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ブログ:Onevoice

例年11月半ばに完成する「相場予見」
今年も出来上がり、先週末の福岡でご披露してきました。
「春日大社のお告げ」なるものがなくなって自分で作ろうと思い立ってから4年目。
だんだん序文が長くなっていくのが玉に瑕ですが・・・。

『令和子庚(かのえね)二年相場予見』 
          
新たな息吹と新たな萌芽(ほうが)
金と水とが溶け合って綾なす世界の闘いのとき
考えるよりもまず動く
頭でっかちしりすぼみ、竜頭蛇尾(りゅうとうだび)なる左脳の世界
振らなきゃヒットは生まれない
終わりの先は始まりしかない
潮(うしお)が満ちる暑い夏、寒い冬から夢見た時代
前人未到の量子の世界の到来だ

注意しましょう、警戒しましょう
そんな言葉の裏側で、買いたい弱気と売りたい強気
数々出てくる材料に惑わされない心の強さ

相場は所詮、欲と欲
ESGなど崇高思考、絢爛豪華(けんらんごうか)な花魁道中(おいらんどうちゅう)賑やかし
騒がず慌てず騙されず、そして決して諦めず
五輪がいずれ復活の狼煙(のろし)に繋がる子庚(かのえね)の年
数字を体に染み込ませ
夢幻(ゆめまぼろし)もいずれは現(うつつ)
場の流れには掉(さお)ささず
鉄火(てっか)もいずれ山頭火(さんとうか)

睦月  小浮動
如月  次第高
弥生  往来
卯月  軟調
皐月  安値拾い
水無月 小反発
文月  押し目買い
葉月  上放れ
長月  続伸
神無月 一服
霜月  乱高下
師走  保ち合い

「世界市場は壮大な誤解を錯覚を続けている」と言い続けて10年近く。
それは「低金利と自国通貨安が自国株高をもたらすという期待だ」。
換言すれば「マイナス金利と円安での株高はどこか変」ということになります。
もう何年も言い続けてきたことですがなかなか是正されません。
30有余年で染み込んだ思考法とは訣別できないのも無理はないのでしょうか。
ただ市場が思考停止の間に、珍しく日経新聞の方が一方進んできたような気がします。
土曜の朝刊から始まったのは「為替と日本経済」。
第1回は「揺らぐ円安歓迎論」。
背景は製造業の海外比率の上昇(30年前の約10倍)や輸入の存在感の高まり。
「一方的な円安歓迎論は日本経済の実態にそぐわない」という論調です。
そして日曜は「通貨安→株高は例外」。
確かに円高で株高になる業種はありませんでした。
しかし自国通貨安→株高はアメリカと日本だけ。
欧州は為替と株価に明確な関係はありません。
80年代までは日本も円高→株高でした。
危惧されるのは「購買力の低下」。
「円安がもたらす短期的な株高に目を奪われていると日本経済の地盤沈下を招きかねない」。
「正論に勝る相場観なし」と言えるのかも知れません。
この先5年→10年がとても楽しく思えてきます。
「円安論は経済紙らしい記事。やればできるじゃないですか(笑)」と老練な市場関係者。

そして上場企業の4→9月期決算の最終集計。
今回は日々の途中集計がなかったので着地での確認。
売上高は1%増。
純利益は前年同期比14%減。
減益は3年ぶり。
製造業は31%減益で非製造業が6%増益。
通期では純利益は7%減の見通し。
下期回復型は変わっていないということになります。

早朝の地下鉄半蔵門線のとある駅。
ホームを出て行った電車の後ろ姿に手を振る駅員さんの姿。
電車に対する愛情が感じられました。
どういえば、羽田などの空港でも常にターミナルを離れた飛行機に向かって手を振る整備員さんたちの姿。
あそこにも航空機に対する愛情と安全に対する願いが感じられます。
株式市場はそんな感情があるのでしょうか。
儲かった銘柄を忘れてしまうこともあるでしょうし、損した銘柄には罵詈雑言。
そうじゃなくて、やはり覚悟と愛情が必要な気がします。

以下は今朝の場況。

「NYダウは今月8回目の過去最高値更新」

週明けのNY株式市場で主要3指数は続伸。
NYダウは今月8回目の史上最高値更新となった。
NASDAQ総合株価指数、S&P500指数も続伸。
連日の過去最高値更新となった。
「米中の貿易協議の行方を見極めたいとして方向感に乏しい展開。
業績期待が高い銘柄中心に買いが入り指数を押し上げた」との解釈だ。動
画配信サービスを開始したディズニー、収益悪化懸念後退からユナイテッドヘルスが上昇。
原油価格の下落からエネルギーセクターは軟調。
米政府が中国ファーウェイに対する米国製品の禁輸措置の猶予期間を再び90日間延長したことを好感。
一方でCNBCが「中国政府が米国との通商合意を巡り悲観的なムードになっている」と報道。
債券市場では米中通商協議に対する懐疑的な見方が再び台頭したことで国債が買われた。
10年債と30年債の利回りが一時2週間ぶりの水準に低下。
一方で「通商問題を巡って市場は極めて忍耐強く対応しており米中がいつかは合意すると楽観的にみている」という声もある。
10年国債利回りは一時1.795%、2年国債利回りは一時1.596%に低下した。
ドルは対円や対ユーロで下落。
12月12日の英総選挙で与党・保守党が過半数の支持を得るとの見方からポンドは上昇。
恐怖と欲望指数は87→83に低下。

「空売り比率の40%割れが常態化」

週明けの日経平均は寄り付き1円高、一時は下落したもののすぐに切り返し大引け113円高と続伸。
日足は上ヒゲがほとんどない小陽線とはいえ2日連続の陽線。
後場の値幅は63円と上値は重かったがそれでも高値圏での引け。
「陽の大引け坊主に近く投資家の強い上昇期待感を表している」という見方もある。
先週末2日続けて上値を抑えられた5日移動平均線(23340円30銭)を上抜けしたことは明るい材料だ。
11月SQ値23637円は7日続けて「幻」。
香港情勢緊迫化が警戒されたもののハンセン指数は1.34%の続伸。
これが効いた格好だ。
東証1部の売買代金は1兆9051億円と10月28日以来の2兆円割れ。
「決算発表が一巡し、途端に手掛かりがなくなった市場は一服」という解釈だ。
値上がり1090銘柄、値下がり973銘柄。
新高値96銘柄。
新安は6銘柄に減少。
騰落レシオは127.39とほぼ変わらず。
NTレシオは13.77倍。
25日線(22858円)からは2.44%、200日線(21496円)からは8.93%のプラスかい離。
サイコロは8勝54で66.7%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.192% 。
買い方▲7.583%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.634%。
買い方▲14.581%。
空売り比率は39.4%と2日連続40%割れ。
空売り規制なし銘柄の比率は5.6%。
日経HVは9.6、日経VIは14.37。
日経平均採用銘柄のPERは14.04倍。
EPSは1667円。
PBRは1.15倍。
BPSは20362円。
シカゴ225先物終値は大証日中比5円安の23395円。
高値23495円、安値23270円。
ボリンジャーのプラス1σが23357円、プラス2σが23855円。
プラス1σのサポートが効くかどうかが課題だ。
気学では「後場に大動きする日。前止めの足取りに注意」。
水曜は「初め安いと後高の日」。
木曜は「高下激しく初高後安。但し下放れたら小底」。
金曜は「変化日。前場引け尻の足取りに注意肝要」。
水星は20日(水)に順行。
21日(木)は「大幅高の日」。
週末22日(金)が「上げの日」且つ「変化日」。
長い目では週足の一目均衡は4月24日に白くねじれている。
「8日高値23591円も射程圏。23500円にリトライ」だ。
先週まで12週連続上昇中の火曜日。
(櫻井)

 先週火曜日の米国市場でダウ平均が「前日比変わらず」となりました。これは2014年4月11日以来、5年ぶりの珍事、です。14日も1.63ドル(0.00%)安となったし、「この極端な煮詰まりは、悪いことが起こる前兆、つまり凶兆ではないか…」と思ったりしましたが、どうやらそうではないようです。

この、14年4月11日のケースでは、その後1年間でダウ平均が19.9%上昇したほか、過去10年間でダウの値動きが最も小さかった5期間の、その後のパフォーマンスを見ると、5回中4回が12か月後に上昇していたそうです。「この実績に賭けてみる価値はありそうだ」とデータを調べたバロンズ誌は踏み込んでいます。確かに、15日のダウ平均は222ドル高。凶兆ではなく、吉兆だったのかもしれません。

週末の222ドル高はクドローNEC委員長による米中協議に関する14日の楽観的な発言が好感されたことが大きいようですが、16日にもムニューシン財務長官とライトハイザー通商代表部代表が劉鶴副首相と電話会談を行った模様です。「建設的な協議」が行われた模様ですから、まぁ、悪いことにはならないのだろうと思われます。

一方、今朝の日経新聞は「米議会上院が『香港人権法案』を早ければ18日にも可決する可能性」と報じています。香港で人権侵害があれば、米国が香港に対して認めている貿易や金融などの特権を剥奪でき、関与した中国や香港の当局者を制裁することを認めるという内容の法案のため、可決されれば中国側の反発は必至。現在進行中の貿易交渉への影響も懸念されているようです。

いずれにしても米中。今週は特に重要な経済統計の発表やイベントがなく、決算発表も一巡して手掛かりとなりやすい時期ですから、勢い米中協議への関心が高まることになるのでしょう。(いわもと)

リスクパリティーの売りにまで持って行けるか?

 先週の11月SQまでの3ヶ月ほどは相場はほぼ買い方の完勝でしたが、今週に入ってからはそうでもない、という推移が続いています。ただ、日経平均で見て下落幅はせいぜい500円規模で、大きくはありません。(今のところ。)


 来月12月のSQまでに日経平均が2万4千円を超える上昇があれば、12月SQまでの相場も引き続き買い方の勝ち、逆に2万2千円を下回るようなことがあれば、ほぼ4ヶ月ぶりに売り方の勝ち、といったところでしょうか。


 買い方勝利が続いている間、グローバル景気、日本の企業業績、といったファンダメンタルズはけして良かったわけではありません。材料面から見ましても、米中の対立、欧州情勢、中東の地政学リスク、等々、相場へのマイナス要因多数、という状況でした。


 それでも相場上昇が達成できたのは、売り方の買い戻しのおかげ、半導体分野の復調のおかげ、といったところだったように思います。


 売り方からすれば、「相場がまちがっている」感を強く持ちながら評価損に耐え忍ばざるを得なかった、という展開だったように思います。


 振り返りますと、昨年の10月上旬からの暴落相場では、買い方が「相場がまちがっている」感を持つ中で、売り方が大勝利だったように思います。


 相場の見通しは難しいのですが、ここから年末くらいまでの期間、どんなシナリオに「賭けるか」という意思決定は市場参加者それぞれができることです。さて、どんなシナリオに賭けるか?


 年末に向けての一段高シナリオを想定して、「ここからいよいよ新規の買いポジションを作る」というのは勇気の要ることだろうと思います。


 現実的な「賭けるシナリオ」という意味からすれば、以下のようなものだろうと思います。


1. さいわいにして8月中下旬以降の安いところ、日経平均で見て2万1千円より下の水準で作った買いポジション(指数先物、ETF、ハイテク系の個別株など)があるなら、利食いはするものの、ある程度の買いポジションを年末までの上昇に賭けて残す。


2. 今回の上昇相場を見過ごしたのであれば、新規の買いは見送る。


3. 個別銘柄を見ますと、まだ上昇していないものも多くありますから、そうした銘柄の買いポジションを作る。(ただし、出遅れを狙うという戦術は、三番手くらい以降になると往々にしてうまく行かないことが多いものです。)


4. 先週の「幻のSQ値=日経平均2万3600円台)」を当面の高値と踏んで、年末に向けて相場下落に賭ける。(売り方勝利のシナリオに賭ける。)


 売り方勝利のシナリオに賭けるとしますと、悪材料が頼もしい味方ということになるわけですが、さて今の段階で何か頼りになる悪材料はないか、と見渡しますと、けっこう数は多いかもしれません。


1.米中交渉の不調

2.香港情勢悪化

3.日韓の対立

4.欧州情勢の悪化

5.中東の地政学リスク(テロなど)

6.米金利の上昇

7.米大統領弾劾

など。


 数は多いものの、どれも今ひとつ破壊力に欠けるような・・。売りポジションで儲けよう、というのであれば「望むらくは」日経平均で2千円以上の幅の下落(そういう相場であれば、個別銘柄なら株価半値に下落、といったこともあるでしょう。)といったところかと思いますが、これらの悪材料の破壊力ではちょっと・・という感じでしょうか。


 昨年の10月から年末にかけての暴落商状の再来を望むのはなかなか難しいのでは、と思います。当時は買い方・売り方の振り子がかなり買いの方に振れていましたので。


 となりますと、売り方として期待するのは、上記の6.に関連して、また、2018年の1、2月に起きた「リスクパリティーの売りの再来」といったところかもしれません。


 いつも書いていることですが、20年、30年のスパンで資産形成のために毎月積立で株式投信を買っている、といった投資家からすれば、年末に向けて相場が上伸しようが反落しようが、気にする必要はないと思いますが、数週間から数ヶ月スパンの相場変動から利益を汲み上げようとする向きは、来週以降、年末までの相場変動に大いに注目している、ということかと思います。


議決権の行使

 機関投資家は株主総会において、スチュワードシップ・コードに従って議決権を行使する、というのが今はふつうになっています。


 一方、個人投資家は形式的に議決権を行使するか、行使(のために総会に出席すること)をしないことも多い、というのが現状です。トレーディングの「途中で」たまたま株主名簿に名前が載った、といった株主は議決権行使に興味など持たないのは当然です。


 総会への出席者が少なくなり過ぎると定足数が心配になる、などということも起きますが、かと言って定足数を満たすために個人株主に議決権の行使を求める、と言えることでもないように思います。


兜町ルール

 会社の経営に不満なら、株主総会での決議を通じてその意思を伝えるより、さっさと手持ちの株を売ってしまえばいい、というのが伝統的な株式市場のルールでもあります。


 市場で株が売られて株価が下がれば、経営者は株主からの圧力を受けて経営を改めるだろう、というわけで、別に株主総会で議決権を行使しなくても、経営者へのメッセージにはなるのです。


 株主総会では多くの議案が決議されますが、もっとも重要な議案はおそらく「取締役の選任議案」であろうと思います。


ROESG

 株主は経営者に「きちんとした経営をして」、「株主に利益をもたらす」ことを期待しています。


・きちんとした経営=ESG

・株主の利益=ROE


というわけで、このふたつを一緒にしてROESGなどと言ったりします。(注)


 ROESGに不熱心な経営者は、株主総会における取締役選任議案で賛成票を集められず、票数によっては選任されない、などということが起きる、というプロセスを通じて、経営に規律を与える、となっているのです。


しかし現実には

 ほとんどの会社で、会社提案の議案における取締役選任の賛成票の比率は90%以上です。


 つまり、たいていの経営者(取締役)は株主総会において選任されないなどということはない、ということです。(ごく稀に選任されないことがありますが。)


 としますと、株主総会における取締役の選任議案に賛成しようが反対しようが、それが経営者への圧力などにならないのではないか、という考えが思い浮かびます。


 この点については、数多くの研究があるそうですが、私が直近に読んだある論文によりますと、たいていの取締役は90%以上の賛成票を集めて選任されるとはいえ、株主の投票行動によって、上記のROESGに影響を及ぼすことがあると見られる、とのことでした。


 つまり、選任の賛成票が少ないと、経営者が賛成票を得ようとしてROESG向上に努力する傾向がある、らしいのです。


 個人株主は、スチュワードシップ・コードのある機関投資家のように、株主総会において議決権を行使することが重要だ、ということはないと私は思いますが、例え自動的に選任されているかに見える取締役であっても、賛成票の微妙な差によって行動が変わることがある、ということからしますと、もっと多くの個人株主が議決権行使に興味を持ってもいいのかもしれない、と思います。


(注)

 私は個人的には、ROESGのうち、経営者の「目標」はあくまでROEであり、ESGは、ROE向上を目指す際に留意すべき「制約条件」のようなものであって、経営者の目標がESGであるという考え方には違和感を持っています。


2019年11月15日

証券アナリスト

松下律

ついに

小川 真由美

2019/11/14 12:00

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買いました。
ピカピカのそいつは、まだ箱に収まったままの電子機械です。
これから諸々の手続きをして、携帯電話に変身!
できるのでしょうか、私。

来週以降でご報告します。

騰落レシオ

中嶋 健吉

2019/11/14 07:42

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騰落レシオは、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で除すことで得られます。 

数字の振れを抑えるために、一般的には25日平均で表します。100を超えることは、値上がり銘柄数が値下がりを上回り、100を下回ることは反対に値下がり数が値上がりを上回っていることになります。


一般的な理解は騰落レシオが120を超えると、過熱気味で反落の恐れがあり、反対に70台に入ると、調整局面の最終で反発が期待できるとされています。 

しかし過去のトレンドを検証すると、必ずしも一致した動きにはならないようです。私の理解では下落局面で70台に入ると概ね底値圏である反面、120台を上回ったからと言って必ずしも高値圏にはならないようです。


騰落レシオの上昇は上昇銘柄が多い、つまり買いが広範囲に広がり市場が上昇している局面です。騰落レシオが120を超え、更に上昇し140を超えてくると、これは株価水準の上方修正の動きと捉えられます。一旦休みを入れた後大相場に発展することも多く注意が必要です。その局面での騰落レシオの休息は広がり過ぎた買い銘柄の見直しになり、レシオは調整の為いったん下落するのですが、市場は勢いがついているため銘柄の絞り込みを始めます。従って指数はむしろ上昇することがよく知られています。


投資家サイドからは利食った後、押し目を期待しても思ったほど下がらない為再び参戦することになります。短期と割り切りその場合は元気の良い銘柄(高値圏)を物色することになります。騰落レシオは再び上昇するのですが、結局一つ一つ元気のよい銘柄も頭を打っていき、最終的には本格調整に入ることになります。160超えの騰落レシオが一つの目安です。160超えの騰落レシオは直近では次の通りです。 


163,47   2010年12月09日 

164,52   2012年12月10日

164,09   2014年6月24日

165,56   2016年12月15日

164,60   2017年5月24日

(中嶋)