四半期決算で売上高が約10億ドル減少したことを嫌気した。
第2四半期決算で調整後利益が56%減少したAIGも7.5%安。
マイクロソフトも下落。
S&P500採用銘柄で四半期決算を発表した352社のうち利益が市場予想を上回った企業は約83%。
S&P500は2月の最高値まで約3%と迫った。
債券市場では5年国債利回りが過去最低水準を更新。
10年債利回りは一時0.505%と5ヶ月ぶりの水準まで低下。
「安全資産需要の高まりで米景気の鈍い回復に対する懸念が示された」との解釈だ。
「債券市場は第3四半期のGDPの回復見通しに懐疑的な見方。
債券市場と株式市場は少なくとも異なる結果を期待しているようだ」との見方もある。
10年国債利回りは0.511%。
2年国債利回りは0.109%。
ドル円は105円台後半。
日本時間早朝にレバノンの首都ベイルート中心部で起きた爆発は懸念材料。
新型コロナウイルス追加対策を巡る米与野党協議の行方も注目されている。
SKEW指数は141.64。
恐怖と欲望指数は67→67。

「7月SQ値22601円に接近」

火曜の日経平均は寄り付き184円高。
終値378円高の22573円と続伸。
NY株高とドル安の一服を背景に買い物優勢の展開。
「好決算銘柄が買いを集めた」との解釈。
加えて減益ながら市場予想を超えたキッコーマンがストップ高。
「出尽くし感」の効用も否定はできない。
7月SQ値22601円に接近してきた。
6月メジャーSQ値は22071円。
日足は2日連続の陽線。
金曜の629円安を埋めた。
2日間の上昇幅は863円。
6日続落の下落幅1174円からの戻り率は73.6%。
TOPIXの2日間の戻り率は68.3%。
ただ上昇率はTOPIX2.1%、日経平均1.7%。
東証1部の売買代金は2兆5086億円と5日連続2兆円超。
値上がり1807銘柄(前日1736銘柄)。
値下がり316銘柄(前日393銘柄)。
新高値76銘柄(前日54銘柄)。
新安値6銘柄(前日51銘柄)。
騰落レシオは83.82(前日82.63)。
6月29日以来26日連続の2ケタ。
NTレシオは14.51倍(前日14.58倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩下がりの25日線(22486円)からは△0.39%。
5日ぶりに上回った。
右肩上がりの75日線は21563円。
横ばって来た200日線(21958円)から△2.77%。
右肩下がりの5日線(22243円)から△1.49%。
8日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.660%(前日▲15.955%)。
買い方▲10.548%(前日▲12.335%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲24.473%(前日▲25.984%)。
買い方▲19.197%(前日▲20.591%)。
空売り比率は38.4%(6日ぶりに40%割れ:前日42.2%)。
空売り規制なしの比率は6.1%。
7月31日時点の信用売り残は266億円減の8532億円。
2週連続の減少。
同信用買い残は727億円増の2兆2716億円。
2週ぶりに増加。
2兆円台は12週連続。
ボトムは3月27日週の1兆7545億円。
ピークは1月31日週の2兆4637億円。
金額ベースでの信用倍率は2.66倍(前週は2.50倍)。
日経HVは20.1、日経VIは21.39。
日経平均採用銘柄の予想PERは19.04倍(前日18.60倍)。
前期基準では17.56倍。
EPSは1185円(前日1193円)。
暫定PERは10.03倍。
計算上のEPSは1186円。
225のPBRは1.07倍。
BPSは21138円(前日21138円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.38%(前日5.33%)。
配当利回りは2.10%。
東証1部全銘柄だと予想PERは21.21倍。
前期基準では18.73倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.18倍。
ドル建て日経平均は221.82(前日209.67、12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は35円高の2066円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1787円(前日1795円)。
東証1部の時価総額は594兆円(前日582兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比90円安の22500円。
高値22635円、安値22355円。
大証夜間取引終値は日中比120円安の22470円。
気学では「初め強いと後安のこと多し。吹き値売り」。
木曜は「安値にあると急伸することあり。押し目買い良し」。
金曜は「押し目買い方針良し」。
ボリンジャーのマイナス1σが22190円。
プラス1σが22783円。
一目均衡の雲の上限が22028円でサポート。
下限が21022円。
2日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22689円で下限は22467円。
4日ぶりに雲の中。
RSIが46.52。
RCIが7.42。
22214円と22379円が昨日空けたマド。
7月22日から連敗中の水曜日。


《今日のポイント8月5日》

(1)NY株式市場で主要3指数はそろって続伸。
   ダウ輸送株指数は74ポイント高の10096ポイントと5日続伸。
   SOX指数は1.43%高と続伸。

(2)7月SQ値22601円に接近。
   (6月メジャーSQ値は22071円)。
   日足は2日連続の陽線。
   金曜の629円安を埋めた。
   2日間の上昇幅は863円。
   6日続落の下落幅1174円からの戻り率は73.6%。
   TOPIXの同戻り率は68.3%。

(3)NTレシオは14.51倍(前日14.58倍)。
   右肩下がりの25日線(22486円)からは△0.39%。
   5日ぶりに上回った。
   右肩下がりの5日線(22243円)から△1.49%。
   8日ぶりに上回った。
   ただ5日線と25日線はミニデッドクロスしたまま。

(4)新高値76銘柄(前日54銘柄)。
   新安値6銘柄(前日51銘柄)。
   騰落レシオは83.82(前日82.63)。
   6月29日以来26日連続の2ケタ。

(5)松井証券信用評価損益率速報。
   売り方▲17.660%(前日▲15.955%)。
   買い方▲10.548%(前日▲12.335%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率。
   売り方▲24.473%(前日▲25.984%)。
   買い方▲19.197%(前日▲20.591%)。

(6)空売り比率は38.4%(6日ぶりに40%割れ:前日42.2%)。
   7月31日時点の信用売り残は266億円減の8532億円。
   2週連続の減少。
   同信用買い残は727億円増の2兆2716億円。
   2週ぶりに増加。

(7)ボリンジャーのマイナス1σが22190円。
   プラス1σが22783円。
   一目均衡の雲の上限が22028円でサポート。
   下限が21022円。
   2日連続で雲の上。
   黒い勝手雲の上限は22689円で下限は22467円。
   4日ぶりに雲の中。

(8)日経平均採用銘柄の予想PERは19.04倍(前日18.60倍)。
   EPSは1185円(前日1193円)。
   (2019年7月25日1795円、20年1月6日1639円)
   暫定PERは10.03倍。
   計算上のEPSは1186円。
   2019年は長期債のプラス利回りが10日。
   今年は64日。
   マイナス利回りの63日を上回った。
(櫻井)。