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Market Overview

 18日の東京市場は日経平均が2万666円07銭(△263.80)、TOPIXは1557.59(△14.39)。
 前日の米国市場は3指数とも上昇。東京市場は日経平均が70円高でスタート。前日までの続落の反動に加え、為替相場が1ドル=109円30銭付近の円安に振れたことを好感し、株式市場も上げ幅を拡大。中国市場も堅調に推移し、東京も高値安定でした。
 東証1部売買高は11億5095万株、売買代金は2兆1529万円。値上がり銘柄数は1538、値下がり銘柄数は525、変わらずは65。TOPIX業種別騰落率は、紙パルプ、精密以外の31業種が上昇。上昇率上位は、不動産、海運、建設、非鉄、農林水産など。
 個別銘柄では、三井不動産、三菱地所など不動産が堅調。住友鉱山、DOWAなど非鉄株も買われました。半面、サンドラッグ、ポプラなど小売の一角も冴えず。

 液晶や太陽電池関連の画像検査装置を製造しているクボテック(7709)が3連騰した。前日のストップ高の余勢を駆って、本日も一時ストップ高寸前の前日比79円高の429円まで上昇する動きとなった。午後0時58分現在、同51円(14.57%)高の401円と東証1部の値上がり率3位で推移している。 
 特に個別で新規の好材料が出たわけではない。動意前の15日終値218円からわずか3営業日で株価は約2倍と大化けした。17日から日証金の貸し株申し込み制限の対象となっているが、一部では大口資金の流入も観測されており、「買いが買いを呼ぶ」需給相場の様相となっている。もともと短期急騰癖のある銘柄だけに、投機的な資金が値動きの軽さに飛び乗った格好となっている。

 印刷・出版併営で業務用LED事業も展開している廣済堂(7868)が急反発した。朝方から値付かずの展開となる中、午後0時49分現在、制限値幅上限の前日比80円(19.09%)高の499円ストップ高買い気配で推移している。 
 17日に米ペインキャピタル系ファンドがMBO(経営陣による自社買収)の一環としてTOB(株式公開買付)を実施すると発表し、買い材料視された。MBOに関し、当社では賛同する意見と株主に対し同公開買付への応募を推奨することを決議した。TOB価格610円で、17日終値419円に対し45.5%のプレミアムが付いたため、TOB価格にサヤ寄せする動きとなった。買付期間は本日18日から3月1日まで。TOB成立後に当社株は上場廃止となる。

 石油精製・石油化学プラント用の内部装置や取水用スクリーン、水処理装置などを手掛けているジャスダックのナガオカ(6239)が急騰した。朝方から値付かずの展開となる中、午後0時36分現在、制限値幅上限の前日比100円(14.99%)高の767円ストップ高買い気配で推移している。 
 17日に欧州からの大口案件受注を発表し、買い材料視された。受注したのは石油精製や石油化学、肥料などのプラントの心臓部に当たる反応塔内で、原料の原油や天然ガスの反応、抽出、分離を行う触媒をサポートする内部装置のスクリーン・インターナル。プラスチックの原料のプロピレンの需要増が見込まれることから、欧州でプロピレン・プラントの新設計画があり、プロセス・ライセンスを保有する米UOP社の認証メーカーとしての実績が評価されたとしている。受注金額は1117万ユーロ(約14億4700万円)。契約納期は2020年11月。20年6月期から製造に着手するため、19年6月期の業績への影響はない。

 山形と仙台を本拠にする洋菓子メーカーでジャスダック上場のシベール(2228)が急落した。朝方から値付かずのまま推移し、午後0時33分現在、制限値幅いっぱいの前日比300円(22.56%)安の1030円ストップ安売り気配で推移している。 
 17日に山形地方裁判所に民事再生手続き開始の申し立てを行い受理されたと発表し、売り材料視された。東証が同日付で整理銘柄に指定。2月18日に上場廃止となることから、投資家・株主から処分売りが出ている。負債総額は19億6298万円。2018年8月期まで3期連続で営業損失を計上しており、手持ち資金では債務の弁済が困難な状況にあった。これまで決算短信には「継続前提に重要事象」の記載があった。