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ブログ:Onevoice

 年明け後、もう6日間の取引(成績は3勝3敗)が行われていますが、月曜日の取引は本日15日が最初。本年もよろしくお願いします。

 昨日14日午後、参拝客でごった返す浅草寺から、脇にある二天門を抜け、言問通りをわたったところにある東京都立産業貿易センターで行われた馬渕治好さん(ブーケ・ド・フルーレット代表)の「自主開催セミナー@浅草」という催しに参加しました。
テーマは「2018年の世界経済・市場展望」。米国、日本、欧州、新興国の、それぞれ現状・問題点・見通しを、途中10分間の休憩2回を挟んで都合2時間30分(さらに、50分間の質疑応答も)。馬渕さんにびっしりと解説していただきました。

時折オヤジギャグや冗談を交えた、馬渕さんらしい軽妙な語り口が息抜きになるのですが、ごく普通の、個人投資家と思しき参加者の方々(老いも若きも…)がそろって熱心に聞き入り、真剣にメモを取っている光景は圧巻でした。

日銀が昨年末に発表した資金循環統計によると、2017年9月末現在で個人が保有する上場株式と投資信託の残高は211兆円。6月末に比べて7兆円増え、過去最高。金融資産全体1844兆円からみた比率は11.44%と、バブル期の15%台には届かないものの、リーマン前を上回り、これも2000年代では過去最高。もちろん、残高、保有比率の上昇は株価が回復した結果、という側面は強いのですが、それによって投資家個々人が積極的にリスクを取るようになってきたことも確かでしょう。
「米国では個人金融資産の5割近くが株式関連商品」ということから、日本の家計における株式保有比率の低さが随分と前から指摘されてきましたが、そうした株式後進国状況も解消されてくるのでは、そんな期待を抱かされる集まりでした。2018年は個人投資家が復活する年、そんな風になるといいですね。

ところで、浅草寺はお寺さん。パンパンと二拍手するのはやめましょう。成田山でもそうですが、時々勘違いする人がいるようです。(イワモト)

皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


毎週金曜日17:30~18:00に放送中の『Tokyo Financial Street』も

ひき続き、ご覧いただければ幸いです☆


12日(金)のゲストは、マネックスグループCEO、マネックス証券 代表取締役社長の松本大氏でした。


 今後のマーケット動向の見通しに加え、ビットコインなど仮想通貨市場の行方に関しまして、

松本氏ならではの見解をうかがっております。 


松本社長は、番組がスタートして11分10秒くらいからのご登場です!

とても貴重&興味深いお話をうかがうことができました☆ 


よろしければオンデマンドにてご試聴いただければ幸いです!(^^)!


松本大氏ゲスト 1月12日放送分『Tokyo Financial Street』はこちら!!




 PER、PBRなどの投資尺度の数字の大小をもって、株価が割安とか割高といったことを評価することがあります。私自身もそういう言い方をすることがあるのですが、この割安・割高はけっこう曲者です。


 投機の場合はちょっと違うのですが、投資ということを考えますと、できるだけ割安な銘柄を買って、割高な銘柄は売る、あるいは買わないようにする、というのが妥当な戦略のように思えます。


 株式投資の判断でよく、「買い」、「売り」、「持続」という表現を用います。「買い」は現在の株価で買えば将来値上がりが見込めるであろう、だから買い、その理由は何らかの理由で割安だから。「売り」は現在の株価なら売った方がいい、なぜなら、割高だから将来株価が下落する恐れがある、あるいはその企業にはその株価に見合う将来性はない、だから売り。「持続」は、現時点ではその銘柄に対して「何もするな」ということ。つまり、ある人がその銘柄を持っているなら、持ったままにする、持っていないなら、買う必要はない。なぜなら、売りとも買いとも割高とも割安とも判断できない水準だから・・といった具合です。


 投資行動の判断でも、割安とか割高といった言葉が出て来るわけですが、冒頭書きましたようにこの割安・割高はよく考えてみると理解の難しい類の言葉です。


 PER・PBRが何倍までは割安、ここからは割高、といった基準があればいいのですが、そういう基準はどうもありそうにない、そう言わざるを得ないのです。(割安・割高の判断のために、仮置きする水準、というものはあってもいいのですが。)


 とはいえ、株価については次のようなことは言えるのではないかと思います。


1.一株当たり利益が大きいほど株価は高い。(一定のPERを想定すれば、一株当たり利益と株価は正比例しますので。)


2.一株当たり純資産が大きいほど株価は高い。(一定のPBRを想定すれば、一株当たり純資産と株価は正比例しますので。)


3.利益成長率が高いと思われるほど株価は高い。(同じ一株当たり利益の株でも、成長性が高いと思われる株はPERが高くなりますので。つまり、将来時点のどこかで同じくらいのPERになるとすれば、成長性の高い株の現時点のPERは高くてもいいはず、となりますので。)あるいは、ROEが高いほど株価は高い、という言い方もある条件のもとでは可能です。


 銘柄群として日経225を考えてみます。225銘柄のPER、PBRは様々ですが、昨年9月からの大幅上昇局面でのリーダー株、その後追随して上昇した銘柄群、といった目で見て、おおむね次の二種類に分けることができると思います。


1.すでにPERが40倍、50倍、PBRが4倍、5倍となっている銘柄群。東京エレクトロンとかファナックが典型です。


2.多少株価上昇したとはいえ、いまだにPERは10倍そこそこ、PBRは1倍かそこら、という銘柄群。総合商社株、メガ銀行株などが典型です。


 いわば同じ日経225採用銘柄の中でPER、PBRで見て二極化が起きているわけです。買いのローテーションが起きて、二極化した銘柄群の間を資金が行ったり来たりする、ということがありますので、それがトレーディングのアイデアになったりするのですが、例えば1~2年後の日経225の水準を考えてみる、というときに、その時こうした二極化がどうなっているのだろうか?と想定するのはけっこう難しいものです。


 スペキュレーションになってしまうのですが、私自身は先駆したPER40倍、50倍銘柄はすでに「持続」の段階に入りつつある、という気がしてします。一方で、後追いを始めたまだPERが10倍そこそこといった銘柄群は、基本「買い」の段階にあるに違いない、という気もします。


 さらに言うなら、今年これからの相場で波乱があるとすれば、原因理由は何であれ、大きく下落する恐れの大きい銘柄群は高PER銘柄群だろう、という気がします。(利食える市場参加者が多いはずだからです。)


 しかし一方で、今後の相場全体の上昇をけん引するのは、時価総額の大きい高PER・PBR銘柄であるに違いない、という想定も可能です。そして、その先にバブル相場があるに違いない、という見方は非常に魅力的です。(私自身はバブルは、別の銘柄群、少し時価総額の小さな銘柄群で起きると思っていますが。)


 今後の相場展開を楽しみにして見て行くしかないのですが、前者の考えに分がある、少なくともリスクを相対的に小さくして株式投資ができるはず、ということは言えるのではないかと思います。


平成30年1月12日

証券アナリスト

松下律

鬼すだれ

小川 真由美

2018/01/11 11:47

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次期遅れの話題でごめんあそばせ。

箱根駅伝中継から、大発会、そしてレギュラー番組と
年始のスケジュールをなんとか乗り越え、日曜日はめでたく初オフ。
友人たちに付き合ってもらってお節会を開催しました。(しつこい)
お節で日本酒を頂くのが大好きなのですが、なかなか年初に余裕がなく、
七草粥の日にようやく実現したのです。
お友達、今年もありがとう。

無料アプリ”radiko”のタイムフリーという機能を使うと一週間以内なら過去のラジオ放送を聞けるため、
自分の担当した箱根駅伝中継を聞きながらお節づくり。
お煮しめに、伊達巻、田作り、なます、昆布巻き・・・
と、年末に家族のために母や義妹と手作りしたものをまたもう一度作成しました。
だって、元日はお仕事で飲めなかったんですもの。

料理は大手町からスタートし、ランナーが東海道二宮駅付近を通過するあたりで完成しました。
意外と、年明け仕事でゆっくりお節を食べる暇がなかったという友人も多く、
和気藹々、楽しい食事会となりました。

今年のお節作りでまたしても”一生もの”を買ってしまいました。
「鬼すだれ」
伊達巻を巻くためだけにある、ごつごつとした目の粗いすだれです。
これまでは普通の「巻すだれ」に割りばしなどで凹凸をつけて代用していたのですが、
ネットで見ていたら欲しくてたまらなくなってしまい、
合羽橋に出かけました。

一年に一度しか使わない、
伊達巻のためだけにしか使わないものがおよそ1,500円。

でも、一回買ったら一生使えるし・・・
もしかして他の料理にも使えるかもしれないし・・・
自分自身に言い訳しながらお店のおじさんに憧れの鬼すだれを見せてもらいました。
おぉぉっ。
ずしりと重く太い竹のすだれ。
おじさん曰く、途中に竹の節がなく細部までこだわった品。
一生ものだよ!
えーいっ!
買っちゃった。

「ちなみに、何か他の料理にも使えたりは・・・」
「しないね、伊達巻だけ」
がくり。
かくして、我が家のキッチンにはまた一つ、新たな仲間が加わりました。
私の試算によると、伊達巻きは市販のものが一本1,000円以上。
手作りすると、甘さ控えめでより美味しいものが300円ほどで出来る計算なので、
実家の分と2本巻くと・・・
ほ~ら、2年でもう元が取れちゃう♪

伊達巻初心者、美味しい物が巻けるよう頑張ります。

また来年。

本日、後場も担当します。
これから“復路”に入ります。

企業の時代

中嶋 健吉

2018/01/11 08:00

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*米国 「アメリカファースト」 

*インド 「メーク・イン・インディア」

*中国 「中国製造2025年」

*日本 「インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ」(IVI)

*ドイツ 「インダストリー4.0」


其々、各国が目指す企業活動のあり方です。 一見自国中心の排他的な印象を受けますが、先ず自国の製造業を強くし、グローバル市場に打って出る事を目的としているのです。 インドを除き、日米中そしてヨーロッパの悩みは「少子高齢化」が急速に進んでおり、内需に多くを期待できないところにあります。つまりグローバル市場での成否が国の将来を握っているといえます。


1990年代   パソコン 

2000年代   デジタル家電

2010年代   スマートフォン


経済の発展を支えてきたのは、高度に洗練された電子機器の進化でした。 しかしこうした機器も、基本は個人や会社が所有するものです。 従って製造業は使用者にとって、如何に利便性を高めるかのみに注力してきました。 そして2020年は、この枠組みを大きく変えるIOT、AIの時代の到来です。


IOTでは個人、会社保有の電子機器を広範囲に繋ぎ、全く新しい社会インフラが作り上がられます。 国が社会の仕組みを作るのではなく、IOTを通じて企業が作り上げるのです。 世界的に法人税の引き下げ競争が起こっていますが、此れも同一の競走基盤の整備と考えれば納得がいきます。 トランプ氏の反マスコミ、反ワシントンの姿勢も、既得権を振りかざす特権階級へ仕組みの組み替えを要求しているのかもしれません。 英国のブレグジットの動きも、既得権に守られ規制を連発するEUに対する反旗と言えます。


日本のIVIは、三菱電機、富士通、日産、パナソニックなどが参加し、業種を超え工場と工場、設備と設備を繋ぎ、通信規格、セキリュティの共通化を目指しています。 ドイツのインダストリー4.0では、大企業、中小企業も共通の情報システムを通じ、製品の受発注、部品調達、生産、配送、アフターサービスまでの工程の同期化を目指しています。 見えてくるのはものは、製造業のサービス化の動きです。 先進国が独占していたハイテク技術も、新興国が短時間位追いつくことが可能になります。 単一の物の優劣を競うのではなく、製造業がデジタルのデーターを自ら収集、分析して顧客が何を欲しているかを知る、物とサービスの融合があたし鋳付加価値を生むのです。 業種、国境、時間を跨ぎ、新しい価値の創造に向け製造業が一歩を踏み出したといえそうです。 

(中嶋)