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【個別株】NECは2年5カ月ぶり高値を連日更新、業績回復評価の買い続く

2019/05/27

NEC(6701)は3日続伸の動きで2015年12月以来およそ2年5カ月ぶりの高値を連日で更新。午前9時57分時点では前週末比120円(3.0%)高の4110円で取引されている。

 とくに新規の買い材料が出たわけではないが、このところ足元の業績回復を評価した国内機関投資家や外国人などの買いが断続的に流入して短期の戻り待ちの売り物を吸収。上値を試す展開となっている。今2020年3月期の連結業績について会社側では売上高2兆9500億円(前期比1.3%増)、営業利益1100億円(同88.1%増)を見込み、年間配当は20円増の60円とする計画。人員削減や拠点再編などの構造改革はすでに一巡しており、その効果で国内事業全般に採算が改善するほか、グローバル事業も黒字化する見通し。配当については08年3月期以来、12年ぶりに中間配当(30円)を実施する計画で、これを「名門復活」の象徴的な動きとして見直す動きもあるもよう。中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)に対する米国の事実上の禁輸措置を受け、一部には日本国内での代替需要に期待する投資家もいるようだ。