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ブログ:Onevoice

受け渡しベースで平成の商い最終日。
30年という時間は走馬灯のように脳裏を駆け巡ります。
実感は「だいぶいろいろなことをした」でしょうか。
REITの研究で全米を駆け巡って小口化小商品を組成したこともありました。
支店の営業課長をやった時は部下に初めての女子総合職がいました。
その後はトレーディングルームで金法担当のトレーダー。
その頃から続けているマーケットレターが今では「兜町カタリスト」というメルマガに進化。
結局、ずーと続けて25年近くになります。
あるいはネット証券の立ち上げとともに仕組債を1年で6000億円組成したこともありました。
業界紙の編集長のポストに就いてからは完全にマーケットに即しての日々。
当時、約3年間毎週トップインタビューをやっていたことが今のIRの仕事につながっていると思えます。
リーマンショックも東日本大震災も超えてある今。
「平成時代」って新めて考えてみると、アッという間の時間軸。
書いた本も10冊以上になりました。
もっとも・・・。
格好良いばかりではなく悩みと試練ばかりの疾風怒濤ではありました。
とはいえ「なにはのことは夢のまた夢」。
「夢をあきらめないで」でもあります。
「さがしものは何ですか」はまだまだ続くようです。


平成の半分くらいの時間を使って週末などに行ってきたのはIR系の仕事。
そのIR。
先日ある企業のトップと話していたのは「進化するIR」という話題。
十年一日の如く同じプレゼンを繰り返す企業もあれば1回1回違ったIRを行う企業があります。
あるいは形は同じでも中身がその都度進化している企業があります。
この違いは何なのでしょう。
トップの意識の差、社員の創育工夫の問題。
あるいは業容の拡大や低迷という局面の違いがあるかも知れません。
残念ながら・・・。
株価が下がっていたり動いていないという側面もあるでしょう。
よく直面するのはIRの講演の最中に居眠りをする参加者が多いIR。
一方で全く寝ている姿が見えず参加者が輝いているIR。
この違いもどこに起因するのでしょう。
決して表面の派手さやツールの立派さではありませ。
IRに対する真摯な意識の差なのだと思います。
こちら側が聞きたいのは「明確な未来戦略」。
政策や外部環境に依存して業容が変化するなんて「あなたまかせ的な話」は聞きたくないものです。
企業の主人公としてどうやって業績を伸ばし企業を成長させるのかが一番聞きたいところ。
アナリストに迎合するような微細なところに入り込んでいく必要はありません。
大所高所の経営戦略が求められているのだと感じます。
そこをはぐらかして「EBITDA、とか1Qの業績」なんて顕微鏡みたいな話だと眠くなるのでしょう。
先週の日経では「投資家との対話促進」というIR協議会の活動実態調査が出ていました。
投資家との対話促進を実感している企業は63%。
「機関投資家などとの間で中長期的な対話が進むつつある」と現実を分析しています。
多くのIR担当者にとって投資家とは機関投資家。
個人投資家は文句の電話をかけてくる厄介なヒトたちという意識はまだ多いことでしょう。
その証拠に海外IRと個人投資家向けIRのスケジュールが重なると担当者は必ずと言っていいほど海外IRを優先するもの。
「ボストンではとかロンドンで」なんて自慢げに言う人は居ても「大阪で、福岡で」なんていう担当者は少ないようです。
ファンドマネージャーやアナリストなどと個人投資家を平等に扱える担当者が増えてきたときにこの国のIRは一皮むけるような気がしてなりません。
現状で個人投資家向けIR活動をしている企業は89%。
数はとても多いです。
しかし形だけでなく、機関投資家重視の姿勢ではなく、個人は個人として認識した上で行われるIRが求めらてくると思います。
「個人はおみやげ目当ての人が多いから」なんて言っていると手痛いしっぺ返しをくらうこともあるでしょう。
IRは学問ではありません。
そして業績に結びつく分野でもありません。
それでもIRを行う意味をよく考えることが企業側に求められるに違いありません。
簡単に言えば「ファンを増やす」ということ。
スポーツでも芸能でも数字をこねくり回してファンになる人は滅多にいないでしょう。
瞬間的に「アッ」と思ってもらう努力を企業が重ねることが一番大事なのだと思います。
それは決して見かけのパフォーマンスや饒舌な話法などではありません。
「感動できる企業の中身」が問われる時代になってきたということだと思います。
あるいは・・・。
決算短信や会社説明書という文字図形だけでは理解されにくかったり誤解されることもあります。
そこを埋めるのが顔と顔を合わせて言葉で補う対話。
ふれあうことで相互理解は進むでしょうし、それがIR。
結局、欲しいもの、求められるのは「未来への意思」ということ。
意思がなければ目標も漠然としてきます。
売上規模で50億円の企業も1000億円超の企業に対しても同様に欲しいのは「未来への意思」。
コレはトップや経営陣の思考の方向性ということ。
過去ではなく進化しての未来ということになります。
過去に饒舌、未来に寡黙は株式市場関係者の世界だけで十分でしょう。


あるIRイベントで聞いたトップの言葉。
「私は社員を尊敬しています」。
コレって言えるようで言えない言葉。
しかも社員は「会社大好き、仕事没入」。
時間軸は刹那的でなく数年単位で進んでいるのでしょう。
たぶん社長も社員も「仕事は感動を創造する企業だから時間はアッと言う間に過ぎ去っている」と感じている筈です。
そして「一期一会だから一瞬の時に全てを投入する」。
背景にあるのは「オンリーワン企業そしてナンバーワン企業」。
そういう覚悟とプライドが欲しいもの。
というか、それがあれば鬼に金棒です。

気になったのは「割高株、群がるマネー」という記事。
「10連休後の上昇の可能性を考え、持たざるリスクを意識する海外勢がPBRが高い成長銘柄に打診買い」。
そんなコメントがありました。
この「持たざるリスク」というのが曲者。
本当にそういうリスクがあるのかどうか、お目にかかった記憶はありません。
機関投資家というサラリーマン投資家にとっては運用競争での負けは失点。
しかし個人にとっては「持たないこと」は当然ながらリスクであることは少ないでしょう。
しかも「持たざるリスク」がリスクになったケースは滅多にありません。
この怪しい表現は相場のために消えて欲しいものだです。
もっともPBRが4.4倍のハーモニック、7.2倍の資生堂、6.6倍のファーストリテ。
バブルの頃のPBR4倍は行き過ぎだったという反省コメントなど忘れ「安定成長株」という不思議な言葉も登場。
かつては「Qレシオ」なんて珍妙な言葉もありました。
相場は理路整然と珍妙な解釈を提供してくれる場でもあります。
そんな解釈より、「クラスA相場」とか「日経平均採用銘柄のEPS増加」などの方がシックリします。

中間選挙の年の10月末から翌年4月末までの半年間のNYダウは1942年以降の全てのケースで上昇。
平均上昇率も約15%と大きい」というのもアノマリー。
因みに昨年10月末は25115ドル。
先週末が26559ドル。
平均上昇率の15%なら今週末は28997ドル。
昨年10月3日のザラバ高値26951ドルと終値ベースの高値26828ドルは上回ることになります。
アノマリーが必ずしも成就するわけではありません。
もしそうなったら「株というものは高いときには最上に、安いときには最低にみえるものだ」
この格言を噛み締めてみたいものです。

今年の勝ち負け(4月22日時点)。

月曜11勝3敗。
火曜9勝6敗。
水曜8勝7敗。
木曜4勝10敗。
金曜11勝5敗。

手前味噌ながら・・・。
「60歳台から始める株1年生」を出版したのは昨年12月25日。
当日の日経平均は1010円安の19155円。
良く26日にヒゲで18948円まで下げましたが終値は171円高の19327円。
結局出版日の12月25日が底値でそこから約4ヶ月で22300円台まで上昇。
上昇幅は3000円以上。
これまで本を出すと3ヶ月くらいは株高になってきたが今回はもっと長くなりました。
しかも出版日が安値。
本は売れませんが相場にとっては良かったようです。


替え歌を作ると株価が下がると言うアノマリーがあります。
だからしばらく控えていたのですが、どうしても疼くので作ってしまいました。


《兜町ポエム》

「優しいあの株」(夏ぞら)

重い売り物押し開けたら
まだまだウリが続いてて
めげすに歩いたその先に
知らなかった世界

安値を散らすウリすら
味方にもできるんだなぁ
切り取られることのない
赤いチャートの色を
臆病な投資家にも伝えたい

ルルル

板を見る度に泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた値を胸に抱き
たどり着いた高値

以下は今朝の場況。

「アノマリー通りにダウは下落」

3連休明けのNYダウは売り物優勢の展開で反落。
NYダウは48ドル安。
米主要企業の1~3月期決算の発表が山場を迎えるため取引を見送るムード。
ボーイング、ナイキなどが下落。
ユナイテッドヘルスは上昇。
1銘柄でダウを36ドル引き上げた。
原油価格の上昇でエネルギーセクターは堅調。
日中値幅は100ドル未満で安値もみ合い。
一方NASDAQは0.21%の上昇で8000ポイントの大台を3日ぶりに回復。
昨年10月上旬以来の高値水準だ。
S&P500も続伸。
ラッセル2000は0.36%安で中小型株は軟調。
「中国の指導部が景気を良くする方法は刺激策ではなく構造改革であるとの見解を示した」との報道.
中国の景気対策期待がややしぼんだ格好。
3月の中古住宅販売件数は年率換算で521万戸、市場予想の530万戸を下回って2カ月ぶりに低下。
シカゴ連銀全米活動指数は予想のマイナス0.10に対しマイナス0.15だったが反応は限定的。
10年国債利回りは2.59%水準。
ドル円は111円台後半での動き。
1980年以降、グッドフライデーの初日のNYダウは平均0.14%の下落。
昨日のNYダウは0.2%の下落。
NASDAQが0.34%安で最もアンダーパフォーム。しかし昨日は上昇していた。
中小型のラッセル2000は0.33%安で弱かったという。
昨日のラッセル2000は0.36%下落。
ただグッドフライデー明け後の2~3日後は平均0.2~0.3%上昇する傾向だとされる。
ダウ輸送株指数は11ポイント安。
SOX指数は0.01%上昇。
VIX指数は12.42。
SKEW指数は124.24。

「受け渡しベースで平成最後の商い」

週明けの日経平均は小幅続伸。
寄り付き12円安、終値17円高は一応日足陽線。
「高値圏にあった外需の多くが売られ内需に資金が向かうなど物色には変化も見られたが指数は値を保った」との見方だ。
グッドフライデーの週末と今週末からの10連休を控え売買エネルギーは低下。
東証1部のン売買代金は1兆6263億円と今年最低で1年4カ月ぶりの低水準。
今年19回目の2兆円割れとなった。
値上がり976銘柄、値下がり1058銘柄。
新高値88銘柄。新安値104銘柄。
騰落レシオは97.07。
NT倍率は13.73倍。
25日線からは2.4%、200日線からは1.5%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.666%。
買い方▲9.544%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.623%。
買い方▲17.054%。
日経HVは13.6、日経VIは15,83。
日経平均採用銘柄のPERは12.55倍でEPSは1770円。
PBRは1.13倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比変わらずの22240円。
高値22280円、安値22085円。
大証夜間取引終値は日中比10円高の22250円。
200日線(21880円)は数日で上向きに転じる気配。
週末までには25日線(21707円)が200日線(21880円)を上抜ける予想。
5日線(22201円)はサポートだ。
週足の一目均衡の雲の下限21397円奪還が望まれる。
週足のボリンジャーのプラス2σが22490円。
日足のボリンジャのプラス2σが22406円。
気学では「後場逆行して動く日」。
水曜は「上寄りしたら売り方針の日、逆なら見送れ」。
木曜は「戻り売り方針の日。但し急落したら利入れせよ」。
金曜は「安値にある時は小底入れを見る日」。
受け渡しベースでの平成最後は大団円が欲しい日。
(櫻井)。

 今週22~26日は平成相場としては最後の1週間。1989年1月8日から30年余り、この平成の時代の総括を行う週となります。

 株式市場の初立ち合いは1989年1月9日でした。その日の日経平均は3万0678.39円でした。さらに、その年の終値は3万8915.87円。“バブルの絶頂”として記録に残る株価です。
すべてが輝いて見えた時期でした。大きく駆け上がった後に迎えた谷間の深さも象徴的。金融危機下でITバブル崩壊と重なった2003年4月28日には7607.88円。さらに、リーマンショック時の2009年3月10日に7054.98円と、2度にわたって7000円台の安値を記録しました。リーマン後の安値から10年経った現在の水準は2万2200円。3万1816円下げて1万5146円取り戻したので戻り率は47.5%。もっとも、昨年10月の戻り高値が2万4270円だったので、その時点での戻り率は54%となります。

いずれにしても、大きな崩落の後の回復相場がまだ続いているということ。改元と符節を合わせるかのように屈折した相場。その意味で、この「平成」の時代は大きく上昇した「昭和」までの相場に対する歴史的な調整期だった-という位置づけでいいのではないでしょうか。

さて、本日22日から欧米各国を訪問する安倍首相。26日には米国でトランプ大統領と会談し、北朝鮮問題や日米TAG交渉について擦り合わせを行う予定です(27日にはゴルフの予定も入っているとか…)。してその前に茂木経済財政担当大臣とライトハイザーUSTR代表との交渉再開もあるようですが、トップ同士の会談を控えていては、中身のある話もできないでしょう。麻生財務大臣が安倍首相に同行し、日米財務相会談が開かれるため、為替条項の取り扱いについてはそこで協議される模様です。いったいどんな話が出るのか出ないのか…。

この26日には、米国での企業決算の発表がピークを迎え、日本では260社の決算発表が予定され、いよいよシーズン本番。24~25日に日銀の金融政策決定会合が開かれ、26日には米1~3月期GDP速報値の発表も、とスケジュール的には盛りだくさん。
この26日の株価は平成最後の日(週・月)の株価として注目されることでしょう。
(イワモト)


225は2万2千円超え

 昨日、日経平均は6営業日ぶりの下落でしたが、時間外の日経225先物はNY株高を受けてすかさず反発となっています。史上最高値まであとわずかとなっているNYダウに比べれば見劣りするものの、日経平均もどちらかと言えば強調です。


 相場の上昇を抑えて来た海外勢も(アノマリーとおり、なのかどうか分かりませんが)四月に入って買い越し基調で、四月は国内勢の売りと海外勢の買いという構図のようです。10連休を控えて、多くの市場参加者がポジションを控えめにしていると思いますが、買いポジションもあれば売りポジションもあるということで、ポジションの縮小が必ずしも株価下落につながるものでもないということなのでしょう。(ファーストリテイリングの株価の動きの如きは、売り方の買戻しを連想させるものです。)


 いずれにしましても、どうやら米株市場は、「ゴルディロックス」状態に戻ったようです。となりますと、ここからはゴルディロックス相場の「持続期間」を意識しながら進む、ということになるのでしょう。


 米国の企業決算発表シーズン → 日本の10連休 → 日本の企業業績発表シーズン、という流れの中で日本株相場をどう想定するか、ということで、特に日本企業では出て来る業績数字がおそらくはあまりよくない、はずですから、株価への織り込みを考えた上でどんな反応をするのか、読むのはなかなか難しい、となれば、まずはいろいろ数字が出て来てから行動しよう、となる市場参加者が多そうではあります。


 米ゴルディロックス相場の持続時間を考えながら、以下のような材料がどう相場に影響しそうか、といったことを考えておくところかもしれません。


・米企業、1-3月、11四半期ぶり減益(ただし、5%程度?) → 株価にどう反映するか?

・アノマリー、セル・イン・メイ(5月に売れ)とならないかどうか・・

・日本企業の決算を受けた株価の水準訂正(下落)をどう想定するか?

・米中、日米などの貿易交渉の影響

・欧州の情勢

・地政学リスクと資源価格動向

等々。


 去年もゴルディロックス相場の生成と波乱という相場でしたが、おそらくはこれから今年の相場も同じように変動の大きいものになるのでしょう。


平成時代を振り返る

日経平均の推移

・平成元年12月29日、日経平均史上最高値3万8,915円示現

・平成20年10月28日、日経平均ザラ場で7千円割れ(6994円) ← リーマン・ショック時の暴落

・そして昨日、平成31年4月17日の日経平均終値、2万2,090円


 平成の30年間で日経平均は、20年間で最高値から約5分の1に下落して、その後10年かけて3倍くらいに戻り、最高値の6割くらいの水準に回復、という推移でした。(日経平均は2000年夏に構成銘柄を大幅に変更してしまいましたので、その影響は小さくないのですが、一応連続して来たと見ても差し支えないでしょう。)


バブル崩壊と立て直し

 平成の30年間は、バブル崩壊とその立て直しの時代だったと見ることができると思います。その象徴として、

・大手銀行の行名がすべて変わった。

・多くの大企業が再編された。

などの事実を挙げることができます。


日本企業のビジネスモデル

 バブル崩壊と建て直しと同時に、日本企業が世界的な経済情勢の変化に合わせてビジネスモデルを変えて来た時代だったとも言えます。

・金融は何とか建て直した。

・自動車業界は生き残った。

・家電、半導体はほぼ全滅、しかし、素材と部品、一部のニッチな製造業はより強くなった。

・IT革命のリーダーとはなれなかったが、一部の業界ではプラットフォーマーとなることができた。(例えばゲーム。)


日本の国際的プレゼンス

 世界一の金持ち国から、世界で20番目くらいの国に落ちぶれた、というのが数字面からの評価になるのでしょうが、その実「極端からもっとも遠い国」といった評価が定着して、それなりの国際的プレゼンスを確立したのではないかという気がします。


社会

 マスコミ的には大問題山積というところでしょうが、実際のところ平成の30年間で社会が安定し、国民の満足度は高まったのではないかという印象を持ちます。


令和時代は?

 冷静に想定する、とか、期待を込めて見通す、とか、見方がいろいろあり得ますから難しいのですが、今現実に起きている現象としてSOX指数の動きに注目しています。今年に入って、それこそスカイロケット的に上昇しているのですが、これが何を指示しているのか?興味深いところです。 


 平成元年当時、高いPERに買われていた日本の不動産株の株価水準が正しく将来を織り込んでいたとしますと、平成の時代は「ウォーターフロント」とか、「国際金融都市、トウキョウ」といったことになっていたと思いますが、実際はそうはなりませんでした。


 今、SOX指数は世界経済のどんな将来像を織り込んでいるのか?そして、その将来において日本企業が勝ち残って、株式投資に十分な利益をもたらすことができるのかどうか?今の時点では、(当然のことながら期待を持って)令和時代は再び日本が輝く時代になる、と言うしかないのでしょうが、どんなリスクが潜んでいそうか、についても考えておきたいところです。(確実に言えるリスクは、相場変動が激しいものになりそうだ、というものでしょうか?)


個別銘柄

 これまで番組の中で取り上げたいくつかの個別銘柄の株価チャートを眺めながらいろいろ考えてみたいと思います。


2019年4月19日

証券アナリスト

松下律

ツイッター・アカウント

@shokenanalyst

今年母が古希を迎えまして、
記念に子供たちから両親に旅行をプレゼントすることにしました。

「オーロラを見に行きたい!」
なんて途方もないことを言い出したらどうしようかとドキドキしていたのですが、
新婚旅行で行った九州に行きたいと。
旅行会社にお願いして特別プランを練ってもらいました。
長崎から、鹿児島、指宿まで飛行機や新幹線を組み合わせたフリーの2人旅。
事前に旅行情報誌を送り、
タブレットPCで写真を撮る方法を教え、
家族総出で準備。

旅行中は行程表を見ながら、
「今飛行機に乗ったあたりだな・・・」
「無事着いたかな・・・」
「乗り換え間違えずに行けたかな・・・」
気を遣わないよう、逐一連絡しなくていいからね、とは言ったものの
夫婦合わせて140歳になった両親。
心配で心配で、
それぞれの旅館到着の報から帰宅の報まで
受けた時にはホッと胸をなでおろしてしまいました。

いつから親子関係が逆転したのでしょう。
若々しい両親がずっと自慢だったのですが、
おかげさまで揃って元気とはいえ、
車の運転や物忘れの様など見ていると、歳をとったな・・・と感じることがあります。

旅をプレゼントしてみて初めて分かったのですが、
親として子供たちを海外に送り出した時。
東京や福島などに送り出した時。
心配度合いなど、今回の九州旅行どころの比ではなかったでしょう。
私自身、親になる機会のないままここまで来てしまいましたが、
親の心を知り、改めて心から感謝をしました。

楽しかった~!!ありがとう。
タブレットの写真を見せては嬉しそうに父と旅行の話をしています。
ささやかながらいいプレゼントができました。
次はどこがいいかしら。
たくさん恩返しします。

TV画面いっぱいに広がるノートルダム大聖堂から立ち昇る炎を、ただ見つめていました。  それほどのショックです。  山一證券で足掛け11年近く滞在したパリ時代、特に新米駐在員だった1970年代には、毎週数組の本社依頼の訪問客の観光アテンドも主要な仕事の一環でした。 短期滞在の顧客に対し絶対に落としてはならない場所として、個人的にランク付けしたのは (1)ノートルダム寺院(2)凱旋門(3)ルーブル美術館(4)エッフェル塔―シャイヨ宮(5)モンマルトルの丘―サクレクール寺院 になるでしょうか。  特にパリ初体験の顧客にノートルダムを落とすと、帰国後のパリ体験談が成立しないとの指摘も数多くの顧客から言われたものです。 その結果いわゆる数えきれないほどノートルダム大聖堂を訪れたものです。


日本人にノートルダム大聖堂が身近に感じられるのは、文豪ビクトルユーゴの 名作「ノートルダム・ド・パリ」の映画化の影響でしょう。 日本では「ノートルダムのせむし男」として封切られました。 特に有名なのは1939年制作のせむし男カジモドを「チャールス・ロートン、ジプシーの女性エスメラルダをモーリン・オハラが演じたものでしょうか。 更にその人気を決定付けたのは1956年制作のもので、カジモドをアンソニー・クィーン、エスメラルダをジーナ・ロロブリジーダが演じ世界的にも高い評価を得ました。 個人的には中学生の頃と思いますが、TVで1939年版も見てひどく感動したことを覚えています。 年配の方では殆どの人が、どちらかの映画を、もしくは両方みているはずです。


これほどの大火災ですが、宝物の多くが無事だったのは不幸中の幸いでした。 特に観光客の記憶に残るのはステンドグラスの美しさでしょうか。 焼け跡の映像を見る限りステンドグラスの多くは残っているように見えます。 全てが無事であることを祈るばかりです。 個人的に訪問客の案内ルートとして、ノートルダム聖堂の大仕掛けのステンドグラスを堪能した後、近くの最高裁判所内にある小さな教会サン・シャペルの2階にある、全面ステンドグラスを見るのが定番でした。 小振りで、密度の高いサン・シャペルのステンドグラスの美しさは、ノートルダムとの対で成立すると個人的には思っています。  世界の歴史、文化、宗教遺産としてだれもが認める大聖堂の早い復旧を祈るばかりです。 

(中嶋)