Logo stockvoice

ブログ:Onevoice

屁理屈

櫻井 英明

2020/09/09 10:58

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai
新型コロナの新規感染者が減ってきたという報道が目に付きます。
ところで問題の本質は新規感染者の数なのでしょうか。
一理はありますが、それだけではないような気がします。
むしろチェックすべきは現時点の感染者とするとどうでしょう。
昨日段階で国内での新規感染者合計は71901人(前日71392人)。
退院・療養解除者数は合計62563人(前日61817人)。
死者が1397人。
そうすると計算してみれば現在の感染者は7941人。
現在の入院。療養者は7941人。
1日746人が復帰し新規感染は510人。
トレンドは確かに減少傾向です。
コロナ感染者全体の86.5%はすでに退院・療養解除になったというのが事実。
残念ながら死亡率は約2%。
それでも大半は治っている印象。
これってパンデミックなのかどうか。
日本だけで考えてみると結構微妙なところです。
「重箱の隅をつつくような屁理屈」と言ってしまえばそれまでですが、分析なんて所詮そんなものでしょう。
「分析は屁理屈の材料探し。芯がないから外れれば診たてはコロコロ変わるもの」かも知れません。

昨日の日経トップは「世界の稼ぎ頭激変」の見出し。
サブタイトルは「コロナ下、IT躍進、四半期純利益」。
アリババが43位→9位になったことが特徴となっていました。
とはいえ、トップはウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハザウェイ。
純利益は262億ドル。
理由は保有株の上昇。
2位は孫正義氏のSBG。
理由は保有株の売却益。
市場至上主義が利益を輩出しているということ。
額に汗して働いて、という構図には映りません。
マネー資本主義の最たる結果二も見えます。
現業では3位がアップル、4位がマイクロソフト。
ちなみにトヨタは17位→76位。
企業の創意工夫が「相場観」に負けていて良いのかどうか。
ここも結構微妙なところです。
「将来なりたい職業」に「投資家」が出てくるのも時間の問題かも知れません。

《格言》

相場は未来を推察するもの。
その方法として過去を検証するというのは有効ではある。
しかし、過去の検証だけでは過去に縛られてしまう。
未来は自由であるべきだし、過去の延長での発想では未来で羽ばたくことは不可能だ。

以下は今朝の場況。

「連休明けも大幅安」

3連休明けのNY株式市場で主要3指数は3日続落。
NYダウとS&P500は2%超、NASDAQは約4%それぞれ下落。
フェイスブック、アマゾン、アップル、マイクロソフト、アルファベッ、ネットフリックスなどテクノロジーセクタは軒並み安。
日中安値で、各社の合計時価総額は今月2日から1兆ドル超縮小した。
テスラの21.1%安も効いた。
「SBGがここ数週間の米株の上昇局面でオプション市場に多額の資金を投じたと報じられたことで投資家が警戒を強めた」との解釈。
グロース株は3.38%安。
バリュー株は1.84%安。
株安から資金は債券に流れ国債利回りは低下。
10年国債利回りは0.632%。
2年国債利回りは0.142%。
「市場は、今週再開する議会で追加の新型コロナウイルス対策法案が可決されるかどうかに注目」との見方だ。
安全資産としてのドルに買いが入った格好。
ただドル円は106円台前半。
VIX指数は31.64と上昇。
SKEW指数は132.51と低下。
恐怖と欲望指数は60→55。
ニュートラルの水準まで低下した。
WTI原油先物は約8%下落。
6月以降で初めて1バレル=40ドルを下回った。

「メジャーSQ週の荒れる水曜日」

火曜の日経平均は寄り付き99円高。
終値184円高の23274円。
日足は2日ぶりに陽線。
東証1部の売買代金は2兆941億円と6日ぶりの2兆円超。
値上がり1757銘柄(前日1277銘柄)。
値下がり344銘柄(前日817銘柄)。
新高値57銘柄(前日40銘柄)。
新安値3銘柄(前日4銘柄)。
騰落レシオは118.29(前日117.93)。
NTレシオは14.36倍(前日14.34倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(23010円)からは△1.15%。
21日連続で上回っておりサポート。
右肩上がりの75日線は22571円。
微妙に下向いた200日線(22014円)からは△5.72%。
右肩上がりの5日線(23256円)から△0.08%。
3日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.604%(前日▲18.250%)。
買い方▲7.329%(前日▲8.142%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲21.416%(前日▲21.393%)。
買い方▲13.191%(前日▲14.718%)。
空売り比率は41.8%(3日連続の40%超:前日41.5%)。
空売り規制なしの比率は7.9%。
9月4日時点の信用売り残は204億円増の9211億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は697億円増の2兆3521億円。
3週連続の増加。
2兆円台は17週連続。
金額ベースでの信用倍率は2.55倍(前週は2.53倍)。
日経HVは13.0、日経VIは22.67。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.08倍(前日21.86倍)。
前期基準では18.17倍。
EPSは1054円(前日1056円)。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21158円(前日21183円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.53%(前日4.57%)。
配当利回りは1.94%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.94倍。
前期基準では19.46倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.21倍。
ドル建て日経平均は219.09(前日217.24)。
東証1部単純平均株価は24円高の2161円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1948円(前日1811円)。
東証1部の時価総額は616兆円(前日611兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比220円安の23030円。
高値23310円、安値22920円。
大証夜間取引終値は日中比240円安の23010円。
気学では「初め高いと後安の日。吹き値あらば売り狙え」。
木曜は「押し込むと戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「上寄りすると押し込む日」。
収束し始めたボリンジャーのプラス1σが23308円。
プラス2σが23596円。
一目均衡の雲の上限が22327円。
26日連続で雲の上。
ねじれは17日。
勝手雲の上限は23222円で下限は22675円。
2日ぶりに勝手雲の上。
RSIが53.71。
RCIが62.36。
9月3日の窓が23287円ー23426円。
9月4日の窓が23426円ー23257円。
メジャーSQ週の荒れる水曜日は重陽の節句。
明日は変化日。

《今日のポイント9月9日》

(1)3連休明けのNY株式市場で主要3指数は3日続落。
   NYダウとS&P500は2%超、NASDAQは約4%それぞれ下落。

(2)日足は2日ぶりに陽線。
   東証1部の売買代金は2兆941億円と6日ぶりの2兆円超。

(3)右肩上がりの25日線(23010円)からは△1.15%。
   21日連続で上回っておりサポート。
   微妙に下向いた200日線(22014円)からは△5.72%。
   右肩上がりの5日線(23256円)から△0.08%。
   3日ぶりに上回った。

(4)空売り比率は41.8%(3日連続の40%超:前日41.5%)。
   9月4日時点の信用売り残は204億円増の9211億円。
   3週ぶりに増加。
   同信用買い残は697億円増の2兆3521億円。
   3週連続の増加。  
   金額ベースでの信用倍率は2.55倍(前週は2.53倍)。

(5)収束し始めたボリンジャーのプラス1σが23308円。
   一目均衡の雲の上限が22327円。
   ねじれは17日。
   9月3日の窓が23287円ー23426円。
   9月4日の窓が23426円ー23257円。

(6)シカゴ225先物終値は大証日中比220円安の23030円。
   高値23310円、安値22920円。
   大証夜間取引終値は日中比240円安の23010円。

(7)メジャーSQ週の荒れる水曜日は重陽の節句。
   明日は変化日。
(櫻井)。