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ブログ:Onevoice

電気自動車に関る報道が続いています。ここ数日でもアップル、中国ネット検索大手百度(バイドゥ)などが製造販売への進出を表明しています。テスラの成功が示すように、製造に於ける技術的なバリアが高くない、との認識が広まったのかもしれません。ガソリン車が約3万点の部品を必要とするのに対し、エンジンの要らないモーターで動く電気自動車は、部品点数がその半分で済むと言われています。ガソリン車はエンジン内で上下するピストン運動を回転運動に変える必要があり、其処に技術の要が有り、それに伴う部品数も多くなります。一方電気自動車は、モーターの創る円回転をそのまま動力として活用できるメリットがあります。エンジン回りの部品点数が少なく済み、その為異業種からの参入も難しくないのでしょう。

専修大学の鈴木教授の著書に興味ある指摘があります。1901年のニューヨーク自動車ショーには、エンジン自動車とともに鉛蓄電池を搭載した電気自動車、蒸気自動車が出店し、それぞれ違う3つの技術を競い合い、本命はまだ見えていなかったとか。しかしその後テキサスでの油田発見、自動車レースでのガソリン車の優位性などもありエンジン車優位が確立するのです。一方既に存在した電気自動車にとっては、電気供給のインフラがなかったことも劣後する原因の一つでした。

日本でも1917年、GSユアサ創業者の一人島津源蔵氏が2台の電気自動車「デトロイト号」を輸入しています。自ら開発した日本初の充電出来る鉛蓄電池を搭載し、一回の充電で40キロ走る事が出来た為、自ら通勤に使っていました(日経報道)。

トヨタも長い歴史をもっています。自動織機で成功したグループ創始者の豊田佐吉氏は、1925年に当時としては破格の懸賞金を付け、小型大容量の蓄電池の開発を公募しているのです。その後1939年に蓄電池研究所を設立、飛行機、自動車の動力源としての蓄電池の開発を始めているのです。現在トヨタの注力する全固体電池の開発に繋がっています。

歴史を振り返っても電気自動車に新規性は有りません。又参入も容易なことから、将来の成否を決めるのは自動車を作る事ではなく、作った車にどれだけの付加価値を創ることができるかにかかっています。その意味でアップルの参入は新しい自動車像に向けての第一歩になる可能性があり、戦国時代入りの予感を感じさせます。
(中嶋)

36年ぶり

櫻井 英明

2021/01/13 10:52

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相場はすべての参加者の結論を表現するもの。
逆に言えば「相場が結果である以上、それは正しい」とうこと。
しかし、しばしば間違えるのは、その市場を取り巻く市場関係者の解釈。
特に海外マターについては、変な解釈は多いようです。
2016年のトランプ大統領当選の時もそうでした。
日本はネガティブなのに当のアメリカはポジティブにとらえた結果、多くの市場関係者の見通しは外れました。
もしもジョージア州で民主党が2議席獲得ならば議会のねじれば解消。
そして民主党の政策は大規模な景気刺激策。
だから景気は急速に上向く。
ココまでは一致した見方。
別れたのはその先。
景気が回復すれば、金利は上昇。
そして民主党政権は増税に動く方向。
このシナリオを警戒した向きが多数意見。
でも、時間軸をまじめに考えれば「景気刺激ー景気急回復」。
これが先に来ること。
そのあとに利上げや金融緩和縮小、増税。
いったいどれくらいの時間軸でのシナリオだったのでしょう。
今日、景気刺激して、来週増税するというような理解だったのでしょうか。
少なくとも警戒要因は半年以上先のこと。
その前提条件が景気の急回復である以上、株価はそれを享受するだろうというのがフツーの思考法でしょう。
先の恐怖を煽り立てていかにもすぐにやって来そうな風情を醸し出すのが多くの市場関係者。
このシナリオは株式市場よりもFXや商品先物市場の得意なところです。
結果はジョージア州は2議席とも民主党。
株価は過去最高値を更新。
市場の声は「投資家は今後実施される刺激策に注目している。
追加の資金が投入されるのは市場にとってポジティブ」。
警戒論は後退し常識的発想に戻ってきた挙句の「いいところどり」。
昨年から続いている流れです。
見えない影の先の悪材料を重視し踊って騒いだ東京は一体何だったのでしょう。
残念ながら冷静に連騰を続けた台湾や韓国、上海に軍配が上がりました。
また東京の「トリプルウェーブ警戒論者」はジョージアの結果と相場について反論も反省もありませんでした。
こうなると、専門家は理路整然としばしば間違う」ではなく・・・。
「専門家は意味不明にいつも間違う」となるかも知れません。
戒めは「すべてのイベントは通過することが重要」ということでしょう。

「金利が上昇して株が上がる」。
起きているのは教科書的通説とは真逆の動き。
マイナス金利とかゼロ金利は、景気が良くないサインとすれば、当然の動きでしょう。
「金利上昇を警戒」という言葉はよく聞きますが、まだそういう局面ではないということ。
ようやくまともな金利になることに期待したいものです。
興味深いのは金融セクターの動き。
「金利上昇で運用が楽になる」との解釈だ。
そうかも知れませんが、金利上昇を喜んで、債券を買っても、その金利上昇は債券価格の下落に通じます。
償還まで保有するならともかく、途中売却やトレーディングを背景での債券投資には本来良くない局面。
それでも多少の金利を求めて債券に行くのだとしたら、ごれも「違うんじゃない?」と言いたいところ。
ココは教科書通りに「金利が上昇して債券は下落する」が妥当だろう。
「金利が上昇して債券が下落するのであれば金利が上昇して株価は上昇する」。
いつか夢見たグレートローテーションの世界。
常識と非常識が混載されているのが市場でもあります。

サンタクロースラリーについての検証。

クリスマスイブから年明けの2営業日までの7営業日。
NY株は強いといいアノマリー的にはサンタクロース・ラリーと呼ばれる。

NYダウは23日終値(30129.83ドル)新年2営業日目の1月5日終値(30391.60ドル)。
0.87%のプラス。
NASDAQは23日終値(12771.11)新年2営業日の1月5日終値(12818.96.
0.37%のプラス。
S&P500は23日終値(3690.01)新年2営業日の1月5日終値(3726.86)。
1.000%プラス。

1月の最初の5営業日が強いかどうかと言う「最初の5営業日早期警告システム」。
NYダウは31日終値(30606.48ドル)新年5営業日の1月5日終値(31097.9ドル)。
1.615%のプラス。
NASDAQは31日終値(12888.28)新年5営業日の1月5日終値(13201.98)。
2.43%のプラス。
S&P500は31日終値(3756.07)新年2営業日の1月5日終値(3824.68)。
1.83%のプラス。
これで1月月足が陽線となればNYの年間上昇の確率は高くなります。

市場は利害と正邪が混在するもの。
しかし多くの場合は利害が優先されるようです。
そんな市場を「正邪」で解釈しようとしても結構空しいことは多いもの。
「利害がすべてに優先するのが市場」。
そう考えるべきでしょうし「正邪の解釈」は市場外で行う方がスッキリするでしょう。

新国立競技場でのラグビー大学選手権は天理が早稲田に圧倒的勝利。
1982ー84年の同志社以来の関西勢の優勝。
日経平均の30年を超えて36年。
この時間軸の繰り返しは結構悪くないのかも知れません。
因みに優勝校と回数(両校優勝含む) 。

早稲田18・明治13・帝京9
関東学院6・同志社4・法政3
大東文化3・慶應3・日体2・天理1

以下は今朝の場況。

「反発」

火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
「景気回復への期待から景気動向に敏感なセクターが選好され小型株に買いが集中。
小型株主体のラッセル2000や金融、エネルギーといったシクリカル(景気循環)セクターが堅調」との解釈。
ラッセル2000は1.8%上昇。
過去5営業日のうち3営業日を最高値で終了。
年初来の上昇率は7.7%とS&Pの1.2%を上回っている。
ただ決算シーズンを控えた慎重ムードは否定できない。
トランプ大統領支持者の乱入事件を受けた議会での動きは警戒材料。
国債利回りは低下(価格は上昇)。
10年国債利回りは1.129%。
2年国債利回りは0.146%。
ドル円は104円台前半。
原油先物はサウジの減産が効いてバレル56.58ドル。
一時昨年2月以来の高値水準を更新した。
ビットコインは約3%安の3万4384ドルと失速。
SKEW指数は139.99と上昇。
35日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は65→69と上昇。

「出尽くし感か上値追いかの分水嶺」

火曜の日経平均は寄り付き135円安。
終値は25円高の28164円と3日続伸。
日足は3日連続陽線。
オプションSQ値27774円95銭に対して2勝。
TOPIXは4日続伸し1857ポント。
東証マザーズ指数は反落。
日経ジャスダック平均は8日ぶりに反落。
東証1部の売買代金は2兆8947億円(前日3兆1190億円)。
5日連続2兆円超。
値上がり1076銘柄(前日1725銘柄)。
値下がり1038銘柄(前日384銘柄)。
新高値125銘柄(前日129銘柄)。
新安値7銘柄(前日3銘柄)。
騰落レシオは102.41(前日103.96)。
NTレシオは15.16倍(前日15.17倍)。
9日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(26954円)からは△4.49%。
11日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は25231円。
右肩上がりの200日線(22907円)からは△22.95%(前日△23.14%)。
3日連続△20%超。
右肩上がりの5日線(27601円)から△2.04%。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.791%(前日▲19.446%)。
買い方▲4.683%(前日▲4.958%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.551%(前日▲13.857%)。
買い方▲13.799%(前日▲13.811%)。
売り方買い方逆転したままだ。
空売り比率は37.3%(3日連続40%割れ:前日39.3%)。
空売り規制なしの比率は5.2%(前日9.7%)。
日経VIは21.48と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは26.09倍(前日26.02倍)。
前期基準では20.87倍。
EPSは1079円(前日1081円)。
225のPBRは1.25倍。
BPSは22531円(前日22692円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.83%(前日3.84%)。
配当利回りは1.64%。
東証1部全銘柄だと予想PERは28.37倍。
前期基準では22.52倍。
PBRは1.35倍。
ドル建て日経平均は270.27(前日270.80)。
東証1部単純平均株価は1円安の2382円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2167円(前日2245円)
東証1部時価総額は691兆円(前日691兆円)。
火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比変わらずの28190円。
高値28265円、安値27940円。
225先物大証夜間取引終値は日中比60円安の28130円。
気学では「下寄りすると戻し、上寄りすると押し込む日」。
木曜は「吹き値売り方針の日」。
金曜は「人気に逆行して動くこと多し」。
ボリンジャーのプラス2σが27885円。
プラス3σが28351円。
昨日の日経平均はこのレンジで推移。
一目均衡の雲の上限が25538円。
46日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26681円。
勝手雲の下限は26616円。
RSIが72.58(前日71.35)。
RCIが92.86(前日90.11)。
アノマリー的には今日は「下げの特異日」。
明日は「最も上昇しやすい日」。
ポイントは通期見通しを引き上げた安川電とセブンアイへの評価。
出尽くし感が上値追いかの分水嶺だ。

《今日のポイント1月13日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
   SKEW指数は139.99と上昇。
   35日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は65→69と上昇。

(2)ダウ輸送株指数は182ポイント高の13051ポイントと反発。
   SOX指数は0.61%高の2988ポイントと続伸。
   VIX指数は23.34と低下。
   3市場の売買高は152億株(前日140.8億株、過去20日平均は121.4億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比変わらずの28190円。

(3)東証1部の売買代金は2兆8947億円(前日3兆1190億円)。
   5日連続2兆円超。
   新高値125銘柄(前日129銘柄)。
   新安値7銘柄(前日3銘柄)。
   騰落レシオは102.41(前日103.96)。
   NTレシオは15.16倍(前日15.17倍)。
   9日連続で15倍台。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)右肩上がりの25日線(26954円)からは△4.49%。
   11日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(22907円)からは△22.95%(前日△23.14%)。
   3日連続△20%超。
   右肩上がりの5日線(27601円)から△2.04%。
   3日連続で上回った。

(5)空売り比率は37.3%(3日連続40%割れ:前日39.3%)。
   空売り規制なしの比率は5.2%(前日9.7%)。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.791%(前日▲19.446%)。
   買い方▲4.683%(前日▲4.958%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.551%(前日▲13.857%)。
   買い方▲13.799%(前日▲13.811%)。
   売り方買い方逆転したままだ。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは26.09倍(前日26.02倍)。
   前期基準では20.87倍。
   EPSは1079円(前日1081円)。
   225のPBRは1.25倍。
   BPSは22531円(前日22692円)。

(8)ドル建て日経平均は270.27(前日270.80)。
   東証1部単純平均株価は1円安の2382円。
   (2020年末2341円、2019年末2327円、
   2018年末2077円、2017年末2946円)。
   東証1部時価総額は691兆円(前日691兆円)。

(9)ボリンジャーのプラス2σが27885円。
   プラス3σが28351円。
   前日の日経平均はこのレンジで推移。
   RSIが72.58(前日71.35)。
   RCIが92.86(前日90.11)。
   アノマリー的には今日は「下げの特異日」。
   明日は「最も上昇しやすい日」。
   ポイントは通期見通しを引き上げた安川電とセブンアイへの評価。
   出尽くし感が上値追いかの分水嶺だ。
(櫻井)。


コロナウィルスの感染拡大が止まりません。とうとう世界中で感染者数は9000万人に達しました。北半球が冬の季節にあるうちはこの数字が増え続けることになるのかと思うと、冬がうらめしくなります。

ストックボイスでもコロナウィルスへの対策は可能な限り万全なものを目指しています。ご存知のように、キャスターとスタッフが2班に分けられ、出社する曜日が隔日となっているのもそのひとつです。

私の場合、担当する曜日が「火曜日の前場、木曜日の後場」となります。私が「水曜日の前場」に戻ることがすなわち、コロナウィルスの感染が下火になったことを意味します。

火曜日の担当になって何か不都合があるかと言えば、おおいにあります。最も大きな点は、月曜日が祝日の場合の3連休明けを担当しなければならないことです。本日がそうです。

この週末、土曜日日曜日、それに祝日の月曜日は緊張の連続でした。大きな地政学的な変化や資産価格の変動、たとえば中東戦争の勃発やビットコインの急落などが休み中に起きないでくれえええ、と神さま仏さまに祈っておりました。休み中の日本経済新聞にはいつも以上に時間をかけて熟読し、休暇中の海外市場もいつも以上に入念にチェックします。

火曜日と水曜日とでこんなにも業務の密度は違うものかと、あらためて気がついて愕然とします。コロナ危機が去った時、通常の火曜日の担当に戻る櫻井キャスターや、普段から休暇明けの月曜日を担当する岩本キャスターには本当に頭が下がります。

ストックボイスの担当以外に変化があるとすれば、それはゴミ出しの曜日感覚がずれることです。私の住む地域では火曜日は資源ごみの回収日です。古新聞、雑誌、段ボール、アルミ缶などを早朝にゴミステーションに出しておかなくてはなりません。

私が通常通り、水曜日の前場担当の時は、火曜日の朝に私がそれらを運びます。新聞や雑誌はけっこう重いので重労働です。コロナシフトで火曜日の担当になると早朝にそれができず、代わって家内が運び出します。夜、帰宅すると新聞紙は重いからため込むなとか、雑誌は買うなとかチラチラ苦情めいたことを言われます。それが案外こたえます。

早くコロナウィルスが収束して、普段の日常生活に戻ってほしいものです。
(スズカズ)

箱根駅伝は駒澤大学が劇的逆転勝利を果たしましたね。

2位となった創価大学は全10区間のうち4区途中から首位に立ち、

往復217.1キロ中、先頭を走った距離が実に143.6キロ。

最後のわずか2.1キロで大逆転をされてしまう訳で、

勝負とは分からないものです。


すがすがしかったのは創価大学のチームメイトです。

逆転を許してしまったアンカーの選手のことがとても心配でしたが、

「自分たちは総合3位が目標だったんで。」と笑顔。

美しいスポーツマンシップを見せてもらいました。


番組の中でもお話ししましたが、

区間賞を獲った選手の中には、自身の持ちタイムがその区間では下位に位置していた人もいます。

それでも有力と言われてきた選手たちを押さえて記録を打ち立ててしまう。

タスキの力、チームの力とはものすごいものだと改めて思いました。


今回はコロナの影響で予定されていた試合がなかったり、時期がずれたり。

一時解散して親元で自主トレをせざるを得ない選手も数多くいましたし、

いろんな意味で翻弄された大会だったと思います。

小中学校の頃からここを目指してきて、

ごく一部の実業団に進む選手以外の4年生はこの大会を最後に競技人生を終えます。

完全な状態でレースをさせてあげたかったと思う気持ちと、

それでも大会が開催されたことに感謝をする気持ち。

いろんな気持ちがごちゃ混ぜになった第97回箱根駅伝でした。

各方面からラジオ中継を聞いたとお声掛け頂きました。

今年も中継に関われたこと、心から感謝しています。


さて、

怒涛の日々を何とか乗り越えて、

今年念頭に誓ったこと。

「学ぶ」

経済の勉強、英語の勉強、趣味の料理、着物、PCなど。

いつか、はない。

時間は待ってくれない。

一日一日を大切にしようと思います。


まだしばらくは臨時体制が続きそうですが、

今年もストックボイスをどうぞよろしくお願いいたします。




今年もどうぞよろしくお願いします。


 大発会からいきなり三日続落でしたが、昨日は今年初の前日比上昇となりました。

 今週のニュースや出来事を振り返ってみたいと思います。


・ビットコイン価格3万ドル超え、法人のビットコイン買いが本格化したという見方がありました。


・原油価格が上昇、WTIは1バレル50ドルを突破しました。経済の現状から見ますとやや奇異な動きに見えますが、要は何らかの材料で原油価格が上昇することを期待する投資(投機)マネーが流入しているということでしょう。


・12月ISM製造業景況指数、予想を上回る60.7。非製造業指数も予想以上。一方で、ADP雇用統計は、予想を下回る12.3万人の減少。まだら模様と言いますか、アメリカでも新型コロナの影響で雇用の回復は鈍いようです。


・ジョージア州上院議員選挙で民主党2勝 ⇒ トリプル・ブルー(ブルーウェーブ) ⇒ 米長期金利10か月ぶりに1%超え ⇒ 株価上昇、ドル上昇。4月から続いて来たゆるやかなドル安円高トレンドが変わるかどうか?注目です。とはいえ、円ドルレートは102円台でもあまり違和感がなくなった感じもします。


・円ドルレートと日本株のデカップリング。


・中国通信会社の米国上場廃止 ⇒ 数日で決定撤回⇒ 上場廃止再結締。決定が二転して結局上場廃止ということに。何があったのか?バイデン政権での意味合いが何なのか?奇妙な動きではありました。


 株価は一気に突っ走って、1-3月のうちに今年の高値を付けに行くのか?そろそろ良いとこ取りの限界となって少し大きめの反落となるのか?どちらかに賭ける価値があると判断できる状況なのか?興味深い1月相場にはなりそうです。


株価の相

 放送の中で時々触れている話ですが、私は株価形成に注目して、株価の相というものを思い浮かべておくといいのではないかという気がいつもしています。


 株価の相とは、人相とか手相とかと同じで、株価形成の特徴を表そうというものです。私は株価の相として、次の4つくらいを考えておくといいのではないかと思っています。


1. バブル相    投機的な資金によってPER50倍以上といった割高な株価の相。


2. 成長株の相   投資家が成長率に見合うPER(30倍~40倍といった感じで)で買って来る株価の相。


3. ふつうの株の相 変化する業績見通しに応じて投資家がPER10倍~20倍といったレンジで買って来る株価の相。


4. ダメな株の相  低PERであろうが、低PBRであろうが、投資家も投機筋もほとんど興味を持たない株の株価の相。


 株価の相を意識する目的は、それぞれの相によってその株価への対処を変える方がいい、ということがあるからです。


1.バブル相の株価への対処    新規買いでの長期保有は避ける。バブルの崩壊に付き合わないように気を付ける。


2.成長株の相の株価への対処   株価がその企業の利益成長に見合った水準かどうかを常に確認する。あるいは、成長株の株価はしばしばバブル化するので、そういうことがありそうかなさそうかを見極める。


3.ふつうの株の相の株価への対処 業績の見通しに見合った株価水準にあるかどうかを常に確認する。


4.ダメな株の相の株価への対処  その会社が破たんしなかどうかを見極める。ダメな状態から脱することができる条件について確認する。


付記

 いつも私は投資と投機を分けて考える、と言っているのですが、先週のコメントへの付け加えです。

・投資で一番重要なこと ⇒ 投資対象の投資価値の見極め

・投機で一番重要なこと ⇒ 資金管理(ポジション管理など)


2021年1月8日

証券アナリスト

松下律