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解禁

櫻井 英明

2020/06/16 07:17

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19日からは県をまたぐ移動が全国で解禁される予定です。
プロ野球も開幕。
屋内イベントも大きいものが解禁。
経済活動の再開は第2弾に入ります。
実は例年石垣島に遠征する時期。
気をもんでいましたが直行便は復活。
石垣市も「来島はご遠慮ください」から「どうぞおいで下さい」。
八重山以外からの遠征が解禁。
うまい具合に例年の石垣ツアーはこれで合法的に可能になりました。
石垣行きの直行便の再開が16日や18日。
6月1日から石垣へ行くのは可能でしたが19日からは県をまたぐ移動が解禁。
まさにその日に上陸する予定というのは不思議な縁です。
昨年末から組んでいた予定でしたが1週間前だったら直行便はありませんでした。
しかも行けたかどうかは微妙。
絶妙なスケジュールでした。
3月8日の山形県村山市以来の遠征。
実に3ヶ月以上東京に籠っていたことになります。
3月の米沢牛以来外食はゼロでしたから週末は3ヶ月以上ぶりの外食。
これでゴルフを解禁にすれば・・・。
個人的には少しづつ日常が戻ってきたような気がします。
この間、4月1日から煙草を1日5本まで減らしたので月間約15000円の倹約になったのが一番の成果。
どこか湿気た話ですが・・・。

「上がって弱気、下がって強気」が市場の本来の心理。
しかし通常は「上がって強気、下がって弱気」という邪心の塊のようです。
相場で重要なのは「上下の方向感、値幅、時間軸、タイミング」。
この中で特に「タイミング」こそが重要です。
値幅も時間軸も特に罫線の市場関係者は妙に丁寧に語ってくれます。
しかしタイミングはめったに語ってくれないもの。
理由は簡単。
たぶん論理的には説明できないからでしょう。
あるいは自信がないから。
理路整然と語られた相場観が尻切れトンボの無結論になる根拠はここにあるような気がします。
「タイミングこそすべて」と言っても過言ではないのでしょうが滅多に語られません。
タイミングは体で感じるしかないのかも知れません。
4日連続ストップ高した後のある銘柄。
先週末は売り気配で寄って結果的にはストップ高。
この呼吸が図れるかどうかは年期も必要なのかも知れません。
つまらない政談や時間つぶしの海外情勢分析などよりも「タイミングを図る訓練」は役に立ちそうです。
加えれば・・・。
相場は学ぶものではないでしょう。
たとえば勉強好きな人は罫線を一生懸命勉強します。
だったら一番勉強した人が一番市場で儲かるかといえばそうでもないようです。
あるいは財務分析に精魂を傾ける投資家さんもいます。
でもそれで必ず儲かっているかというとそうでもないようです。
むしろ・・・。
相場における「感情とか心理」。
あるいは相場における「タイミングの図り方」。
これを会得し勝手に自分で免許皆伝した方が投資には役立つように思います。
そういう意味では古い評論家さんたちが良く使う「相場道」という言葉もあながちアナクロではないのかも知れません。
もっとも彼らも今更「道」どいうほど刻苦研鑽することもなかったでしょうが・・・。
バブルの前から斜に構えて相場を理路整然と外す先輩たちをしばしば見てきました。
ご本人には外した自覚がないから相場観はますます珍妙なものとなります。
傍からは相場におけるパロディを演じているように見えるもの。
だから「相場には素直な心で対峙する」ことが一番重要なのだと思います。

以下は今朝の場況。

「急反転でホッと」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
新型コロナの拡大懸念からNYダウは朝方に762ドル安まで下げる場面あったがそこから1000ドル強の上昇。
反転材料はFRBが個別企業の社債の購入を開始すると発表したこと。
積極的な景気支援を好感したとの解釈だ。
NYダウは逆に一時280ドル程度上昇。
終値は157ドル高の25763ドル。
ほぼ全面高のなかで金融セクターが大幅高。
生活必需品、コミュニケーション・サービス、情報通信が上昇した。
NY連銀製造業景況感は▲0.2と前回の▲48.5から好転。
債券市場は朝方はリスクオフで反発していたが、FRBの社債購入開始のニュースをきっかけに下げに転じた。
10年国債利回りは0.719%。
2年国債利回りは0.193%。
ドル円は107円台前半。
恐怖と欲望指数は53→53。


「25日線がサポートし、200日線もサポートになろう」

週明けの日経平均は寄り付き170円安、終値774円安の21530円。
ほぼ安値引けで3日続落。
日足は2日ぶりの陰線。
後場下落幅を拡大し3%超の下落。
NYダウ先物の1000ドル近くまでの下落幅拡大が悪材料だった。
「ダウは週間1505ドルの下落となったが、恐れることはない」が今週号のバロンズ誌。
ほとんど役に立たなかったという見方もある。
SQ値22071円は後場下回って1勝1敗。
200日線(21755円)を下回ったのは5月27日以来。
4月27日以来上回っている25日線(21527円)で踏みとどまった。
東証1部の売買代金は2兆3535億円。
値上がり255銘柄(前日241銘柄)。
値下がり1880銘柄(前日1899銘柄)。
新高値36銘柄(前日19銘柄)。
新安値銘3銘柄(前日4銘柄)。
騰落レシオは103.92(前日116.33)。
NTレシオは14.20倍→14.07倍に低下(3月9日14.18、3月9日12.90)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(21527円)からは0.02%のプラスかい離。
右肩下がりながら横ばいに近づいてきた75日線は20106円。
右肩上がりの200日線(21755円)から1.03%のプラスかい離。
右肩下がりに転じた5日線(22505円)から4.33%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.743%(前日▲16.290%)。
買い方▲10.232%(前日▲7.394%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲25.789%(前日▲30.992%)。
買い方▲13.050%(前日▲8.383%)。
空売り比率は44.5%(3日連続の40%超)。
空売り規制なしの比率は7.5%。
日経HVは24.0、日経VIは39.59。
日経平均採用銘柄の予想PERは18.13倍(前日18.64倍)。
EPSは1187円(前日1196円)。
暫定PERは16.84倍。
計算上のEPSは1278円。
225のPBRは1.05倍。
BPSは20505円(前日20653円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.52%(前日5.36%)。
配当利回りは1.95%。
東証1部全銘柄だと予想PERは21.64倍(前日22.19倍)。
前期基準では18.40倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.16倍。
ドル建て日経平均は200.85(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は50円安の2043円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1725円(前日1746円)。
東証1部の時価総額は584兆円(前日599兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比565円高の21915円。
高値22180円、安値21305円。
大証夜間取引終値は日中比570円高の21920円。
気学では「後場不二高を見せる日。悪目あらば買え」。
水曜は「戻り売り方針の日。逆に高いと翌日安し」。
木曜は「高下しても結局安し」。
金曜は「下げ続けてきた時は小底入れとなる日」。
ボリンジャーのプラス1σが22612円。
マイナス1σが20441円。
一目均衡の雲の上限は20082円。
20日連続で雲の上。
雲が白くねじれるのは18日。
RSIが53.51。
RCIが61.81。
サポートは25日線(21527円)。
「25日線を下回らなければ深押しはない」というのは言葉のレトリック。
下回らないんだから当然「それ以上は押さない」。
下回れば当然「それ以上の押し」。
当たり前のことを換言しているだけのこと。
こういう言葉に騙されてはいけない。
25日線を下抜けると26週線(21302円)、12週線(20539円)が節目。
「日銀の手腕が問われる」という声もあるがFRBが先行した格好の火曜日は今年勝ち越し中。
朝刊では「3月のような急落は想定しにくい。
2200円を超えるゾーンでは上値を追う動きは限定的」の声。
これもレトリックだろうか。


《今日のポイント6月16日》


(1)NY株式は午前中の急落からの後場復活。
   急落2日後の鬼門を無事連続プラスで通過した。
   ダウ輸送株指数は78ポイント高の9160ポイント。
   SOX指数は1.43%上昇。

(2)SQ値22071円は下回ったので1勝1敗。


(3)200日線(21755円)を下回ったのは5月27日以来。
   4月27日以来上回っている25日線(21527円)で踏みとどまった。

(4)空売り比率は44.5%(3日連続の40%超)。
   騰落レシオは103.92(前日116.33)。
   過熱感は薄い。


(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.743%(前日▲16.290%)。
   買い方▲10.232%(前日▲7.394%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲25.789%(前日▲30.992%)。
   買い方▲13.050%(前日▲8.383%)。
   買い方がきつくなってきた。

(6)シカゴ225先物終値は大証日中比565円高の21915円。
   高値22180円、安値21305円。
   大証夜間取引終値は日中比570円高の21920円。

(7)今年11勝10敗と勝ち越し中の火曜は4日ぶりの反発期待。

(櫻井)

 昨夜のDJIAは1861ドルの下落、久々の大きな変動を見せたということのようです。買戻しの勢力が少し弱まったところに売り方が売り姿勢を積極化させた結果、という感じで需給の観点から見ておく方が現実の理解に近いように思います。


今日はメジャーSQ

 コロナショック暴落は異常(約1か月で日経平均8千円近い下落)、コロナショック後の戻りもやや異常(約3か月で日経平均7千円近い上昇)、ということだったようですが、6月のメジャーSQ通過を契機に落ち着きを少し取り戻しそうに思います。


 以前も書いたのですが、今年3月のメジャーSQ(と言うより、その次の週の米国トリプルウィッチング)にかけての暴落商状で売りの投機筋は史上最大の儲けを得ただろうと思います。


 一方で、今日の6月のSQ(と、ひょっとすると来週の米トリプルウィッチング)に向けては、買いの投機筋が史上稀にみる利益をあげたかもしれません。(さすがに日経平均2万3千円を大幅に超えて、というわけには行かなくなったようですが。)


 COVID-19の世界経済、企業収益に対する悪影響は大きいと思われるので、株価が下落したことは正常は市場の反応だったと思いますが、VIの急上昇に見られるように、投機的な資金の先導で株価の変動がかなりの規模で拡大された、という感じですね。


 COVID-19ショックで、日経平均が2万円割れ辺りまで下落し、COVID-19のもたらす経済へのダメージを回復するための打たれる対策を受けて、日経平均が2万1500円くらいまで戻す、という展開を見せていたとしますと、まあそういうこともあるか、という感じだったのではないかと思います。


 しかし、現実に起きたことは、下にも上にもオーバーシュート、といういかにも投機的な相場らしい動きでした。


 COVID-19ショックがもたらした株式市場への最大の材料は、おそらく相場のバブル化の「燃料」が供給されたことだろうと私は思っています。


 いいことか悪いことかは分かりませんが、世界の株式市場はバブル化に向けて動き始めたという気がします。市場のボラティリティーはひょっとすると、ゴルディロックス相場の時代とは位置が違って、20%内外がふつう、という状態になって行くのかもしれません。


 今回のコロナ暴落とそこからの回復を見ますと、何か株式市場で特別なことが起きたように思うかもしれませんが、例えば過去5年を振り返りますと、いろいろな「ショック相場」が実はありました。


・チャイナショック(⇒ブレグジットショック)

・リスク・パリティショック

・米中摩擦ショック


 日経平均の下落率で見ますと、今回のコロナショックは約31%ですが、チャイナショック時の下落率は約28%でしたから、そんなに変わらないのです。


 それぞれショックには「特定の原因」があるわけですが、株価の動きから見れば投機的な資金の動きによって相場が大きく変動した、という「同じような現象」が起きただけ、と言えるかもしれません。


今後のネガティブ材料

 コロナショックとその後の各国の対応ですが、これが過去に例を見ないほど「大規模」であることは注視しておかねばなるまい、と思いますね、やはり。


 だからこそ、今後株式市場がバブル化するだろう、と思うわけですが、一方で、さまざまな将来における悪材料についても考えておく必要があります。


・金利の変動 むりやり低金利状態を保つ(金融抑圧)をこれからして行かざるを得ないとすれば、いろいろな弊害が意識されるようになるはずです。


・地政学リスク 東西問題、南北問題、等々、米中摩擦のみならずさまざまな地政学リスクが顕在かしてくると予想されます。


・香港問題 香港を中国化し、台湾をもそうする、というのは中国にとって得にならないことだと思うのですが、事態がそういう方向に動いていることは確かです。当然摩擦が生じます。


・南北問題 世界的にも、それぞれの国の中でもいわゆる南北問題(格差問題と言ってもいいでしょう)がより深刻化すると予想されます。社会にストレスを与えることになるでしょう。


・世界的サプライチェーンの再構築 この流れの中で企業の優勝劣敗が厳しくなって行くと予想されます。


・経済構造の変化 いずれはコロナ以前の社会に戻る、としましても、全く同じようになることはないでしょう。世界を旅する人が数多くいる、などという世界は戻って来ないでしょう。モノのグローバル化はさらに進むかもしれませんが、人のグローバル化は抑制されるのでは?といった感じです。当然こうした動きが企業の経営基盤を変えることになろうかと思います。


 その他考えればいろいろな視点が思い浮かんで来ると思います。バブルへGo!とどうやらなったようだ、としましても、ボラティリティーの大きな株式相場と付き合って行くことになるのは避けられないと思います。


令和2年6月12日

証券アナリスト

松下律

 

先週のブログに書きましたが、
この自粛生活の間、毎日欠かさずトレーニングのオンラインレッスンを続けました。
体幹を鍛えてしなやかな体を作るというピラティスのレッスンです。
コロナ対策として長年通うジムが始めたプログラムですが、
毎日定時に20~60分のLIVEレッスンを何コマか開催してくれるので、
TVの前にヨガマットを敷き、トレーナーの言葉を聞き、彼らのポーズに合わせてレッスンをするのが楽しみでした。
私が好んで受けていたのは先方の映像が届くだけの“一方通行”でしたが、
ZOOMを使ったレッスンでは、自宅にいながら少人数のグループレッスンが受けられたりして
大人気のようです。

さて、アフターコロナ。
自宅にいながら着替えずメイクせず電車に乗らず受けられるレッスンが、
実はとっても気に入ってしまいました。
もちろん先生たちと直接会って話したりアドバイスを受けたりするレッスンには代えられませんが、
なんだかこのままでも良くなぁい?

毎朝電車に揺られて会社に行くのが当たり前だったのに、
あれ?仕事って意外と家でも快適にできちゃう?
次元はきっとかなり違うでしょうが、なんだか私も気づいてしまったのです。

都心のあちこちにある最新鋭の器具を備えた美しいスタジオで直接プロのレッスンを受けられるからこそ払い続けてきた
決して安くない月会費なのですが、
まだまだスタジオに通うとなるとちょっと勇気が必要だし、
かといってオンラインだけに同額を払い続けるのもちょっと疑問が残るし、
どうしよう、ちょっと悩み時です。

直接その場所に行かないオンライン何某にどれだけの対価を払うか。対価をもらうか。
オンライン授業に、
オンライン出演、
オンラインの習い事などもそうなのかな。
初めてのことで少し悩んでいます。

初めてと言えば・・・
いつも木曜の前場終わりで書いているこのブログですが、
都合により本日初めて『在宅ワーク』で書いてみました。
初めての在宅ワーク。ちょっと嬉しかったりして。





マザーズ市場が好調です。主要市場は3月に相次いで安値を付けたのですが、マザーズのそこからの戻りは他市場の追随を許しません。

3月の安値から6月09日までの各市場の戻り率は以下の通りです。


マザーズ94%
ジャスダック28%
日経平均41%
TOPIX35%

マザーズ市場の特徴として、かっては売買金額のうち個人投資家が約70%程度、外国人投資は25%前後を占める、いわゆる個人投資家が主導の市場として知られていました。しかし2016年7月に先物が導入されたことから力学が変わり、徐々に外国人投資家の存在が高まります。このトレンドは以下に明確にみてとれます。


売買代金のシェァー
 個人外国人 
2016年6月69.1%26.2% 
2017年末65.4%29.8% 
2018年末58.6%36.4% 
2019年末56.5%38.4% 
2020年2月第1週45.0%49.7%外国人が個人を上回る
2020年3月末48.3%47.0% 
2020年4月末58.5%37.1% 
2020年5月末54.3%41.2% 



先物主導で2月まで順調にシェァーを拡大してきた外国人投資家ですが、3月の新コロナショックでその積みあがったポジションの解消を余儀なくされます。一方其れをチャンスと見た個人投資家が、3月の第3週から8週連続で買い越し、ふたたび売買代金で外国人を上回ることになります。 3月からのマザーズ指数の急伸は、まさに個人投資家が主導したといえるのです。 


さてその個人の全市場での現物株売りですが、アベノミクスが始まった2013年以降2019年末までの累計で約▼33.5兆円の大幅な売り越しになっています。買い越しになった年は一度もなく、多い年で▼8.7兆円、少ない年で▼2兆円、年平均で▼4.8兆円の大量の売り越しです。


その個人の現物株投資が今年に入り大きく変わり始めた感があります。 5月の最終週は日経平均が2万円超え、TOPIXが1500超えとそれぞれの大きな節目を超えたことから、個人投資家は利食いを先行させ、週刊ベースで▼3000億円近い売り越しを記録しました。しかしその前の週までは、実に△1.2兆円と久々の大幅な買い越しを記録していたのです。


ここらは単純計算になります。アベノミクスの始まった2013年1月の東証1部時価総額は約324兆円です。順調に拡大し2019年末には655兆円とその間331兆円の増加です。さて個人投資家の株主比率は約17%ですので、個人は56兆円強の株式資産増加の恩恵を受けたことになります。一方その間の売り越し累計が▼33.3兆円ということは、実に資産拡大の60%を利食ったことになります。


個人投資家には充分な余裕があります。それがマザーズへの積極的な関与になり、外国人投資家を凌ぐ投資行動になっているのです。何か外国人投資家の動向に注目が行きがちですが、今年からはむしろ個人の動向に注意を払うべきと思うのですが。

(中嶋)

本日、6月10日は私にとって記念すべき重要な日となります。そうなるに違いありません。

2020年6月10日。それは私の住む街の公共図書館が再オープンする日です。

ストックボイスにはゲスト、スタッフ、ご来客、様々な人が出入りします。昔はやったマンガのタイトルそのままに「人間交差点」です。様々な人間模様が繰り広げられます。一人ひとりがみな生い立ちも性格も嗜好も、家族構成も人生の目標もまるで違います。違っていて当然です。

カラオケ好きの人、野球観戦が好きな人、競馬の人、ラグビーの人、サッカーの人、ゴルフの人。

ディズニーランドの人、ハワイの人、映画の人、音楽の人、ファッションの人、岩盤浴の人、料理の人。

英語の人、ドイツ語の人、ロシア語の人、フランス語の人、仮面ライダーの人、ラーメンの人、家庭菜園の人。

私は本の人です。趣味は読書です。なんと芸がない、と言われればそれまでですが、本があればほかに何もいりません。無人島になにかひとつだけ持っていくとしたら「新潮文庫の100冊」を持って行きます(それは反則です。できればそこに缶ビールもあるといいのですが、おそらくそれも反則です)。

緊急事態宣言が発令されて、外出自粛が要請された期間中になにが悲しかったかと言って、図書館が閉館していたことほど閉塞感というか、喪失感を突きつけられたものはありません。街の書店もすべてしまっていたので、さびしさはひとしおでした。

いまではアマゾンというネット書店がありますが、それだと自分の関心のあるところにばかり足が向いてしまいます。大きな書店の中をうろうろする時のような、知らない分野や知識など異質の領域に触れる機会がかなり減ってしまいます。

その大型書店にしても書棚には限りがあるので、最近の売れ筋の書物しか置いていません。絶版になってしまった本や売れそうにない専門書、高価な本、大型の写真集、百科事典、洋書のたぐいは図書館でないと触れられません。

その図書館が今日から再開されるのです。入館はひとり30分まで。閲覧室はまだ利用できず、席に座ってじっくりと読むことはできません。開架書棚に行って最大6冊まで本を選び、貸出カウンターに持って行って借りることができます。

昨夜から待ち遠しくてなりません。前場の放送はすでに準備万端。全力で本日の株式実況中継に取り組んで、終わったらダッシュで図書館に向かいます。今夜は家でビールをチビチビ飲みながら、図書館の本を読んでいるはずです。それが最高に幸福な時間なのです。
(スズカズ)