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ブログ:Onevoice

以前にこのブログにも書いたことがあるのですが、

私には尊敬するバレエダンサーの方がいます。


チャコットに生徒として通っていた時に出会った

大好きで尊敬する先生です。


その方がご自身のスクールを主宰されるようになってから

発表会の会場アナウンスを担当させて頂いています。

昨年の春、発表会を行う予定でしたが、コロナで延期。

その後ずっと音沙汰がなかったのですが、

この秋に舞台を開催することになったとご連絡を頂きました。


コロナ禍での発表会、

そこにはたくさんの変化がありました。

まず演目を2日に分けて、二日間開催へ。


客席は距離を保つため空席を作ったり、

会場内完全飲食NGにするなどの感染対策。


通常は当日その場で舞台袖で行う会場アナウンスも

一人でも人が少ない方がいいという考えのもと、

事前収録の形となりました。


当日の空気感をイメージしながらの収録。

皆さんが気分よく踊りだせるように想像しながら行いました。


そして、大勢で踊る演目は一つだけ。

それ以外は全て「ソロ」、つまり一人だけで踊る演目とし、

発表会ではなくパフォーマンスという名前での開催となっていました。

参加者ほぼ全員が一人一曲ずつソロを踊る。


複数人での踊りは練習時から本番まで感染確率が高まります。

一人ならそれは防げる。

単純ですが、こういう状況にならなければ思いつかない選択肢だと思います。


4歳からバレエを習ってきた私ですが、

ステージ上でソロで踊ったことはほぼないのです。

ソロはバレエを習っていたら、憧れのはず。

ずっと発表会がなく、レッスンもままならない中、

生徒さんたちのモティベーションも高まると思います。


この状況だからこそ生まれた、新しい舞台の形。

可能性の広がりを感じました。


同じバレエの話では、

新国立劇場で、5月に「コッペリア」無観客ライブ配信という試みもありました。

緊急事態宣言を受けて公演が中止。

作り上げてきた舞台をお客様は入れずに

配信の形で発信する。

これも新しい形です。


苦しい状況が長引く中で、今の最善を探り、

今だからこそできることを生み出す。

バレエに限らず、あらゆる業界で今、そういうことが

起こっているのではないでしょうか。

人間の考えるという力、立ち向かう姿は尊く、

励まされる思いです。


ちなみに、私はもう2年近くバレエのレッスンに行くことができていません。

レッスンが恋しく、バレエのバーレッスン用音楽を流し、

家の中で上半身運動を行うだけの日々。

他のダンスや体操もいろいろ試しましたが、やはり私にとっては

バレエが一番合っているようです。

新しい形の舞台の発展を願うとともに、

早く安心してレッスンに行き、舞台袖でアナウンスができる日が戻ることもやはり願わずにはいられません。


マーケットにたずさわる人間はだれしも、相場の先行きを当てることに必死です。当たった、当たらなかったという点は資産を運用するという観点から、あるいはマーケットにおいてその人の発言力を高める、信用を勝ち得るという点で非常に重要です。

起こりうる可能性を集め、先行きの筋道を立てて、それが起こりうる可能性を考えます。発表する時は本当に必死です。それでもあまり当たりません。神さまは人間に未来を見通す能力をお与えにならなかったのです。

私自身、「当たった、当たらなかった」という点で毎日喜んだり、落ち込んだりしています。落ち込むことの方が多いのが実情です。本当に未来の予想はむずかしいものです。

そこでできるだけ予想という部分を減らして、事実だけに着目するという手法に走ります。その企業が実際に提供している製品やサービスであったり、企業を構成している組織のメンバーであったり、市況関連企業であれば製品価格の動向であったり、予想や見通しの入り込む余地をできるだけ少なくしてゆく方向性を探します。

ひとりの人間のやることですから、事実だけに着目して世の中を見まわす方法にはどうしても限界があります。そういう時は他人の眼や耳に頼ります。新聞や雑誌には時間の許す限り目を通すことにしています。定期的に街の図書館に通って雑誌を読み込みます。

世の中のすべてを見る必要はありません。自分の好きなジャンル、得意な分野、興味のあるところだけにフォーカスして集中的に目を通します。書籍もよいのですが、機動性と関心の深さという点では雑誌が一番です。特に特定分野に特化した専門誌がいいですね。

ネットの勢力拡大に押されて雑誌の発行部数が減っていると聞きますが、それだけに今の世の中に残っている雑誌はやはり手ごたえがあります。今日から9月、読書の秋です。雑誌や新聞に埋もれる暮らしにずっとひたっていたいものです。
(スズカズ)

一路

櫻井 英明

2021/08/31 07:23

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai
いつも脳裏に浮かぶのは8月28日。
ドイツの文豪ゲーテの誕生日(1749年)。
「どんな方法で世界を知ろうと、明と暗の両面があるという事実は変わらない」というのは彼の名言。
「神は、移ろいやすいものだけを美しくした」。
「大切なことは、大志を抱き、それをなし遂げる技能と忍耐をもつことである。
その他はいずれも重要ではない」。
「私は常に敵の功績に注意を払い、それによって利益を得た」。
「何かを理解しようと思ったら、遠くを探すな」。
ゲーテが株式投資のメンタル育成に役立つと考えたことはありません。
もっとも相場は「疾風怒濤」。
ゲーテの言はふさわしかも知れません。
名作「ファウスト」の「もっと光を!」よりもわかりやすく感じます。

そして9月3日はドラえもんの誕生日。
2112年9月3日。
トーキョーマツシバロボット工場で製造されたという設定。
黄色の子守用ネコ型ロボットを生産していましたがそこでトラブルが発生。
ネジが一本外れた一体ができてしまいました。
人間に近い個体ができてしまう場合も不良品扱いとされドラえもんは不良品と判断されたという設定。
型番R−01。
特価200000円。
この20万円というのが最近のロボットの価格と似ているのが興味深いところです。

★月末安の歴史(11カ月連続安)

 7月末498円安(→497円高)
 6月末21円安(→84円安)
 5月末289円安(→45円安)
 4月末241円安(→518円高)
 3月末253円安(→210円高)
 2月末1202円安(→697円高)
 1月末534円安(→427円高)
12月末123円安(→185円安)
11月末211円安(→353円高)
10月末354円安(→318円高)
 9月末353円安(→売買停止)
 8月末257円高(→1円安)
 7月末629円安(→485円高)
 6月末293円高(→166円安)

★8月SQ値は28093円。
8月月足陽線基準27781円。
6か月連続月足陰線の分水嶺。

★2021年3月月中平均29315.26円
 トピ1945.84ポイント

相場観測で最悪なのがトレンド追随型相場観。
上げれば強気、下がれば弱気。
弱気の権化のような頑固さも相場の上昇が5日も続くと「やっぱり株」。
この遅効性が実は相場の邪魔者。
他人のトレンド追随ではなく、素人でも個人独特の逆張りの方に軍配が上がるような気がします。
所詮、どんなに立派なコメントでも、間違った時に面倒を見てくれる訳ではありません。
だから邪魔なだけ。
必要なのは「方向性・時間軸・タイミング」への個々人の自分の洞察。
「独行其道」、「積水成淵、 積土成山」。
そして「真実一路」でしょうか。

以下は今朝の場況。

「恐怖と欲望指数は50→57」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは反落。
NASDAQとS&P500は小幅続伸。
終値べースでの最高値を更新。
S&Pは過去5営業日中4営業日、NASDAQは6営業日中5営業日に終値での最高値を更新。
アップルが3%上昇、過去最高値を更新。
マイクロソフト、アマゾン、アルファベットが上昇。
S&Pは月間ベースの連騰が2018年以来最長。
長期金利の低下を受けて金融セクタが売られたことからNYダウは一服。
7月の中古住宅販売仮契約指数は前月比1.8%低下し110.7。
低下は2カ月連続。
市場予想は0.4%上昇だった。
前年同月比では8.5%低下。
10年国債利回りは1.27%まで低下する場面があった。
10年国債利回りは1.280%。
2年国債利回りは0.203%。
次のターゲットは雇用統計。
発表後はレイバーデーの3連休み。
ドル円は109円台後半。
WTI原油先物は0.47ドル(0.6%)高の69.21ドル。
SKEW指数は157.25→162.43→157.99。
恐怖と欲望指数は50→57。

週明けのNYダウは55ドル(0.16%)安の35399ドルと反落。
NASDAQは136ポイント(0.90%)高の15265ポイントと続伸。
高値は15288ポイント。
S&P500は19ポイント(0.43%)高の4528ポイントと続伸。
高値は4537ポイント。
ダウ輸送株指数は69ポイント安の14836ポイントと反落。
SOX指数は0.29%高の3446ポイントと続伸。
VIX指数は16.19と低下。
合算売買高は87.7億株(前日86.7億株、過去20日平均は89.5億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比45円安の27695円。
ドル建ては大証比日中比45円安の27695円。
ドル円は109.92円。
10年国債利回りは1.280%。
2年国債利回りは0.203%。

「月末安は11か月連続」

週明けの日経平均は寄り付き226円高。
終値は148円高の27789円と反発。
一時27900円台もあったが上値は重かった。
上昇率は0.54%。
日足は2日ぶりに陰線。
TOPIXは1.11%上昇で反発。
東証マザーズ指数は2.02%上昇で反発。
日経ジャスダック平均は0.82%上昇で反発。
東証1部の売買代金は2兆4575億円(前日2兆1135億円)。
23日連続で2兆円超。
値上がり1853銘柄(前日880銘柄)。
値下がり2795銘柄(前日1175銘柄)。
新高値78銘柄(前日31銘柄)。
新安値9銘柄(前日30銘柄)。
騰落レシオは104.70(前日103.99)。
NTレシオは14.25倍(前日14.33倍)。
60日連続で14倍台。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりの25日線(27676円)からは△0.41%(前日▲0.09%)。
2日ぶりに上回った。
右肩下がりの75日線は28279円。
41日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(28241円)からは▲1.60%(前日▲2.05%)。
12日連続で下回った。
右肩上がりの5日線(27725円)から△0.23%。
2日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.037%(前日▲13.769%)。
買い方▲8.513%  (前日▲9.611%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲9.539%(前日▲9.245%)。
買い方▲19.745% (前日▲21.379%)。
空売り比率は44.8%(31日連続で40%超:前日43.6%)。
空売り規制なしの比率は6.4%(前日9.9%)。
微かな救い。
日経VIは18.02(前日18.46)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.02倍(前日12.91倍)。
11日ぶりに13倍台。
前期基準では17.79倍。
EPSは2134円(前日2141円)。
225のPBRは1.19倍。
BPSは23352円(前日23424円)
日経平均の益回りは7.68%。
10年国債利回りは0.015%。
東証1部全銘柄だと予想PERは15.38倍。
前期基準では20.89倍。
PBRは1.29倍。
東証1部単純平均株価は30円高の2443円。
東証1部売買単価は2415円(前日は2330円)。
東証1部時価総額は723兆円(前日は716兆円)。
6日連続で700兆円台。
ドル建て日経平均は253.18(前日251.31)。
週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比45円安の27695円。
高値は27920円、安値は27645円。
225先物大証夜間取引終値は日中比50円安の27690円。
気学では「押し目買いの日」。
水曜は「相場の分岐を司る重要日」。
木曜は「前日来一方に片寄って動く日」。
金曜は「買い方針堅持」。
ボリンジャーのプラス1σが27919円。
プラス2σが28163円。
マイナス1σが27432円。
マイナス2σが27169円。
一目均衡の雲の上限が28405円。
下限が28236円。
31日連続で雲の下。
勝手雲の上限は27776円。
下限が27702円。
11日ぶりに上回った。
勝手雲は黒くねじれた。
RSIが48.07(前日46.39)。
RCIが51.65(前日36.54)。
月足陽線基準は27781円。
月足は5カ月連続陰線。
前月末プラス基準は27263円。
月末は11カ月連続で下落中。
「月末安」のアノマリーの11カ月下落に対して、月初は7勝3敗1売買停止。

《今日のポイント8月31日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   NYダウは反落。
   NASDAQとS&P500は小幅続伸。
   10年国債利回りは1.280%。
   2年国債利回りは0.203%。
   ドル円は109円台後半。
   WTI原油先物は0.47ドル(0.6%)高の69.21ドル。
   SKEW指数は157.25→162.43→157.99。
   恐怖と欲望指数は50→57。

(2)ダウ輸送株指数は69ポイント安の14836ポイントと反落。
   SOX指数は0.29%高の3446ポイントと続伸。
   VIX指数は16.19と低下。
   合算売買高は87.7億株(前日86.7億株、過去20日平均は89.5億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比45円安の27695円。

(3)東証1部の売買代金は2兆4575億円(前日2兆1135億円)。
   新高値78銘柄(前日31銘柄)。
   新安値9銘柄(前日30銘柄)。
   騰落レシオは104.70(前日103.99)。
   NTレシオは14.25倍(前日14.33倍)。
   サイコロは5勝7敗で41.67%。

(4)右肩上がりの25日線(27676円)からは△0.41%(前日▲0.09%)。
   2日ぶりに上回った。
   右肩下がりの75日線は28279円。
   41日連続で下回った。
   右肩上がりの200日線(28241円)からは▲1.60%(前日▲2.05%)。
   12日連続で下回った。
   右肩上がりの5日線(27725円)から△0.23%。
   2日ぶりに上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.037%(前日▲13.769%)。
   買い方▲8.513%  (前日▲9.611%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲9.539%(前日▲9.245%)。
   買い方▲19.745% (前日▲21.379%)。

(6)空売り比率は44.8%(31日連続で40%超:前日43.6%)。
   空売り規制なしの比率は6.4%(前日9.9%)。
   微かな救い。
   日経VIは18.02(前日18.46)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.02倍(前日12.91倍)。
   EPSは2134円(前日2141円)。
   BPSは23352円(前日23424円)
   日経平均の益回りは7.68%。

(8)東証1部時価総額は723兆円(前日は716兆円)。
   ドル建て日経平均は253.18(前日251.31)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが27919円。
   プラス2σが28163円。
   マイナス1σが27432円。
   マイナス2σが27169円。
   一目均衡の雲の上限が28405円。
   下限が28236円。
   31日連続で雲の下。
   勝手雲の上限は27776円。
   下限が27702円。
   11日ぶりに上回った。
   勝手雲は黒くねじれた。
   RSIが48.07(前日46.39)。
   RCIが51.65(前日36.54)。
   月足陽線基準は27781円。
   月足は5カ月連続陰線。
   前月末プラス基準は27263円。
   月末は11カ月連続で下落中。
   「月末安」のアノマリーの11カ月下落に対して、月初は7勝3敗1売買停止。


今年の曜日別勝敗(8月30日まで)

月曜20勝13敗
火曜18勝14敗
水曜13勝21敗
木曜19勝12敗
金曜14勝19敗
(櫻井)。
せっかく国内で五輪&パラリンピックが開催されるのだからと、
今週末は両親と伊豆で行われるパラリンピックの自転車競技を観戦してから
1週間お休みを頂き、米国シンシナティへ。
現地の友人宅に泊めてもらって、
友人夫婦とシンシナティ・レッズで活躍する大好きな秋山翔吾選手の試合を観戦する。

なーんてつもりだったんです。
去年の初め頃は。

大リーグの年間試合予定と自分のスケジュール帳を照らし合わせ、
米の友人に連絡を取って互いのベストな日程を調整していた頃が一番ワクワク楽しかったなぁ。
パラのチケットは抽選の段階で外れてしまいましたが
チケットが手に入っていても結局は無観客に。
渡米して大リーグ観戦など夢のまた夢になってしまいました。とほほ。

東京2020パラリンピックが開幕。
様々なハンデを負いながら競技と向かい合っている選手たちの姿に
胸を打たれます。
競技に出会うまでのそれぞれのストーリー。
トップアスリートに上り詰めるまでの様々な努力。
五輪以上に「周りの人々に感謝の気持ちを伝えたい」というコメントを多く聞くように思います。

先月、トークショーで東京2020エンブレムのデザイナー野老朝雄さんのお話を伺いました。
オリンピック、パラリンピック共に、
組市松紋のエンブレムは、大中小3種類の四角形だけの組み合わせでできています。
オリンピックのほうは“和”を意識した円形。
パラリンピックは“上昇” Uの字のように上が開いたデザインで、

野老さん曰く、
「三角定規があれば小学生でも描けるデザイン。
両エンブレムともパーツは合計45個を組み合わせて出来ているけれども、
このパーツを60個にまで増やすとその組み合わせは237億以上にもなるという計算が出たんです!」
会場では実際、子供たちに積み木を触ってもらい
無限に広がる可能性を体験してもらいました。

等しく同じ数のパーツで出来る2つのエンブレム。
五輪期間から胸にこの2つのエンブレムのピンバッジを付けて放送に臨んでいますが、
じっと見てはそんな話を思い出します。

この週末は渡米&大リーグ観戦の代わりに、
話題を呼んだパラリンピックの開会式の映像を自宅で見ながら
ゆっくり過ごそうと思います。

 今週は月火と反発したものの、その後は「ジャクソンホール待ち」となってしまったようです。


 ジャクソンホールで何か新しいことが出て来ると思っている市場参加者は少ないと思いますし、終わってしまえば「何を期待していたのか?あるいは懸念していたのか?」すら忘れてしまうのでしょうが、イベントとしての重みはそれなりにあるということなのでしょう。


騰落の振り返り

 先週は日本ではトヨタ・ショックがありました。(8月19日木曜日後場、株価の反応としては翌20日が当面の安値。)


 トヨタ・ショックで下落した多くの銘柄はまだショック前の株価水準を取り戻していません。単にトヨタの減産という出来事だけでなく、米国経済の回復ペースの鈍化(米製造業のスローダウン)、とか、中国経済と共産党政府の政策への懸念、地政学リスクの高まり、とか、デルタ株の蔓延、とか、いろいろ懸念材料があっての下落だったからでしょう。(それにしては、米ナスダックはノー天気にも史上最高値示現となっていますが。)


 先週金曜日お終値から昨日までの各指数の騰落を振り返ってみます。


・日経平均       27013円 ⇒ 27742円 +2.7%


・日経500        2675ポイント ⇒ 2750ポイント +2.8%


・ジャスダック指数   3841ポイント ⇒ 3934ポイント +2.4%


・マザーズ指数     1034ポイント ⇒ 1095ポイント +5.9%


・DJIA         35120ドル ⇒ 35213ドル +0.3%


・ナスダック指数    14714ポイント ⇒ 14945ポイント +1.6%


・円ドル相場      109円80銭 ⇒ 109円89銭 やや円安気味


 7月以降負け組感の強かったマザーズがけっこうな勢いで反転上昇したかのように見えたこと、日米で見れば日本株が少し相対的に勢いを取り戻したのかもしれない、と思えること、米国では、大型株より小型株(ハイテク株)い勢いが見られること、などが観察されると思います。


 マザーズについて言えば、2月高値の期日明けという面があったのかもしれません。米国でナスダックが相対的に強いのは長期金利の下落傾向が反映しているのかもしれません。ただ、依然として高値警戒感の強い米国株相場という見方はできそうです。


イベント⇒株価へのインパクト、を考えてみる

 好材料が出たのに株価は下落、とか、好業績を発表したとたんに株価反落、といったことはよくあることです。逆に、悪材料の反応として株価反発とか、悪材料発表でも株価上昇、といったこともよくあります。


 相場の世界では「知ったら仕舞い」とか、「材料出尽くし」といった便利な言葉があって、意外な相場の反応を説明する、と言いますか丸め込むとか言いくるめる、といった雰囲気のところがあります。


 株価はいずれにしましても「誰かの売買の結果」として形成されるものですから、その誰か、を意識して次のように考えてみます。


・売買の主体を「投資家」と「投機筋」のふたつに分ける。


・それら二つの売買行動を「売り」と「買い」に分ける。


 そうしますと、売りと買いは、だいたい以下のようになりそうで、それぞれの「株価へのインパクトの大小」も含めて見てみると以下のようなパターンになると思います。


1.投資家の「仕込み買い」 ⇒ 株価へのインパクト「小」(投資家はできるだけ安値で株を買いたいでしょうから、こっそり買うでしょう、少なくとも初めは。)


2.投資家の「利食い売り」 ⇒ 株価へのインパクト「中程度」(投資家はそっと利食い売りしたいでしょうが、買いが少ないとなれば、思い切って利食い売りすることもあるでしょうから。)


3.投資家の「投げ」 ⇒ 株価へのインパクト「」(ポジションを無くそう、となれば、思い切り投げ売りするでしょうから。)


4.投機筋の「買い」 ⇒ 株価へのインパクト「」(株が欲しいのではなく、株価が欲しい、という場合が多いでしょうから。)


5.投機筋の「売り」①買いポジションの利食いの場合 ⇒ 株価へのインパクト「中程度」


6.投機筋の「売り」②買いポジションの投げの場合 ⇒ 株価へのインパクト「」(とにかく売ってポジションを解消しなければならないでしょうから。)


7.投機筋の「空売り」 ⇒ 株価へのインパクト「」(売り崩しを狙って空売りするのでしょうから。)


 こうして見ますと、投資家が利食い売りする、ということを考えますと、好業績発表時に彼らが利食い売りするとすれば、株価の下落に合点が行くかもしれません。


 唐突ですが、私は株価のテクニカル・チャートの中で最もポピュラーなのは、MACDではないかと思っています。


 株価へのインパクトが大きいのはいずれにしましても「投機筋の売買」ということが分かる訳ですが、そうだとしますと、過去●●日の移動平均=投機的なポジションの「コスト」と見て、そのポジションの持ち主がどういう売買行動を取りそうか?を思い描くのに移動平均線が役に立つに違いない、という発想からしますと、MACDに注目する人が多いというのは理解できる気がします。


2021年8月27日

証券アナリスト

松下律