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米株急反騰、日経25日線超え 米政府高官「貿易戦争」を否定

2018/04/05

 5日の東京市場は日経平均が2万1645円42銭(△325.87)、TOPIXは1724.61(△18.48)、日経平均先物6月限は2万1650円(△310)。
 前日の米市場では米中貿易摩擦に対する悲観と楽観が交錯。NYダウは510ドル安したあと急反騰し、230ドル高で終えました。クドロー国家経済会議委員長が貿易戦争の可能性を強く否定したことがポジティブにとられたようです。
 米株高を好感した東京市場は日経平均が222円高でスタート。幅広く買われ、後場には一時418円高。足元で上値抵抗となっていた25日線(2万1398円)を上抜き、5日線(2万1420円)と25日線とのゴールデンクロスが示現しました。
 東証1部売買高は15億4778万株、売買代金は2兆6536億円。値上がり銘柄数は1327、値下がり銘柄数は677、変わらずは77。TOPIX業種別騰落率は、精密、不動産、銀行、陸運、薬品など28業種が上昇。非鉄、鉄鋼、農林水産、海運、電気ガスの5業種が下落。
 個別銘柄では、トヨタ、三菱UFJ、NTTなど主力の大型株に買いが先行。ファストリも前日に続いて買われ、日経平均を48円押し上げました。値上がり率上位は、ヴィンクス、サイバーコム、シンニッタン、鎌倉新書など。
 半面、新日鉄住金、三菱マテ、住友鉱山など鉄鋼・非鉄の一角が弱含み。前日売られた昭和電工、東海カーボンも続落。値下がり率上位は、マネックスG、ネクステージ、日鉄鉱業、トナミHDなど。
 米中摩擦関連では、中国が米国からの航空機輸入に追加関税を発表し、ボーイング関連の東邦チタニウム、大阪チタニウムが大幅安。一方、米国産牛肉への追加関税では、中国による牛肉消費の減少と、それに伴う国際市場への供給増が見込まれ、牛肉を輸入するペッパーフード、吉野家などが買われました。