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コロナと医者

中嶋 健吉

2020/09/17 07:39

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9月15日の日経夕刊に興味ある記事を見つけました。8月31日~9月6日までの一週間に報告されたインフルエンザの患者数が、3人のみと言うものです。昨年は同時期に沖縄で大流行した為、患者数が3813名に達したこともあり、これに対しては何と千分の一以下の水準になったというものです。しかし例外の大流行を除いても、毎年同時期には数百人の感染が報告されているので、やはりその少なさが際立っています。

この記事には大いに納得したものです。近所に長きにわたってお世話になっている診療所があります。主治医は余分な投薬をせず、その温厚な性格と相まって私を含め患者の信頼を集めています。待合室は常に老若男女で溢れており、長い待ち時間は当たり前の診療所です。常用している薬が切れる度に受診するのですが、三月ごろはそれでも待合室に数人の受診者が見受けられました。どの病院も来院者が激減しているとの報道通りの状況でした。しかし7月頃には待ち人一人のみ、時間を置かず受診出来ましたが、終わって帰ると時にやっと次の受診者が訪れました。そして9月の初めに訪れた折には待ち人はゼロ、診察が終わっても待合室には人の気配がありません。

先生曰く、
  • ここで開業して数十年になるが、当然ながらこのような状態は初めて
  • この夏に特に驚いたのは、夏風邪の患者が一人も来なかった
  • 子供のプール熱患者が一人も来なかったのも初めて
  • コロナ患者の来院は無かったが、この市では480人程度の累計患者と聞いている
  • その60%以上が30歳までの若い人で主に東京に通っている人々
コロナ問題を簡潔に説明してもらい納得の会話でした。

更に付け加えて、患者数の減少は、何といっても健康に対する注意と気配りが功を奏していることは間違いないので喜ばしい。しかし最後に少々本音が出ました。ポツリと、税金が心配だと。確かに今年の税金は前年度の収入をベースに課税額が決まるので、収入が激減した今年は資金繰りが厳しいのかもしれません。何とも人間ポイ話で、先生の人間性が感じられホッコリした次第です。
(中嶋)