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ブログ:Onevoice

お願いいたします、一刻も早い衆院解散・総選挙を!

鈴木 一之

2020/09/08 07:30

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ベラルーシで激しいで激しい反政府デモが起きています。もう4週間にわたって、首都ミンスクを中心に10万人規模の大群衆が怒りの声を挙げています。

前大統領でいまもその座に座っているルカシェンコ大統領の選挙不正を糾弾するデモです。男性も女性も、学生も青年もお年寄りも、ものすごい数の民衆が現状を変えようとエネルギーをひとつにぶつけています。

逮捕されて拷問されるかもしれないのに広場に繰り出します。へたしたら二度と帰ってこれないかもしれないのに、その恐怖を抱えながらデモに参加しています。「世界で唯一残った独裁者」とも呼ばれるルカシェンコ大統領の背後には、ロシアそしてプーチン大統領が控えていることが後景にあります。

香港。中国政府に対する抗議デモがもう1年近く続いています。もともとは刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案に対する反対の抗議活動でしたが、今年に入って成立した「国家安全維持法」に対する抗議に変わりました。

さらに新型コロナウイルスを理由に、本来は先週に予定されていた立法会選挙(議会選挙に当たる)が1年延期されたことが香港市民の怒りを倍加させています。中国本土には共産党に君臨する習近平主席が控えています。

リオデジャネイロ、シドニーと並ぶ「世界3大美港」に数えられる、繊細で美しい香港の街並みが激しい混乱に見舞われています。一時は市街戦の様相を呈するまでに、抗議参加者と警察当局とのバトルが激しくぶつかりました。コロナ危機で一時的に沈静化していましたが、それが再び激化しつつあります。

タイではタブーとされる王室への批判が公然と行われるようになりました。ここでも若者が街頭に大勢繰り出して指を3本、頭上に高く掲げています。政権批判が王室への批判にまで発展するほど、民衆の不満が蓄積しています。

アメリカでは「ブラック・ライブズ・マター」の抗議活動が一向に収まりません。もはやこれは完全に市街戦です。今年に入ってミネソタ州ミネアポリスのジョージ・フォード氏(5月)と、ウィスコシン州ケノーシャでのジェイコブ・ブレイク氏(8月)で、さほど意味のない警察の暴力が死傷事件にまで発展しました。

アメリカの人種問題は建国の歴史の中で長く蓄積されており、それだけに複雑です。単一民族の日本人にはとうてい理解できないほどです。それでも人々は立ち上がっています。世界中で立ち上がっています。

日本。史上最長に及ぶ長期政権がようやく終わり、新しい政権が誕生しようとしていますが、そこには高揚感も臨場感もなにもありません。事務的な手続きが淡々と進められて、大多数の国民はただ眺めているだけです。民意が反映しているとはとても思えません。お願いですから一刻も早く衆院解散、総選挙を実施してください。心からお願いします。
(スズカズ)