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【個別株】不二越が半年ぶり5000円台回復、1Q決算発表受け買い戻しも

2019/04/15

工具やベアリング、産業用ロボットなどを幅広く手がける不二越(6474)が買い先行で大幅反発。年初来高値を更新して2018年10月18日以来およそ半年ぶりに5000円台を回復しており、午前9時35分現在では前週末比440円(9.3%)高の5170円で取引されている。

 12日の通常取引終了後に発表した今2019年11月期の第1四半期(18年12月~19年2月期)連結決算は2ケタ営業減益だったが株価はすでに織り込んでいたとみられ、悪材料出尽くし感からの見直し買いが流入。カラ売りの買い戻しも巻き込んで上値を試す展開となっている。同期の売上高は610億4600万円(前年同期比1%増)営業利益が34億2600万円(同12%減)だった。原材料価格やエネルギーコストの上昇に加え、人件費等が利益を圧迫した。売上高2600億円(前期比3%増)、営業利益170億円(同11%増)などの通期予想は変えておらず、同利益の進捗率は約20%と低い。しかし、株価は18年12月25日に3545円まで売り込まれた過程でこれを織り込んでいたとみられる。直近の個別信用残動向で信用倍率が0.32倍と大幅な売り残超過の状況にあり、11日の日証金ベースでは10銭の逆日歩もついていた。10連休の接近もあり売り方が損失確定のために買い戻す動きもあるようだ。