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ブログ:Onevoice

年の瀬です。吸い込む大気がちりちりと冷えていて、身体が新鮮にシャキッとします。今年の締めくくりに当たり、いやでも1年のまとめを考えてしまいます。

感動的なニュースに遭遇すると、それだけで得をした気分になります。新聞を読みながらひとり悦に入ってしまいます。この年末、そのような感動的なニュースに立て続けに出会うことができました。


ひとつは、スピードスケートの小平奈緒選手がワールドカップ第4戦の女子1000mで世界新記録を樹立したことです(1分12秒09)。

日本人選手が五輪種目で世界新記録を出したのは女子では初めてのことで、男子を含めても2人目のことです。しかも小平選手の年齢は31歳。年齢からも驚異的なことだと思いました。


今回の小平選手の快挙を報じる新聞記事などを複数集めて読んでいると、勝因は苦手だったコーナーワークを完全に克服したことにあるようですね。

スピードスケートには「トップスピードでコーナーに突っ込んでいく時の恐怖」があるそうで、小平選手は世界新記録を樹立した今回のレースではその恐怖を感じなかったそうです。


レース後もまだまだ上に行けるとの感触を持ったということですから、いったいどこまで行ってしまうのか。この先のレースにもますます期待が高まります。


小平選手の快挙と同じくらいに感銘を受けたのが、将棋の羽生善治棋士による「永世7冠」達成です。これがふたつめです。


永世7冠を達成した直後の記者会見で、羽生氏は「本質的にはまだ将棋を何もわかっていない」と述べました。

AI(人工知能)の可能性にも早くから注目していた羽生氏をして「まだ何もわかっていない」と言わせてしまる将棋の奥深さ、むずかしさ、歴史や伝統など、無限の広がりが感じられました。


江夏豊投手の「私の履歴書」もだんだん佳境に差しかかってきました。頂点を極める人々の言葉には、やはり普通の人々には見られないなにか特別の重みが満載されているようです。それが私たち世間の人間を感動のレベルにまで連れていってくれるようです。

(スズカズ)

先週水曜の日経平均は今年最大の下落幅。

前引けが▲202円、大引けが▲445円。

年初来最大の下落幅を伴っての下放れでした。

3月22日が414円安、昨年11月9日が919円安。

いずれも水曜だったことは記憶にとどめておきたいところ。

そして翌日の木曜はいずれも上昇というのも同様。

きっとそういうリズムなのでしょう。

と考えれば下落も怖くなくなるような気がします。


週末に政府が発表した新たな経済対策。

「人づくり革命」は半ば選挙対策の匂い。

しかし「生産性革命」は従来の延長線の強化でしょう。

設備投資額の10%増加。

18年度以降3%の賃上げを達成。

裏返せば「お金を使ってくれれば優遇する」ということ。

ソサエティ5.0で登場したのは自民党も唱える「サンドボックス」。

規制を緩和して産業を興そうという目論見です。

ポイントは「自動走行」、「遠隔医療」、「介護ロボット」、「5G」。

これに「ドローン」、「サイバーセキュリティ」、「G空間」、 「ビッグデータ」、「インフラ整備」などが加わって百花繚乱。

決して読み飛ばしてはいけない資料です。

http://www5.cao.go.jp/keizai1/package/20171208_package.pdf


「申酉騒ぐ」から「戌笑う」。

日経平均はほぼ20%上昇。

1950年以降、5回の酉年の上昇率は平均15%。

だからそれを上回りました。

来年は戌年。

日経平均の勝率は80%。

亥年、酉年と同率。

申年の83%についで2位。

06年6.9%、94年13.2%の上昇。

82年は4.4%、58年は40.5%でした。

70年は▲15.8%でしたが、これだけが下落した例。

戌は笑いそうな気配となってきました。

草木の繁茂と草木の枯れが同居のイヌ年。

キーワードは「拾う勇気と捨てる勇気」です。


以下は今朝の場況。

「続伸」


NY株式は堅調展開。

NYダウは3日続伸。

NASDAQは4日続伸。

S&P500も連日の過去最高値更新。

IT関連セクター中心に買い物優勢の展開となった。

ただ上院補欠選挙やFOMCを控え上値は重かったという解釈も聞こえる。

マンハッタン中心部での爆発事件の影響は限定的だった。

マージャーマンデーの材料はアップル。

音楽認識アプリを運営する英シャザム・エンターテインメントの買収が報じられ株価は2%近く上昇。

映画「ココ」の興行収入が3週連続ランキングでトップになったウォルト・ディズニーも上昇。

2銘柄でNYダウを約40ドル引き上げた。

1950年以降で12月はS&P500のパフォーマンスが良い月。

NYダウは2番目に強い月というのがアノマリー。

投資情報誌バロンズの特集記事は「2018年見通し、強気相場の次の行動」。

10名の著名アナリストによる相場見通しを紹介。

S&P500の最高値予想は3100ポイント。

平均値では7%上昇という結果だった。



「23000円に挑戦」


5週間ぶりに上昇した月曜の日経平均株価は3日続伸。

「後場の上昇で日経平均は終値ベースの高値を更新。

3日連続で始値が前日終値を上回るギャップアップスタート。

そして終値がほぼ高値」。

悪くはない師走の展開となってきた。

終値ベースでは11月7日の22937円、 12月1日の22819円を上回って25年11カ月ぶりの高値。

11月9日のザラバ高値23382円に一気呵成に挑戦というモードだ。

一方で「23000円台は関門」という声もある。

週末のSQ値(22590円)に大しては依然「幻のSQ値」継続で2勝。

25日線からのかい離はプラス1.7%まで上昇してきた。

もっとも騰落レシオは105.2%、サイコロは7勝5敗で58.3%。

3日で760円上昇した割には過熱感が少ない。

松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲15.963%。

買い方は▲7.78%と買い方優勢。

日経平均採用銘柄のPERは15.07倍と久々の15倍台回復。

EPSは1522円だ。

シカゴ225先物終値は日中比25円高の22915円。

12月配当落ち分の逆ざやは50円程度と想定すれば現物は23000円を伺う可能性がなくはない。

「4週続落の月曜が上昇したのだから、軟弱な火曜後場は値を消さなくても良いのではなかろうか」という声も聞こえる。 (櫻井)。

テンバガー

岩本 秀雄

2017/12/11 08:00

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 年内3週間の立会いを残すこの時期に、いささか気が早いことですが、この1年間の株価パフォーマンスを見ると、以下の通り。東証1部銘柄の、8日現在でみた1年前比上昇率ランキングです。

①    ペッパー 918.03
②    北の達人 895.67
③    ヤマシン 630.27
④    ジンズメ 445.69
⑤    ヤーマン 390.82
⑥    石川製作 379.88
⑦    オハラ  355.39
⑧    DDHD 310.21
⑨    イソライ 287.58
⑩    ヨシムラ 283.10
(単位 %)

なんと、「いきなり!ステーキ」のペッパーフードサービスがトップ。2016年12月8日の株価が610円でしたから、今年12月8日の終値6210円なら10.18倍(上昇率なら918%の上昇)。つまり、テンバガー(株価10倍)ということになります(9月には8230円の高値もあったので、その時点では13.4倍)。過去5年間で売上高が6倍、営業利益が23倍(ともに単独決算ベース)という急成長ぶり。このほど、ラーメンチェーンの幸楽苑が経営不振の打開策として「いきなり!ステーキ」のFC展開を決めるなど、一躍“外食の勝ち組”としての評価が高まったことが背景にあるのでしょうか。それにしても、昨年まではややパフォーマンスがいい、程度の動きだった同社株が今年一気に大ブレイク。はて、いったい何が…。

 第2位は健康食品の北の達人コーポ。これも上昇率からは、ほぼテンバガーといっていいでしょう。カイテキオリゴ中心に健康食品、美容製品が伸びて急成長途上。株式分割も効いています。3着は建機などの油圧フィルターのヤマシンフィルター。こちらは中国向け建設機械の回復を反映したもの。業績も急回復に転じました。
そのほか、美容家電がインバウンド向けに好調なヤーマン、光学レンズのオハラ、食品業界でM&A旋風を起こすヨシムラフードなど一芸に秀でた経営が株価の人気にもつながっているようです。
ただ、RIZAPグループ入りしたジーンズメイトや防衛関連の石川製作所が上昇率ベストテンに顔を出すとはいささか意外。
株価が倍以上になった銘柄は100を超しています。(イワモト)

目先筋の仕掛け

 一昨日が日経平均445円の下落、昨日が320円の上昇、ということでSQを前にして短期の投機筋がまた日経平均を(先物を使って)「一銘柄のように動かした」という印象です。


 とはいえ、大きく売り崩すことはできなかったようだし、継続的に大きく反発上昇することもなかったようだ、というところでしょうか。日経平均で見て2万2千円を割り込むのも、2万3千円を上回るのも現時点では難しいのかもしれません。


 半導体株については「サムソン・ショック」とも言われたのですが、ショックというほどの大きな株価下落にはつながっていないようです。見ようによりますが押し目程度の下落にとどまっている銘柄の方が多いようです。まだ先行きへの期待が大きいということなのでしょう。


 中国株の下落が気になりもするのですが、向こう数か月スパンで見れば、日本株は企業業績の伸びを受けてさらに上値に進むことを想定しておいていいのでしょう。


 少し無視し過ぎの感があるのですが、地政学リスクについては全くなくなってはいません。朝鮮半島情勢もそうですし、中東における状況もどちらかと言えば悪化しています。アメリカがエルサレムを首都と認めたなどはさほど大きな問題ではないように思いますが、サウジアラビアと周辺国との衝突はかなり深刻なように思えます。


 欧州ではブレグジットに向けての交渉がなかなか進展していないようですし、ドイツのメルケル政権は安定を確立できないのではないかと思えます。スペインのカタルーニャ問題、イタリアの国内政治情勢等々、EUは結構内部に問題を抱えたままのようです。


 いろいろ目配りの必要な局面が続くと思われますが、少し先を見れば楽観シナリオの方が優勢で妥当ということになろうかと思います。


ニュースとイベント

・日銀マネー供給鈍化が鮮明:ステルス・テーパリングなどとも言われているわけですが、イールドカーブをコントロールできるのであれば、マネー供給にはこだわらなくなるのでしょう。今後いつの間にか超金融緩和が終わって金利がどこかで跳ね上がるという局面が到来するかもしれないと想定しておくべきかもしれません。


・銅価格急落(5日):投機筋の仕掛けで価格が急落したという事情なのかもしれませんが、投機筋が何を根拠に売り仕掛けしたか、ということを想像してみますと、やはり中国の景気の鈍化、金融引き締めの影響、ということがあるのではないかという気になります。今後の推移と日本への影響についてよく見ておく必要があるのかもしれません。


・上海株3か月ぶり安値:上海株価の下落も気になるところです。足元の景気と先行き見通しが株価に反映していることは十分あり得ますので。


・アリババAI融資1秒、人手ゼロ:ビッグデータをもとに人手を使わずAIを使って融資を実行してしまうというのは驚くべきことです。消費者の支払い履歴のデータを活用できる立場にあるアリババには簡単にできることなのかもしれません。銀行の業務を奪う動きです。わが国でも同じようなことが起きて来るのではないでしょうか。


・ビットコイン先物、米取引所相次ぎ上場:ビットコイン価格の急騰が続いています。先物が取引所に上場されることでますます関心が高まり、ビットコインのエクスポージャー(買い・売りとも)の規模が大きくなって行き価格はさらに高騰する、という推移がしばらく続きそうな気配です。


ステルス値上げ

 私がいつも飲んでいる紙パック入りのオレンジジュースがあるのですが、この間ふと見てみると、これまで1リットル入りのパックだったのにいつの間にかそれが900ミリリットル入りのパックになっていました。値段はほぼ変わっていませんので、実質11%の値上げということになります。まさにステルス値上げ、です。


 こうした値上げがこの2年くらいの間に相当な規模で実行されたのではないか、というのが私の肌感覚でして、それにしてはインフレ率が上がらないというのが不思議な気がしています。


 オレンジジュースの11%値上げで日本の消費者物価指数がどれくらい上がるのか、あるいは上がらないのか?知らないのですが、身の回りの物価が徐々に上がっていることは実感します。(たいていは、価格据え置きで内容量が減るというステルス値上げです。)


 どこかで統計上も物価が大きく上がるのではないか、とそんな気になります。あるいはもう日銀の言うところの2%物価上昇は(ステルス的に)達成しているのではないか、そんな風にすら思えます。


Tax Cuts and Jobs Act of 2017

 アメリカ議会が今審議している減税法案はこういう名称だそうです。減税と雇用法案、ということでアメリカでは雇用があらゆる政策で重視されるということがよく分かります。


 私流にこの法案の主ポイントをまとめてみます。


1.以前話題になった国境調整措置はすでに今年7月段階で断念。

2.下院案では実施は来年から、上院案では再来年から、上院案になる可能性の方が強いのではないか。

3.この法律でアメリカが全世界課税方式から、日本などと同じテリトリアル課税に変わるという意味で大きな変化である。

4.何らかのリパトリ減税が組み合わされる。リパトリが起きればドル高円安の可能性が強い。

5.法人税率20%はほとんどタックスヘイブン並み、アメリカへの海外からの投資が増えることが想定される。日本からアメリカへの投資も増えるのでは。ということは、わが国も対抗措置が必要。(すでにいろいろ報道されているように。)

6.個人所得税、7区分から、15、25、35%の3区分に簡素化。わが国は4区分になっていますから日本以上に簡素化されることになるわけです。


平成29年12月8日

証券アナリスト

松下律 

とある夕方の電車内。
席に腰を下ろしている私の前に白髪の女性が立ちました。
見事な白髪のおしゃれな女性、年の頃は我が母と同じぐらいかな・・・
60代後半とお見受けし、もちろん席は譲りませんでした。
我が母を考えても、とてもナイーブなお年頃とお見受けしたからです。

すると私の隣に座っていらした女性がサッと立って
「どうぞ」
思わず固まりました。
席を譲った女性はおそらく70代後半。
「え、私に?結構です!」
「いえいえ、どうぞどうぞ。」
車両を移る推定70代後半女性。

「どう考えても私の方が若いと思うんだけど。」
同意を求められた私。
「そうですよね・・・」
結局、白髪女性は決して座ることなくキッと前を向いて立ち続けました。

ああ、気まずい。
おそらく私の母でも「年寄扱いしないでちょうだい」とピシャッと断った事でしょう。

人の好意とはとても難しいもの。
そういう意味では、「LINEで意思表示をし合って席を譲る」というのは
理にかなっているのかもしれませんね。
簡単ながら、先週の続きでした。