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櫻井 英明 の投稿

まちぶせ

櫻井 英明

2020/09/16 10:43

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リーマンショック12周年。
2008年は3連休明けの9月16日が火曜日で最初の洗礼を受けました。
当時書いていたこと。

前場の日経平均は618円安。
東証で放送していたが、普段は静かなブースが、今日は全社出勤体制。
しかも、現場中継など滅多にないのに、各社入り乱れてのマイク合戦い。
犬が人を咬んでも、ニュースにはならないが、人が犬を咬むとニュースになる世界。
ただ「現場から」といっても、「事件は現場で起きている」といっても、現場には人がいないから、臨場感は薄い。
リーマンはヒルズから引っ越すべきとしたが、間に合わなかった感。
リーマンはチャプターイレブン。
メリルはバンカメが救済合併。
一夜にして、米大手証券4社は、2社になってしまった。
確か、サブプライム問題のアドバイザーはリーマンに決まっていたと記憶するが・・・。

20年ほど前に勃興期のインターネット証券で営業企画を担当していたときのこと。
日経新聞の全面広告のキャッチコピーで使ったのは「一秒の戦略化」のコピー。
極端すぎるかも知れませんが、どんな事柄でもおそらく決断に要する時間は最終的には1秒程度。
その凝縮された瞬間の意思決定がその後の運命を左右することが多いもの。
その「1秒」を迎えるまでの準備、そしてその「1秒」の判断を通過した後の時間の長さ。
単に「1秒」とはいえあだや疎かには出来ません
もっとHFTの世界などではもはや「1秒」などというスピードでは戦いにもなりませんが・・・。

電子端末にあった比較。
先週末時点でS&P500「IT」の予想PERは26倍。
ITバブルの2000年3月には53倍だった。
あるいは株式益回りと債券利回りとの比較。
現在は10年債利回り0.7%、株式益回り3.8%。
2000年は10年債利回り6.0%、株式益回り1.9%。
半導体売上高は今回2カ月で0.3%減少。
2000年は年間43%減だった。

日本株についてはJPモルガン証券のレポ─トの声を覚えておきたいところ。
「市場が先々の正常化を見込む仮定ではバリエーションが機能しない『空中戦』はしばしば起こる。
今年の3月→5月上旬の相場がそうだった。
主要中央銀行が大規模緩和を実施している局面ではなおさら」。
成功体験を持った人たちの市場分析は明るい。

一方で過去に成功体験に恵まれなかった人たちの市場分析は常に暗い。
下落こそが市場本来の姿としか見ることができない傾向。
当然ながら「空中戦」など理解不能。
「こんなはずはない。間違っている」と考えるのでしょう。
未来は明るいと信じられないから過去の悪材料の経験則だけに固執。
そしてまた過去に成功体験に恵まれなかった人たちがそういう枝葉末節的弱気論に組するという構図。
過去何度も弱気で外してきたのに、たまたま下落に遭遇した時の「当たった」という記憶だけが残っているのでしょうか。

「木を見て森を見ず」という格言があります。
「細かい部分にこだわりすぎて、大きく全体や本質をつかまないこと」という意味です。
逆に「森だけ論じて木を見ない」。
個別銘柄を斟酌しないで日経平均やTOPIXばかりを論じるのがこれに当たるでしょうか。
かといって木を見ないからと言って、指数の全体像や本質をつかんているんのかといえばそうでもない場合もあります。
「上か下、天国か地獄」みたいな二者択一だけで相場を論じるのはFXの世界だけで良いでしょう。
あるいは、日経平均は下がっていても例えば昨日のサンバイオのようにストップ高していた銘柄もあります。
「木も見ず、森も見ず」でただ上下を論じるだけでは相場に申し訳ないような気持ち。
数字と紙芝居をひっくり返しているだけで儲かるとはとても思えません。
指数を構成しているのは企業。
そしてその企業を構成しているのは人間。
データでも機械でもありません。
これを忘れてはいけないところ。
本来は「木も見て森も見る」が正しいような・・・。

相場には追っかけと待ち伏せがあります。
上がっている銘柄を追いかけるのは、上がっていることが分かっているだけに結構簡単。
しかし待ち伏せは時間軸が見えないだけにやりにくいもの。
それでも「いいものはいい」であるならば、
そして「市場はしばしば間違う」ものであるならば、
市場の評価は常に正しい訳ではないでしょう。
間違いもひずみもあります。
そういう意味ではIPO後9か月経過した多くの新興企業群。
鳴かず飛ばずの銘柄がそろそろ動きだすこともあるかも知れません。
IPO直後だけ騒ぐことが投資ではないでしょう。
特に抽選に当たらなかった株は要注意だと思います。

以下は今朝の場況。

《今日のポイント9月16日》

(1)火曜けのNYは続伸。
   VIX指数は25.85と低下。
   SKEW指数は132.95と上昇(前日130.95)。
   恐怖と欲望指数は59→59。

(2)ダウ輸送株指数は96ポイント高の11476ポイントと3日続伸。
   SOX指数は1.72%高の2219ポイントと続伸。
   3市場の売買高は89.9億株と低調(20日平均は93.3億株)。

(3)日経平均は4日ぶりに反落。
   終値ベースでメジャーSQ値23272円を大きく上回り3勝。
   日足は6日連続の陽線。
   6月2日までの7日連続陽線以来。
   ドル建て日経平均は221.96(前日222.13)。

(4)東証1部の売買代金は2兆1352億円と6日連続の2兆円超。
   新高値67銘柄(前日130銘柄)。
   新安値1銘柄(前日1銘柄)。
   騰落レシオは117.03(前日125.93)と低下。
   
(5)右肩上がりの25日線(23174円)からは△1.21%。
   26日連続で上回っておりサポート。
   横ばいの200日線(22015円)からは△6.54%。
   右肩上がりの5日線(23337円)から△0.50%。
   4日連続で上回りサポート。

(6)空売り比率は39.5%(8日ぶりに40%割れ:前日40.2%)。
   空売り規制なしの比率は5.2%(11日が10.8%、9日が13.5%)。
   5%台は8月25日以来。
   空売り比率のボトムは6月3日の35.4%。
   昨年9月21日が35.2%。
   ピークは3月6日の52.1%。
   9月11日時点の信用売り残は694億円増の9905億円。
   2週連続の増加。
   同信用買い残は342億円増の2兆3863億円。
   4週連続の増加。
   2兆円台は18週連続。
   金額ベースでの信用倍率は2.41倍(前週は2.55倍)。

(7)ボリンジャーのプラス1σが23360円。
   プラス2σが23547円。
   一目均衡の雲の上限が22286円。
   31日連続で雲の上。
   瞬間的ねじれは17日。
   勝手雲の上限は23200円で下限は23038円。
   4日連続で勝手雲の上。

(8)シカゴ225先物終値は大証日中比10円高の23330円。
   高値23360円、安値23195円。
   大証夜間取引終値は日中比10円安の23310円。
   9月配当落ちは試算では144円。
   再投資額は日経平均で1000億円、TOPIXで5000億円。

(9)昨年末終値は23656円。
   大発会終値は23204円(始値23319円)なので年足は陽線。
   東証1部の時価総額は623兆円(前日626兆円)。
   ここが重く立ちはだかっている。
   「変化日」の水曜日は今年16勝18敗。

《兜町ポエム》

「まちぶせ」

大引けの兜町のぞいた株式市場
微笑み上がってる見覚えある銘柄
あの株急になぜかきれいになったのは
みんながこんなふうに買ってるからなのね
好きだったのよあなた胸の奥でずっと
もうすぐ私きっと相場甦らせる

気のないそぶりして市場に加わった
ウリカイをはさんで相場を熱く見た

あの株買われたと噂に聞いたけど
私は自分から買い上がったしない
別の動きしてたチャートを見せたり
偶然をよそおい戻り道で待つわ
好きだったのよあなた胸の奥でずっと
もうすぐ私きっと相場甦らせる
(櫻井)。
 

火焔太鼓

櫻井 英明

2020/09/14 09:59

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先週月曜日。
日経平均株価は古希を迎えました。
1950年9月7日が最初の算出日。
当時は東京証券取引所が算出。
名称は「東証1部修正平均株価」。
1970年から途中から日本経済新聞社が引き継いで途中「NSB225種平均株価」となったのが1971年。
1975年に「日経ダウ平均株価」に変わりました。
だから今でも年配の方は日経平均を「ダウ」と呼ぶ方がおられます。
決してNYダウと混同している訳ではなく、「日経ダウ平均と呼んでいた時代があったのが理由なのでしょう。
日経平均株価となったのは1985年5月1日。
1985年10月1日に公表値の更新が1分毎になったのは先物の導入があったからでしょう。
それまでは1日に数回、そろばんや電卓で手計算で算出していた時代もあったようです。
ちなみに・・・。
日経平均のいちばん最初の値は1950年9月7日の176円21銭。
東証は算出開始の際、戦争で中断していた株式売買の再開日だった1949年5月16日を起点の100円にしたそうです。


日経平均が10年前に迎えた「還暦」。
その時はこう書いていました。

日経平均株価の60回目の誕生日。
人間で言えば還暦ですから、そこそこの歴史となりました。
その60年間の平均値は概ね9150円。
現在は、その60年間の平均値の水準に位置しているということになります。
因みに、リーマンショック時には58年しか経っていませんでしたから存在しなかった60年平均。
55年平均や58年6カ月を持ち出してきた市場関係者がいたことが思い起こされます。
それにしてもかつての売買高上位銘柄を見てみると社名も結構な様変わり。
50年代は鐘淵紡績(旧カネボウ)、東洋レーヨン(東レ)、日本鋼管(JFE)など。
70年代は小西六(コニカミノルタ)、東京芝浦電機(東芝)など。
90年代は日本電気(NEC)、松下電器産業(パナソニック)など。
株価はともかく社名だけはまだまだ進化するのでしょう。

《兜町噺「火焔太鼓」》

株好きの甚兵衛は女房と甥の定吉の三人暮らし、
お人好しで気が小さいので株式投資はまるでダメ。

おまけに恐妻家。
しっかり者のかみさんに毎日尻をたたかれ通し。

今日もかみさんに「株で損ばかりしている」と小言を食っている。

今回甚兵衛が買ったのは上場もしていない未公開ベンチャー企業だった。

何せ甚兵衛の株式投資の「実績」は時として「監理銘柄」、「整理ポスト」、「上場廃止」、「会社更生法」。
こんな「立派」な結果ばかりだから、かみさんの怒るのも無理はない。

それでも「買っちまったものは仕方がない」と定吉に調べさせてみると・・・。
「累損増加」、「債務超過」でホコリが出るわ出るわ、
もはやリストラもできず市場の誰も見向きもしないボロ銘柄。

調子に乗って定吉がホコリのいくつかを数え上げながら「ボロ株だボロ株だ」と踊りだす始末。

どこで聞きつけたか、外から身なりの良い侍が入ってきた。
「コレ、ボロ株と騒いでいたのはその方の宅か」
「今、殿さまがお駕籠でお通りになって『ボロ株』の声がお耳に入り、
ぜひ見たいと仰せられる。
すぐに屋敷にて披露いたせ」。

最初はどんなお咎めがあるかとビビっていた甚兵衛、
もしかすると「ボロ株」をお買い上げになるかも知れないと考えてにわかに得意満面。

ところがかみさんに
「そんな上場もしていない株が売れると思うのかい。
こんなにヒドイのを持ってってごらん。
お大名は気が短いから、
『かようなむさいものを持って参った者。当分帰すな』
てんで、庭の松の木へでも縛られちゃうよ」
と脅かされる。
「どうせそんなボロ株は誰も見向きもしないのだから
買い値の一分で押しつけてこい」と家を追い出される。

さすがに心配になった甚兵衛、
震えながらお屋敷に着くと、
さっきの侍が出てきて
「ボロ株を殿にお目にかけるから、
暫時そこで控えておれ」

今にも侍が出てきて
「かようなむさいボロ株を」
ときたら、
風のようにさっと逃げだそうと、
びくびくしながら身構えていると、
意外や意外、
殿様がえらくお気に召して、
三百両の値がついた。

聞けば
「調べてみれば・・・。
あれはノーベル賞級の技術開発をしている国宝級の株」
というからまたびっくり。

甚兵衛感激のあまり、
百五十両まで数えると泣きだしてしまう。

興奮して家に飛んで帰ると、
早速かみさんに五十両ずつたたきつける。

「それ二百五十両だ」
「あァらま、お前さんトレードがうまい」
「うそつきゃあがれ、こんちくしょうめ。それ、三百両だ」
「あァら、ちょいと水一ぱい」
「ざまあみゃあがれ。オレもそこで水をのんだ」
「まあ、おまえさん、株ってのはたいへんに儲かるねェ」
「うん、未公開株ってのも怪しいけどたまにはこういうことがあるんだな。
でもハラハラドキドキはもう懲りた。
おらァこんだ上場しているまともな株を買ってくる」。
「お前さんどんな株だい」
「そうさな、腹も減ってきたから牛丼・寿司・ファミレスの株かな。
そうだ、ゼンショーを買ってくる」。
「ゼンショー?。いけないよ。半鐘みたいな社名だとおジャンになるから」
(終)。

以下は今朝の場況。


「薄商い」

週末のNY株式市場でNYダウとS&P500は反発。
NASDAQは反落とマチマチの動き。
好決算のオラクルは一時61.86ドルと過去最高値を更新。
ただ終値は下落。
アップルは1.31%安。
グロース株は0.26%安。
一方、バリュー株は0.54%上昇。
ホーム・デポが1.33%高。
キャタピラーが2.65%高。
週間ではNYダウが1.66%、NASADAQが4.06%、S&Pが2.52%が下落。
8月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.4%上昇。
市場予想の0.3%上昇を上回った。
公共交通機関が敬遠されたことを背景に中古車・トラック価格の伸びが51年超ぶりの大きさとなった。
国債利回りは低下(価格は上昇)。
10年国債利回りは0.669%。
2年国債利回りは0.129%。
ユーロが対ドルで3日続伸。
ドル円は小動きで106.13円。
VIX指数は31.64→28.85→29.74→26.87。
SKEW指数は125.42と低下(前日130.16)。
6月9日以来の低水準。
恐怖と欲望指数は59→58。

「23426円を抜ければ窓埋め」


木曜の日経平均は寄り付き121円安。
終値171円高の23406円と反発。
9月3日高値23465円まであと59円に迫った。
(先物は23580円だった)。
終値ベースでメジャーSQ値23272円を大きく上回った。
TOPIXは高値引け。
日足は4日連続の陽線。
6月2日までの7日連続陽線以来。
週間では201円高。
週足は2週連続陽線。
TOPIXは高値引け。
マザーズ指数も日経平均と連動して終値は高値圏。
東証1部の売買代金は2兆5640億円と4日連続の2兆円超。
値上がり1601銘柄(前日1523銘柄)。
値下がり480銘柄(前日562銘柄)。
新高値92銘柄(前日72銘柄)。
新安値0銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは119.18(前日112.39)。
NTレシオは14.30倍(前日14.30倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(23096円)からは△1.34%。
24日連続で上回っておりサポート。
右肩上がりの75日線は22668円。
横ばいの200日線(22013円)からは△6.33%。
右肩上がりの5日線(23207円)から△0.36%。
2日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.689%(前日▲18.396%)。
買い方▲7.478%(前日▲8.093%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.638%(前日▲17.038%)。
買い方▲14.135(前日▲15.554%)。
空売り比率は43.4%(6日連続の40%超:前日42.0%)。
空売り規制なしの比率は10.8%(9日が13.5%)。
結構売り方も抵抗した痕跡だろか。
日経HVは12.6、日経VIは20.64。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.24倍(前日22.08倍)。
前期基準では18.28倍。
EPSは1052円(前日1052円)。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21278円(前日21123円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.50%(前日4.53%)。
配当利回りは1.92%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.17倍。
前期基準では19.64倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.22倍。
ドル建て日経平均は220.42(前日218.93、9月3日が220.77)。
東証1部単純平均株価は21円高の2185円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1975円(前日1881円)。
東証1部の時価総額は621兆円(前日617兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比10円安の23190円。
高値23265円、安値22940円。
大証夜間取引終値は日中比10円高の23210円。
現物先物の逆ザヤは200円近い。
気学では「一方に偏して動く日」。
火曜は「安くば買い、高きは見送り」。
水曜は「高下しても結局安い日」。
木曜は「目先のポイントをつくる重要日」。
金曜は「変化を起こす重要日」。
ボリンジャーのプラス1σが23332円。
プラス2σが23567円。
一目均衡の雲の上限が22306円。
29日連続で雲の上。
瞬間的ねじれは17日。
勝手雲の上限は22999円で下限は22817円。
2日連続で勝手雲の上。
RSIが58.46。
RCIが56.87。
9日に空けたマドは23129円ー23059円。
昨日空けたマドは23059円ー23134円。
これは埋めた。
9月3日の窓が23287円ー23426円。
9月4日の窓が23426円ー23257円。
23426円で両方埋められることになる。
メジャーSQ値(23272円88銭)には1勝。


《今日のポイント9月14日》《今日のポイント9月14日》

(1)週末のNYはマチマチの展開。
   VIX指数は31.64→28.85→29.74→26.87。
   SKEW指数は125.42と低下(前日130.16)。
   6月9日以来の低水準。
   恐怖と欲望指数は59→58.

(2)ダウ輸送株指数は103ポイント高の11282ポイントと反発。
   SOX指数は0.07%安と続落。
   3市場の売買高は89.1億株と減少(20日平均は92.3億株)。

(3)日足は4日連続の陽線。
   6月2日までの7日連続陽線以来。
   週間では201円高。
   週足は2週連続陽線。
   9月3日終値23465円まであと59円
   TOPIXは高値引け。
   マザーズ指数も日経平均と連動して終値は高値圏。
   東証1部の売買代金は2兆5640億円と4日連続の2兆円超。
   新高値92銘柄(前日72銘柄)。
   新安値0銘柄(前日1銘柄)。

(4)右肩上がりの25日線(23096円)からは△1.34%。
   24日連続で上回っておりサポート。
   横ばいの200日線(22013円)からは△6.33%。
   右肩上がりの5日線(23207円)から△0.36%。
   2日連続で上回った。

(5)空売り比率は43.4%(6日連続の40%超:前日42.0%)。
   空売り規制なしの比率は10.8%(9日が13.5%)。
   結構売り方も抵抗した痕跡だろか。
   売り方は3月19日安値期日の週。

(6)ボリンジャーのプラス1σが23332円。
   プラス2σが23567円。
   一目均衡の雲の上限が22306円。
   29日連続で雲の上。

(7)シカゴ225先物終値は大証日中比10円安の23190円。
   高値23265円、安値22940円。
   大証夜間取引終値は日中比10円高の23210円。
   現物先物の逆ザヤは200円近い。

(8)9日に空けたマドは23129円ー23059円。
   10日に空けたマドは23059円ー23134円。
   これは埋めた。
   9月3日の窓が23287円ー23426円。
   9月4日の窓が23426円ー23257円。
   23426円で両方埋められることになる。
   メジャーSQ値(23272円88銭)には1勝。

日経平均株価を前日のNYダウで除して日米株を相対比較する「ND倍率」は11日時点で0.85。
8月28日の0.80から上昇。
日経平均は出遅れ銘柄が買われ6日ぶりにコロナ急落前の水準を回復。

(櫻井)。


屁理屈

櫻井 英明

2020/09/09 10:58

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新型コロナの新規感染者が減ってきたという報道が目に付きます。
ところで問題の本質は新規感染者の数なのでしょうか。
一理はありますが、それだけではないような気がします。
むしろチェックすべきは現時点の感染者とするとどうでしょう。
昨日段階で国内での新規感染者合計は71901人(前日71392人)。
退院・療養解除者数は合計62563人(前日61817人)。
死者が1397人。
そうすると計算してみれば現在の感染者は7941人。
現在の入院。療養者は7941人。
1日746人が復帰し新規感染は510人。
トレンドは確かに減少傾向です。
コロナ感染者全体の86.5%はすでに退院・療養解除になったというのが事実。
残念ながら死亡率は約2%。
それでも大半は治っている印象。
これってパンデミックなのかどうか。
日本だけで考えてみると結構微妙なところです。
「重箱の隅をつつくような屁理屈」と言ってしまえばそれまでですが、分析なんて所詮そんなものでしょう。
「分析は屁理屈の材料探し。芯がないから外れれば診たてはコロコロ変わるもの」かも知れません。

昨日の日経トップは「世界の稼ぎ頭激変」の見出し。
サブタイトルは「コロナ下、IT躍進、四半期純利益」。
アリババが43位→9位になったことが特徴となっていました。
とはいえ、トップはウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハザウェイ。
純利益は262億ドル。
理由は保有株の上昇。
2位は孫正義氏のSBG。
理由は保有株の売却益。
市場至上主義が利益を輩出しているということ。
額に汗して働いて、という構図には映りません。
マネー資本主義の最たる結果二も見えます。
現業では3位がアップル、4位がマイクロソフト。
ちなみにトヨタは17位→76位。
企業の創意工夫が「相場観」に負けていて良いのかどうか。
ここも結構微妙なところです。
「将来なりたい職業」に「投資家」が出てくるのも時間の問題かも知れません。

《格言》

相場は未来を推察するもの。
その方法として過去を検証するというのは有効ではある。
しかし、過去の検証だけでは過去に縛られてしまう。
未来は自由であるべきだし、過去の延長での発想では未来で羽ばたくことは不可能だ。

以下は今朝の場況。

「連休明けも大幅安」

3連休明けのNY株式市場で主要3指数は3日続落。
NYダウとS&P500は2%超、NASDAQは約4%それぞれ下落。
フェイスブック、アマゾン、アップル、マイクロソフト、アルファベッ、ネットフリックスなどテクノロジーセクタは軒並み安。
日中安値で、各社の合計時価総額は今月2日から1兆ドル超縮小した。
テスラの21.1%安も効いた。
「SBGがここ数週間の米株の上昇局面でオプション市場に多額の資金を投じたと報じられたことで投資家が警戒を強めた」との解釈。
グロース株は3.38%安。
バリュー株は1.84%安。
株安から資金は債券に流れ国債利回りは低下。
10年国債利回りは0.632%。
2年国債利回りは0.142%。
「市場は、今週再開する議会で追加の新型コロナウイルス対策法案が可決されるかどうかに注目」との見方だ。
安全資産としてのドルに買いが入った格好。
ただドル円は106円台前半。
VIX指数は31.64と上昇。
SKEW指数は132.51と低下。
恐怖と欲望指数は60→55。
ニュートラルの水準まで低下した。
WTI原油先物は約8%下落。
6月以降で初めて1バレル=40ドルを下回った。

「メジャーSQ週の荒れる水曜日」

火曜の日経平均は寄り付き99円高。
終値184円高の23274円。
日足は2日ぶりに陽線。
東証1部の売買代金は2兆941億円と6日ぶりの2兆円超。
値上がり1757銘柄(前日1277銘柄)。
値下がり344銘柄(前日817銘柄)。
新高値57銘柄(前日40銘柄)。
新安値3銘柄(前日4銘柄)。
騰落レシオは118.29(前日117.93)。
NTレシオは14.36倍(前日14.34倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(23010円)からは△1.15%。
21日連続で上回っておりサポート。
右肩上がりの75日線は22571円。
微妙に下向いた200日線(22014円)からは△5.72%。
右肩上がりの5日線(23256円)から△0.08%。
3日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.604%(前日▲18.250%)。
買い方▲7.329%(前日▲8.142%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲21.416%(前日▲21.393%)。
買い方▲13.191%(前日▲14.718%)。
空売り比率は41.8%(3日連続の40%超:前日41.5%)。
空売り規制なしの比率は7.9%。
9月4日時点の信用売り残は204億円増の9211億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は697億円増の2兆3521億円。
3週連続の増加。
2兆円台は17週連続。
金額ベースでの信用倍率は2.55倍(前週は2.53倍)。
日経HVは13.0、日経VIは22.67。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.08倍(前日21.86倍)。
前期基準では18.17倍。
EPSは1054円(前日1056円)。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21158円(前日21183円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.53%(前日4.57%)。
配当利回りは1.94%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.94倍。
前期基準では19.46倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.21倍。
ドル建て日経平均は219.09(前日217.24)。
東証1部単純平均株価は24円高の2161円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1948円(前日1811円)。
東証1部の時価総額は616兆円(前日611兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比220円安の23030円。
高値23310円、安値22920円。
大証夜間取引終値は日中比240円安の23010円。
気学では「初め高いと後安の日。吹き値あらば売り狙え」。
木曜は「押し込むと戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「上寄りすると押し込む日」。
収束し始めたボリンジャーのプラス1σが23308円。
プラス2σが23596円。
一目均衡の雲の上限が22327円。
26日連続で雲の上。
ねじれは17日。
勝手雲の上限は23222円で下限は22675円。
2日ぶりに勝手雲の上。
RSIが53.71。
RCIが62.36。
9月3日の窓が23287円ー23426円。
9月4日の窓が23426円ー23257円。
メジャーSQ週の荒れる水曜日は重陽の節句。
明日は変化日。

《今日のポイント9月9日》

(1)3連休明けのNY株式市場で主要3指数は3日続落。
   NYダウとS&P500は2%超、NASDAQは約4%それぞれ下落。

(2)日足は2日ぶりに陽線。
   東証1部の売買代金は2兆941億円と6日ぶりの2兆円超。

(3)右肩上がりの25日線(23010円)からは△1.15%。
   21日連続で上回っておりサポート。
   微妙に下向いた200日線(22014円)からは△5.72%。
   右肩上がりの5日線(23256円)から△0.08%。
   3日ぶりに上回った。

(4)空売り比率は41.8%(3日連続の40%超:前日41.5%)。
   9月4日時点の信用売り残は204億円増の9211億円。
   3週ぶりに増加。
   同信用買い残は697億円増の2兆3521億円。
   3週連続の増加。  
   金額ベースでの信用倍率は2.55倍(前週は2.53倍)。

(5)収束し始めたボリンジャーのプラス1σが23308円。
   一目均衡の雲の上限が22327円。
   ねじれは17日。
   9月3日の窓が23287円ー23426円。
   9月4日の窓が23426円ー23257円。

(6)シカゴ225先物終値は大証日中比220円安の23030円。
   高値23310円、安値22920円。
   大証夜間取引終値は日中比240円安の23010円。

(7)メジャーSQ週の荒れる水曜日は重陽の節句。
   明日は変化日。
(櫻井)。

ウォーレン・バフェット氏と孫正義氏の動き。
この2つの出来事から見えてきたのは「自分のことだけを考えている」。
バフェット氏は「なんだアビトラか」という自然の行動。
しかも「半年かけて買った」のですから、ほとんどナンピン状態。
「日本の総合商社の未来に期待して」。
あるいは「日本株再評価にも少なからぬ影響を与える」。
そんな解釈は高邁ですが色褪せてしまいそうです。
ソフトバンクグループがここ数週間の米国株の上昇局面で、オプション市場に多額の資金を投じたとの報道。
「ハイテク優良株のバリュエーションが高すぎるとの懸念が深まった」との解釈。
「幽霊の正体を見れば枯れ尾花」の心理なのかも知れない。
「前日に弱含みの兆候が見られた後、ソフトバンクに関する報道は火に油を注いだ」との見方です。
持っている現物株の価値を高めるために、コールオプションを買う行動。
投資行動として間違ってはいないのでしょう。
しかし・・・。
当たり前のことですが、市場では「見透かされない行動」というのは大切なもの。
記憶力と想像力・創造力がぶつかり合う場所で「見透かされ」ではいけません。


「1000円から3割下落すると700円。
700円から3割上昇しても910円。
1000円に戻るためには43%程度の上昇が必要」。
これは結構株価の本質を衝いています。
下落はたやすく、戻りは大変。
この13%程度のギャップが重く圧し掛かっているのが東京市場。
決して引力のせいで株価が下げやすい訳ではなさそうです。
ただ一方で、株価の下落率は最大99.999・・・%までが限界。
一方で上昇率は無限大。
売り手は限定収益に対して投資している構図。
もっとも買い手のすべてが無限大の利益を得ている訳ではありませんが期待収益は可能性としては無限大。
この99%の売り手の期待収益と13%の戻りの重さ。
この対立がマーケットであることだけは間違いないでしょう。
ただ、全体的にはここ何年も13%の重みが感じられる時間が継続しています。

「苦月悔月とビビるな9月、叩けるものなら売ってみろ」(読み人知らず)。
「崩月壊月と嘆くな9月、欧州アメリカ鳴けばよい」(読み人知らず)。

相場川柳の「是非欲しい明日の新聞あったなら」。
今ならさしずめ「ぜひ欲しい今日の引け値があったなら」。
技術と経験があれば、囁きが聞こえたり、未来が見えたりするのかも知れません。
もっとも、それが幻聴・幻想や錯覚でないことを願いたいところ。
いずれにしても時間軸は圧倒的に短くなってしまったのが現在。
ひょっとすると「ぜひ欲しい5分後の株価あったなら」などの方が似合いそうです。
別の相場川柳は「右肩を上げて兜町歩く癖」。
そんな癖をもった市場関係者など見たことはありませんが・・・。

以下は今朝の場況。

「幽霊の正体を見れば枯れ尾花の心理」

週末のNY株式市場で主要3指数は続落一時プラスの場面もあったが売り込まれた後戻す展開。
NASADQ一時2日の過去最高値から最大9.9%下落した場面があった。
ただアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックが終盤にかけて下落幅を縮小し下げ渋る展開。
ソフトバンクグループがここ数週間の米国株の上昇局面で、オプション市場に多額の資金を投じたとの報道。
「ハイテク優良株のバリュエーションが高すぎるとの懸念が深まった」との解釈だ。
「幽霊の正体を見れば枯れ尾花」の心理なのかも知れない。
「前日に弱含みの兆候が見られた後、ソフトバンクに関する報道は火に油を注いだ」という解釈だ。
雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比137万1000人増と伸びが鈍化。
市場予想は下回った。
ただ失業率は8.4%に改善し予想を上回った。
マーケットインパクトは限定的だった印象。
VIX(恐怖)指数は30%台に乗せ一時11週間ぶりの高水準まで上昇した。
週足ではS&P500が2.31%安と6週間ぶりに反落。
NYダウは1.82%安。
NASDAQは3.27%安。
この2日間での下落は3月17日以来最大となった。
債券市場は雇用統計を経済のポジティブ材料と受け止めた格好。
10年国債利回りは0.721%。
2年国債利回りは0.146%。
ドル円は105円台後半。
SKEW指数は133,28。
恐怖と欲望指数は60→59。
週明け7日はレーバーデーのため休場。


SBGの動向に関する報道。
ここ数週間の米国株の上昇局面で、オプション市場に多額の資金を投じたこと。
資産売却で得た資金の一部を一時的に投資したという。
規制当局への提出資料によると、ソフトバンクはアマゾン、ネットフリックス、テスラ、マイクロソフト、
アルファベットに合計で約40億ドルを投じている。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると「ソフトバンクは投資している銘柄のコールオプションをほぼ同額取得。
約500億ドル分の株式に相当するという」。
「ここ数カ月のハイテク株の上昇は他の要因もあったが、ソフトバンクによる購入も寄与した」との解釈だ。

「マドが2個」


週末の日経平均は一時寄り付き366円安があって終値260円安の23205円。
日足は3日ぶりに陽線。
NYダウの807ドル安(一時1025ドル安)を受けて売り物優勢。
ただ「思ったほど下がらなかった」との印象も強い。
「極めて冷静に対応。NY株と良い意味で距離を置けていたように映る」という声もある。
日経平均は週間では322円の上昇。
週足は3週ぶりに陽線。
東証1部の売買代金は1兆9363億円と4日連続の2兆円割れ。
値上がり617銘柄(前日1163銘柄)。
値下がり1457銘柄(前日898銘柄)。
新高値24銘柄(前日76銘柄)。
新安値9銘柄(前日2銘柄)。
騰落レシオは107.70(前日108.09)。
NTレシオは14.35倍(前日14.39倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(22911円)からは△1.28%。
19日連続で上回っておりサポート。
右肩上がりの75日線は22502円。
微妙に横ばった200日線(22016円)からは△5.40%。
右肩上がりの5日線(23239円)から△0.54%。
4日ぶりに下った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.593%(前日▲20.580%)。
買い方▲7.450%(前日▲6.727%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲21.713%(前日▲23.512%)。
買い方▲13.048%(前日▲11.245%)。
空売り比率は41.8%(2日ぶりの40%超:前日37.3%)。
空売り規制なしの比率は7.7%。
日経HVは14.3、日経VIは25.13。
日経平均採用銘柄の予想PERは21.97倍(前日22.01倍)。
前期基準では18.13倍。
EPSは1056円(前日1059円)。
225のPBRは1.10倍。
BPSは21095円(前日21332円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.55%(前日4.52%)。
配当利回りは1.95%。
東証1部全銘柄だと予想PERは23.97倍。
前期基準では19.41倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.21倍。
ドル建て日経平均は218.57(前日220.77)。
東証1部単純平均株価は19円安の2139円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1741円(前日1825円)。
東証1部の時価総額は614兆円(前日620兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比5円高の23175円。
高値23315円、安値22830円。
大証夜間取引終値は日中比30高の23200円。
気学では「人気に逆行して動く日」。
火曜は「下放れすると保ち合い、上寄りすると反落する日」。
水曜は「初め高いと後安の日。吹き値あらば売り狙え」。
木曜は「押し込むと戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「上寄りすると押し込む日」。
ボリンジャーのプラス1σが23321円。
プラス2σが23730円。
一目均衡の雲の上限が22548円。
24日連続で雲の上。
勝手雲の上限は23098円で下限は22570円。
5日連続で勝手雲の上。
RSIが52.70。
RCIが75.55。
9月3日の窓が23287円ー23426円。
9月4日の窓が23426円ー23257円。

《今日のポイント9月7日》

(1)雇用統計を通過した週末のNY株式市場で主要3指数は続落。
   一時プラスの場面もあったが売り込まれた後戻す展開。
   NASADQ一時2日の過去最高値から最大9.9%下落した場面があった。
   ダウ輸送株指数は66ポイント高の11225ポイント。
   SOX指数は2.85%安。
   VIX指数は30.75。
   SKEW指数は133,28。
   恐怖と欲望指数は60→59。
   週明け7日はレーバーデーのため休場。

(2)日経平均は一時366円安があって終値260円安の23205円。
   日足は3日ぶりに陽線。
   東証1部の売買代金は1兆9363億円と4日連続の2兆円割れ。
   新高値24銘柄(前日76銘柄)。
   新安値9銘柄(前日2銘柄)。
   騰落レシオは107.70(前日108.09)。

(3)右肩上がりの25日線(22911円)からは△1.28%。
   19日連続で上回っておりサポート。
   微妙に横ばった200日線(22016円)からは△5.40%。
   右肩上がりの5日線(23239円)から△0.54%。
   4日ぶりに下った。

(4)空売り比率は41.8%(2日ぶりの40%超:前日37.3%)。

   
(5)ボリンジャーのプラス1σが23321円。
   9月3日の窓が23287円ー23426円。
   9月4日の窓が23426円ー23257円。

(6)シカゴ225先物終値は大証日中比5円高の23175円。
   高値23315円、安値22830円。
   大証夜間取引終値は日中比30高の23200円。

《兜町ポエム》

「木綿のハンカチ―フ」

上に向かって株価旅立つ
新値へと向かうトレンドで
華やいだ相場で買い上がる材料
探す探すつもりだ
いいえあなた市場は
思い通りにならない
ただバブルの絵の具に染まらないで上がって
染まらないで上がって

コロナから半年が過ぎ
戻ってきたがまだあきらめずに
相場で流行の材料送るよ
君に君に似合うはずだ
いいえ星のダイヤも
海に眠る真珠も
きっとストップ高ほど
きらめくはずないもの
きらめくはずないもの

株価たち今も素顔で
お化粧もしないままか
見間違うような値がさの
高値高値を見てくれ
いいえ下で寝転ぶ
株価が好きだったの
でも世界のマネーの
暴落に気をつけてね
暴落に気を付けてね

安かった頃を忘れて
変わってく株価を許して
毎日愉快に過ごすマーケット
株価株価は帰らない
相場に最後のわがまま
贈り物をねだるわ
ねえ高値更新する
スガノミクスください
スガノミクスください

(櫻井)。

料理

櫻井 英明

2020/09/02 10:54

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai
「急反発の8月」というのが今年の予想。
理由はイスラムのヒジュラ暦の新年が8月20日だからというもの。
ここ10年以上、イスラムの新年は毎年上昇していました今年も市場からの事前の信頼感はありませんでした。
ただ終わってみれば8月の日経平均は1429円高(6.38%)。
3か月ぶりに大幅高。
2か月ぶりに23000円台。
2月21日の急落前の水準(23386円)を一時回復した場面もありました。
今年も結局ヒジュラ暦は効いた格好。
因みに、今年の予想で9月は「続伸」。
にわかに強気筋が増えてきたのを悪材料に感じるのは性格の悪さなのかも知れません。

そんな時の格言。

「当たり屋が当たっても相場の天底にはならない。
しかし、外れ屋が当たると相場は天底になりやすい」。

落語というのは伝統的な同じネタをそれぞれが料理して話すもの。
株式実況や解説は今起きていることを、多少料理して話すもの。
素材が日々違うという点が大きく異なります。
でも、素材が違っても切り口がそう変わる訳ではないでしょう。
違う材料を同じ切り口で話すのが実況解説とも言えます。
一方で、同じ素材を切り口を変えて話すのが落語。
全く逆に見えますが、どうも似ている部分が多いような気がします。
切り口如何で同じ素材がいかようにも映るという点は一緒でしょう。
そして、実況や解説も十年一日のごとくの切り口では飽きられます。
斬新な手を日々見つけなければなりません。
もっとも30年前、40年前の古色蒼然とた解釈が現在でも通じることもあります。
しかし新しい解釈でなければつじつまが合わないことも多いもの。
このさじ加減が微妙に難しいところです。

人の物差しを重用する市場。
その最たるものがこのところの卒寿のバフェト氏の商社株買い。
物産、商事など5商社への買いが5%ずつ。
半年ほどかけて書い貯めたとの報道。
その結果、5社の時価総額合計は月曜に14兆1673億円。
前日28日は時価総額合計が13兆2618億円でした。
時価総額の増加は5社で9055億円。
バフェット氏の5社への投資額は計算上は6633億円。
それ以上に時価総額は増大したことになります。
もう一つの人の物差し。
金曜日の安倍退陣発表以降、プット買いが殺到した東京市場。
月曜寄りは「イケイケ」との声。
しかもNYでは「アウトライトのS&P500ロングも目立つ」。
このアウトライトとは知りませんでしたがFX用語での「買い切り」。
「売り戻し条件や買い戻し条件を付けたりヘッジをしない単独取引」。
言葉もFX市場に毒されてきたかのようです。
それにしても単独取引が希少だからこそこんな言葉が出てくるのだとするとやや異常な世界。
ひも付きトレードが席巻しているという傍証なのでしょうか。
しかも・・・。
それでも株価の上値は重ですから「翔ぶのが怖い」病はまだ治癒せず、寛解せず。
道のりは長いようです。

それにしても・・・。
安倍退陣、自民党総裁選の渦中でコロナは霞んでしまいました。
勿論一国の宰相が変わるのですから一大事。
しかし、一つのことがクローズアップされると他が消える現象。
市場もマスコミも「一つのこと以上は考えられない」。
カラスの思考法以下という気がしないでもないのですが・・・。

以下は今朝の場況。


《今日のポイント9月2日》

(1)NYダウは200ドル超の上昇。
   NASDAQとS&P500は過去最高値を更新した。
   ダウ輸送株指数は131ポイント高の11316ポイントと続伸。
   SOX指数は1.96%高と反発。

(2)日経平均日足は4日ぶりに陽線。
   マザーズ指数は年初来高値更新。
   東証1部の売買代金は1兆8613億円と2日ぶりの2兆円割れ。

(3)右肩上がりの25日線(22810円)からは△1.43%。
   16日連続で上回っておりサポート。
   微妙に右肩下がりの200日線(22016円)からは△5.09%。
   右肩下がりの5日線(23132円)から△0.03%。
   3日ぶりに上回った。

(4)新高値38銘柄(前日50銘柄)。
   新安値6銘柄(前日1銘柄)。
   騰落レシオは96.61(前日100.33)。

(5)空売り比率は42.3%(3日連続の40%超:前日40.6%)。
   8月28日時点の信用売り残は381億円減の9007億円。
   2週連続の減少。
   同信用買い残は530億円増の2兆2823億円。
   2週連続の増加。
   2兆円台は16週連続。
   金額ベースでの信用倍率は2.53倍(前週は2.37倍)。

(6)ボリンジャーのプラス1σが23215円。
   昨日は上値で頭を抑えた。
   プラス2σが23619円。
   一目均衡の雲の上限が22582円。
   21日連続で雲の上。

(7)興味深いのは日経平均の月足。
   6カ月線(22057円)が24ヶ月線(21719円)を上抜いた。
   そして12ヶ月線(22124円)も上抜く気配。
   罫線からみる長期の心理は変化しつつあるようだ。
      
(8)シカゴ225先物終値は大証日中比35円高の23195円。
   高値23210円、安値22990円。
   大証夜間取引終値は日中比20円高の23180円。
   今日は天赦日。
   気学では「後場大動きする日」。
(櫻井)。
タイトル 投稿者 投稿日時
まちぶせ 櫻井 英明 2020/09/16 10:43
火焔太鼓 櫻井 英明 2020/09/14 09:59
屁理屈 櫻井 英明 2020/09/09 10:58
幽霊の正体見たり 櫻井 英明 2020/09/07 11:05
料理 櫻井 英明 2020/09/02 10:54
慧眼 櫻井 英明 2020/08/31 11:02
ほくそ笑んで 櫻井 英明 2020/08/26 10:42
デザイン 櫻井 英明 2020/08/24 11:01
夢模様 櫻井 英明 2020/08/19 10:26
イスラム・ヒジュラ暦の年末年始 櫻井 英明 2020/08/17 10:51