Logo stockvoice

ブログ:Onevoice

櫻井 英明 の投稿

えっ

櫻井 英明

2018/12/11 07:17

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai

珍しく・・・。

土曜の日経朝刊を開くまで米雇用統計は頭の片隅にもありませんでした。

指標の流行り廃りは明確ということです。

雇用統計はいつの間にか話題にもならないベージュブックのような存在になるかも知れません。

注意を惹いたのは「ファーウェイ、日本でも存在感。 中国通信機、政府が警戒」の記事。

「政府はファーウェイなど中国企業を念頭に調達方針を策定する。

中央省庁が情報通信機器を調達する際、安全保証のリスクを重視する。

政府や国民の重要情報が中国などに流れることを防ぐ」。

これが米中貿易摩擦の根幹です。

従来も情報は流れていたのかも知れません。

しかし、改めてこの問題がクローズアップされてきました。

もっとも水道の民営化や漁業法の改正など結構神経質な問題ながらすんなり国会通過というのも現実。

水道民営化で誰が得をするかといえば最終的にはインフラ工事大国フランスでしょう。

そう考えると、ルノー・ゴーン氏逮捕と相討ちみたいに見えてくるのは気の所為でしょうか。

日欧EPAが2月にに発足するというタイミングでもあります。

加えて興味深かったのは米SECの19年活動計画。

企業業績の四半期決算を巡って、市場参加者から幅広く意見を募るという報道。

夏にトランプ大統領が言い出したので致し方なくと言う側面はあるでしょう。

しかし絶対的にグローバルなルールに見えていた「四半期決算」。

これが絶対ではなく可変であるということだけは明確になりました。

しかも「重点活動テーマ」のトップは「新しい投資家保護ルールの導入完了」。

証券会社や投資助言者に顧客優先を義務付けという中身です。

これこそ「えっ」という感じ。

まだ顧客優先でない世界がアメリカ市場にあったのかという思い。

グローバルスタンダードの根源と思われていたアメリカンスタンダードはまだ砂上の楼閣でした。

東京は蟷螂の斧と言っても良いかも知れません。

それを目指して錯覚してきた動きは「時価会計ルール」を含めて可変ということ。

ルールを作るものが一番力を持っているということだけは古今東西不変の真実ですが・・・。


先週火曜の日経朝刊「スクランブル」の見出しは「ESG投資、変調の兆し」。

2016年以降ESGに率先して取り組んできたカルパース(カリフォルニア州職員退職者年金基金)。

運用資産39兆円。

日本への投資残高は約1兆円。

トヨタに気候変動対策を要請したのは昨年でした。

ところが来年1月ESG投資を手動してきた理事が退任。

後任はESG反対派が就任するそうです。

役員選挙で台頭したのは「ESGは加入者に恩恵をもたらしていない。

カルパースの投資収益がESGによって抑えられている。

そして退職者の年金生活を脅かしている」。

たばこや火力発電などの企業への投資の自粛よりも、求めるのは「投資リターン」ということ。

ならば理念先行の投資よりもリターン重視のシナリオ。

相場を理念で乗り切ろうなんて姑息な手段は学者さの世界の話。

実務家は当然「リターン重視」でなければならないのは自明の理です。

「ESGだから収益があがるのではない。 ESGは企業継続の最低条件だ」。

長年言い続けてきたことが実証されてきたような気がします。

相場はお題目ではありません。

欲望に裏打ちされたマネーの鉄火場である以上、学者さんのような悠長さは敬遠されるべきなのでしょう。


以下は来年のアノマリー。ご参考まで。


《上げ下げの特異日》

1月13日(日)は下げの特異日

1月14日(月)は最も上昇しやすいとされている日

2月1日(金)は上げの特異日

2月14日(木)バレンタインデーは上げの特異日

3月2日(火)は下げの特異日

3月20日(水)は上げの特異日

3月24日(日)は上げの特異日

4月1日(月)は上げの特異日

4月17日(水)は下げの特異日

5月17日(金)は上げの特異日(下げどまり)

6月21日(金)は上げの特異日

6月29日(水)は上げの特異日

7月6日(土)は下げの特異日

7月9日(月)は上げの特異日

7月26日(金)は下げの特異日

7月29日(月)は上げの特異日

9月15日(日)は上げの特異日

9月18日(水)は上げの特異日

10月4日(金・投資の日)は上げの特異日

10月16日(水)は上げの特異日

11月4日(月・振替休日)は上げの特異日。

11月7日(木)は下げの特異日

12月1日(日)は上げの特異日

12月22日(日)は上げの特異日

12月26日(木)は上げの特異日


《株高の特異日》


2月1日(金)

3月21日(木)

3月24日(日)

4月1日(月)

6月21日(金)

6月29日(水)

7月29日(月)

9月15日(日)

9月18日(水)

10月4日(金)

10月14日(月)

11月4日(月。振替休日)

12月1日(日)

12月22日(日)

12月26日(木)


《大幅高の日》


3月17日(日)

3月21日(木)

3月24日(日)

4月2日(火)

6月21日(金)

6月28日(火)

8月22日(木)

9月15日(日)

10月11日(金)

10月14日(月)

11月4日(月・振替休日)

11月21日(木)

12月1日「(日)


《上げの日(その月で一番高かった日)》


1月20日(日)

2月11日(月)

3月26日(火)

4月18日(木)

5月4日(休日)

6月30日(日)

7月1日(月)

8月29日(木)

9月13日(金)

10月20日(日)

11月22日(金)

12月26日(木」


《下げの日(その月で一番安かった日)》


1月8日(火)

2月21日(木)

3月16日(土)

4月9日(火)、20日(土)

5月15日(水)

6月6日(木)

7月22日(月)

8月6日(火)

9月4日(水)

10月8日(火)

11月7日(木)

12月5日(木)


《天赦日》


1月27日(日)

2月10日(日)

4月11日(木)

6月26日(水)

9月8日(日)

11月7日(木)

23日(土)



以下は今朝の場況。

「500ドル安から4日ぶりの反発」


週明けのNY株式は大幅安の後に4日ぶりの反発と目まぐるしい動き。

英メイ首相がEUからの離脱案の議会での採決を見送り。

原油相場の反落も悪材料となりNYダウは一時500ドル程度下落した場面もあった。

引けにかけては一時3%程度下落していたアップルなど主力株の一角が持ち直したことから短期的な戻りを期待した買いも巻き込み反発。

「NYダウやS&P500など主要な株価指数が4~5月の取引時間中の安値を下回らなかったことを好感した」との見方だ。

NYダウは前週末までの3日続落で1400ドルあまり下落。

「短期的な相場の戻りを見込んだ買いが相場を支えた」という声もある。

自社株買い増額のフフェイスブックなどFANG銘柄群が上昇しNASADAQも反発。

10年国債利回りは2.86%台。

ドル円は113円台前半での推移。


「PER11倍の次は」


週明けは週末のNY株安を受けた格好での大幅反落。

一時148ドルドル高まであったNYダウは午後には一時662ドル安。

日経平均は寄り付き359円安。

終値は459円安。

TOPIXは年初来安値(終値ベース1589ポイント、ザラ場1581ポイント)に接近。

あと0.25ポイントで年初来安値更新水水準だ。

マザーズ指数は3%の下落となった。

米中貿易摩擦の行方への警戒感に金利の変動、そして原油価格の騒動が加わり結局売りの材料満載ながら主役不在といったところ。

「結局NYに付き合っただけ」という見方も間違ってはいなかろう。

値上がり149銘柄(前日1016)、値下がり1951銘柄(前日1028)。

新高値4銘柄(前日14)、新安値442銘柄(前日218)。

騰落レシオは86.87まで低下した。

「10月26日安値20971円が見えてきた」という見方もある。

日経平均が500円近く下げた割には場中は静かな地合い。

「下がらないけど上がらないという状況では気味が悪い」という声も聞こえる。

もっとも個別では銀行セクターや主力銘柄には日足陽線の銘柄もチラホラ。

10年国債利回りが0.04%まで低下したことを踏まえると不自然な動きだ。

24か月線(21333円)は下回った。

NT倍率は13.38倍。

25日線からは3.3%、200日線からは4.9%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲5.663%(前日▲7.775%)。

買い方▲15.847%(前日▲13.912%)。

マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲1.19%(前日▲4.04%)。

買い方▲21.7%(前日▲19.23%)。

空売り比率は45.9%で6日連続40%超。

日経HVは17.8、日経VIは23.92。

日経平均採用銘柄のPERは11.94倍とアベノミクス相場の最低水準。

EPSは1777円と低下。

シカゴ225先物終値は大証日中比10円安の21325円。

高値2130円。安値20945円。

勝手雲の下限は21913円。

明日白くねじれているから「火曜は買い場」という見方は可能だ。

ボリンジャーのマイナス2σは21283円。

マイナス3σ20959円が限界だ。

気学では「前日が高かりし時はこの日反落する」。

水曜は「波乱激しく前後場歩調を変えて動く」。

木曜は「大突込みは底入れとなる」。

金曜は「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送れ」。

(櫻井)。

称元

櫻井 英明

2018/12/04 07:21

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai

今回で3回目になる「相場予見」。

例年通り11月第3週に作成しました。


『平成己亥(つちのとい)三十一年、称元の年の相場予見』

上へ下へと繁茂の株価

絶好調の落とし穴

明るい太陽暗闇新月

多くの糸がもつれ合い

盛の相場も時には中庸


今だけ、カネだけ、自分だけ

買っているのは株・株価?

土を通って清流は

幽玄境地で濁流に

夜霧の空から次世代へ

孤高の樹木は真っ直ぐに立つ


脳裏に浮かぶのは「菜の花や月は東に日は西に」。

江戸時代の画家・俳人である与謝蕪村が詠んだ句です。

安永3年(1774年)、蕪村が、六甲山地の摩耶山を訪れたときの句とされています。

菜の花の時期、西の空に夕日が沈むころ、空は茜色。

摩耶山から見下ろす一面の黄色い菜の花。

同時に見える月と太陽。

解釈は「月と太陽と大地と作者が一体化する瞬間」。

陽が西に沈む夕暮れ時に、月が東に見えるということは、その月は満月。

つまり、地球を挟んで月と太陽が、ほぼ一直線に並んでいるということ。

菜の花が咲いている時期で、東に満月、西に夕日が見えるのは、旧暦の3月10日~15日くらいとのこと。

今の暦では4月20日~25日。

この時間軸を覚えておきたいものです。


12月師走相場。

ヘッジファンドの決算通過で新年度入り。

四季報発売月。

メジャーSQ通過後の国内外の機関投資家は一服。

20日以降はクリスマス休暇。

26日以降の東京は掉尾の一振狙い。

3ヶ月に一度のIPOラッシュ。

最近はドレッシング(お化粧)という言葉も聞かれなくなりました。

重要なのは昨年末日プラスの22764円を大納会に上回れるかどうか。

年足基準ならば23506円。

因みに9月メジャーSQ値は23057円。

6月メジャーSQ値は22825円。

3月メジャーSQ値は21575円。

昨年12月メジャーSQ値は22590円。

この1年どうも節目を漂っているような気がしないでもありません。

その昔、先輩に言われた「校庭の真ん中で立小便はできるか」という言葉。

「人は的や目標がなければ動けない」ということがようやく理解できるようになった気がします。


以下は今朝の場況。

「一時休戦で上昇」


週明けのNY株式市場は続伸。

米中首脳会談で貿易摩擦問題は執行猶予。

解消への取り組みを進めることを好感し貿易摩擦激化への警戒感が後退。

幅広い銘柄が買い物優勢となった。

中国製品への追加関税引き上げなどを90日間猶予するという「貿易戦争の一時休戦で折り合った」との解釈だ。

トランプ大統領が「中国が米国の自動車に課している40%の関税の引き下げや撤回で同意した」とツイート。

これも好感された。

NYダウは終値ベースでは287ドル高だったが一時上昇幅は440ドル高まで拡大。

11月上旬以来約週3週間ぶりの水準を回復した。

もっとも利益確定売りも見られ上昇鼻を130ドル前後まで縮小した場面もありボラの高い動き。

個別では中国関連とみなされる航空機のボーイングや建機のキャタピラーが上昇。

この2銘柄のNYダウ上昇寄与度は111ドル。

半導体・自動車などのセクターも堅調だった。

ロシアとサウジアラビアが生産調整を延長することで合意。

原油先物相場が上昇し石油・素材セクターも相場をけん引した。

NASDAQは110ポイント高。

ISM製造業景況感指数は59.3ポイントで着地。

前月から1.6ポイント上昇し3カ月ぶりの上昇となり市場予測の57.9を上回った。

10年国債利回りは3%割れ継続。

ドル円は113円台後半での推移。



「執行猶予で7連騰」


週明けの日経平均は寄り付き278円高、大引けは223円高の22574円。

一時350円近い上昇幅となり11月8日の戻り高値22583円を上回った。

200日線(22306円)、75日線(22568円)を一気に抜けた。

週足では52週線(22452円)、26週線(22552円)も終値で上回った。

「月が変わっても強い基調は崩れず7日続伸は9月26日以来のこと」という声が聞こえる。

マザーズ指数も1000ポイント台乗せからの一段高で26週線を上回ってきた。

「こんなに上がっていいのだろうか、の声もあったが、やはり、何もなかったことを好感」との解釈だ。

内容はともかくとりあえずの「執行猶予」。

サンタラリーの序章となった格好だ。

「W底打ちで世界的にリスクオン」という指摘もある。

値上がり1579銘柄、値下がり472銘柄。

新高値44銘柄、新安値4銘柄。

騰落レシオは123.40まで上昇してきた。

「120%超えからの一段高」に期待したいところ。

25日線、75日線、200日線ともに上向いてきたのは好感。

13週線(22617円)を抜ければ、きれいな形の完成だ。

強いて言えば日足の陰線が気にかかるというところだろうか。

一目均衡の雲の下限は22337円、上限は22710円でもう少しで抜けそうなところ。

10月23日以来の雲の中だ。

勝手雲は5日に黒くねじれるが12日はまた白くねじれている。

ボリンジャーのプラス2σが22613円。プラス3σは22951円。

25日線(21937円)からのプラス4%かい離は22814円。 プラス5%で23033円だ。

月曜段階で25日線からは2.9%、200日線からは1.2%のプラスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.827%(前日▲10.174%)。 買い方▲10.072%(前日▲11.366%)。

ようやく逆転したのは良いサイン。

マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.24%。 買い方▲16.04%。

空売り比率は40.7%(前日39.1%)と残念ながら40%超。

日経HVは15.2、日経VIは17.62と低下。

日経平均採用銘柄のPERは12.64倍。 EPSは1785円(前日は1790.95円で過去最高更新)。

シカゴ225先物終値は大証日中比5円安の22635円。 高値22780円、安値22530円だった。

気学では「強日柄にして後場高のこと多し」。

水曜は「目先のポイントを作る注意日」。

木曜は「弱日柄にして転機をつくることあり」。

金曜は「強調をみせても飛びつき買いを警戒し売り狙え」。

8日続伸、あるいは日足陽線に期待の火曜日。

(櫻井)。

節目

櫻井 英明

2018/11/27 07:23

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai

10月9日にIMFは世界経済見通しを下方修正しました。

18年は0.2ポイント下方修正の3.7%。

日経平均は10月2日に24448円の高値を付けその日から11日まで6日連続日足陰線。

10月16日のザラ場安値20971円、29日の終値安値21149円まで一気に下落。

米金利上昇リスクや米中貿易摩擦、米中間選挙、イタリアの財政問題などが悪材料視されました。

最近ではGAFA銘柄への警戒感も台頭。

しかし結局のところ、このIMFの世界経済見通しがトリガーだったと思えてなりません。

振り返ってみれば影の主役は見えてくるもの。

先週下方修正されたのがOECD(国連の経済協力開発機構)の来年の世界経済見通し。

IMFの経済見通しよりも機関投資家などが重用する代物です。

日経朝刊の見出しは「世界景気減速、3.5%成長に」。

9月時点から」0.2ポイントの引き下げ。

しかもIMFよりも0.3ポイント低い水準。

世界経済の2018年は3.7%成長、19年は3.5%、20年は3.5%。

米国は28年2.9%、19年2.7%、20年2.1%。

ユーロ圏は18年1.9%、19年1.8%、20年1.6%。

日本は18年0.9%、19年1.0%、20年0.7%。

中国は18年6.6%、19年6.3%、20年6.0%。

米国以外の減速が顕在化。

「先行きには陰りが見えている」という解釈でした。

その理由は貿易摩擦と先進国の金融引き締め、そして新興国の成長鈍化。

日本の成長見通し引き下げの背景は自然災害の影響。

米中はそれこそ貿易の縮小。

少なくとも悪材料ですが、「見えないフリ」ができるかどうかが年末相場の行方を左右するのでしょう。

「許してくれない」という声は聞きたくないもの。


短い髪の毛をゲンを担いでわざわざ切りに行った人。

15年続いた株式投資から撤退した人。

株式セミナーに一人で来て「今日は一人なんです。 友達がみなトルコとかバリ島とかに言っちゃって。

今年も皆儲かってます」という猛者。

カツ丼、厚揚げ、鳥の空揚げで願をかける人。

人さまざな投資風景。

それぞれの願いを受けて相場は羽ばたき始めたような気がします。


週末金曜は福岡。 コンサート等の影響か、博多駅はパンパン。

セミナーは若い女性が全体の半分という珍しい風景でした。

土曜は東証でREITフェア。

今年のREIT指数は右肩上がりなので投資家さんも明るい風情。

過去最高の入場者となりました。

日曜は名古屋。

こちらはIRと株のセミナーだったので参加者の8割は「今年は損した」。

名古屋駅も人でパンパン。

帰りの新幹線はグリーン車まで予約満席。

凄まじいコト消費を実感した週末でした。


11月月足陽線基準は21687円。

昨年比プラス基準は22764円。

11月SQ値は22469円。

3月月中平均は21395円。

9月月中平均は23188円。

さまざまな節目があります。


以下は今朝の場況。

「週初は大幅高、風景は変わった」


週明けのNY株式市場でNYダウは354ドル高と5日ぶりの反発。

「ブラックフライー、サイバーマンデーで年末商戦が好調な滑り出し。

景気減速への警戒感が薄れた」との解釈だ。

原油の下落は一服。

イタリアの財政問題の懸念も後退。

突如として悪材料への解釈が変化し、米中貿易摩擦問題は見えないフリになった印象。

調査会社アドビ・アナリティクスによると「ブラックフライデー」のインターネット通販の売上高は前年比24%増。

26日の「サイバーマンデー」への期待感も加わりアマゾンは5%超の上昇となった。

「基本は売り込まれていたハイテク、金融、エネルギーセクターへの買い戻しと小売 への期待」という見方だ。

10年国債利回りは3.06%水準。

ドル円は113円台半ばでの推移。

風景は変わった週初。

ただトランプ大統領が「関税は中国からのアイフォーンにも課される可能性」との報道からアップルは下落。

時間外取引では中国関連のETFやアリババ・グループなど中国関連銘柄が軟調。

トランプ大統領は「もし我々が合意に達しなければ、私は26700億ドル模の中国製品に対して10%か25%を掛けることになるだろう」とコメント。 「年末商戦への期待感から堅調だった流れは一服」という声が聞こえる。


「25日線復活」


「11月の3連休明けの株高」のアノマリーを証明してくれた月曜。

寄り付き1円高で大引け165円高。

大阪万博も材料視され続伸となった。

高値21838円で終値21812円。

25日線(21851円)は超えられなかったが5日線(21674円)を大きく上回った。

「5日線をサポートに早々に25日線をブレークできるかに注目」という声が聞こえる。

「2020年五輪の東京開催が決まった のは5年前の9月7日。

その前日6日の日経平均終値は13860円。

決定後の9月9日は283円高。

その後12月にかけて駆け上がり、大納会の終値は16291円。

2173円(17.5%)の上昇となった」というのが歴史だ。

値上がり1119銘柄、値下がり915銘柄。

新高値30銘柄、新安値54銘柄とほぼ拮抗。

騰落レシオは90.10まで上昇してきた。

25日線からは0.2%、200日線からは2.1%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.885%(前日▲8.325%)。

買い方▲13.514%(前日▲14.145%)。

やや差が縮小。

マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△6.42%(前日△6.66%) 。

依然プラスのまま。

売り方▲21.22%(前日▲21.66%)。

空売り比率は45.6%(前日44.6%)で39日連続40%超。

日経HVは19.3。日経VIは20.40。

東証REIT指数は1806.51と年初来高値更新。

日経平均採用銘柄のPERは12.23倍。

EPSは1783.48円と11月8日の1780.44円を上回り過去最高を更新した。

シカゴ225先物終値は大証日中比215円高の22045円。

高値22090円、安値21490円。

11月月足陽線基準は21687円は抜けてきた。

まずは 11月13日(火)以来の25日線奪還(21851円)。

その先は200日線(22288円)に期待。

今日は「変化日」。

明日は「株高の日」。

気学では「変化を起こす重要日」。

水曜は「転機を司る注意日にして大騒ぎを見ることあり」。

木曜は「偏傾して動く日。寄り後の足取りを注意せよ」。

金曜は「人気に逆行して動く日」。

(櫻井)。

その頃には

櫻井 英明

2018/11/20 07:19

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai

週末の日経「スクランブル」の見出しは「年末高、格好の売り場か」。

論旨は「長期的な上昇相場の終わりを示唆するサインがちらつく。

大方の予想通り年末高となれば、それはこの先少ない売り場になる可能性がある」。

日経平均の10月の下落率は9.1%。

ブレグジットの2016年6月の9.6%以来の水準に近い。

そして明確に52週線を下回ってきました。

26週線との差は約100円でデッドクロスの可能性もあります。

2016年12月にはゴールデンクロスしてから約2年でのデッドクロスになるかも知ません。

一方で101週間連続で26週線が52週線を上回ってきた記録。

これは1990年5月までの104週に次ぐ記録だといいます。

結論は「日本株の弱気相場入りが近いのなら、年末高の局面は格好の売り場になるだろう」。

しごくもっともな論旨に見えますが、どこか違和感。

まず年末高になるのかどうかという問題。

仮定の話を装っていますが、どうも思い込んだ決め打ちチック。

一方で本当に年末高になるのなら、デッドクロスはしないという思考法もアリ。

今日からの展開が決めることを既定路線で論じてはいけないとは思うのですが・・・。

むしろ104週継続の26週線元気が105週になって欲しいもの。


「45日前通告ルールによる12月決算のヘッジファンド等の解約日は通過」という見方もあります。

その45日前ルール。

もともと信頼性には欠ける観測。

月末の「ドレッシング観測」みたいなもので本当にあるのかないのは不明。

そもそも換金の必要性はいつ生じるかはわからないもの。

オプションの権利行使のアメリカンタイプとヨーロピアンタイプみたいなものです。

因みにアメリカンタイプは権利行使日(満期日)までいつでも権利行使できる型。

ヨーロピアンタイプは権利行使日(満期日)のみ権利行使できる型。

バミューダタイプは1週間に1回とか月に1回権利行使できる型。

そもそも「45日ルール」は慣例でしょう。

今年のヘッジファンドの運用は良くありません。

10月のグローバルヘッジファンド指数は月間下落率が3.1%。

2011年8月以来のマイナスです。

2011年は年間マイナス8.9%でしたから 7年ぶりの悪い運用となっています。

「成績の悪いファンドは解約される」というのが通説。

だったら今年の秋は解約の嵐だったでしょう。

原油価格の下落はオイルマネーの動きもネガにしたとも推測できる気もします。



電子端末の記事で興味深かったのは香港からのテレビドラマのアノマリー。

今月は市場関係者が恐れる「ある人物」が表舞台に登場してきたそうです。

香港のベテラン俳優、鄭少秋(アダム・チェン)氏は出演するテレビドラマが放映されるときまって株式相場が下がるジンクス。

付いたあだ名は「株安男」。

鄭氏出演の新番組が10月末に始まりました。

10月中旬、中国のテレビ局がドラマの第1話を先行放映。

上海株総合指数が1日で5%下げたといいます。

香港などでの放映開始日(10月31日)の香港ハンセン指数は上昇。

しかし「悪い化学変化を起こすかもしれない」と警戒ムード。

アノマリーの始まりは1992年。

主演の連続ドラマ「大時代」の放映期間中にハンセン指数が20%下落。

株安の本当の理由は日本のバブル崩壊の余波。

しかし60~90年代の香港株式市場を舞台にしたものだったので、株安との関連の印象が強く残ったという話です。

94年の「笑看風雲」、97年の「江湖奇侠傅」、12年の「心戦」。

いずれも放映期間中に株価が2割前後下落。

香港の市場関係者らはこのあまりにも不思議なアノマリーを役名から「丁蟹効果」と呼ぶようになったそうです。

的中率は今のところ9割以上。

「なんの根拠もないが『実績』はすごい」という解釈。

ドラマ放映は来年1月下旬までの予定だそうです。


日曜の秩父宮での大学ラグビー対抗戦。

明治対帝京は8年ぶりに23-15で明治の勝ち。

5勝1敗で明治・帝京が並びました。

早慶は4勝1杯で並んでおり優勝戦線は23日の早慶戦の結果如何。

となると12月2日の秩父宮の明早戦が久々のキーポイント。

因みに帝京の黒星は2015年の筑波戦以来のこと。

対抗戦8連覇、大学選手権10連覇への挑戦は続くのかどうか。

市場にも何か変化があるのかも知れません。

「12月2日は久々に秩父宮に行こうかな」なんて思います。

そして、その頃には米中貿易摩擦懸念の後退で株価も復活していて欲しいもの。


以下は今朝の場況。

「全面安」


週明けのNYダウは395ドル安の25017ドルと3日ぶりの反落。

10月30日以来3週ぶりの安値水準となった。

「新型iPhoneへの売れ行き懸念からアップルが下落。

主力ハイテク株全般に売りが広がった。

米中の貿易交渉の不透明感も強まり、感謝祭の祝日前に持ち高を減らす動きが加速した」との解釈だ。

アップルのNYダウへの下落寄与度は51ドル。

マイクロソフト、アマゾン、アルファベットも軒並み大幅安。

エヌビディアも10%超の下落。

ナスダック総合株価指数は219ポイント安と大幅続落。

4月25日以来ほぼ7カ月ぶりの安値水準。

加えて悪材料になったのは中国との貿易摩擦。

APECでの首脳宣言断念が警戒感となって現れたスリーエムなど中国関連銘柄が下落。

おまけにインドネシアの航空機事故の影響は長引きボーイングのNYダウ下落寄与度は101ドルとなった。

NAHB住宅市場指数は大幅に低下し2016年8月以来の低水準。

「利上げ継続による住宅市場への悪影響」という見方も出てきた。

日産自のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反の疑いで逮捕された。

「心理面で米市場でもマイナスに働いた可能性はあるが、実質的な影響はない」という声が聞こえる。

S&P500は45ポイント安。

10年国債利回りは3.05%台。

ドル円は112円台後半。

VIX(恐怖)指数は20.12。

SKEW指数は118.71と落ち着いている。



「また軟調なNYの週明けが邪魔」


月曜の寄り付きは1円安(金曜は1円高)。

1ドル112円70銭台の円高トレンドをものともせずにプラス圏に浮上。

10年国債利回りも8月以来の0.1%割れでリスク回避の動きとも見られたが株は一段高の展開。

上値は重かったものの後場の高値圏で引け3ケタの上昇となった。

エヌビディアの時間外の大幅下落を嫌気して下げた金曜が123円安。

月曜ザラバでは123円高の場面が多かったが結局140円高。

金曜の下落分を埋めた格好だ。

値上がり1289銘柄、値下がり756銘柄。

新高値12銘柄、新安値168銘柄。

25日線(22012円)が視野に入ってきた格好だ。

「上海総合指数は約1か月半ぶりで2700ポイント回復。

10月の窓を埋めきった。

75日移動平均線も9月下旬以来上回った。

そこをどう突破するかが課題」という声もある。

25日線からは0.9%、200日線からは2.2%のマイナスかい離。

騰落レシオは93.64%。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.603%。 買い方▲13.823%。

マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△6.83%(前日 △9.96%%)。

(10月29日△10.13%)。

買い方▲20.59%(前日▲22.87%)。

(10月29日 ▲30.29%)。

空売り比率は45.0%と35日連続40%超(最大は10月23日の50.8%)。

日経平均VIは20.80。

日経平均採用銘柄のPERは12.26倍でEPSは1779円。

11月8日の1780円に並んだ。

シカゴ225先物終値は大証日中比250円安の21590円。

21348円でPER12倍割れだがそこまではなかろう。

気学では「人気弱く押し込んでも戻す日。悪目買い良し」。

水曜は「押し目買いの日。後場へかけて急伸することあり」。

木曜は「逆行日。大いに高ければ売り。安ければ買い良し」。

20日の勝手雲のねじれがダマシでないことを祈りたい火曜日。

(櫻井)。

先週水曜の後場寄り前、実 況に向かう前に何故か赤石を撫でるのを忘れていました。

後場寄り数分前に気がつきましたが後の祭り。

イヤーな予感が漂いながら実況していたら、引け前にマイ転。

幸い「撫でで5連勝」の記録は消えませんでしたが(撫でずに下落したので)、赤石を素通りしてしまったのは不思議でした。

「株価がそんなことで決まる訳ないだろう。大人げない」という声もあります。

しかし市場関係者というのは、ささやかなアノマリーにすら頼りたいもの。

ここが理解できないと投資心理もたぶん理解できないでしょう。

市場は機械が席巻しているように見えますが、底流は人の心理と欲望の集合体なのです。

「選挙結果を巡る思惑や懸念だけで投資方針を変更するのは避けるべきだ。

投資家とし ては、当初の方針を堅持し、長期的な投資計画に従った上で実際に新議会がどう動くのかを見定める方が大事だ」。

水曜に言ったのは「他国の選挙の結果を海の向こうで解釈することの虚しさ。

自国市場での評価こそ本物」ということ。

それにしてもトランプ氏が大統領になって919円も下がった日経平均。

今回は共和党善戦で上げ、ねじれで水曜に60円下げた日経平均。

2年という時間軸が相場観を変えたのでしょうか。

しかし、市場はしばしば間違うという歴史的格言は間違わなかったようです。

さて今朝は「赤石どうしよう?」と揺れ動くマインドでもあります。


9月に書いていた原稿が日の目を見ることになりました。

「60代から楽しくはじめる『株』1年生」。

12月7日明日香出版から発売予定と著者も知らないうちにアマゾンに登場していました。

因みに初校のゲラが届いたのは先週水曜。

数日は悩ましい日が続きます。

本って不思議なもので、書いているときは「こんなものでいいのか?」。

出来上がってみると「結構いいじゃない」。

そして書く辛さが身に染みて「もう、絶対に本は書かない」という気持ちになるもの。

中学高校の頃に「自分の書いたものが1冊でもいいから活字にならないかな」と考えていたこともありました。

そんなことなど忘却の彼方。

因みに内容は・・・。

「はじめて株をやるが、いろいろ覚えるのはもう面倒。

パソコンやスマホは使いこなすレベルにない 。

そんな60代に向けて必要な情報に絞りつつ、ライフスタイルに合わせた株のはじめ方、儲け方を伝授します」。

構想1年、執筆5日。

そんなことで良かったのかどうか。

スピードと集中力だけは長い証券人生で鍛えられてきたようです。


「急落」


週明けのNY株式は大幅急落。

NYダウは10月24日以来となる600ドル超の下落幅となった。

NASDAQは300ポイント超の下落で3日続落。

原因と目されたのは3日続落のアップル。

同社に顔認証センサーを供給するルメンタム・ホールディングスが「大口顧客から出荷を大幅に減らすよう要請を受けた」として10~12月期の業績見通しを下方修正。

大口顧客はアップルと想定され「iPhoneXSなど新モデルの販売不振が警戒された」との解釈だ。

アップルは5%強の下落。

マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(グーグル)など主要ハイテク銘柄も下落。

マレーシアの政府系ファンドによる巨額の資金流用に前CEOが関与した疑いからゴールドマンは7%超の下落。

アップルとゴールドマンの2銘柄でNYダウを185ドル押し下げた格好だ。

7~9月期が赤字となったGEも10%下落。

トランプ大統領は「できることならサウジとOPECに原油は減産してほしくない」とツイート。

ガソリン価格の上昇を防ぐため産油国の減産をけん制したことが売り材料となりWTI原油先物価格はバレル60ドル割れまで下落。

11日続落は過去最長になった。

「トランプ政権は知的財産権の盗難や輸出管理面での中国との貿易摩擦に対抗するために関税以外の方法も取る方向」という報道も嫌気された。 引け前に下落幅を拡大したとの見方もある。

ゴールドマンのレポートの指摘。

「同社が算出しているベア・マーケット・リスク・インディケーターが73%を記録。

60%を超えると株式市場は今後1年間の下落トレンドを示唆する」。

もっとも「長期的な弱気相場の始まりでは無く、急激な調整にとどまろう。

現在のインディケーターからは、歴史的にみて調整が起きたとしても最大15%にとどまる」という結論だ。

金は3日続落。

債券・為替はベテランズデーで休場。


「また来た道」


週初の寄り付きは128円安。

イタリアによるEUへの予算案提出、アメリカのベテランズデーなどを控えて様子見モード。

日中値幅は大きかったが終値ベースはほぼ全週末比変わらずの展開。

東証1部の売買代金も2兆1529億円と低調だった。

年末の閑散相場まではまだ時間が早い。

安値は22046円だったが22000円が意識されての切り返し。

200円超の下落からプラス圏まで浮上。

しかしその先に上を追う動きはなかった。

値上がり887銘柄、値下がり1142銘柄では売り優勢という印象。

新高値20、新安値54も同様だ。

「先週末に一時バレル60ドル割れまで売り叩かれたWTI原油が戻れるかどうかが課題」と市場関係者。

騰落レシオは84.92に上昇。

NTレシオは13.32倍。

25日線(22235円)からは0.2%のプラスかい離。

200日線(22678円)からは0.4%のマイナスかい離。

5日線(22248円)は下回っている。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.210%(前日▲10.025%)。

買い方▲12.438%(前日▲11.747%)。

縮まってきた差が拡大した。

マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△5.14%(前日△ 2.80%)。

買い方▲20.96%(前日▲18.68%)。

売り方はまたプラス。買い方は土砂降りの水準。

空売り比率は44.7%で30日連続40%超。

日経平均採用銘柄のPERは12.57倍。EPSは1771円と過去最高(11月8日の1780円)水準継続。

それでも株は上がらないから不可解だ。

シカゴ225先物終値は大証日中比475円安の21775円。

高値は22320円、安値は12725円。

ボリンジャ―のマイナス2σは21045円とまだ下にある。

気学では「不時高をみることあり。悪目買い」。

明日は「よく動き後場急変する。大引け高は売り、大引け安は買い」。

木曜は「一方に偏傾して動く日」。

週末は「変化を起こす注意日」だ。

(櫻井)。

タイトル 投稿者 投稿日時
えっ 櫻井 英明 2018/12/11 07:17
称元 櫻井 英明 2018/12/04 07:21
節目 櫻井 英明 2018/11/27 07:23
その頃には 櫻井 英明 2018/11/20 07:19
スピードと集中 櫻井 英明 2018/11/13 07:27
青い鳥 櫻井 英明 2018/11/06 07:29
序破急 櫻井 英明 2018/10/30 07:25
「綱渡り」 櫻井 英明 2018/10/23 07:26
赤石触って・・・。 櫻井 英明 2018/10/16 07:27
持続的成長 櫻井 英明 2018/10/09 07:16