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櫻井 英明 の投稿

無事に終了したストボフォーラム札幌。
行きはよいよい帰りは怖いでしたが、幸い東京への帰りの便は日曜の18時発。
17時発から運行が再開されましたから何とかセーフ。
ただスタッフさんたちは土曜の夕方が欠航、日曜の朝も欠航。
結局旭川空港に向かって日曜の最終便で帰京。
悪戦苦闘して、何とか帰京して、そして火曜の朝には何もなかったようにスタジオ入り。
放送ではないところでは実はいろいろなことが起こっています。
とはいえ、土曜の札幌セミナにおいでいただいた皆様。
ありがとうございました。

言葉の意味が相互理解されていないと会話は会話でない可能性も登場することがあります。
先週末の北海道・恵庭カントリー。
北海道のゴルフ場は冬場はクローズなので多くのキャディさんは他の仕事をしています。
開場以来働いているというベテランキャディさんに聞いてみたら・・・。
「若い人は冬はパートとかしているけど私は冬は家にいるだけ」。
「何しているんですか」と聞いたら「雪投げ」。
「誰と?お孫さんと?」
「いや一人で」。
当方の頭の中で雪投げ=雪合戦というイメージだったので「一人で雪合戦?」と意味不明。
瞬間脳裏を走ったのが「北海道の投げる=捨てる」。
で、「あ、雪を捨てに行くんですね」と聞いたら「そうですよ」。
投げる=捨てるの意味が判っていないと「一人で雪合戦をするキャディさん」という変な記憶だけが残りかねませんでした。


市場ではわかっているようで正確に理解していないものは結構あります。
例えば信用倍率と貸借倍率。
「イロハのイ」ですが改めて確認する・・・。
「信用取引残高(信用残)」と「貸借取引残高(貸借残)」
両者とも、株数ベースで定期的に公表。
「信用取引残高」は証券取引所が毎週第2営業日の夕方(16時半ごろ)に公表。
ポイントは正確なデータであること。
制度信用、一般信用取引、店内食い合い分までも含めた全体の状況だからです。
ただ週末時点の残高が翌週に公表されるので使いづらい面があるというのがデメリット。
一方で「貸借取引残高」。
「証券会社が証券金融会社から信用取引に必要な資金や株券を借り入れること」。
貸借残とは、信用取引全体のうち、証券金融会社が取り扱った分のみのデータ。
だから貸借残は信用取引のすべてではありません。
しかし日々公表されるというのは大きなメリット。
当然ながら信用倍率と貸借倍率は異なりますが、時折ごちゃ混ぜになることも。
言葉の定義をいい加減でなく、厳密にすることは大切です。
投資家さんも、ビギナーもベテランも「わからない」は「わからない」と聞く姿勢が必要でしょう。
場合によって、市場関係者は時折「わかったフリ」でごまかすことが見受けられます。
「わからない」ことは、得てしてそれを持ち出しだ相手もわかっていないのか知れません。
そう考えると、市場は相当意地が悪く疑り深い場所になってしまいますが・・・。

興味深かったのは8日付日経朝刊のコラム「大機小機」。
題して「アベノミクス見直しのとき」。

円安のデメリットも無視できない。
2013年1月以降の円安の影響を単純に試算。
輸出の円安益約66兆円弱。
輸入の円安損約88兆円強。
所得収支の円安益約21兆円弱。
全体で約2兆円の損失。
輸出と海外投資の多い大企業には追い風。
しかし円安の恩恵を受けにくい中小企業と家計と地方経済には逆風だった。
第一の矢は限界でこれ以上の金融緩和は好ましくない。
円安是正は消費増税による消費の落ち込みを支える効果も期待できそうだ。
財政赤字の削減が進んだ今こそ「第二の矢」の財政の出動だ。

以下は今朝の場況。

「米中通商交渉部分合意好感」

週末のNY株式市場で主要株価3指数は3%超の上昇。
トランプ米大統領は米中が「第1段階」の通商合意に達したと発表。
両国の閣僚級通商協議が部分合意。
「両国が基本合意し、貿易戦争の終結に近づいている」とコメント。
これを好感して買い物優勢の展開。
ただ通商協議の部分合意を発表後に「合意が最終的にまとまる前に摩擦が再燃する可能性がある」との懸念が台頭。
高値からは上昇幅を縮小した。
アップルは2.7%の上昇。
週間ではNYダウとNASDAQがともに0.9%高、S&P500が0.6%高。
米中通商協議の進展を受け、7月中旬以来マイナス圏で推移していた3カ月物Tビルと10年債の利回り格差がプラス圏に浮上。
小さな逆イールドは解消した。
FRBは銀行システム内における「潤沢な準備」の確保に向け、月額約600億ドルの財務省証券の買い入れを開始すると発表。
ただ短期金融市場の逼迫に対応する「テクニカル」なもので、金融政策スタンスの変更ではないとした。
10年国債利回りは1.734%。
2年国債利回りは1.597%。
英国が条件などで合意しないままEUを離脱することは避けられるとの観測を受けリスク選好度が回復。
安全資産としてのドル需要が低減しドル円は108円台半ばでの推移。
恐怖と欲望指数は36→42に上昇。

週明けのNY株式市場は小幅反落。
NYダウは29ドル安、NASDAQは8ポイント安。
米中の貿易協議の先行き不透明感からやや売りが優勢。
もっとも米中の部分合意を好感した買いものから上昇した場面もあり方向感に欠ける展開。
過去3日間にNYダウは652ドル上昇、S&P500は2.7%上昇。
売りが出やすい環境だった。
決算発表の佳境を控えて様子もモードも漂った印象。
個別ではスポーツ用品大手のナイキが上場来高値を更新。
アップルは一時、上場来高値を更新したが引けは小幅安。
フェイスブックも下落。
コロンバスデーで債券市場は休場。
株式市場も商いは薄く3市場の売買高は47.3億株と低調(直近20日平均は約68.6億株)だった。
ドル円は108円台半ばで推移。
恐怖と欲望指数は42→43に小幅上昇。

「22000円がまた見られるかも知れない」

週末の日経平均は寄り付き198円高、終値246円高と大幅続伸。
続伸は9月14日以来3週間ぶりのこと。
日足は4日陽線。
こちらは6月11日までの5日続伸以来。
10月3日の436円安で開けたマド(21725→21437円)を埋めた。
25日線(21696円)も回復。
SQ値21842円は一度も上回ることなく残念ながら幻のSQ値。
日経平均は週間では388円上昇。
週足は3週ぶりに陽線。
東証1部の売買代金は2兆1186円と8日ぶりの2兆円超え。
値上がり1231銘柄、値下がり807銘柄。
新高値32銘柄、新安値20銘柄。
騰落レシオは125.94。
NTレシオは13.66。
25日線からは0.5%、200日線からは2.8%のプラスかい離。
サイコロは6勝6敗で5%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.111%。
買い方▲9.893%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方プラス1.274%。
買い方▲17.263%。
空売り比率は47.1%。
空売り規制なし銘柄の比率は7.1%。
日経HVは11.5、日経VIは17.34。
日経平均採用銘柄のPERは12.44倍でEPSは1752円。
PBRは1.09倍でBPSは19998円。
ドル建て日経平均は201.82ドル。

月曜のシカゴ225先物終値は大証日中比45円安の21995円。
高値22110円、安値21880円。
金曜の高値は22240円まであった。
週末のボリンジャーのプラス1σが21997円。
プラス2σが22298円。プラス3σが22599円。
週足の一目均衡の雲の上限(21698円)はクリア。
日足の勝手雲の上限が21886円。
その先の24か月線(21924円)回復が第一歩だ。
月足陽線基準は21885円。
2019年9月月中平均21585円、トピ1579ポイント。
2019年3月月中平均21414.円、トピ1602ポイント。
気学では「吹き売り方針の日。前場高くても後安し」。
水曜は「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送れ」。
木曜は「一方に偏して動く日。足取りについて駆け引き」。
金曜は「前場の足取りに反して動く日」。
先週まで8週連続高の火曜日。
(櫻井)。


「平家物語」巻一にある話。
白河法皇が「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と嘆いたそうです。
「賀茂河の水」は古来氾濫を繰り返す暴れ川として知られていた賀茂川がもたらす水害。
「双六の賽」は盤双六の二つのサイコロが出す「賽の目」のこと。
「山法師」は神輿を担いで都に雪崩れ込み強訴を繰り返した比叡山延暦寺の僧兵のこと。
法皇がこの三つだけはどうしても思うようにならないと愚痴をこぼしたという逸話です。
これが「天下三不如意」。
現代ならさしずめ「株価」というのが加わることでしょう。
「さあ」と思うと急落、「もはや」と思うとスルスルと上がり始めます。
「もうはまだなり、まだはもうなり」の格言がありますが、このリズムが実に人の予想の裏を行ってくれます。
上げは続きませんし、下げも続きません。
しかし人の心はトレンド追随型ですからどうしても意外感を伴った値動きとなってきます。
何事も意のままにできた白河法皇でさえ願いたのですから庶民はさらに嘆かざるを得ないのでしょうか。
言い換えれば人生における幸不幸は予測しがたいという意味の「人間万事塞翁が馬」。
幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやってくるという意味の「禍福は糾える縄の如し」もあります。
コチラの方がより深いかも知れません。
幸福は続きませんし、不幸も続きません。
そうなるとリズムの世界となってきます。


今年もバイオウィーク「2nd Well Aging Society Summit Asia-Japan」が開催されます。

経済産業省では、「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」等を実施。
国内のヘルスケア分野の課題解決に資するベンチャー企業等を発掘、支援してきました。
その中で、超高齢社会への対応につながるユニークで効果的なサービスが見出されました。
この度、世界から有識者や大企業、スタートアップ企業、投資家、官公庁等が一堂に会し、
超高齢社会に対応する世界の取組やソリューションの方向性について論議する国際イベントとして
「2nd Well Aging Society Summit Asia-Japan」を開催します。
一般来場者の募集を開始しますので、お知らせします。

日時:2019年10月16日(水曜日)→日(木曜日)

場所:室町三井ホール&カンファレンス(日本橋室町三井タワー3F)
(東京都中央区日本橋室町3-2-1)

主催:経済産業省、Healthcare Innovation Hub(InnoHub)

共催:内閣官房 健康・医療戦略室、厚生労働省

https://www.meti.go.jp/press/2019/10/20191001005/20191001005.html

さて、今週末は札幌。
10月の台風に悩まされないことを祈りたい気持ちです。

以下は今朝の場況。

「ネガなブルームバーグとポジなFOXの報道に動揺した相場という印象」

週明けのNY株式は3日ぶりの反落。
中国の劉鶴副首相が今週末開催予定の米中協議についてコメントしたとのブルームバーグ報道。
「中国の産業政策や国有企業への補助金削減など構造改革は提案しない」。
この報道から今週後半開催予定の米中貿易協議への不透明感が台頭。
一方で「中国は米国産の農産物やエネルギーの輸入交渉に集中する」とも報じられた。
また米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長はFOXテレビコメント。
「中国が米国産農産物の購入を増やしている。何らかの新しい進展があるかもしれない」
これを受けて積極的に売り込む動きは限られた。
両国が農産物輸入などで部分的に合意し「一段の報復関税を回避できれば世界景気の減速に歯止めがかかる」という期待から買われる場面もあった。
NYダウは一時149ドル安、そして一時82ドル上昇した場面もあった。
ネガなブルームバーグとポジなFOXの報道に動揺した相場という印象。
10年国債利回りは1.562%。2年国債利回りは1.398%。
財務省は今週380億ドルの3年債、240億ドルの10年債、160億ドルの30年債入札を実施。
入札を控え国債価格が下落することはよく見られること。
「入札を控え、株価が下落する中でも国債価格が下落(利回りは上昇)した」という見方だ。
ドル円は107円台前半と5日ぶりの反落。
VIX指数は17.99。
恐怖と欲望指数は32→29に低下。

「先週まで7連勝中の火曜日」

週明けの日経平均株価は寄り付き35円高、終値34円安と日足陰線。
「後場の値動きはわずかに上下33円。
いわば思考停止状態だった」との声がある。
NYダウの300ドル超の上昇を受けたにも拘わらずNY離れでのマイナス。
もっともブルームバーグの米中貿易摩擦のネガ記事一つで変わってしまったのだから舶来信仰は相変わらずの感がある。
東証1部の売買代金は1兆5251億円で9月3日の1兆3874億円以来、約1か月ぶりの低水準。
あの時は陰の極となり3日の4円高からの10連騰となった記憶は新しい。
値上がり銘柄数、ネス下がり銘柄数ともに1015銘柄と同数というのも珍しい。
騰落レシオは131.58(前日130.58)。
NTレシオは13.59倍と低下。
25日線が21544円、75日線が21285円。
200日線は21206円。
25日線からは0.8%のマイナスかい離。
200日線からは0.8%のプラスかい離。
サイコロは6勝6敗で50%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.160%。
買い方▲9.871%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方プラス0.832%と3日連続でのプラス。
週末はプラス1.123%だった。
直近の最高水準は昨年10月29のプラス10.13%。
日経HVは10.8、日経VIは18.15。
日経平均採用銘柄のPERは12.20倍でEPSは1752円。
PBRは1.07倍でBPSは19976円。
ドル建て日経平均は199.99と10月3日以来の200ドル割れ。
ボリンジャーのマイナス1σが21055円。プラス1σが22033円。
一目均衡の雲は23日に白くねじれる。
勝手雲の下限が21306円、上限が21929円で白い雲の中。
こちらは逆に17日に黒くねじれている。
課題は木曜のマド埋め(21725円⇔21437円)。
気学では「良く動く日にして前後場仕成を異にする」。
水曜は「人気に逆行して動く日なり」。
木曜は「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送り」。
金曜は「安値を極めて急伸することあり」。
国慶節明けの上海株高アノマリーに期待したいSQ週の火曜日。
先週まで7連勝中だ。
NY動向より為替動向に左右される状況復活という印象。
(櫻井)。

相場は欲望の集積場。
この議論は全くありません。
相場はそんな下賤なものではないという思い込みのせいでしょうか。
逆に言えばそんなに高級なものではありません。
それでも、形而下的存在を形而上的存在にカモフラージュするために、経済学的な見方をしがちなのが相場。
そして、儲けと損という生臭さを消すために、海外案件を持ち出して、不思議な高級感を醸し出しています。
ここに現場は騙されるのでしょう。
学問チックな横文字という鎧をかぶって武装するから事の本質が見えなくなります。
儲けるために買い方売り方が「形振り構わず何をするのか」。
これを考えることこそ相場の本質に近付く一里塚です。
相場を鎧を被って解釈するのは古今東西のこと。
悪いことにこの国はその舶来の鎧をサイズも合わないのにかぶるから余計に変な世界になってきます。
相場は決して学問ではありません。
しかし人は相場を勉強したがります。
勉強して儲かるなら、学者はみな大金持ちになっているでしょう。
所詮相場は欲望の集積場。
これを忘れてROEだ、ESGだと言っても隔靴掻痒。
重要なのは「儲かるのか」「損するのか」という嗅覚。
そんな曖昧模糊とした相場論では「束脩」を取ることができませんから、もっともらしく材料を持ち出してくるのでしょう。
とはいえ、所詮経済指標と罫線そして需給の域を出るものではありません。
そんな学問チックな鎧を外して裸にして眺めてみればいいだけのこと。
「束脩」を納めるくらいなら自分で考えた方がよほど気が利いています。
強いて言えば相場は「近未来想像学」。
あるいは「近未来創造学」。
学問にしたいならその程度の呼び方をすればいいだけのこと。
儲けること、あるいは損することは後ろめたいから鎧を被っているだけのこと。
株式市場は儲ける場、損をするかもしれない場。
ここをはっきりすれば免罪符だらけの似非学問チックな論調は減っていくことでしょう。

相場は「リズム」と「ハーモニー」と言うことがあります。
リズムは縦軸、ハーモニーは横軸。
いつどれだか動くのかがリズム。
どのセクターや株が動くのかがハーモニー。
そう捉えて考えていけば、楽譜は少し見えてくる筈です。
上げのリズム、下げのリズム、2日、3日、4日、5日のリズム。
あるいは3ヶ月、半年のリズム。
これは自分で見つけられる筈。
人の言葉や解釈はいりません。
そして・・・。
動きの中心が大型株なのか新興株なのか。
あるいは内需なのか輸出関連なのか。
さらにはどのセクターなのか。
どの個別株なのか。
これはハーモニー。
一番響くものと休んでいるもの。
これも教えられなくたって、相場を見ればわかります。
あるいは・・・。
ラグビーはゲインラインを突破してからゴールが近づいてきます。
相場は領地取り合戦=陣取合戦とすれば、売り方は下方の陣地領地取り。
買い方は上方の陣地取り。
罫線チックな上下のゲインラインの突破こそ次のゴールへの一里塚。
株式市場は柔軟な思考が必要な場所。
「かくあらねばならぬ」なんて教訓は一切通用しません。
毎日変化しています。
そこでは柔軟な発想とわかりやすい解釈こそ求められるはず。
リズムとハーモニーと陣取り合戦。
そんなにややこしいとは思わないのですが・・・。
訳のわからない横文字の経済学的修辞よりはまだマシでしょう。

信楽焼のたぬきのように自然体で相場に対処すればよいだけのこと。
因みにあのトトロに似ているタヌキ。
特徴は8つ(笠・目・口元・徳利・通帳・金袋・しっぽ・お腹)。
これを八相縁起というそうです。

笠:身を守る
目:周囲に気を配り正しく物事を見る
口:常に笑顔で商売繁盛
徳利:飲食に困らない徳を持つ
通帳:信用第一に
金袋:金運に恵まれる
しっぽ:太いしっぽは縁起の良い末広がり
お腹:慌てず騒がず、常に冷静沈着、且つ大胆な行動
ちなみにたぬきは「他を抜く」という語呂合わせで商売繁盛の意味。
相場にもつながる気がします。

週末のストボフォーラム東京で投資家さん。
「下がっているときにストボで櫻井さんを見ると安心できて持ち堪えましたられました」。
セーフティネットになれて良かったです。

以下は今朝の場況

「そろって反発」

週明け月末のNY株式は主要3指数そろって反発。
「米国市場に上場している中国企業の上場廃止を米政権が検討している」との先週の報道を米財務省広報官が否定。
ナバロ米大統領補佐官は「報道の内容の半分以上がフェイクニュース」と指摘。
「投資家心理が改善し買いが膨らんだ」との解釈だ。
NYダウは一時170ドル超上昇した場面もあったが引けにかけて上昇幅を縮小。
引け味はあまり良くない印象。
中国政府高官が米中の閣僚級協議を10月第2週に開くとコメント。
協議進展への期待が強まったことも買い安心感につながったという。
月末や期末で機関投資家が運用成績を良くみせる「お化粧買い」を入れたとの指摘もあるが真偽は定かでない。
JPモルガンがリポートで「iPhone」の出荷見通しを引き上げたことを好感しアップルが上昇。
ダウ上昇寄与度は約35ドル。
マイクロソフトも買われた。
シカゴ購買部協会景気指数(PMI、季節調整済み)は前月から3.3ポイント低下し47.1で着地。
景気の拡大と縮小の境界である50を2カ月ぶりに下回り市場予測(50.5)も下回った。
7月の44.4ほどは落ち込まなかったが2015年以降で2番目の低水準。
7~9月の3カ月平均では47.3。
09年7~9月以来10年ぶりの低水準。
債券は株高で一時売られたもののシカゴ購買部協会PMIの悪化から買い優勢となった。
10年国債利回りは1.666%水準。
2年国債利回りは1.625%水準。
ドル円は107円台後半。
ユーロは対ドルで一時2年半ぶりの安値まで売られた。
恐怖と欲望指数は52→54に上昇。

「4日ぶりの日足陽線が欲しい」

月末の日経平均株価は寄り付き85円安、一時200円以上の下落があって大引け123円安。
日足は陰線3本。
「下ヒゲをつけているから底堅く見える」という声もある。
月足は陽線。
終値ベースで8月末に比べて1051円(5.1%)高、3月末比では550円(2.6%)高。
逆に安値は21666円まであり9月19日高値22255円からは500円以上の下落。
「日経平均構成銘柄の入れ替えで指数連動で運用する投資家から採用銘柄全体に売り圧力がかかる」。
そんな見方もあったが大引けにかけて下落幅は縮小した。
東証1部の売買代金は2兆3371億円。
値上がり465銘柄、値下がり1624銘柄。
新高値39銘柄、新安値20銘柄。
騰落レシオは125.38。
26週線(21386円)、52週線(21372円)、13週線(21332円)。
25日線(21327円)と21300円台に節目が集中している。
しかしサポートとはいえまだ下だ。
25日線からは2.0%、200日線からは2.5%のプラスかい離。
NTレシオは13.70倍。
サイコロは8勝4敗で66.7%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.2622%。
買い方▲9.718%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.820%。
買い方▲14.986%。
空売り比率は46.7%で135日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は8.2%。
日経HVは11.5、日経VIは17.35。
東証REIT指数は4日ぶりに反落。
日経平均採用銘柄のPERは12.29倍でEPSは1770円。
PBRは1.08倍でBPSは20144円。
シカゴ225先物終値は大証日中比105円高の21865円。
高値21875円、安値21655円。
25日線は21327円。
75日は21253円。
200日線は21223円。
75日と200日はと微かに下向き。
6カ月線(21373円)と12ヶ月線(21324円)はGC。
24か月線21938円復活が欲しい。
月足の勝手雲の上限はしばらく21698円。
ボリンジャ─のプラス1σが21972円。
配当落ち分を早々に埋める為には22048円が必要だ。
気学では「前日高かりし時は反落する日」。
水曜は「弱含みの日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
木曜は「案外高き日なり。逆に安き時は翌日高し」。
金曜は「初め高いと後安の日。逆の時は見送れ」。
気学の10月は「保合い後乱高下するも下旬途転売り。戻ったらさらに売れ」と良くない。
3月末日経平均は21205円。
4月始値は21500円。
課題は8時50分発表予定の日銀短観。
大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はプラス2と3期連続の悪化予想。
そして消費税率10%への引き上げを市場がどう消化するかも見逃せない。
4日ぶりの日足陽線が欲しい。
(櫻井)。

応える

櫻井 英明

2019/09/24 07:11

Ae85a434 0528 4092 acd2 591fd4d2e3c3 castphoto11 sakurai
世界の株式市場は壮大な誤解と錯覚を続けているのかも知れません。
それは低金利と自国通貨安が自国株高をもたらすという期待感です。
まずは人類初のマイナスにまで突入した低金利。
トランプ大統領は0.5%の引き下げをしなかったパウエル議長を「しくじった」と罵倒。
市場も「必要に応じて積極的な措置を取る」という曖昧模糊とした発言に反応。
ないものねだりの金利低下に希望をつないだ株式市場という印象です。
しかし低金利は本当に株高なのでしょうか。
このところの日米株を見ていると、金利上昇局面での株高という気がしてなりません。
市場が望んでいる金利低下は実は株安になるという側面は指摘されませんが最近の現実。
となると、もう金利で株式を云々する伝統的相場思考は過去の異物なのかも知れません。
安全資産としての債券と位置づけも怪しくなってきました。
マイナス金利の債券を買うという行為はどう考えてもキャピタルゲイン狙いのババ抜きゲーム。
インカムではなく値上がり期待の債券投資というのは株式投資とリスクは一緒でしょう。
債券だから安全という神話は崩壊。
しかし市場は相変わらず債券思考の世界。
これはどこかでバブル崩壊として間違いなく破綻する筈です。
「無リスク資産、リスク資産という区分けは意味をなさない」という声も聞こえてきました。
IMFが指摘しているように、世界の貯蓄と投資の差額は2004年以降貯蓄超過。
その差額は4.6兆ドル(500兆円)との試算。
これは機関投資家でも法人でも個人でも一緒でしょう。
「個人消費の拡大のために経済政策が必要だ」と言う多くの市場関係者。
しかし消費が拡大しないのは貯蓄思考だけでなく「買いたいものがない」という現実。
もう先進国は満ち足りているというのが現状なのでしょう。
新製品・新技術・新サービスが登場すれば、積もりに積もったマネーは一気に消費に向かうはず。
ここの論点はほとんどありません。
政府を攻めるのではなく、新業態を演出しえない企業を鼓舞するべきだと思います。
興味深い指摘は「財政リスクは金利低下材料」。
財政赤字拡大は金利急騰を招くというのが定説。
しかし現実は財政赤字拡大は中央銀行の国債買い入れ策などで金利低下要因となっているのが現実。
その代表が日本。
GDPの2倍以上の借金があっても金利はマイナス。
円は安全資産として買われます。
これ以上の喜劇はないでしょう。
「金利は経済成長率と時間選考率の和。
今の消費と未来の消費のどちらを重視するのか」という指摘もありました。
時間選考率が低く将来を重視するから金利は低下というのは理解できる。
先週の日経「大機小機」では「円高恐怖症を考える」。
結論は「円高を恐るのはもっぱら旧来の国内生産・輸出型の企業を前提としたもの。
時代の流れに逆行するものだと言える」。
自国通貨が売られて繁栄した国は歴史上ありません。
自国通貨が売られて零落した国家はいくつもありました。
そう考えると、30年来の円安待望論はそろそろ影をひそめるべき時なのかも知れません。
昭和バブルは円高とカネ余りとともにやってきたのが歴史でもあります。


9月2日の日刊ゲンダイの見出しは「9月相場の出足は間違いなく好調! そんな声が兜町界隈から漏れてくる」。

「とてつもない相場ジンクスがあるのです。
過去10年間を振り返ると、株価上昇は実に100%です。
10勝0敗のジンクスです」(市場関係者)
「ヒジュラ暦の1月1日以降、決まって株価は上昇傾向を見せるのです。
10営業日後との比較では過去10年間、負けなしの上昇です。
昨年は日経平均が2万2604円から2万4120円に上がりました」(株式アナリストの櫻井英明氏)
昨年の上昇率は6. 7%になる。
17年は1.9%、16年は2.2の上昇率だった。
「あくまでアノマリー(合理的には説明のつかない経験則)ですが、今年も上昇するとみています。
日経平均2万2000円を期待します」(櫻井英明氏)。
イスラムの暦はヒジュラ暦。
太陰暦で1か月が29日の小の月と30日の大の月をおおむね交互に繰り返します。
従って1年はおおむね354日。
1年毎に約11日太陽暦とずれます。
しかも閏月がなく太陽暦とあわせることをしません。
このヒジュラ暦のアノマリーは「正月の株高」。
新年初日前後からの株価上昇傾向がみられるというアノマリー。
以下は過去10年の新年から10日間のパフォーマンス経緯。
2018年9月11日~日経平均6.7%
2017年9月21日日経平均株価1.4%
2016年10月2日~日経平均1.1% 
2015年10月15日~日経平均3.0%
2014年10月25日~日経平均10.3%
2013年11月5日~日経平均6.6%
2012年11月15日~日経平均5.4%
2011年11月27日~日経平均6.2%
2010年12月8日~日経平均1.4%
2009年12月18日~日経平均5.1%

こう見ると正月は師走→霜月→神無月→長月と前倒しになってきました。
だから例年秋にやってくる下落が夏の終わりに始まったという思考もアリでしょう。
因みに今年の新年は9月1日でした。
日経平均は20620円→21988円。
6.6%の上昇でした。
NYダウは26118ドル→27219ドル。
4.2%の上昇でした。
来年のヒジュラ歴の新年は8月20日です。

以下は今朝の場況。

「方向感に欠ける展開」

週末のNY株式市場は大幅下落。
中国代表団がモンタナ州の農家への視察を取りやめたことから米中通商交渉への期待感が後退。
トランプ大統領は「国は完全な形での合意を求めており、部分的な合意ではない。
中国は先週、米農産物の購入を再開し、購入規模は非常に大きい。
しかし、私が求めているのはより大きな合意だ」とコメント。
傍から見ればすれ違いの印象だ。
ネットフリックス、ザイリンクスなどが下落。
先物決済の週末だったことから3市場の売買高は98億株と急増。
10年国債利回りは1.721%。
2年国債利回りは1.687%。
年末までにあと1回の利下げが実施される確率は63%。
ドル円は107円台半ば。
週明けのNYダウは14ドル高の26949ドルと3日ぶりの小幅反発。
製造業PMI速報値は51.0と8月(50.3)から回復した。
サービス業PMIも小幅改善。
「ユーロ圏の9月のPMIは落ち込んだが、米景気が底堅さを保っているとの安心感につながった」との解釈だ。
売りが先行の展開でNYダウは100ドルあまり下落した場面もあった。
前週末に中国の代表団が農場視察を中止して帰国すると報じられていたことも警戒された。
ただ帰国の理由は米側の事情との報道もある。
NASDAQは続落。
フェイスブックの下落が影響した格好。
「引き続き不透明感が強いものの新たな売り材料もなく方向感に欠く展開」という見方だ。
NY連銀は短期金融市場に657.5億ドルの資金を供給。
資金供給は5日連続。
供給枠は750億ドルだったが応札額が4日ぶりに供給枠を下回った。
短期金利が上昇しやすくなっており市場に潤沢な資金を供給して上昇を抑える意図だ。
NY連銀は10月10日まで資金供給を続ける予定。
10年国債利回りは1.72%。
ドイツ10年国債の利回り低下がやや影響した場面もあった。
2年国債利回りは1.68%。
ドル円は107.54円。
円は対ユーロで4日続伸。

「形は悪くない」

週末の日経平均株価は寄り付き86円高、一時160円高まであった大引け34円高。
日足は3日連続陰線ながら小幅続伸。
朝方の買い一巡後は3連休控えでの様子見モードで伸び悩み。
「失速で10連騰の反動調整」という声もある。
「8月は急落、9月は急騰と真逆の流れ。月替わりで地合いが一変する可能性に警戒」という見方もある。
日経平均は週間では90円上昇。
週足は5週連続陽線。
月足陽線基準は20620円。
日経ジャスダック平均は11連騰。
東証1部の売買代金は2兆7700億円。
FTSEの採用銘柄入替で商いは膨らんだ。
値上がり1157銘柄。値下がり886銘柄。
新高値141銘柄、新安値1銘柄。
騰落レシオは136.34まで上昇。
SQ値21981円に対しては4勝1敗。
NTレシオは13.66。
25日線からは4.9%、200日線からは4.0%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.212%。
買い方▲9.035%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.833%。
買い方▲16.470%。
空売り比率は41.9%で130日連続40%超。空売り規制なし銘柄の比率は5.5%と低下。
日経平均採用銘柄ののPERは12.54倍でEPSは1760円。
PBRは1.10倍でBPSは20071円。
ドル建て日経平均は204.66ドル。
シカゴ225先物終値は大証日中比125円安の21785円。
週末の225先物大証夜間取引終値は日中比120円安の21790円。
75日線はあと2,3日で200日線を上抜く。
25日線もあと4、5日で75日線と200日線を上抜く。
形は依然悪くない。
実現すれは8月9日以来のことだになる。
先週末段階でボリンジャーのプラス2σが22266円、プラス3σが22874円。
気学では「変化日にして大動きする。波動につけ」。
水曜は「偏して動く日。寄り後の足取りに注意せよ」。
木曜は「波乱激しく人気に逆行して動く日なり」。
金曜は「目先のポイントをつくる注意日」。 
(櫻井)。

川柳も

櫻井 英明

2019/09/17 07:10

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市場には2種類の人間がいるようです。
常識人と自由人。
常識人は過去の呪縛から離れることは滅多にありません。
「25日線から5%のプラスかい離。ボリンジャーのプラス3σは限界だ。
サイコロの10勝2敗だって滅多にあることではない」。
株価は過去の延長線上にありそのトレンドから脱却することはないと信じる傾向。
どういうわけかこういう弱気の限界説は知的に聞こえるから不思議なもの。
目先的にはともかくとして長い目で見ればあたっていることも多いようです。
滅多に結論を出さず、ハズレているようで当たっているような雰囲気を醸し出すこともあります。
だから恨まれませんが話はあまり面白くないようです。
一方、自由人は荒唐無稽。
「2年前は10月にかけて16連騰があった。
今年も可能性はある。
裁定売り残の2兆円は異常だ。
金利が上がっているからこそ株が上昇する」。
過去の因習にはとらわれないで現実を直視する傾向。
誰も持ち出さないような材料で株価の上昇下落をはっきりと予言することが多いようです。
他人に迎合しないことが多いので当たった時は妬まれますし外れると恨まれます。
どちらの路線が正しいのかの結論はありません
ただ、常識人よりも自由人の方が相場に対する覚悟の度合いが高いという気がしないでもありません。

ところで・・・。
「Aさんの強気の株価見通しのおかげで沢山儲かった」。
というケースと「Bさんの弱気の警戒感のおかげで大損をしなくて済んだ」。
とちらが感謝されるのでしょうか。
どうもAさんではなく、Bさんのような気がします。
儲かった時に人は感謝など滅多にしないもの。
また強気のコメントの先で株価が下落することも多いもの。
人は反対の動きは覚えていがちなものでもあります。
一方でBさんは滅多に強気にはならないもの。
何かと弱気を言い続けるから、どこかでは当たるハズ。
株高の時はナリを潜めて静かにしていればいずれハズレは通り過ぎることも多いでしょう。
弱気がハズレても、意外と恨まれないから面白いものです。
得てして弱気はハッキリとものを言わないことが多いので、ハズレても記憶に残らないという側面もあるのかも知れません。
得な存在でもあります。
だから、市場関係者が弱気になっていく訳でもないのでしょうが・・・。

Quick調査の9月6日時点の信用評価損率は▲15.15%。
空売り比率は44.5%で124日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は9.4%と高い。
前週は▲15.93%だったから2週ぶりに改善。
9月6日時点の裁定買い残は1165億円減の3721億円と4週ぶりの改善。
当限は1333億円減の2923億円。
翌限以降は168億円増の797億円。
同裁定売り残は1282億円増の2兆666億円と8週連続の増加。
当限は924億円増の1兆6522億円。
翌限以降は356億円増の4143億円。
売り残は過去最高を更新。
買い残は東日本大震災翌週のレベルまで低下。

「本降りになって出て行く雨宿り」
「幽霊と相場は寂しい方に出る」
「分析も、いざとなったら、思惑に」
「塩漬けの カブがそろそろ 食べごろに」
「当たり屋といわれる頃から曲り出し」
「講釈師、見て来たような嘘をつき」
「辛抱が身を亡ぼした引かれ玉」
「相場師の舌を閻魔は持てあまし」
「保合えば保合ったで愚痴になり」
「曲がり屋の逆を張ったらまた曲がり」

以下は今朝の場況。

「ややリスクオフ」

週末のNYダウは昨年5月以来の8日続伸。
一方NASDAQとS&P500は反落。
ゴールドマンによる目標株価引き下げが嫌気されたアップルが足を引っ張った。
米小売売上高は前月比0.4%増と市場予想の0.2%増を上回って着地。
個人消費が底堅いことを示した。
主要株価3指数はそろって3週連続上昇。
市場の関心はFOMCという格好。
国債利回りは5日連続の上昇(価格は下落)。
10年債利回りと2年債利回りは6週ぶり。
30年債利回りは5週ぶりの高水準。
週間の上昇幅は10年債利回りが2013年6月以来、30年債利回りは16年11月以来の大きさ。
2年債利回りの週間上昇幅は09年6月以降で最大だった。
8月の輸入物価は前月比0.5%下落。
ドル円は108円台前半。
恐怖と欲望指数は68ポイントに上昇。
FT100は4日続伸。DAXは8日続伸、CACは4日続伸。

週明けのNYダウは142ドル安の20076ドルと9日ぶりの反落。
サウジアラビアの石油施設が14日に無人機の攻撃を受け供給への懸念で原油先物相場が急伸。
「企業の生産などのコスト増や個人消費の減退を懸念した売りが優勢」との解釈だ。
日用品セクターや小売りセクターなどが軟調。
金利低下を受けて金融セクターも売られた。
下落幅は一時200ドルに迫る場面もあった。
中国政府が16日発表した8月の工業生産の伸びはリーマン・ショック直後以来の低水準。
中国関連とされる3Mキャタピラーが下落。
一方原油高を反映してエネルギーセクターは上昇。
「地政学リスクが高まり、センチメントはリスクオフへとシフトした」という声が聞こえる。
長期債相場は9営業日ぶりに反発。
表面利率1.625%の10年物国債利回りは前週末比0.05%低い(価格は高い)1.84%。
2年物国債相場は3日ぶりに反発し1.76%。
ドル円は108円台前半。
原油価格は一時約20%上昇。
その後は各国が緊急備蓄を放出する用意を示したことで急騰は緩和。
恐怖と欲望指数は68→67に低下。


「気学の後場不二高を見る日に期待」

    
週末の日経平均株価は寄り付き148円高、終値228円高。
「上げの日」のアノマリーは成立。
一目均衡の雲の黒いねじれと勝手雲の白いねじれは勝手雲に分があった。
終値ベ―スでは4月26日以来4カ月半ぶりの高値で令和の最高値。
ザラバは一時22019円まで上昇し5月7日以来の22000円台を回復した場面もあった。
9日続伸は2017年10月2日→24日の16連騰以来、約2年ぶり。
9日続伸での上昇幅は1368円となった。
米中貿易協議の進展期待が高まっているうえ、米国で中間層への減税政策など新たな景気刺激策の観測が浮上。
ECBが3年半ぶりの金融緩和に踏み切り円安・ドル高が進んだことも追い風。
SQ値21981円09銭を終値で上回りSQ値が幻でなく強いサインとなった。
TOPIXは7日続伸。
東証1部の売買代金は3兆3348億円で今年最大。
値上がり1555銘柄。値下がり527銘柄。
新高値106銘柄(前日113銘柄)、新安値5銘柄(前日4銘柄)。
騰落レシオは124.04。
日経平均は週間で788円の上昇。
週足は4週連続陽線。
NT倍率は13.66倍。
25日線(20816円)からは5.4%、200日線(21213円)からは3.7%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.979%。
買い方▲9.392%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.162%。
買い方▲18.364%。
空売り比率は47.0%。
126日連続40%超。
規制なし銘柄の比率は12.3%と上昇。
日経HVは14.2、日経VIは16.31。
日経平均採用銘柄のPERは12.51倍でEPSは1757円。
PBRは1.10倍でBPSは19989円。
益回りは8.06%→7.99%に低下。
ドル建て日経平均は204.48。
3日連続の200ポイント台キープ。
週末の225先物大証夜間取引終値は日中比80円高の21880円。
シカゴ225先物終値は大証日中比55円安の21745円。
高値21805円、安値21625円。
13週線(21221円)、26週線(21331円)、52週線(21475円)は大きく上抜けた。
24か月線(21943円)も5カ月ぶりに回復。
週足の一目均衡の雲の上限(21698円)も5週間ぶりに回復。
週足のボリンジャーのプラス2σが22152円、プラス3σが22617円。
日足のボリンジャーのプラス3σが22176円。
200日線が微かに上向いたのは強いサイン。
200日線の上向きは昨年10月11日以来ほぼ1年ぶりだ。
5月7日のマド(21875円)を埋めその先は4月15日のマド(22102円)。
4月24日高値は22362円だ。
「1噴き3ヶ月で3000円」なんて言葉も登場してこようか。
気学では「後場、不二高をみる日。押し目かい良し」。
水曜は「上放れ売り突っ込み買いの逆張り方針で駆け引きせよ」。
木曜は「半か注意日。後場の足取りに注意肝要」。
金曜は「下放れると後場は戻す日。悪目買い方針」。
(櫻井)。