Logo stockvoice

ブログ:Onevoice

小川 真由美 の投稿

今年2月に祖母が逝去したため、
今年は喪中のご挨拶をお送りすることになりました。

日時と名前だけ入れ替えて作る定型の文章。
内容が内容だけにアレンジを加えるわけにもいかず、
でも何となく違和感を感じて印刷をストップしていました。

社会人の常識として欠かせない書状だとは思うけども、
年賀葉書自体も出さない人が増えているし、
これ、イマドキの手段を使ってはダメなのかしらん?

毎年100枚前後の年賀状をお送りしていますが、
年賀状だけのご挨拶でもう何年もお会いしていない方も。
思い切って、”喪中メール”という手段を取ってみました。

「今年2月、祖母が93歳で逝去したため、年始のご挨拶は控えさせていただきます。
こんなご挨拶をメールでお送りする不届き者の孫でごめんなさい。」

ご年配の方を除いては、
目上の方も含め、メールアドレスを存じ上げている方はほとんどリストに入れたので、
送信ボタンを押すときには少々緊張しましたが、
ええ~いっ!!

ポチッと押した瞬間は
苦心して仕上げた年賀状を輪ゴムで束ねてポストに入れる瞬間と同じくらいの爽快感を感じました。

しかし、なんと3割ほどが戻って来てしまいました。
ドメイン指定をされている方も中にはいらっしゃると思いますが、
多くは、もはや使われていないアドレスを登録し続けてきたのです。

戻ってきたメール、
友人に関してはSNSやLINEなども駆使し、
どうしてもネット上の連絡先が分からなかった方にはお葉書を。
あらゆる手段を使って何とかご挨拶をしました。

中には眉をひそめている方もいらっしゃると思いますが、
久しぶりに近況を掴めた人などもいて、
結果的にはいつもの書状のやり取りよりもコミュニケーションを取れたように思います。

子供の頃から何十年も母と絵の具などを駆使して作り続けてきた年賀はがきは、
これからもやめるつもりはありません。
しかしながら、一斉喪中メールのおかげで、
友人たちとのおつきあいを見直すことが出来ました。




父の教えで、よく復唱する言葉があります。

「ならば、どうする」

ピンチに立たされたとき、
それがどうしてか考えるより、
それをどうするか考えなさい。

窮状に追い込まれると、自分を落ち着かせるためにも繰り返します。
「ならば、どうする」

久しぶりの大雨になった今朝、出がけに玄関で硬直しました。

傘がない!!

うひょーっ!

わたくし、あまりに頻繁に傘をなくすもので高級品は買わないと決め、
普段使っているのは1,000円前後の傘。
無駄がキライなので、失くす割にストックはほぼなし。
念のため予備のビニール傘を2本ほど置いているのですが、
あれ、どこ行っちゃったんだ?
まさか、マイブームの断捨離で捨てた?
そもそも、最後に使っていた傘、何色だっけ??

いやいや、落ち着け。
どうしてかじゃなくて、どうするかだ。
寝ぼけ状態からフル稼働して必死に考えました。
「ならば、どうする!?」

レースの日傘を広げてみました。雨漏りするよね~。

2本目の日傘を手に取りました。小さすぎるよね~。

最終手段のタクシー??
今からじゃ無理だよね~。
この時点で、出勤予定時間を5分オーバー。
前場、迫る!

「ならば、どうする」
靴箱の前にしゃがみ込んだら、下の段に横たわる折り畳み傘と目が合い、
小さな傘の中、縮こまるようにしてずぶ濡れになりながら出社しました。
セーフ!!朝から思わぬ冷や汗。

実は昨夜、
PCのデータを紛失、焦って友人に電話して助けてもらうという事件があり、
同じタイトルでブログネタにと思っていたのですが、
「ならば、どうする」の経験、上書きしてしまいました。










仲間内で、このところ「断捨離」が再び静かなブームを迎えています。

衣類をはじめ、書籍、食器、細かな身の回りの物。
そのあとはそれらが収められていた家具。
テーブルとソファと机を処分した友人は、部屋が広くなったと喜んでいます。

物とは知らぬうちに増えていくもので、
例えばハンカチ。
普段使うお気に入りは限られていますし、
特に最近はアイロンをかけなくて済むタオルハンカチや手ぬぐいなどを愛用しているのに
ハンカチ専用引出しの中にはキッチリ、ビッシリ。
中には未使用品がパッケージのまま仕舞われていたりして、
これはもったいないと、まずは数を減らすところから。
未使用品はヒトさまに差し上げたり、使い込んだものは思い切って処分したりすると
引出しにだいぶスペースが。
大事にしていた大判のシルクハンカチも日常から食事の際に膝に掛けたり、
スワトウの美しい刺繍の白いハンカチは思い切って物を収納するかごの上に掛けたりと、
大切にしまっておかないで常より使うことにしました。

「断捨離」の生みの親、山下英子さんは、
こんな風なことをおっしゃっていました。

大切なコーヒーカップを使わずにしまっておくのはどうしてですか?
そのものの価値に自分の価値が追い付いていないという事ですか?
コーヒーカップに見合う人になってください。
日常から使い込んで、欠けたら欠けたで役目を全うしたと思って捨てればいいじゃないですか。
その方がよほど物を大切に使うという事になりませんか?(要約)

この言葉は衝撃でした。
確かに。使わないと、物の価値自体が生きてきませんよね。
引出しから出された大判シルクハンカチもスワトウもなんだか嬉しそう。
不要なものがなくなり、大事なものも日常使いすることで
一つ一つが生きてきたような気がします。

ところで。
いつもの仲間で料理を楽しんでいた折のこと。
お米を炊くのに計量カップがなかったので、
これでいいやと、
食器棚に無造作に置かれていた蕎麦ちょこを手に取りました。
「それ、お米測るのに丁度いいでしょ。魯山人なんだ。」

ひょえぇぇ~っ!無造作に仕舞うな~~~っ
本当に物を使いこなしている人なのだと思いました。

そして私、モノに完敗。



カルロス・ゴーン氏起訴という衝撃のニュースが世界を震撼させた日。
多分世界ではほとんど報じられない一つのニュースが私を震撼させました。
西武・浅村、東北楽天へ移籍。

・・・また野球ネタ?連日ですみません。

キャプテンなんです、キャプテン。
キャプテンが抜けちゃうんです。

浅村栄斗(あさむら・ひでと)選手。
大阪桐蔭出身の内野手で今季127打点をあげたパリーグ打点王。
去年からキャプテンとして西武を支えてきました。
プロ入り10年でFA権を行使したのは、
ただ単に他球団の評価も聞いてみたかったから。
あくまで西武残留を最優先で考えるとのことだったので、
このままずっといてくれるものだと思い込んでいました。

オリックスやソフトバンク、そしてもちろん西武からの強力なラブコールがある中で
楽天を選んだのは、
単純な金額や契約年数ではなく、
限りある野球人生、環境を変えることで勝負したい。
プロ野球選手として1回りも2回りも大きくなりたいからとのこと。

ニュースを聞いた瞬間は正直裏切られたような気持ちで打ちひしがれましたが、
こんな報道を耳にして考えを改めました。

「悩みすぎて毎日生きている感じがしない。
FAしたら悪いことをしているみたいでファンに申し訳ない」と
悩みに悩んでの決断だったそうです。

文字にしたらたった一文字、キャプテンの「C」
この「C」を胸に付けてから、浅村選手は変わったという声が多く、
個人の事よりも、よりチーム全体の事を考えるようになったと。
ただ単に1選手の移籍ということではなく、キャプテンとしてチームを背負ってきた分
苦渋の決断だったのでしょう。
一度きりの自分の人生だもの、そうなったら気持ちよく送り出してあげるのがファンなのかもしれません。

先週この欄に書いたパリーグ首位打者・秋山翔吾選手も
来年大リーグに挑戦したいという意思を先頃明らかにしましたし、
エース菊池雄星投手をはじめ複数の選手が流出してしまいそう。
そしてまた新しい仲間がやって来て新しいチームが出来る。
思えば、今年私が応援したチームは今年限りのものであって、
二度と同じ仲間ではプレイできないのだと
改めて痛感しました。

株式相場もきっとそうですね。
この日この瞬間は今だけしかない。
そんな毎日を私たちは生きているのだと。
ちょっとセンチメンタル。

HPのデザインが新しくなって、
自分の顔写真の横にこの非・株ネタを書き綴るのはまたまたハードルの高さを感じますが、
読んでくださる方がいる限り、マイペースで頑張る所存です。

話すことを生業とする者、
できるだけ美しい日本語を使いたいと思うのですが、
語彙とは容易に増えないものですね。
日常会話や読書などから新しい言葉を覚えると、
ちょっと勇気を出して2~3度使ってみて、
馴染んだら自分のものとして身に着けています。

最近、経験に基づいてすっと身に付いた言葉。
「溜飲を下げる」

日米野球が現在盛り上がっています。
米大リーガーたちの中からさらに選りすぐられた精鋭たちが日本に乗り込み、
日本のプロ野球12球団の代表選抜チームと戦っています。
全6試合のうち昨日で5試合が終了。
毎日夢中になって見ていますが、
米大リーガーたちの素晴らしさと言ったら!
3塁手がノーステップで、1塁へ走る打者を矢のような送球でさしたり、
軽く振ったような当たりが楽々ホームランになったり、
そもそも仲間の活躍に飛び上がって喜ぶその跳躍力自体が目を見張る高さ。
身体能力の高さに驚いています。

そんな中、かつては歯が立たなかった大リーグ選抜チームに対して今年の日本選抜は大善戦。
世界に対し全く臆さず堂々とした戦いぶりを見せており、
5戦終えた時点で、なんと日本の4勝1敗となっています。

日本の選抜チームには、
”今年10年ぶりのパ・リーグ優勝をしたのにCSで2位のソフトバンクにコテンパンにやっつけられて日本シリーズに行けなかった我らが埼玉西武ライオンズの選手”が大勢選ばれています。
(主語の装飾が長い)
28人中5人、全体の18%です。

●第1戦では西武の秋山選手の3点タイムリー2ベースで同点に追いつき、

●第2戦では宿敵ソフトバンク柳田選手のヒットで西武・源田選手がホームに帰り、
(ちなみにこの日はスターティングメンバー10人のうち3人が西武の選手。30%)

●第3戦は逆に西武・外崎選手のヒットで柳田選手がホームへ。
9回では代打で西武・山川がタイムリー。
(ちなみにこの日はスタメン10人のうち、投手捕手を含む5人、50%が西武の選手!)

●第4戦では西武・秋山がランニングホームラン!

●昨日の第5戦は再び代打で登場、西武・山川がタイムリーヒット。


「溜飲が下がる」
シーズン終了後のもやもやが一気に吹き飛び、
まさにこの言葉がすっと胸に入って来ました。

自分の身内が世界で活躍を見せている気分の西武ファンであります。

スカウトを含む大リーグの関係者も多数この試合を注視。
柳田選手・秋山選手らトップ選手が大リーグに流出してしまうことを危惧する声もあります。
でもファンとして思うのです。
彼らが挑戦したいのであれば温かく送り出してあげたい。
もちろん自分のひいきにするチームで活躍する姿は一日でも長く見たいけれど、
彼らの夢を阻む権利はファンにはありません。
奇しくも同じタイミングで、
日本球界のしがらみをようやく振り切って世界の舞台に飛び出し、
大好きな野球を伸び伸びと楽しんで大リーグの新人王を獲得した大谷翔平選手を見て
心からそう思いました。

話が逸れました。
日米野球、面白いですよ。
特に私の個人的ツボは、ラテン系選手たちの底抜けの明るさ。
仲間のヒットを受けて踊ったり、
敵チームの応援歌を聞いて守備中にもかかわらずファンの真似をしてダンスしたり、
自分の守る塁に出てきた敵チームの選手とコミュニケーションをとろうと一生懸命ちょっかいを出したり。
日米野球、今日が最終戦です。