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見出し

櫻井 英明

2021/12/28 07:28

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政府の2022年実質GDP見通しは「3.2%」。
実現すれば2010年度の3.3%以来の高い伸び。
2022年度一般会計予算は107兆円と過去最高。
防衛費が5.4兆円。
量子やAIなどの科学技術予算は1.3兆円。
欧米に比べると見劣りはするがやる気はありそうです。
日銀の黒田総裁は「円安は家計にはマイナス」と講演。
ようやく誤謬の訂正に動きてきた印象。
ひょっとすると2022年の相場は「仮面の解釈」から「素顔の解釈」が主流になるのかも知れません。

サンタクロース・ラリー(SCR)への期待というアノマリー。
年の最後の5営業日と年明けの2営業日まで7営業日の間、米株が強含むというジンクスです。
クリスマスの2日前にあたる22日(水曜日)は過去33年でより強かったとうのが経験則。
NYダウは平均0.25%上昇していました。
ラッセル2000は0.35%上昇。
中小型株がアウトパフォームする傾向にあるそうです。
今年も12月22日の日経平均はプラスでした。

「日経平均が上がるには外国人の買いが増えるような何か大きな材料が必要」。
そういう市場関係者の声が下落最中にはよく聞かれました。
しかし東京は何の好材料も見当たらないまま21日火曜日に切り返し。
NY市場も取り立てて好材料など見当たりませんでしたが4日ぶりの反発。
でも「自律反発」という都合の良い見方で片づけられてしまいました。
下がれば「調整」、上がれば「自律反発」。
便利な言葉です。
ひょっとすると相場そのものが材料ではなく「リズム」で動いているからかも知れません。
あれこれ数字を弄り回すよりも、邪な心を捨ててピュアに相場に対峙するというのが原点。
結局人間心理の集積が相場なのですから、平仄は重要なマター。
それを欧米の指標や世界の出来事で解釈しようとするから見間違えやすくなるのかも知れません。
「理外の理」こそ相場の本質。
大きなパワーの前では、ESGもSDGsも何の抵抗力も発揮しないことだけは間違いないでしょう。

以下は日経元旦朝刊「見出し」。

06年「強い日本の復活」
07年「富が目覚め経済まわす」
08年「沈む国と通貨の物語」
09年「危機が生む未来」
10年「成長へ眠る力引き出す」=基本テーマは変らない
11年「先例なき時代に立つ」
12年「開かれる知、つながる力」の意味=「C世代を駆け抜ける」。
・・・その「C」はComputer、Connected、Community、Change、Create。
13年「5割経済圏:アジアに跳ぶ」
14年「空恐ろしさを豊かさに」。年始恒例の連載テーマ「リアルの逆襲」
15年「変えるのはあなた」
16年「目覚める40億人の力(インド俊英、続々頂点に)」
17年「『当たり前』もうない(逆境を成長の起点に)」
18年「溶けゆく境界、もう戻れない。デジタルの翼に解き放たれ境界を溶かしていく」
19年「つながる100億の脳・・・知の探究。常識通じぬ未来へ」。
20年「さびつく成長の公式・・・競争・革新・新たな挑戦」
21年「脱炭素の主役 世界を競う ・・・日米欧中 動く850兆円」

今年1年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

以下は今朝の場況。

「4日続伸」

3連休明けのNY株式市場で主要3指数は揃って4日続伸。
S&P500は1%超の上昇で過去最高値を更新した。
4連騰で4.9%上昇。
4日間の上昇率は2020年11月上旬以来の大きさとなった。
マスターカードが決済データを元にまとめた米国の年末商戦(11月1日ー12月24日)の売上高は前年同期比8.5%増。
年末商戦の消費は伸び悩むとの見方があった中で消費の強さを確認。
投資家心理が上向いたとの解釈。
ホーム・デポやウォルマートが上昇。
百貨店のメーシーズや高級衣料のラルフローレンなども買われた。
長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れたとの見方からハイテク株も上昇。
アップル、マイクロソフト、セールスフォースが高い。
エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上昇が目立った。
SOX指数は2.7%高の4039ポイントと過去最高値を更新。
10年国債利回りは1.479%。
2年国債利回りは0.707%。
ドル円は114円台後半。
WTI原油2月物は1.78ドル(2.4%)高の75.57ドル。         
SKEW指数は142.04→150.26→151.87。
恐怖と欲望指数は40→58。

3連休明けのNYダウは351ドル(0.98%)高の36302ドルと4日続伸。
高値は36306ドル、安値は35954ドル。
NASDAQは217ポイント(1.39%)高の15871ポイントと4日続伸。
高値は158717ポイント、安値は15696ポイント。
S&P500は65ポイント(1.38%)高の4791ポイントと4日続伸。
高値は47910ポイント、安値は4733ポイント。
ダウ輸送株指数は201ポイント(1.25%)高の16388ポイントと続伸。
SOX指数は2.72%高の4039ポイントと4日続伸。
VIX指数は17.68と低下。
合算売買高は77.6億株(前日80億株、直近20日平均は117.4億株)。
225先物CME円建ては大証日中比320円高の28970円。
ドル建ては大証日中比385円高の29035円。
ドル円は114.83円。
10年国債利回りは1.479%。
2年国債利回りは0.707%。

「益出し損切り売りも年内最終日」

週明けの日経平均は寄り付き3円安。
寄り付き直後に瞬間プラ転。
終値は106円安(▲0.05%)安の28676円と続落。
日足は2日連続で陰線。
TOPIXは0.45%安と続落。
東証マザーズ指数は1.80%安と反落。
日経ジャスダック平均は0.42%安と5日ぶりに反落。
東証1部の売買代金は1兆6685億円(前日1兆6166億円)。
昨年12月25日1兆2547億円以来の低水準ながら週末よりは微増。
値上がり635銘柄(前日884銘柄)。
値下がり1455銘柄(前日1173銘柄)。
新高値23銘柄(前日30銘柄)。
新安値160銘柄(前日58銘柄)。
騰落レシオは83.26(前日86.03)。
NTレシオは14.50倍(前日14.49倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(28559円)からは△0.41%(前日△0.63%)。
3日連続で上回った。
下向きの75日線は29072円。
6日連続で下回った。
右肩下がりの200日線(28829円)からは▲0.53%(前日▲0.17%)。
7日連続で下回った。
右肩上りの5日線(28667円)から△0.03%。
4日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.788%(前日▲14.293%)。
買い方▲10.195% (前日▲9.570%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.229%(前日▲5.192%)。
買い方▲26.112% (前日▲25.399%)。
空売り比率は42.5%(前日39.7%、2日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの比率は11.8%(前日9.4%)。
日経VIは19.66(前日18.79)。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.72倍(前日13.77倍)。
22日連続で13倍台。
前期基準では18.55倍。
EPSは2090円(前日2090円)。
225のPBRは1.25倍。
BPSは22941円(前日22843円)
日経平均の益回りは7.29%。
10年国債利回りは0.060%。
東証1部全銘柄だと予想PERは15.22倍。
前期基準では20.89倍。
PBRは1.28倍。
東証1部単純平均株価は13円安の2367円。
東証1部売買単価は2146円(前日2164円)。
東証1部時価総額は730兆円(前日733兆円)。
ドル建て日経平均は250.58(前日251.57)。
3連休明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比320円高の28970円。
高値29000円、安値28605円。
大証先物夜間取引終値は日中比320円高の28970円。
気学では「良く動く日。相場の足取りについて駆け引きせよ」。
水曜は「変化注意日」。
木曜は「転換日にして後場急変すること多し」。
ボリンジャーのプラス1σが29058円。
マイナス1σが28059円。
一目均衡の雲の上限が29298円。
下限が29044円。
7日連続で雲の下。
勝手雲の上限は28697円。
下限が28399円。
4日ぶりに勝手雲の中。
RSIが65.11(前日59.71)。
RCIが52.77(前日51.37)。
12月SQ値は28523円。
12月月足陽線基準27935円。
年足陽線基準は27258円。
昨年比プラス基準は27444円。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。
そして「変化日」。
配当権利付き最終日。
益出し損切り売りも年内最終日。

《今日のポイント12月28日》

(1)3連休明けのNY株式市場で主要3指数は揃って4日続伸。
   S&P500は1%超の上昇で過去最高値を更新した。
   SOX指数は2.7%高の4039ポイントと過去最高値を更新。
   10年国債利回りは1.479%。
   2年国債利回りは0.707%。
   ドル円は114円台後半。       
   SKEW指数は142.04→150.26→151.87。
   恐怖と欲望指数は40→58。

(2)ダウ輸送株指数は201ポイント(1.25%)高の16388ポイントと続伸。
   SOX指数は2.72%高の4039ポイントと4日続伸。
   VIX指数は17.68と低下。
   合算売買高は77.6億株(前日80億株、直近20日平均は117.4億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比320円高の28970円。

(3)東証1部の売買代金は1兆6685億円(前日1兆6166億円)。
   昨年12月25日1兆2547億円以来の低水準ながら週末よりは微増。
   新高値23銘柄(前日30銘柄)。
   新安値160銘柄(前日58銘柄)。
   騰落レシオは83.26(前日86.03)。
   NTレシオは14.50倍(前日14.49倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)下向きの25日線(28559円)からは△0.41%(前日△0.63%)。
   3日連続で上回った。
   下向きの75日線は29072円。
   6日連続で下回った。
   右肩下がりの200日線(28829円)からは▲0.53%(前日▲0.17%)。
   7日連続で下回った。
   右肩上りの5日線(28667円)から△0.03%。
   4日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.788%(前日▲14.293%)。
   買い方▲10.195% (前日▲9.570%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.229%(前日▲5.192%)。
   買い方▲26.112% (前日▲25.399%)。

(6)空売り比率は42.5%(前日39.7%、2日連続で40%割れ)。
   空売り規制なしの比率は11.8%(前日9.4%)。
   日経VIは19.66(前日18.79)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.72倍(前日13.77倍)。
   EPSは2090円(前日2090円)。
   BPSは22941円(前日22843円)
   日経平均の益回りは7.29%。
   10年国債利回りは0.060%。

(8)東証1部時価総額は730兆円(前日733兆円)。
   ドル建て日経平均は250.58(前日251.57)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが29058円。
   マイナス1σが28059円。
   一目均衡の雲の上限が29298円。
   下限が29044円。
   7日連続で雲の下。
   勝手雲の上限は28697円。
   下限が28399円。
   4日ぶりに勝手雲の中。
   RSIが65.11(前日59.71)。
   RCIが52.77(前日51.37)。
   12月SQ値は28523円。
   12月月足陽線基準27935円。
   年足陽線基準は27258円。
   昨年比プラス基準は27444円。
   アノマリー的には「リーマンショック以降は株高の日」。
   そして「変化日」。
   配当権利付き最終日。
   益出し損切り売りも年内最終日。

今年の曜日別勝敗(12月27日まで)

月曜26勝23敗
火曜26勝22敗
水曜21勝30敗
木曜27勝20敗
金曜25勝25敗
(櫻井)。
2021年は『STOCKVOICE INTERNATIONAL WORLD MARKETZ 』&『Tokyo Financial Street』

ともに、24日(金)が一年の最後の生放送となりました。


今年もあたたかい視聴者の皆さま、そして心強い関係者の皆さまに

支えられるなかで、私自身もストックボイスでの仕事納めとなりました。


今年は他の出演者さん&スタッフに皆さんよりも、少々お先に…早めですね (#^^#)


そして、今年最後の『Tokyo Financial Street』のゲストは、松下律さんでした!


2021年のマーケットの総括と2022年のマーケット見通しや、重要なキーワード!

について、じっくりと解説して下さっています。

↓見逃し視聴YouTubeはこちらです!

【第230回 Tokyo Financial Street】


そしてそして、今日は🎄クリスマス🎄ですね  !(^^)!

ぜひともJazz Liveとともに、

↓ジャジーな 🎺ひとときをお過ごしいただけましたらば。。。🎵

【🎺JAZZ EMP@Tokyo Financial Street 2021】


どうぞそれぞれに、心休まる週末をお過ごしくださいませ☆


皆さま🎄メリークリスマス🔔 & よいお年をお迎えください <m(__)m>













金婚式

小川 真由美

2021/12/24 11:40

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家族の話で恐縮ですが、先日両親が金婚式を迎えました。
互いに自分の我慢で成り立ったと言っていますが(笑)
3人の子供を育てながら、50年よく頑張ってくれたと思います。

節目節目で旅行や記念植樹など知恵を凝らしてお祝いしてきましたが、
金婚式とはいったい何を贈ったらいいものか。
周囲の意見を聞いたところ、着物の先生からいいアイディアを頂きました。
曰く、『和装で記念撮影』
ご主人は紋付き袴、奥様は正装の着物での写真を子供たちがプレゼントしてくれたのだと、
何十年ぶりかで手なんか繋がされちゃったわよ~
なんて、嬉しそうに麗しのお写真を見せてくれました。

そのアイディア、いただきました!

早速兄弟で相談し、対応してくれそうな写真館をリサーチして予約。
少子化の昨今、子供の七五三や成人式で華々しく記念撮影するケースは多くても
大人夫婦の和装記念写真とはなかなかないそうで、
写真館でも張り切って用意してくれました。

意外だったのは我が父です。
面倒だと嫌がるかと思いきや、
結構ノリノリ。
若い頃はよく着たという着物を何十年ぶりかで着用。
紋付き袴に大喜びで、「刀を持つか」なんて侍気分で撮影に臨んでいました。
母の着付けは母娘で。
私に最初に着付けを教えてくれたのは母ですが、
そんな彼女の着付けを手伝えるほどには着物の学校で勉強してきました。
どれが金婚式にふさわしいか、二人で着物を選んで
上手になったわね、なんて褒めてもらいながらキャッキャと着付け。
コロナ禍以降会うこともできなかった両親に再び会えるようになった喜びを感じながらアテンドし、
記念撮影をしてきました。

とても仲のいい夫婦ですが、
幸せな日ばかりではなかったと思います。
きっと子供の知らない所で様々な苦労もあったはず。
でも、互いに想った相手と50年共に時を刻めて来られたこと、
心から羨ましく思うのです。

いつまでも、揃って健康で仲良く過ごしてくれることを、子は願います。



市場関係者の間に、日本株と米国株の連動性が薄れたとの指摘が多く聞かれます。最近では20日のNYダウの▼433ドル安を受けて始まった21日の東京市場では、日経平均は反対に△579円高で取引を終えています。前日20日に▼607円安と大きく下げていた為、買い戻しが入ったとの見方もありますが、NYが下げて何故買い戻しが入ったかの疑問が残ります。

一つの見方として、欧米投資家にとって日本株は、株安ショックに備える「ヘッジ売り対象」になっているとの日経新聞の指摘には納得するものがあります。欧米の巨大年金などが米国株投資の際に、ロングになる米国株の損失を抑える為日本株をショートし、ヘッジすることが多いのです。リスク回避で円が買われ、円高⇒日本株安のシナリオで米株以上に下落する日本株が重宝されたことが多く、その名残りがあるのです。

アメリカと半日の時差、透明度高く大量の売買が可能で、且つ先物市場がある東京市場を使い、米国株が上昇するほど日本株に売りヘッジが入るのです。日本株が常に米国株に対しアンダーパフォームする一つの要因かもしれません。

8月末から始まった、二階幹事長辞任、菅総理総裁選不出馬など日本固有の事情を好感し、日経平均は8月20日の安値26954円から9月14日には30795円まで急伸します。一方NYダウは8月19日の34894ドルから9月14日には34577ドルと、むしろ若干の下落になっています。日本固有材料で日本株が急騰すれば、ヘッジの役目を果たすことが出来ない為、ヘッジ売りを解消し買い戻す事になります。この3週間、外国人投資家は、現物の日本株を累計6600億円、先物を1兆4000億円とそれぞれ大幅に買い越しています。特に日経平均が3万円の大台を付けた9月第2週には、先物を7576億円と大きく買い越しておりヘッジの解消を急いだことが知れます。

コロナ罹患率の圧倒的な低さ、デフレ脱却の静かな足音など日本を取り巻く環境に変化が起こりつつあります。このところの信託銀行の8週連続の買い越しなど日本独自の動きを先取りしているのかも知れません。外国人の売りヘッジが溜まるほど、先高のエネルギーが増えるのですが。
(中嶋)
まったく有名ではないけれどたいへんな技、卓越した技術、尊敬すべきお人柄を有している方が大勢います。世の中はそういう人であふれています。つい先日、そのような認識を改める貴重な体験をいたしました。

ボランティアで地域の福祉活動に少しだけ関わっているのですが、その一環として聴覚障害者の方々が日ごろどのような経験をしているのかを知ろうという講演に参加しました。耳が不自由な方々にとって「聞こえない」ということはどういうことなのか、を私たちが知る機会です。

聴覚障害の方が講師です。講義はすべて手話で行われます。それを同伴された手話通訳者の方が私たちに同時通訳してくれます。講義のあいだ中、講師の方はまったく言葉を発しません。手話だけで進みます。通訳の方の声を通して私たちは内容を理解します。

講師の方はひたすら手話で言葉を語りかけてきます。その内容、話題が実に豊富でユーモアがあって、複雑かつ微妙な内容も手話だけで表現してゆきます。あまりにスピードが速くて通訳の方の通訳が追いつきません。スピードだけでなく、講師の表情も笑ったり怒ったりと驚くほど多彩で、会場の空気をどんどん支配してゆきます。

始まって5分もしないうちに不思議な感覚にとらわれました。最初はいやいや参加していた人も含めて、おそらく参加者全員の意識は講師の方に完全に集中していました。無言の手話がひたすら繰り出されているだけです。コミュニケーションとはこういうことなのかと刮目させられました。

日ごろは健常者として普通に言葉を発し、耳で相手の声を聞いて、そんなことをまったく意識することもなく普通に過ごしている私の方が実はコミュニケーションでは劣っていて、反対に一般にはハンディキャップを持っているとされる耳の不自由な、会話はすべて手話という講師の方のほうが実は非常に巧みな表現者であるという事実に気づかされます。

最近は聴覚障害者の方のために、たとえば首相官邸の記者会見などでは必ず手話の通訳者の人がスピーカーといっしょに登壇します。手話で同時通訳していますが、それは目の隅に入っているだけであくまで私たちにとっては脇役です。首相の声と顔で記者会見の内容が伝わってくるので、それで十分ではあります。

それが逆転する世界。手話通訳者が主役となり実際のスピーカーが脇役に回る、という正反対の世界に一歩入った瞬間に世界はまるで変って見えます。偉い人は背景に周り、目の隅にいただけの人が突如として超絶した人として浮かび上がってくる。この感覚は非常に貴重な体験でした。

普通の人と思われる人なんていません。すごい人はきわめてごく身近にいます。株式投資と同じですね。そんな当たり前の事実に気づかせてくださった講師の方、通訳の方、ありがとうございました。
(スズカズ)