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【個別株】任天堂は売り先行、今3月期の最終減益予想受け失望売り増加

2019/04/26

任天堂(7974)は売り先行で3日ぶりに反落。午前9時37分現在では前日比1300円(3.37%)安の3721円で推移しており、売買代金は東証の個別銘柄でトップとなっている。

 25日の通常取引終了後に発表した前2019年3月期連結決算は予想から上振れ着地したが、同時に公表した今2020年3月期の業績予想が事前の市場予想を大きく下回っていたことが外国人や個人投資家などからの失望売りを誘発している。前期は売上高が前の期13.7%増の1兆2005億円(前期比14%増)、当期純利益が同39.0%増の1940億円だった。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売台数は12.7%増の1695万台で、ソフトウェアの販売は86.7%増の1億1855万本。海外売上高比率77.9%となった。今期について会社側は売上高1兆2500億円(前期比4.1%増)、当期純利益2600億円(同7.2%減)と最終減益を見込む。同利益はアナリスト予想の平均値を3割ほど下回る水準となっている。

 また、きょうの寄り付き前には中国のテンセントと「スイッチ」の中国での発売に向けて共同で取り組んでいることを正式発表したが、この第一報を手掛かりに19日に急騰していた経緯もあり、現段階での収益への寄与が未知数であることもあって反応は限定的となっている。